JPS6124520Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6124520Y2 JPS6124520Y2 JP1982014060U JP1406082U JPS6124520Y2 JP S6124520 Y2 JPS6124520 Y2 JP S6124520Y2 JP 1982014060 U JP1982014060 U JP 1982014060U JP 1406082 U JP1406082 U JP 1406082U JP S6124520 Y2 JPS6124520 Y2 JP S6124520Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- winding
- winding shaft
- strip
- winding device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 84
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 8
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 12
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/14—Measures for saving energy, e.g. in green houses
Landscapes
- Winding Of Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Greenhouses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はフイルムやシート等を巻取るための巻
取軸、例えば温室保温用仕切りカーテンとして用
いられる幅広長尺なフイルム又はシートの開閉に
適する巻取軸に関する。
取軸、例えば温室保温用仕切りカーテンとして用
いられる幅広長尺なフイルム又はシートの開閉に
適する巻取軸に関する。
従来、この種巻取軸1′としては第1図(転動
型)および第2図(定位置回転型)に示すよう
に、断面円形又は多角形の直棒材又は直管材が用
いられ、該巻取軸1′にカーテンフイルム2′の一
端縁を固着し、これをロール状に巻取り巻戻しを
行つて仕切面を開閉するものである。しかるに、
巻取りに際して該幅広長尺なフイルム等を完全に
均一なロール状に巻取ることは不可能である。す
なわち、長尺な巻取軸のたわみによる回転軸心の
ずれや、柔軟なフイルム自身の部分的な伸び、そ
の他の原因により、巻取りの引張力を受けたフイ
ルム面には大小の皺や捩れが生じる。この皺、捩
れの部分が巻取られると、ロール状面に凹凸が生
じ、そのまゝ巻取りを続けるときは巻取軸の各所
で巻取径が異なるものとなる。その結果、フイル
ムに与えられる引張り速度が各部で異なることと
なり、フイルムに無理な引張力が作用して部分的
伸び弛みや破損を生じたり、上記皺や捩れを更に
増幅したりする原因となつている。また、このカ
ーテンフイルムの部分的伸び弛みは、フイルム巻
戻しにより仕切面を閉成したとき、カーテンフイ
ルム移動端縁2a′が蛇行状となり不揃いを生じ、
完全な仕切り閉成を行えなくなるものとなつてい
た。
型)および第2図(定位置回転型)に示すよう
に、断面円形又は多角形の直棒材又は直管材が用
いられ、該巻取軸1′にカーテンフイルム2′の一
端縁を固着し、これをロール状に巻取り巻戻しを
行つて仕切面を開閉するものである。しかるに、
巻取りに際して該幅広長尺なフイルム等を完全に
均一なロール状に巻取ることは不可能である。す
なわち、長尺な巻取軸のたわみによる回転軸心の
ずれや、柔軟なフイルム自身の部分的な伸び、そ
の他の原因により、巻取りの引張力を受けたフイ
ルム面には大小の皺や捩れが生じる。この皺、捩
れの部分が巻取られると、ロール状面に凹凸が生
じ、そのまゝ巻取りを続けるときは巻取軸の各所
で巻取径が異なるものとなる。その結果、フイル
ムに与えられる引張り速度が各部で異なることと
なり、フイルムに無理な引張力が作用して部分的
伸び弛みや破損を生じたり、上記皺や捩れを更に
増幅したりする原因となつている。また、このカ
ーテンフイルムの部分的伸び弛みは、フイルム巻
戻しにより仕切面を閉成したとき、カーテンフイ
ルム移動端縁2a′が蛇行状となり不揃いを生じ、
完全な仕切り閉成を行えなくなるものとなつてい
た。
本考案は、上記のような欠点を除去するために
提供されたものであり、その目的は、フイルム面
