JPS6119162Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6119162Y2 JPS6119162Y2 JP1981068842U JP6884281U JPS6119162Y2 JP S6119162 Y2 JPS6119162 Y2 JP S6119162Y2 JP 1981068842 U JP1981068842 U JP 1981068842U JP 6884281 U JP6884281 U JP 6884281U JP S6119162 Y2 JPS6119162 Y2 JP S6119162Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- winding
- winding shaft
- shaft
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 61
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 8
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/14—Measures for saving energy, e.g. in green houses
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、長尺なフイルムシートやシートを巻
取り巻戻しするためのフイルム巻取装置に関する
ものである。
取り巻戻しするためのフイルム巻取装置に関する
ものである。
一般に、温室等の保温や遮光の目的のために室
内に張設されるフイルム、シートは長尺かつ幅広
であり、これを巻取り巻戻して開閉するための巻
取軸も長尺なものとなる。
内に張設されるフイルム、シートは長尺かつ幅広
であり、これを巻取り巻戻して開閉するための巻
取軸も長尺なものとなる。
而して、この巻取軸の両端部以外に中間部を支
持する必要が生じるが、ロール状巻取部の径の変
化に適応する軸受が必要となる。
持する必要が生じるが、ロール状巻取部の径の変
化に適応する軸受が必要となる。
また、幅拡のフイルム、シートを巻取軸に巻取
る際フイルムやシートを保持したまま巻取ること
が困難であり、該フイルム等に皺が生じ、それを
そのまま巻取ると皺の部分が大径となり幅方向に
おける巻取速度が変化し、そのため更に多くの皺
が形成される結果を招いていた。
る際フイルムやシートを保持したまま巻取ること
が困難であり、該フイルム等に皺が生じ、それを
そのまま巻取ると皺の部分が大径となり幅方向に
おける巻取速度が変化し、そのため更に多くの皺
が形成される結果を招いていた。
本考案は、上記のような欠点を解消するために
提案されたものであり、その目的は、ロール状巻
取部の径の変化があつても巻取軸を回転自在に支
持し、巻戻しの際にロール状部のフイルムの弛み
部が繰出口部を上下反転可能に取付けることがで
きるような軸受を有し、巻取軸に形成した大径部
と小径部によりフイルムに皺が生じるのを防ぎ平
滑に巻取り巻戻しができるフイルム巻取装置を提
供することにある。
提案されたものであり、その目的は、ロール状巻
取部の径の変化があつても巻取軸を回転自在に支
持し、巻戻しの際にロール状部のフイルムの弛み
部が繰出口部を上下反転可能に取付けることがで
きるような軸受を有し、巻取軸に形成した大径部
と小径部によりフイルムに皺が生じるのを防ぎ平
滑に巻取り巻戻しができるフイルム巻取装置を提
供することにある。
上記目的は、「間隔を置いて膨隆部を形成して
大径部と小径部とが交互に設けられた巻取軸と、
該巻取軸の正逆回転駆動をするための駆動装置
と、フイルムを上記巻取軸に巻取つた状態で遊嵌
挿通し得る内寸の軸受孔とフイルム繰出口部とを
有し、上記軸受孔の内周に沿て複数個の支持ロー
ラが列設され、該支持ローラを回転自在に支持す
る軸受フレームを配備し、上記繰出口の外端側方
にフイルム案内ローラを設けてなる軸受と、から
なるフイルム巻取装置」によつて達成される。
大径部と小径部とが交互に設けられた巻取軸と、
該巻取軸の正逆回転駆動をするための駆動装置
と、フイルムを上記巻取軸に巻取つた状態で遊嵌
挿通し得る内寸の軸受孔とフイルム繰出口部とを
有し、上記軸受孔の内周に沿て複数個の支持ロー
ラが列設され、該支持ローラを回転自在に支持す
る軸受フレームを配備し、上記繰出口の外端側方
