JPH089435B2 - 長尺帯状物の巻取り方法とその装置 - Google Patents

長尺帯状物の巻取り方法とその装置

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JPH089435B2
JPH089435B2 JP62332914A JP33291487A JPH089435B2 JP H089435 B2 JPH089435 B2 JP H089435B2 JP 62332914 A JP62332914 A JP 62332914A JP 33291487 A JP33291487 A JP 33291487A JP H089435 B2 JPH089435 B2 JP H089435B2
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JP
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winding
roll
long strip
flat
adhesive tape
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JP62332914A
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悦朗 椎名
仁 安心院
正三 牧野
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Nichiban Co Ltd
Original Assignee
Nichiban Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は長尺帯状物の巻取方法とその装置に関する。
従来偏平体の巻取り体で長尺帯状物を巻き取る場合
に、相対的に曲率半径が小さい部分がきつく巻かれるの
に対し、曲率半径が大きい部分がゆるくがさがさ波打状
に巻かれ、均斉にきれいに巻けない。長尺帯状物が粘着
テープの場合には、がさがさ波打状にゆるく巻かれる部
分に空気がはいって、接着性や基材の強度が劣化して外
観上の他に品質の維持上問題となる。
本発明は上記に鑑み、長尺帯状物用の繰り出しロール
と偏平な巻取り体との間に偏平な巻取り制御体を設け、
該巻取り制御体を巻取り体と同方向でかつこの巻取り体
に対してほゞ90度位相角かずれた関係にて回転させて長
尺帯状物の巻取りを制御することにより、長尺帯状物を
偏平な巻取り体で均斉に巻き取るようにしたものであ
る。
以下本発明につきその実施例を示す図に基いて具体的
に説明する。
基台(1)は方形で水平に設置され、その四隅に設け
られた脚(2)で支えられる。垂直壁(3)も方形で基
台(1)に直角に起立されている。垂直壁(3)の前面
には、元巻き側の粘着テープロール(4)用の支持ロー
ル(5)と、粘着テープロールから粘着テープ(6)を
繰り出す繰り出す繰り出しロール(7)と、繰り出しロ
ールから繰り出される粘着テープを案内する案内ロール
(8)と、案内ロールから送り出させれる粘着テープの
巻取りを制御する巻取り制御体(9)と、制御された粘
着テープを巻き取る巻取り体(10)が右方から左方にか
けて順次回転可能にとりつけられている。
元巻き側の粘着テープロール(4)の支持ロール
(5)は、積極的に駆動されるものではなく、繰り出し
ロール(7)の回転に追従して回転するものであり、取
付座(11)で垂直壁(3)にとりつけられている。繰り
出しロール(7)は、積極的に矢印方向に駆動されるも
ので、取付座(12)で垂直壁にとりつけられている。案
内ロール(8)は積極的に駆動されるものではなく、粘
着テープの移動に従つて矢印方向に回転する。巻取制御
体(9)は、円盤状の中央部(13)と、該中央部から直
径上を相反する方向に伸びる延出部(14)で形成された
回転部(15)を有し、各延出部に回転ローラ(16)が回
転中心に対して対称的にとりつけられていて、そのロー
ラに粘着テープが引掛けられる。回転部(15)は取付座
(17)で垂直壁にとりつけられていて、積極的に矢印方
向に駆動されるものであり、その両端のローラ(16)、
(16)が巻き取られるテープに交互に作用する。巻取り
体(10)は偏平で細幅なだ円状の形態で、円盤状の回転
部(18)にとりつけられ、積極的に矢印方向に駆動され
るものであり、回転部(18)は取付座(19)で垂直壁に
とりつけられている。回転部(18)と巻取り体(10)
は、回転部(18)から直角に起立する2本のピン(20)
を巻取り体(10)の2個の孔(21)に挿入して互いに結
合される。
繰り出しロール(7)と、巻取り制御体(9)と、巻
取り体(10)の駆動は手動ハンドル(22)でなされる
が、モーター(図示略)でしてもよい。ハンドル(22)
に直結した駆動軸(23)はその一端にかさ歯車(24)が
固着され、該歯車にかみ合うかさ歯車(25)が軸(26)
に固着され、この軸(26)に鎖歯車(27)が固着されて
いる。上記鎖歯車(27)に鎖(28)を介して従動する鎖
歯車(29)は軸(30)に固着され、該軸(30)に繰り出
しロール(7)が固着され、該繰り出しロール(7)は
ハンドル(22)の時計方向の回転に従つて矢印方向に駆
動されて粘着テープ(6)を元巻ロール(4)から引張
り出す。上記軸(30)には鎖歯車(31)が固着され、該
歯車に鎖(32)を介して従動する鎖歯車(33)は軸(3
4)に固着され、該軸(34)に巻取り体(10)が固着さ
れて、該巻取り体(10)が繰り出しロール(7)から繰
り出される粘着テープ(6)を矢印方向に回転しながら