に生じる皺や捩れに影響されることなく巻取径を
均一に保ちながら巻取り・巻戻しすることのでき
る巻取り装置、特に巻き終りまで確実に巻取径を
均一に保持することのできる巻取り装置を提供す
ることにある。
提供されたものであり、その目的は、フイルム面
に生じる皺や捩れに影響されることなく巻取径を
均一に保ちながら巻取り・巻戻しすることのでき
る巻取り装置、特に巻き終りまで確実に巻取径を
均一に保持することのできる巻取り装置を提供す
ることにある。
而して、上記本考案の目的は、任意の駆動源に
より回転する巻取軸にフイルム等をロール状に巻
取り巻戻しする装置において、適宜厚の可撓性帯
状体を、フイルム等と重畳的に巻取られるよう
に、フイルム面に形成し若しくはフイルム面に対
接配置し又は巻取部へ繰り出し可能に張設するこ
とにより、該重畳的巻取部がフイルム等のみの巻
取り部より大径となるように設けてなるフイルム
等の巻取り装置、によつて達成される。
より回転する巻取軸にフイルム等をロール状に巻
取り巻戻しする装置において、適宜厚の可撓性帯
状体を、フイルム等と重畳的に巻取られるよう
に、フイルム面に形成し若しくはフイルム面に対
接配置し又は巻取部へ繰り出し可能に張設するこ
とにより、該重畳的巻取部がフイルム等のみの巻
取り部より大径となるように設けてなるフイルム
等の巻取り装置、によつて達成される。
次に、本考案を図面に示された実施例に従つ
て、更に詳しく説明することとする。
て、更に詳しく説明することとする。
第3図には巻取軸転動型の温室カーテン開閉装
置に本考案を適用した実施例が示されており、1
は巻取軸、2は仕切用カーテンフイルムであり一
端縁は該巻取軸1に固着され他端縁は温室梁材等
の不動部Fに固着されて、巻取軸1が矢印方向へ
回転するとこれにロール状に巻取られて開放し、
矢印と反対方向に回転すると巻戻されて閉成す
る。図中、101は減速機溝付きの回転伝達機、
102は該回転伝達機101の自転を阻止しなが
らこれをカーテン仕切面に沿つて移動可能に支持
するための案内杆、103はフレキシブル回転ワ
イヤ、104は正逆回転可能な駆動用原動機、1
05はカーテンフイルム2の仕切面を形成するた
めに張設固定されたワイヤ等の支持部材である。
3は本考案の中必的構成部材たる可撓性の帯状体
であり、軟質プラスチツク製等の適宜の厚さを有
する帯状体からなり、第4a図に示すようにフイ
ルム2の上面において巻取り方向に一致するよう
に略その全長に亘つて固着され又は載置されてい
る。尤も、第4b図に示すようにフイルム2の下
面に固着し又は対接するように配置すること、更
にはフイルム2の巻取り全長に亘らずにその一部
長例えば巻取り後半部に亘つてのみ該帯状体3を
固着すること、および対接して第4c図に示すよ
うに帯状体3の一端と巻取軸の間に紐、ロープ等
を介装するものとしてもよい。而して、巻取軸1
を第3図矢印方向に回転せしめると、巻取軸1は
カーテンフイルム2と帯状体3と重畳的にロール
状に巻取りなが転動する。従つて、図示のように
帯状体3,3を適宜の間隔で配置しておけば、ロ
ール状の巻取りが進むにつれて帯状体3の重畳巻
取部の巻取径は他の部分rより大径部Rとなる。
置に本考案を適用した実施例が示されており、1
は巻取軸、2は仕切用カーテンフイルムであり一
端縁は該巻取軸1に固着され他端縁は温室梁材等
の不動部Fに固着されて、巻取軸1が矢印方向へ
回転するとこれにロール状に巻取られて開放し、
矢印と反対方向に回転すると巻戻されて閉成す
る。図中、101は減速機溝付きの回転伝達機、
102は該回転伝達機101の自転を阻止しなが
らこれをカーテン仕切面に沿つて移動可能に支持
するための案内杆、103はフレキシブル回転ワ
イヤ、104は正逆回転可能な駆動用原動機、1
05はカーテンフイルム2の仕切面を形成するた
めに張設固定されたワイヤ等の支持部材である。
3は本考案の中必的構成部材たる可撓性の帯状体
であり、軟質プラスチツク製等の適宜の厚さを有
する帯状体からなり、第4a図に示すようにフイ
ルム2の上面において巻取り方向に一致するよう
に略その全長に亘つて固着され又は載置されてい
る。尤も、第4b図に示すようにフイルム2の下
面に固着し又は対接するように配置すること、更
にはフイルム2の巻取り全長に亘らずにその一部
長例えば巻取り後半部に亘つてのみ該帯状体3を
固着すること、および対接して第4c図に示すよ
うに帯状体3の一端と巻取軸の間に紐、ロープ等
を介装するものとしてもよい。而して、巻取軸1
を第3図矢印方向に回転せしめると、巻取軸1は
カーテンフイルム2と帯状体3と重畳的にロール