にフイルム案内ローラを設けてなる軸受と、から
なるフイルム巻取装置」によつて達成される。
次に、本考案を図面に示された実施例に従つて
更に詳しく説明することとする。
更に詳しく説明することとする。
1は温室等の骨組の側壁フレーム、2は温室側
壁に沿て水平に架設された巻取軸であり、駆動装
置M1によりフイルム巻取方向に回転付勢され
る。
壁に沿て水平に架設された巻取軸であり、駆動装
置M1によりフイルム巻取方向に回転付勢され
る。
3は温室等の室内に水平又は傾斜して両設され
る仕切カーテン又は、フイルムであり、その基端
縁は上記巻取軸2に固着されてロール状に巻取り
可能とされ、その移動端縁は任意の牽引機構によ
り閉成方向に引張付勢される。牽引機構として例
えば、駆動装置M2により回転されるドラム41
にワイヤ42の一端を巻回固定し、他端をフイル
ム3の移動端縁に固着したものが用いられる。
る仕切カーテン又は、フイルムであり、その基端
縁は上記巻取軸2に固着されてロール状に巻取り
可能とされ、その移動端縁は任意の牽引機構によ
り閉成方向に引張付勢される。牽引機構として例
えば、駆動装置M2により回転されるドラム41
にワイヤ42の一端を巻回固定し、他端をフイル
ム3の移動端縁に固着したものが用いられる。
5は軸受本体、6は取付金具である。
51a,51bは2枚一対の側面板であり、所
定の間隔で平行に対面して固定されて軸受フレー
ムを構成している。
定の間隔で平行に対面して固定されて軸受フレー
ムを構成している。
而して、該側面板51a,51bの中央部分
は、フイルム3をロール状に巻取つた状態の巻取
軸2を遊嵌挿通し得る内寸の軸受孔52を形成し
ている。53は該側面板51a,51bの要所に
設けたフイルム繰出口部である。54は上記軸受
孔52の内周に沿つて列設された複数個の支持ロ
ーラであり、両側面板51a,51b間に橋架固
設した軸ピン55によりそれぞれ回転フリーに軸
支されている。54aは上記支持ローラのうちフ
イルム繰出口部53の一端に配置された支持ロー
ラであつて他の支持ローラ54よりも大径とした
ものである。56a,56b,56cはフイルム
案内ローラであり、このうち案内ローラ56a,
56bは上記繰出口部53において大径支持ロー
ラ54a側の外方端に位置し、かつ両側面板51
a,51bの側方に突出するように軸ピン57に
より回転フリーに支持されている。
は、フイルム3をロール状に巻取つた状態の巻取
軸2を遊嵌挿通し得る内寸の軸受孔52を形成し
ている。53は該側面板51a,51bの要所に
設けたフイルム繰出口部である。54は上記軸受
孔52の内周に沿つて列設された複数個の支持ロ
ーラであり、両側面板51a,51b間に橋架固
設した軸ピン55によりそれぞれ回転フリーに軸
支されている。54aは上記支持ローラのうちフ
イルム繰出口部53の一端に配置された支持ロー
ラであつて他の支持ローラ54よりも大径とした
ものである。56a,56b,56cはフイルム
案内ローラであり、このうち案内ローラ56a,
56bは上記繰出口部53において大径支持ロー
ラ54a側の外方端に位置し、かつ両側面板51
a,51bの側方に突出するように軸ピン57に
より回転フリーに支持されている。
而して、軸本体5の一部を取付金具6に嵌込ん
だのち、ボルト61,62、ナツト61a,62
aにより締付固定し、更に該取付金具6をクラン
プ部63,64において温室等の側壁フレーム1
にボルト63a,64aの締付けにより固定す
る。第2図には軸受本体5を側壁の垂直フレーム
1に固定する際の取付金具6との嵌込み位置を示
しており、第3図には温室の垂木材フレーム等の
傾斜フレーム1に固定する際の嵌込み関係が示さ
れている。このように本考案の特徴の1つは軸受
本体5の上下を反転して取付金具6に嵌合固定し
得るものとしたことにより、温室等の形状、規模
に応じて取付位置を自由に選択できる点にある。
だのち、ボルト61,62、ナツト61a,62
aにより締付固定し、更に該取付金具6をクラン
プ部63,64において温室等の側壁フレーム1
にボルト63a,64aの締付けにより固定す
る。第2図には軸受本体5を側壁の垂直フレーム
1に固定する際の取付金具6との嵌込み位置を示
しており、第3図には温室の垂木材フレーム等の
傾斜フレーム1に固定する際の嵌込み関係が示さ
れている。このように本考案の特徴の1つは軸受
本体5の上下を反転して取付金具6に嵌合固定し
得るものとしたことにより、温室等の形状、規模
