JPS61191580A - 被覆コンクリ−ト成型物 - Google Patents

被覆コンクリ−ト成型物

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JPS61191580A
JPS61191580A JP2756885A JP2756885A JPS61191580A JP S61191580 A JPS61191580 A JP S61191580A JP 2756885 A JP2756885 A JP 2756885A JP 2756885 A JP2756885 A JP 2756885A JP S61191580 A JPS61191580 A JP S61191580A
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JP
Japan
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concrete
acid
water
acidified
resistance
Prior art date
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JP2756885A
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English (en)
Inventor
小田中 博
児玉 和男
正人 足立
敦 駒井
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐蝕性、耐水性、耐摩耗性、耐薬品性a3よび
速乾性の改善されたコンクリート成型物に関するもので
ある。詳しくはコンクリート成型物の表面を分子鎖に活
性水素をもつアンモニウム塩を持った臭化水素酸で酸性
化したアクリル酸エステル系共重合体およびエポキシ樹
脂よりなる水でうすめられる被覆組成物で被覆したこと
により耐酸性、耐塩性、耐水性、耐摩耗性、速乾性に優
れたコンクリート成型物に関するものである。さらに詳
しくはパイプ状コンクリートの内面を分子鎖に活性水素
をもつアンモニウム塩を持った酸性化アクリル酸エステ
ル系共重合体およびエポキシ樹脂よりなる水でうすめら
れる被覆組成物で被覆したコンクリート成型物に関する
ものである。
(産業上の利用分野) 耐酸性、耐塩性、耐水性、耐摩耗性に優れたコンクリー
ト成型物は、たとえば、水道管、下水道管、廃水管、農
業用管として広い分野で使用されてる。
(従来の技術) 一般にコンクリート成型物は無機酸、無機酸塩類、有機
酸、油脂等との接触によって成蝕されやすい。また、砂
、石、泥等の堅いものとの接触によりコンクリートが損
傷をうける。これらの問題が具体的に表面化しているも
のとして、コンクリート製下水道管、コンクリート製下
水処理槽、コンクリート製ヒユーム管、橋脚、空気輸送
によるダクト輸送管等がある。
また、近年下水廃水は、雨水、汚水を一緒にした混合方
式から別々に処理する分流方式が採用され様になって新
しい問題が発生してきた。すなわち汚水中の有機物濃度
か高まり、従来にも増して腐蝕性ガスが発生しコンクリ
ート製下水道管、コンクリート製下水処理槽、コンクリ
ート製ヒユーム管の気相部の表面が腐蝕される。
従来、コンクリート成型物の耐酸性、耐塩性、耐水性、
耐摩耗性を改善させるために種々の方法が提案されてい
る。一般にコンクリート成型物はコンクリートの養生を
終えたコンクリート表面にエポキシ樹脂を塗布する方法
あるいは不飽和ポリエステル樹脂を塗布する方法がある
。しかしながらこれらの方法では樹脂の硬化する際の収
縮により剥離が発生する問題がある。また、コンクリー
ト成型物はコンクリートの養□生が終っても必ず水を含
んでいるので溶剤系のエポキシ樹脂のを塗布や不飽和ポ
リエステル樹脂のライニングは長期に亘ってコンクリー
ト表面への密着性を維持するのは困難である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、上記の問題点を解決し、耐酸性、耐塩
性、耐水性、耐摩耗性の塗膜の剥離ないしはふくれを改
善し、しかも速乾性に優れただコンクリート成型物を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明はコンクリート成型物の表面を分子鎖に活性水素