状に巻取りなが転動する。従つて、図示のように
帯状体3,3を適宜の間隔で配置しておけば、ロ
ール状の巻取りが進むにつれて帯状体3の重畳巻
取部の巻取径は他の部分rより大径部Rとなる。
このようにロール状の巻取径に大小が生じる
と、各大径部R,R…の周面においてフイルム2
は密着緊張して巻き付き、一方これより径の小さ
い小径部r,r…の周面には密着緊張せず緩やか
に巻き付くこととなる。従つて、巻かれようとす
るフイルム2面上に皺や捩れが生じていても、小
径部rに進入する皺等はそのまゝ巻取られるとと
もに、大径部R,R…上に進入する皺等は緊張力
を受けて両側の小径部rの凹部へ押し延べられ
る。而して、各大径部R,R…の周面では皺等を
そのまゝ巻取ることなく、常にフイルム2の厚み
分だけ巻取径が増加していくこととなる。また、
たとえ大径部Rにおいて皺等が巻き付いたときで
も、強い圧接巻付け力を受けるため皺による空間
は押し潰され密着するので、他の大径部との巻取
径と大差を生じることはない。一方、小径部rに
寄せ集められる皺等の部分の巻取径は大径部Rに
おける巻取径を越えることはない。従つて、フイ
ルム2は巻取軸の全長に亘つて均等スピードで巻
取られるため破損等の事故を生じることがない。
また、巻取径が巻取軸の全長に亘つて一定となる
から、巻取軸本体の一端で回転力を付勢しても、
軸の中間部でのよじれやたわみ屈曲を生じること
なく直線的に回転し得るものである。しかも、本
考案においては巻取回数が多くなつても上記小径
部rと大径部Rとの凹凸段差を巻取り終了まで維
持することができるので上記の作用・効果が減じ
ることがないという利点を有している。すなわ
ち、巻取軸1自身に大径部と小径部を形成した場
合にも一応上記の効果を持つか、巻取数が多くな
ると、大、小の巻取径部の差が次第に少なくな
り、その段差による作用・効果も少なくなる場合
が生じる。これに対し、本考案では巻取り一回転
毎に帯状体3も重畳的に巻取られるから小径部と
の段差はいつまでも変らないのである。従つて、
本考案はカーテンの開閉幅の大きい大規模温室に
おいて特に適するものである。
と、各大径部R,R…の周面においてフイルム2
は密着緊張して巻き付き、一方これより径の小さ
い小径部r,r…の周面には密着緊張せず緩やか
に巻き付くこととなる。従つて、巻かれようとす
るフイルム2面上に皺や捩れが生じていても、小
径部rに進入する皺等はそのまゝ巻取られるとと
もに、大径部R,R…上に進入する皺等は緊張力
を受けて両側の小径部rの凹部へ押し延べられ
る。而して、各大径部R,R…の周面では皺等を
そのまゝ巻取ることなく、常にフイルム2の厚み
分だけ巻取径が増加していくこととなる。また、
たとえ大径部Rにおいて皺等が巻き付いたときで
も、強い圧接巻付け力を受けるため皺による空間
は押し潰され密着するので、他の大径部との巻取
径と大差を生じることはない。一方、小径部rに
寄せ集められる皺等の部分の巻取径は大径部Rに
おける巻取径を越えることはない。従つて、フイ
ルム2は巻取軸の全長に亘つて均等スピードで巻
取られるため破損等の事故を生じることがない。
また、巻取径が巻取軸の全長に亘つて一定となる
から、巻取軸本体の一端で回転力を付勢しても、
軸の中間部でのよじれやたわみ屈曲を生じること
なく直線的に回転し得るものである。しかも、本
考案においては巻取回数が多くなつても上記小径
部rと大径部Rとの凹凸段差を巻取り終了まで維
持することができるので上記の作用・効果が減じ
ることがないという利点を有している。すなわ
ち、巻取軸1自身に大径部と小径部を形成した場
合にも一応上記の効果を持つか、巻取数が多くな
ると、大、小の巻取径部の差が次第に少なくな
り、その段差による作用・効果も少なくなる場合
が生じる。これに対し、本考案では巻取り一回転
毎に帯状体3も重畳的に巻取られるから小径部と
の段差はいつまでも変らないのである。従つて、
本考案はカーテンの開閉幅の大きい大規模温室に
おいて特に適するものである。
第5図には他の実施例が示されている。この場
合の巻取軸1も上記第3図と同様の駆動機構10
1〜104により、転動しながらフイルム2およ
び帯状体3を巻取り巻戻しを行ない、上記と同様
の作用・効果を生じるものであるが、帯状体3が
他の作用・効果を併せ持つ点で異なる。すなわ
ち、該帯状体3を予めフイルム2の面に固着又は
対接することなく、その一端を巻取軸1に固定し
てフイルム2と重畳的に巻取りを可能とするとと
もに、他端はフイルム巻取し終了付近に配置した
巻取ドラム4に固定巻回している。図中、5は該
ドラム4を軸支固定した駆動軸、6は任意の駆動