に応じて取付位置を自由に選択できる点にある。
いま、第2図においてフイルム3が矢印A方向
への引張されて巻戻されると、そのテンシヨンを
受けて巻取軸2はロール状巻取部を介して支持ロ
ーラ54,54aに圧接しながら回転する場合が
ある。このとき、フイルム3はロール状巻取部か
ら案内ローラ56a,56bを経て繰り出され、
その途中で支持ローラ54aに接触することがな
いように該支持ローラ54aを配置している。従
つて、該支持ローラ54aはフイルム3の繰出方
向の摩擦抵抗を受けずに矢印Bの回転が保証され
ることとなり、ロール状巻取部に3aのようなた
るみ部分を生じさせずにこれを支持し得るもので
ある。尚、巻取り力が弱いために巻戻しの際にフ
イルムにたるみ部3aが生じても、該支持ローラ
54aが他のローラ54よりも大径としてあるの
で、容易にたるみ部3aが繰出口53から外方へ
食み出さない効果がある。
への引張されて巻戻されると、そのテンシヨンを
受けて巻取軸2はロール状巻取部を介して支持ロ
ーラ54,54aに圧接しながら回転する場合が
ある。このとき、フイルム3はロール状巻取部か
ら案内ローラ56a,56bを経て繰り出され、
その途中で支持ローラ54aに接触することがな
いように該支持ローラ54aを配置している。従
つて、該支持ローラ54aはフイルム3の繰出方
向の摩擦抵抗を受けずに矢印Bの回転が保証され
ることとなり、ロール状巻取部に3aのようなた
るみ部分を生じさせずにこれを支持し得るもので
ある。尚、巻取り力が弱いために巻戻しの際にフ
イルムにたるみ部3aが生じても、該支持ローラ
54aが他のローラ54よりも大径としてあるの
で、容易にたるみ部3aが繰出口53から外方へ
食み出さない効果がある。
また、第3図に示すように、繰出口53を下方
に位置せしめた際には、フイルム3が矢印A方向
に引張されたとき、フイルム3はロール状巻取部
より支持ローラ54、案内ローラ56c,56a
の順に繰出される。従つて、各ローラ54,54
a,56c,56aはフリー回転が保証され、適
正なフイルム繰出しがなされるものである。
に位置せしめた際には、フイルム3が矢印A方向
に引張されたとき、フイルム3はロール状巻取部
より支持ローラ54、案内ローラ56c,56a
の順に繰出される。従つて、各ローラ54,54
a,56c,56aはフリー回転が保証され、適
正なフイルム繰出しがなされるものである。
第4a〜4e図には、巻取軸2に種々の大径膨
隆部22,22……を設けた実施例が示されてい
る。
隆部22,22……を設けた実施例が示されてい
る。
このように巻取軸2に大径部22,22……を
設けることにより、フイルム3を均一に巻取軸2
に巻取可能となる。そして、そのためには前記軸
受本体5の支持ローラ54が該膨隆部22のいず
れか1つに対面するように配設し、その膨隆部2
2aのまわりにフイルム3を平滑に巻取るように
することが好ましい。
設けることにより、フイルム3を均一に巻取軸2
に巻取可能となる。そして、そのためには前記軸
受本体5の支持ローラ54が該膨隆部22のいず
れか1つに対面するように配設し、その膨隆部2
2aのまわりにフイルム3を平滑に巻取るように
することが好ましい。
すなわち、案内ローラ56a,56bは平滑な
フイルム巻取りを行うための機能を有する。尚、
案内滑車56aと56bに接して平滑に緊張する
フイルム3の幅W1を少なくとも大径膨隆部22
aの幅W2とすれば、フイルム巻取り時におい
て、該大径膨隆部22aのまわりには一定のテン
シヨンの平滑なフイルム面をより確実に送り込む
ことができるものである。
フイルム巻取りを行うための機能を有する。尚、
案内滑車56aと56bに接して平滑に緊張する
フイルム3の幅W1を少なくとも大径膨隆部22
aの幅W2とすれば、フイルム巻取り時におい
て、該大径膨隆部22aのまわりには一定のテン
シヨンの平滑なフイルム面をより確実に送り込む
ことができるものである。
上記のように膨隆部をを有する巻取軸を採用す
る理由について説明する。
る理由について説明する。
一般に、この種の巻取軸としては、断面円形又
は多角形の直棒材又は直管材が用いられている。
しかるに、巻取りに際して該幅広長尺なフイルム
等を完全に均一なロール状に巻取ることは不可能
である。すなわち、長尺な巻取軸のたわみによる
回転軸心のずれや、柔軟なフイルム自身の部分的
な伸び、その他の原因により、巻取りの引張力を