をもつアンモニウム塩を持った臭化水素酸で酸性化した
アクリル酸エステル系共重合体とエポキシ樹脂との混合
物よりなる水でうすめられる被覆組成物で被覆したこと
を特徴とする被覆コンクリート成型物に関するものであ
る。
本発明で使用する分子鎖に活性水素をもつアンモニウム
塩を持った臭化水素酸で酸性化アクリル酸エステル系共
重合体としては、水溶性の臭化水素酸で酸性化アミノア
ルキル化ビニル共重合体である。ビニル共重合体はビニ
ルカルボン酸を含む単量体の混合物の溶液から製造され
る。
ビニルカルボン酸としてはアクリル酸、メタクリル酸等
のエチレン系不飽和モノカルボン酸である。ビニル共重
合体はビニルカルボン酸を例えばビニル芳香族単量体、
不飽和モノカルボン酸のアルキルエステル、不飽和ジカ
ルボン酸のジアルキルエステルの1種又はそれ以上の共
重合できる単量体と共重合させることにより得られる。
ビニル共重合のカルボン酸含量は5〜30重争%が有効
である。アミノアルキル化ビニル共重合体はカルボン酸
共重合体をカルボン酸の当量以上のアルキレンイミンと
のアミノ化反応によって製造できる。
アルキレンイミンとしてはエチレンイミン、プロピレン
イミンが使用できる。
また、アミノアルキル共重合体は単量体を例えばアクリ
ル酸グリシジルと共重合させ、高温及び高圧でこの共重
合体を過剰のアンモニアで処理しても製造できる。
分子鎖に活性水素をもつアンモニウム塩を持った臭化水
素酸で酸性化アクリル酸エステル系共重合体はアミノア
ルキル化重合体を臭化水素酸と混合することによって酸
性にすることができる。
分子鎖に活性水素をもつアンモニウム塩を持った臭化水
素酸で酸性化アクリル酸エステル系共重合体の市販され
ているものとしては、 臭化水素酸で酸性にしたアクリル酸エステル系共重合体 (日本触媒化学工業(株)製ボリメント・NK−等が使
用できる。
本発明で使用するエポキシ樹脂としては、ポリエポキシ
化合物が有用である。通常、ビスフェノールAと称され
るような多価フェノールのグリシジルポリエーテルを包
合する。他の多価フェノールはレゾルシノール、カテコ
ール、ハイドロキノン、p、 p ’−ジヒドロジフェ
ニル及びp’、 p ’−ジヒドロキシフェニルスルホ
ンを包合する。これらの樹脂は一般に強塩基の存在下に
エピハロヒドリンを多価フェノールと反応させることに
よってつくられる。これらの樹脂は分子当り1個以上の
エポキシ化物基を有する。他のエポキシ化物樹脂は多価
アルコールのグリシジルポリエーテル類、ノボラック樹
脂のグリシジルポリエーテル類及−び二重結合のエポキ
シ化によってエポキシ化物基が樹脂中に導入される種々
の樹脂である。約150〜2000のエポキシ化物5過
を有する多価フェノール及び多価アルコールのグリシジ
ルポリエーテル類が有効である。懸垂グリシジル基を有
するビニル重合体も使用することができる。これはビニ
ル単量体をメタクリル酸グリシジルのような単量体と共
重合させることによってつくることができる。適当なビ
ニル単量体では、グリシジル基と反応性の塁を有しない
もので1〜8の炭素原子を有する飽和アルコールのα、
β−エチレン系不飽和カルボン酸エステル類及びスチレ
ン及びビニルトルエンのようなベンゼン類のモノビニル
i石体を有する。
エポキシ樹脂の市販されているものしては、たとえば、 液状エポキシ (油化シェルエポキシ(株)エピコート・828)エマ
ルション型エポキシ樹脂 (カネボウ・エヌエスシー(株)製 エポルジョンEA−1) 等が使用できる。
分子鎖に活性水素をもつアンモニウム塩を持った臭化水
素酸で酸性化アクリル酸エステル系共重合体(A)とエ
ポキシ樹脂(B)の混合割合(重量化)は固型分含有m
によって変るがA:8−100:1〜100である。
分子鎖に活性水素をもつアンモニウム塩を持った臭化水
素酸で酸性化アクリル酸エステル系共重合体(A>とエ
ポキシ樹脂(B)の混合物を水で希釈して5〜80重r
%水溶液にgl製し被覆組成物とすることができる。
この被覆組成物は染料または着色顔料で着色することが
できる。また、砕砂やガラス繊維等のフィラーをいれて
もよい。
本発明で使用するコンクリート成型物としては、コンク
リート製下水道管、コンクリート製下水処理槽、コンク
リート製ヒユーム管、橋脚、空気輸送によるダストコン
クリート製輸送管、コンクリート板、コンクリートパイ