源であり、例えば定トルクを出力するゼンマイバ
ネ又は電動機等が用いられる。而して、フイルム
2の巻取りに際しては帯状体3がドラム4より繰
り出されて巻取軸1に巻取られ、前述の作用・効
果を発揮し、次いでフイルム2の巻戻しに際して
は、駆動源6からの矢印m方向への回転付勢を受
けて該帯状体3はドラム4へ巻取られる。従つ
て、該帯状体3は巻取軸1から巻戻されながらこ
れを矢印nのカーテン閉成方向へ強制的に引張る
作用を有する。かかる構成はカーテン仕切り面が
水平又は傾斜の少ない場合において特に適する。
すなわち、この場合には巻取軸駆動機構101〜
104により、巻取軸1を矢印p方向へ回動せし
めても、転動し難くカーテン閉成に支障を来たす
おそれが生じるが、かかる帯状体3の構成によつ
てその欠点が解消するものである。
合の巻取軸1も上記第3図と同様の駆動機構10
1〜104により、転動しながらフイルム2およ
び帯状体3を巻取り巻戻しを行ない、上記と同様
の作用・効果を生じるものであるが、帯状体3が
他の作用・効果を併せ持つ点で異なる。すなわ
ち、該帯状体3を予めフイルム2の面に固着又は
対接することなく、その一端を巻取軸1に固定し
てフイルム2と重畳的に巻取りを可能とするとと
もに、他端はフイルム巻取し終了付近に配置した
巻取ドラム4に固定巻回している。図中、5は該
ドラム4を軸支固定した駆動軸、6は任意の駆動
源であり、例えば定トルクを出力するゼンマイバ
ネ又は電動機等が用いられる。而して、フイルム
2の巻取りに際しては帯状体3がドラム4より繰
り出されて巻取軸1に巻取られ、前述の作用・効
果を発揮し、次いでフイルム2の巻戻しに際して
は、駆動源6からの矢印m方向への回転付勢を受
けて該帯状体3はドラム4へ巻取られる。従つ
て、該帯状体3は巻取軸1から巻戻されながらこ
れを矢印nのカーテン閉成方向へ強制的に引張る
作用を有する。かかる構成はカーテン仕切り面が
水平又は傾斜の少ない場合において特に適する。
すなわち、この場合には巻取軸駆動機構101〜
104により、巻取軸1を矢印p方向へ回動せし
めても、転動し難くカーテン閉成に支障を来たす
おそれが生じるが、かかる帯状体3の構成によつ
てその欠点が解消するものである。
また、上記の如き転動型の巻取軸に適用した場
合には第6図に示すような作用・効果をも生じ
る。フイルム等の巻取り終了の際に、何らかの原
因例えば大径部Rnへの皺進入部の圧縮不十分等
により緊縮巻付きの大径部R1と弛い巻付きの大
径部Rnとに巻取径の差が生じ、大径部Rnの方が
先に巻付け終了しているのにその他の大径部R1
等は巻付け未了となることも考えられる。その結
果、第6図のように巻取軸1は不動部材Fに対し
て傾斜し、又は蛇行形となり、完全にカーテンフ
イルム2を開放できないこととなる。そこで、巻
取軸1を更に回転付勢することにより、弛い巻付
きの大径部Rnをその場所で緊縮させるとともに
緊縮済の大径部R1等を転動せしめて、不動部材
Fに当接させて完全に直線状の巻取終了状態とす
る必要がある。
合には第6図に示すような作用・効果をも生じ
る。フイルム等の巻取り終了の際に、何らかの原
因例えば大径部Rnへの皺進入部の圧縮不十分等
により緊縮巻付きの大径部R1と弛い巻付きの大
径部Rnとに巻取径の差が生じ、大径部Rnの方が
先に巻付け終了しているのにその他の大径部R1
等は巻付け未了となることも考えられる。その結
果、第6図のように巻取軸1は不動部材Fに対し
て傾斜し、又は蛇行形となり、完全にカーテンフ
イルム2を開放できないこととなる。そこで、巻
取軸1を更に回転付勢することにより、弛い巻付
きの大径部Rnをその場所で緊縮させるとともに
緊縮済の大径部R1等を転動せしめて、不動部材
Fに当接させて完全に直線状の巻取終了状態とす
る必要がある。
このとき、フイルム2面特に大径部Rnの部分
には強いテンシヨンが作用することとなるが、帯
状体3が補強材となるのでそのテンシヨンによる
フイルム破損の防止効果を有するものである。こ
の場合、帯状体3の基端を不動部材Fに固定すれ
ば、より上記補強効果を高めることができる。
には強いテンシヨンが作用することとなるが、帯
状体3が補強材となるのでそのテンシヨンによる
フイルム破損の防止効果を有するものである。こ
の場合、帯状体3の基端を不動部材Fに固定すれ
ば、より上記補強効果を高めることができる。
尚、第2図に示すように、巻取軸1′が定位置
において回転し、走行ロープLによりカーテン
2′の移動端縁2aを支持索引してカーテン開閉
するものとした場合にも、該カーテン2′に帯状
体3を第4a〜4c図に示す如く配置することに