受けたフイルム面には大小の皺や捩れが生じる。
この皺、捩れの部分が巻取られると、ロール状面
に凹凸が生じ、そのまま巻取りを続けるときは巻
取軸の各所で巻取径が異なるものとなる。その結
果、引張されるフイルムの巻取り速度が各部で異
なることとなり、フイルムに無理な引張力が作用
して部分的伸び弛みや破損を生じたり、上記皺や
捩れを更に増幅したりする原因となつている。
は多角形の直棒材又は直管材が用いられている。
しかるに、巻取りに際して該幅広長尺なフイルム
等を完全に均一なロール状に巻取ることは不可能
である。すなわち、長尺な巻取軸のたわみによる
回転軸心のずれや、柔軟なフイルム自身の部分的
な伸び、その他の原因により、巻取りの引張力を
受けたフイルム面には大小の皺や捩れが生じる。
この皺、捩れの部分が巻取られると、ロール状面
に凹凸が生じ、そのまま巻取りを続けるときは巻
取軸の各所で巻取径が異なるものとなる。その結
果、引張されるフイルムの巻取り速度が各部で異
なることとなり、フイルムに無理な引張力が作用
して部分的伸び弛みや破損を生じたり、上記皺や
捩れを更に増幅したりする原因となつている。
また、このカーテンフイルムの部分的伸び弛み
は、フイルム巻戻しにより仕切面を閉成したとき
の、カーテンフイルム移動端縁の不揃いを生じ、
完全な仕切り閉成を行えなくなるものとなつてい
た。そこで、第4a図以下に示す構造の巻取軸、
すなわち、21は金属性等の巻取軸本体、22は
該巻取軸本体21上に任意間隔で隆設固定した膨
隆部であり、上記巻取軸本体21よりも大径であ
るとともに、各膨隆部の最大直径Rを等しいもの
としてある。尚、この膨隆部22,22……の形
状としては、第4b図乃至第4d図のように滑ら
かな断面円弧状とし、又は第4e図に示すように
断面略台形状とすることが望ましい。
は、フイルム巻戻しにより仕切面を閉成したとき
の、カーテンフイルム移動端縁の不揃いを生じ、
完全な仕切り閉成を行えなくなるものとなつてい
た。そこで、第4a図以下に示す構造の巻取軸、
すなわち、21は金属性等の巻取軸本体、22は
該巻取軸本体21上に任意間隔で隆設固定した膨
隆部であり、上記巻取軸本体21よりも大径であ
るとともに、各膨隆部の最大直径Rを等しいもの
としてある。尚、この膨隆部22,22……の形
状としては、第4b図乃至第4d図のように滑ら
かな断面円弧状とし、又は第4e図に示すように
断面略台形状とすることが望ましい。
而して、巻取軸2を駆動してフイルム3を巻き
付けると、第4b図に示すように、各膨隆部2
2,22……の周面においてフイルム3は密着緊
張して巻き付き、一方これより径の小さい巻取軸
本体21の周面には密着緊張せず緩かに巻き付く
こととなる。従つて、巻かれようとするフイルム
3面上に皺や捩れが生じていても、小径凹部に進
入する皺等はそのまま巻き取られるとともに、大
径膨隆部22,22……上に進入する皺等は緊張
力を受けて両側凹部へ押し延べられる。而して、
各大径膨隆部22,22……も周面では皺等をそ
のまま巻き取ることなく、常にフイルム3の厚み
分だけ巻取径が増加していくこととなる。一方、
小径凹部に寄せ集められる皺等の部分の巻取径は
大径膨隆部における巻取径を越えることはない。
従つて、フイルム3は巻取軸の全長に亘つて均等
スピードで巻き取られるため破損等の事故を生じ
ることがない。また、巻取径が巻取軸の全長に亘
つて一定となるから、巻取軸本体の一端で回転力
を付勢しても、軸の中間部でのよじれやたわみに
よる屈曲を生じることなく直線的に回転し得るも
のである。
付けると、第4b図に示すように、各膨隆部2
2,22……の周面においてフイルム3は密着緊
張して巻き付き、一方これより径の小さい巻取軸
本体21の周面には密着緊張せず緩かに巻き付く
こととなる。従つて、巻かれようとするフイルム
3面上に皺や捩れが生じていても、小径凹部に進
入する皺等はそのまま巻き取られるとともに、大
径膨隆部22,22……上に進入する皺等は緊張
力を受けて両側凹部へ押し延べられる。而して、
各大径膨隆部22,22……も周面では皺等をそ
のまま巻き取ることなく、常にフイルム3の厚み
分だけ巻取径が増加していくこととなる。一方、
小径凹部に寄せ集められる皺等の部分の巻取径は
大径膨隆部における巻取径を越えることはない。
従つて、フイルム3は巻取軸の全長に亘つて均等
スピードで巻き取られるため破損等の事故を生じ
ることがない。また、巻取径が巻取軸の全長に亘
つて一定となるから、巻取軸本体の一端で回転力