巻き取る。上記軸(34)には鎖歯車(35)が固着され、
この歯車(35)に鎖(36)を介して従動する鎖歯車(3
7)は軸(38)に固着され、該軸に巻取り制御体(9)
が固着され、該巻取り体は矢印方向に回転して粘着テー
プ(6)の巻取りを制御する。前記駆動軸(23)には鎖
歯車(39)が固着され、該歯車に鎖(40)を介して従動
する鎖歯車(41)が計数器(42)の軸(43)に固着さ
れ、該計数器でテープの繰り出し長さを計数する。
元巻ロール(4)から引き出される粘着テープ(6)
は繰り出しロール(7)から案内ロール(8)と巻取り
制御体(9)を経て巻取り体(10)に掛けられ、粘着テ
ープ(6)の粘着面が繰り出しロール(7)と巻取り体
(10)の外周面に接触し、非粘着面が案内ロール(8)
の外周面と巻取り制御体(9)のローラ(16)、(16)
に接触している。
巻取り体(10)の両端間の長さと巻取り制御体(9)
のロール(16)間の長さはほゞ同一で、その中心が回転
中心と定められ、巻取り体と巻取り制御体は90度位相角
がずれている。
粘着テープ(6)が巻取り体(10)の偏平な面(44)
からその延長線上に延びて、巻取り制御体(9)のロー
ラ(16)に接触している状態(第4図A)を巻取り行程
の起点とする。この状態においては、巻取り体(10)と
巻取り制御体(9)はその中心線が90度食い違つてい
て、粘着テープ(6)が巻取り体(10)の端部(45)に
巻き取られる直前を示している。
巻取り体(10)と巻取り制御体(9)をほゞ90度反時
計方向に回転させると、粘着テープ(6)は巻取り体
(10)にそれ自身の巻取角と巻取り制御体(9)自身の
巻戻角との差にて巻取り制御体(9)が回転しない場合
にくらべてゆるく巻き取られ、粘着テープ(6)は巻取
り制御体(9)のローラ(16)とローラ(16)を結ぶ延
長線が巻取り体(10)とほゞ直角に交る線上の位置をと
る(第4図B)。さらに巻取り体(10)と巻取り制御体
(9)をほぼ90度反時計方向に回転させると、粘着テー
プ(6)は巻取り体(10)にそれ自身の巻取角とこの巻
取角に追加される巻取り制御体(9)による巻取角にて
追加の角の分だけきつく巻かれ、巻取り体(10)の延長
線が巻取り制御体(9)に直角に交る状態になる(第4
図A)。この状態は最初の状態と同じであり、以下同様
のことを繰り返し、粘着テープ(6)は偏平な巻取り体
(10)の両端(45)においては相対的にゆるく、偏平部
(44)においては相対的にきつくまかれ、その結果テー
プは均斉に巻かれる。
本発明は上記のように、支持ロール(5)に支持され
た長尺帯状物(6)の巻きロール(4)から長尺帯状物
(6)を繰り出す繰り出しロール(7)と、繰り出され
た長尺帯状物(6)を巻き取る偏平な巻取り体(10)と
の間に、偏平な巻取り制御体(9)を設け、この巻取り
制御体(9)を巻取り体(10)と同方向でかつ巻取り体
(10)に対してほゞ90度位相角がずれた関係にて回転さ
せて、長尺帯状物(6)の巻取りを制御するように構成
されているので、長尺帯状物(6)を偏平な巻取り体
(10)に均斉に巻き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は正面図、第2図
は平面図、第3図は連動関係を示す概略図、第4図
(A)及び(B)は巻取り行程を示す説明図である。 図中(1)は基台、(3)は垂直壁、(4)は粘着テー
プロール、(5)は粘着テープロール用支持ロール、
(6)は粘着テープ、(7)は繰り出しロール、(8)
は案内ロール、(9)は巻取り制御体、(10)は巻取り
体、(15)は回転部、(16)は回転ローラー、(18)は
回転部、(22)はハンドル、(23)は駆動軸、(24)と
(25)はかさ歯車、(26)は軸、(27)は鎖歯車、(2
8)は鎖、(29)は鎖歯車、(30)は軸、(31)は鎖歯
車、(32)は鎖、(33)は鎖歯車、(34)は軸、(35)
は鎖歯車、(36)は鎖、(37)は鎖歯車、(38)は軸、
(39)は鎖歯車、(40)は鎖、(41)は鎖歯車、(42)
は計数器、(43)は軸である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持ロールに支持された長尺帯状物の巻き
    ロールから繰り出しロールで繰り出される長尺帯状物を
    偏平な巻取り体で巻き取る方法であって、上記繰り出し
    ロールと巻取り体の間に設けられた偏平な巻取り制御体
    を巻取り体と同方向でかつこの巻取り体に対してほゞ90
    度位相角がずれた関係にて回転させて長尺帯状物の巻取
    りを制御することにより、該長尺帯状物を均斉に巻き取
    る長尺帯状物の巻取り方法。
  2. 【請求項2】長尺帯状物の巻きロール支持用の支持ロー
    ルと、上記巻きロールから長尺帯状物を繰り出す繰り出
    しロールと、該繰り出しロールで繰り出された長尺帯状
    物を巻き取る偏平な巻取り体と、上記繰り出しロールと
    巻取り体の間に設けられてその回転にて長尺帯状物の巻
    取りを制御する偏平な巻取り制御体を具備し、上記巻取
    り制御体は上記巻取り体と同方向でかつこの巻取り体に
    対してほゞ90度位相角がずれた関係にて回転して長尺帯
    状物を均斉に巻き取る長尺帯状物の巻取り装置。
JP62332914A 1987-12-29 1987-12-29 長尺帯状物の巻取り方法とその装置 Expired - Lifetime JPH089435B2 (ja)

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