ル、コンクリートブロック、コンクリート枕木、コンク
リートU字溝、テトラポット等が挙げられる。、 本発明の被覆方法は、コンクリート成型物の表面のゴミ
、油、塗料の付着物を除去し、刷毛塗り、スプレー、ガ
ンスプレー、ローラー、浸漬等で塗布することができる 塗膜の厚さは50〜1000μmの範囲が好ましい。
塗膜の乾燥は常温で約1〜10時間でよい。また熱乾燥
、熱風乾燥、紫外線乾燥等の強制乾燥法が使用できる。
(作 用) 本発明はコンクリート成型物の表面を分子鎖に活性水素
をもつアンモニウム塩を持った臭化水素酸で酸性化アク
リル酸エステル系共重合体およびエポキシ樹脂 よりなる水でうすめられる被覆組成物で被覆したことに
より耐酸性、耐塩性、耐水性、耐摩耗性に優れた作用を
発揮するものである。
(実施例) 以下、実施例をあげて、本発明の実施の態様を具体的に
例示して説明する。本発明はこれらの実施例に限定され
るものではない。
実施例で行なった各試験方法は以下の通りである。
(1)  コンクリート試験板 モルタル板(JIS  R5201) 20X140X140m/m ■ コンクリート被覆方法 コンクリート試験板の全表面を刷毛を用いて塗布した。
塗布後20℃で5時間乾燥後、さらに刷毛で塗り重ね塗
りした。
乾燥塗膜は100μに調整した。20℃、60%RHで
7日間養生した。
■ (作業性) 臭気   臭気の判定は次の通りとしたO:臭気なし、
X:シンナー臭 用具洗浄 W:水洗  S:シンナー洗浄(→ (評 
価) 鉛筆引っかき試験 JIS  K−5400による耐摩
耗性(mq> テーパ一式1 Kqx500回転C817(5)  コ
ンクリート表面の状態 コンクリートの表面を観察し次の通り判定した。
◎・・・異常なし Δ・・・部分的にふくれがある ×・・・剥離する (耐蝕性) 耐酸性 塩酸 : 10重曇%塩酸水溶液に6q月間浸後硫M 
: 10重石%硫酸水溶液に6q月間浸後硝酸 : 1
0重1%硝酸水溶液に6q月間没後酢酸 =10重量%
酢酸水溶液に3ケ月間浸漬後過酸化水素水 : 10重量%過酸水溶液に3q月間浸漬後硫化水素: 硫化水素の飽和水蒸気中に6q月間放置(耐アルカリ性
) カセイソーダ : 10重量%カセイソーダ水溶液に6力月浸漬後アンモニ
ア  ・ 10重儂%アンモニア水溶液に6力月浸漬後(その他) 灯油  : 灯油に3日間浸漬後 大豆油 : 大豆油に3日間浸漬後 機械油 : 機械油に3日間浸漬後 水道水 : 水道水に6q月間浸漬後 海水  : 海水に6q月間浸漬後 (6)(密着性) 10重量%塩酸水溶液6カ月浸漬後、沸騰水3時間後の
基材への密着性 参考例 (臭化水素酸で酸性にしたアミノエチル化共重合体の製
造法) スチレン210G、メタクリル酸メチル112゜5q、
アクリル酸ブチル307.5(l及びメタクリル酸12
1qの混合物を温度82〜85℃において、2−エトキ
シエダノール750qを含有する反応為に、撹拌下2時
間にわたって連続的に滴下し反応させた。触媒としてア
ゾビス(イソブチロニトリル)10.IQを用いた。全
混合物を82〜85℃において200時間反応せた。反
応終了後共重合体の溶液を50〜52℃に冷却し2時間
にわたってエチレンイミン121Qを撹拌下漬下し、温
度80〜85℃、3 Kg / d Gで5時間反応さ
せた。反応終了後50℃に冷却して47重は%の臭化水
素酸水溶液でpH=5.0にして酸性のポリマー溶液を
得た。
実施例 1 下記の配合の水溶性被覆組成物を調製した。
参考例で製造した臭化水素酸で酸性にしたアミノエチル
化共重合体 (日本触媒化学工業(株)製 ボリメント・NK−200>   33.6重量部液状
エポキシ (油化シェルエポキシ(株) エピコート”828)       16.2重量部脱
イオン水          50.2@吊部これらを
よく混合し脱イオン水で希釈し、150センチボイズ(
室温)にした。この組成物をモルタル板に全表面ハケ塗
りを行なった。20℃で4時間乾燥後、さらにハケ塗り
で重ね塗りした。乾燥塗膜は100μに調整した。20
℃、60%RHで7日間養成した。テストの結果は表−
1および表−2の通りであった。
実施例 2 参考例で製造した臭化水素酸で酸性にしたアクリル酸エ
ステル系共重合体 (日本触媒化学工業(株)製 ボリメントのNK−200)   26.0重過部酸化