より、第3図の場合と同様の作用・効果を生じる
ものであること勿論である。
において回転し、走行ロープLによりカーテン
2′の移動端縁2aを支持索引してカーテン開閉
するものとした場合にも、該カーテン2′に帯状
体3を第4a〜4c図に示す如く配置することに
より、第3図の場合と同様の作用・効果を生じる
ものであること勿論である。
第1図および第2図は従来の装置を示す斜視図
および簡略構成図、第3図は本考案に係る装置の
一実施例を示す一部省略斜視図、第4a〜4c図
は帯状体の配設状態を示す断面図、第5図は他の
実施例を示す一部省略斜視図、第6図は作動の一
態様を示す平面図である。 1……巻取軸、2……カーテンフイルム、3…
…帯状体、r……小径部、R……大径部。
および簡略構成図、第3図は本考案に係る装置の
一実施例を示す一部省略斜視図、第4a〜4c図
は帯状体の配設状態を示す断面図、第5図は他の
実施例を示す一部省略斜視図、第6図は作動の一
態様を示す平面図である。 1……巻取軸、2……カーテンフイルム、3…
…帯状体、r……小径部、R……大径部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 任意の駆動源により回転する巻取軸にフイル
ム等をロール状に巻取り巻戻しする装置におい
て、適宜厚の可撓性帯状体を、フイルム等と重
畳的に巻取られるように、フイルム面に形成し
若しくはフイルム面に対接配置し又は巻取部へ
繰り出し可能に張設することにより、該重畳的
巻取部がフイルム等のみの巻取り部より大径と
なるように設けてなるフイルム等の巻取り装
置。 2 帯状体が、フイルム等の巻取り方向全長に亘
つて配置されてなる前記登録請求の範囲第1項
記載のフイルム等の巻取り装置。 3 帯状体が、フイルム等の巻取方向の一部長に
ついて配置されてなる前記登録請求の範囲第1
項記載のフイルム等の巻取り装置。 4 巻取軸が、定位置で回転してなる前記登録請
求の範囲第1項記載のフイルム等の巻取り装
置。 5 巻取軸が、転動してなる前記登録請求の範囲
第1項記載のフイルム等の巻取り装置。 6 フイルム等の巻取り装置が、温室内に張設さ
れる仕切り用の開閉カーテンである前記登録請
求の範囲第1項乃至第5項のうちいずれかに記
載のフイルム等の巻取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982014060U JPS58117436U (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | フイルム等の巻取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982014060U JPS58117436U (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | フイルム等の巻取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58117436U JPS58117436U (ja) | 1983-08-10 |
JPS6124520Y2 true JPS6124520Y2 (ja) | 1986-07-23 |
Family
ID=30026536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982014060U Granted JPS58117436U (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | フイルム等の巻取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58117436U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6741981B2 (ja) * | 2015-12-10 | 2020-08-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 農業用設備、及びこれを用いた農業用ハウス |
-
1982
- 1982-02-05 JP JP1982014060U patent/JPS58117436U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58117436U (ja) | 1983-08-10 |
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