を付勢しても、軸の中間部でのよじれやたわみに
よる屈曲を生じることなく直線的に回転し得るも
のである。
なお、上記大径膨隆部22は、第4b図に示す
ように軸本体2と同じ素材で一体成形してもよい
が、プラスチツク成形等の別部材とし、その中央
貫孔に軸本体2を挿通するようにして嵌め付け、
止めネジ25により又は接着剤等適宜の手段によ
り、固着するものとしてもよい。また、第4d図
に示すように大径膨隆部22,22……を連続的
に配置すること、又は第4b,c,e図のように
適宜の間隔をあけて断続的に配置することは自由
である。
ように軸本体2と同じ素材で一体成形してもよい
が、プラスチツク成形等の別部材とし、その中央
貫孔に軸本体2を挿通するようにして嵌め付け、
止めネジ25により又は接着剤等適宜の手段によ
り、固着するものとしてもよい。また、第4d図
に示すように大径膨隆部22,22……を連続的
に配置すること、又は第4b,c,e図のように
適宜の間隔をあけて断続的に配置することは自由
である。
第1図は本考案に係る軸受の一実施例を示す一
部分解斜視図、第2図は軸受の使用状態を示す側
面図、第3図は軸受の他の使用状態を示す側面
図、第4a図は巻取軸の実施例を示す斜視図、第
4b〜4e図は巻取軸の他の実施例を示す中央縦
断面図である。
部分解斜視図、第2図は軸受の使用状態を示す側
面図、第3図は軸受の他の使用状態を示す側面
図、第4a図は巻取軸の実施例を示す斜視図、第
4b〜4e図は巻取軸の他の実施例を示す中央縦
断面図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 間隔を置いて膨隆部を形成して大径部と小径
部とが交互に設けられた巻取軸と、 該巻取軸の正逆回転駆動をするための駆動装
置と、 フイルムを上記巻取軸に巻取つた状態で遊嵌
挿通し得る内寸の軸受孔とフイルム繰出口部と
を有し、上記軸受孔の内周に沿つて複数個の支
持ローラを回転自在が列設され、該支持ローラ
を回転自在に支持する軸受フレームを配備し、
上記繰出口の外端側方にフイルム案内ローラを
設けてなる軸受と、 からなるフイルム巻取装置。 2 前記軸受フレームが、平行に対面して支持ロ
ーラ用軸ピンにより固定された2枚一対の側面
板である前記実用新案登録請求の範囲第1項記
載のフイルム巻取装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981068842U JPS6119162Y2 (ja) | 1981-05-13 | 1981-05-13 | |
NL8103296A NL8103296A (nl) | 1980-07-09 | 1981-07-09 | Inrichting voor het openen en sluiten van een flexibel scherm in een broeikas of dergelijke. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981068842U JPS6119162Y2 (ja) | 1981-05-13 | 1981-05-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57181750U JPS57181750U (ja) | 1982-11-18 |
JPS6119162Y2 true JPS6119162Y2 (ja) | 1986-06-10 |
Family
ID=29864748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981068842U Expired JPS6119162Y2 (ja) | 1980-07-09 | 1981-05-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6119162Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-13 JP JP1981068842U patent/JPS6119162Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57181750U (ja) | 1982-11-18 |
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