チタン (デュポン製品R−900)   20.8重量部、脱
イオン水          40.3重吊部、消泡剤
             0.5重量部を顔料分散機
で良く混ぜ、これに、 液状エポキシ(エピコート828) 13.0重量部 を混合し、ついで、 脱イオン水          16.3重量部を加え
て実施例1と)u1様の塗布を行った。テストの結果は
表−1および表−2の通りであった。
実施例 3 実施例1で調製した組成物の粘度が20℃で50センチ
ボイズになる様に、脱イオン水で希釈しモルタル板に乾
燥塗膜が30μになる様に塗布して、室温で4時間乾燥
後、実施例2の塗料を乾燥塗膜が70μになる様に塗布
した。テストの結果は表−1および表−2の通りであっ
た。
実施例 4 参考例で製造した臭化水素酸で酸性にしたアクリル酸エ
ステル系共重合体 (日本触媒化学工業(株)製 ボリメント・NK−200)   43.3重過部エマ
ルション型エホボキシ樹脂 (カネボウ・エヌエスシ−(株)製 エボルジョンEA−1)     39.1重量部脱イ
オン水          45.0重通部これらをよ
く混合し実施例1と同様の塗布を行った。テストの結果
は表−1および表−2の通りであった。
実施例 5 参考例で製造した臭化水素酸で酸性にしたアクリル耐重
ステル系共重合体 (日本触媒化学工業(株)製 ボリメント8NK−100)   63.3重量部精製
タール          32.3重量部をペイント
シェカーで混練した後、 液状エポキシ (油化シェルエポキシ(株) エビコート@828)      34.3重量部をJ
、く混合し実施例1と同様の塗布を行った。テスl−の
結果は表−1および表−2の通りであった。
比較例 1 市販タールエポキシ樹脂(主剤:硬化剤−100:10
0重吊重吊をモルタル板(J [5R5201)20X
140X140m/mに全表面ハケ塗りを行った。乾燥
塗膜は200μmに調整した。20℃、60%PHで7
日間養成した。テストの結果は表−1および表−2の通
りであった。
表−1 表−2 (発明の効果) 本発明の実施により、従来のコンクリート成型物に比較
し、速乾性の耐酸性、耐塩性、耐水性、耐摩耗性の塗膜
の剥離ないしはふくれが改善されたコンクリート成型物
を得ることができるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンクリート成型物の表面を分子鎖に活性水素を
    もつアンモニウム塩を持つた臭化水素酸で酸性化したア
    クリル酸エステル系共重合体とエポキシ樹脂との混合物
    よりなる水でうすめられる被覆組成物で被覆したことを
    特徴とする被覆コンクリート成型物。
JP2756885A 1985-02-16 1985-02-16 被覆コンクリ−ト成型物 Pending JPS61191580A (ja)

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JP2756885A JPS61191580A (ja) 1985-02-16 1985-02-16 被覆コンクリ−ト成型物

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JPS61191580A true JPS61191580A (ja) 1986-08-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0251166A1 (en) * 1986-06-25 1988-01-07 National Starch and Chemical Investment Holding Corporation A method of finishing a concrete structure

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0251166A1 (en) * 1986-06-25 1988-01-07 National Starch and Chemical Investment Holding Corporation A method of finishing a concrete structure

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