JPS6119124Y2 - - Google Patents

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JPS6119124Y2
JPS6119124Y2 JP14918680U JP14918680U JPS6119124Y2 JP S6119124 Y2 JPS6119124 Y2 JP S6119124Y2 JP 14918680 U JP14918680 U JP 14918680U JP 14918680 U JP14918680 U JP 14918680U JP S6119124 Y2 JPS6119124 Y2 JP S6119124Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は、棚小間または棚小間以外の定置位置と
の間を移動して定形物品を搬送し、同定形物品を
棚に納入しまたは取出すことができるとともに、
棚に納入された定形物品を安定して保持すること
ができる定形物品格納搬出入装置の改良に関する
ものである。
従来この種の定形物品格納搬出入装置において
は、棚小間等に定置された定形物品は搬送機によ
る搬出入時に生ずる衝撃や地震等により、間口面
側へ滑出すことがあり、その滑り出し量が或る程
度大きい場合には、前記搬送機による定形物品の
掴持が円滑に遂行されえないことがあつた。
また定置された定形物品に対し一定の位置に開
放状態の掴持片を正確に停止させてから同掴持片
を閉じることにより、定形物品を掴持していた
が、掴持片の停止位置が正確でないと、定形物品
を掴持することができない場合があり、また掴持
できたとしても、その掴持が不十分で運搬中に落
下する惧れがあり、しかも不十分な掴持により、
定形物品の被掴持部分に局部的に大きな荷重が加
わつて、破損する惧れがあつた。
これを防止するために、物品の停止位置を正確
に検出して、掴持部材の停止位置精度を上げなく
てはならず、コストが大巾に上昇することが避け
られなかつた。
本案はこのような欠点を除去した定形物品格納
搬出入装置の改良に係り、棚に定形物品を格納
し、搬送機で定形物品の納入、取出しを行う装置
であつて、棚小間で定位置に前記定形物品を支持
し同定形物品の間口面に接する稜角部に係止する
係止部材を有する定形物品受け手段と、前記棚小
間または棚小間以外の定置個所との間を移動して
前記定形物品を搬送しうる昇降テーブルと、前記
棚小間または棚小間以外の定置個所に前進または
後退しうるように往復動自在に前記昇降テーブル
に配設された移動台車と、同移動台車の前進時に
前記係止部材に接触して前記定形物品に対する係
止を解くように前記移動台車に付設された係止解
除部材と、前記移動台車に設けられるとともに前
記定形物品の相対する上下面を開閉自在に掴持す
る掴持手段とを備えた定形物品格納搬出入装置に
おいて、前記掴持手段は、前記棚小間内の定形物
品を閉成状態で掴持して取出し、また前記移動台
車上の定形物品を開放状態で前記棚小間内に押込
み得るように構成され、前記各定形物品受け手段
は左右1対に分離され、同受け手段の間口側開口
部内面は、奥行側から間口側に向つて拡大する方
向へ傾斜され、前記受け手段の係止部材は重力ま
たは弾力により変形しうるとともに同係止部材に
は前記定形物品の上方稜角部と係止しうる段部が
設けられ、前記受け手段の奥行側に前記定形物品
の奥行面と衝接しうるストツパーが設けられ、前
記掴持手段における開閉自在の掴持部材の相対す
る面に、前記受け手段に支持された定形物品の間
口側面と接離自在に衝接しうる押込み部材が設け
られ、前記掴持手段にて掴持され前記移動台車の
後退により前記受け手段から搬出された定形物品
を同移動台車の移動方向に沿つて摺動自在に支持
する定形物品案内手段が前記昇降テーブルに付設
されたことを特徴とするもので、その目的とする
処は、定形物品を安定して確実に保持できるとと
もに、定形物品を確実に搬出入できる安価な定形
物品格納搬出入装置を供する点にある。
本案は実用新案登録請求の範囲に記載されたよ
うに構成されているため、前記掴持装置を開放し
た状態で、前記昇降テーブルを所要の棚小間また
は棚小間以外の定置個所の正面に移動させると、
同移動台車の前進とともに前記係止解除部材が前
記定形物品受け手段の係止部材に接触し、さらに
前記定形物品の間口側端面より奥に移動して前記
定形物品の係止を解除し、かつ前記押し込み部材
が前記定形物品の間口面と接離自在に衝接し、ま
た前記受け手段が左右1対に分離されているその
間に前記定形物品を上下面から開閉自在に前記掴
持手段による掴持部分が進入した状態で、前記掴
持装置を作動させ一定の掴持深さで定形物品を掴
持しうる準備が整えられる。
前記掴持手段は、前記棚小間内の定形物品を閉
成状態で掴持して取出し、また前記移動台車上の
定形物品を開放状態で前記棚小間内に押込み得る
ように構成されている前記掴持装置を作動、閉成
させると、定形物品は同掴持装置に掴持され、そ
の後、前記移動台車を後退させると、前記定形物
品は、前記係止部材より外されたまま、所要の棚
小間の定置個所より取出され、そして前記定形物
品を掴持して取出した状態で前記昇降テーブル上
の前記定形物品案内支持手段上へ摺動自在に案内
して取出すとともに支持される。また取出し時に
前記物品が一方に偏しているような場合には前記
掴持装置の開放状態時に同案内支持手段上で前記
定形物品の水平方向に対する左右のいずれの修正
を行うことができる。
次に前記昇降テーブルを他の棚小間または棚小
間以外の定置個所の正面に前記掴持装置に定形物
品を掴持させたまま移動させ、そして前記掴持装
置を開放状態に作動させて、前記移動台車を前進
させると、同移動台車の前進とともに前記定形物
品の奥側端縁が奥行側から間口側に向つて拡大す
る方向へ傾斜された前記定形物品受け手段の間口
側開口部内面によつて案内され、かつ前記定形物
品の奥行端縁によつて前記受け手段の係止部材が
広げられて、同定形物品は前記案内支持手段およ
び受け手段に案内支持されながら前記定置個所ま
たは棚小間に頗る容易に押込まれ、前記定形物品
の奥側端面が前記受け手段の奥行側に設けられた
ストツパーに衝接され、しかも前記受け手段の係
止部材は重力または弾力により変形しうるように
保持されて格納される。
このように本案によれば、所要の定形物品を上
下面より掴持してから同定形物品を移送し、所要
の個所に同定形物品を自動的に卸すことができ
る。
しかも本案においては、所要の棚小間または棚
小間以外の定置個所に格納された定形物品は、同
定形物品の上方稜角部と係止しうるように設けら
れた前記受け手段の係止部材の段部と係止される
ため、搬送機の走行、定形物品の搬出入の際に生
じる衝撃や振動または地震等によつて、前記定形
物品が位置を変えようとしても、前記受け手段の
支持部分と係止部材とで同定形物品は確固と一定
の位置に固定され、前記掴持装置による定形物品
の掴持が円滑に行われ、かつ容易に定形物品の落
下が防止される。
また、前記受け手段が左右1対に分離されて配
設されているので同受け手段を棚小間間に架渡し
た支持部材に取付ける必要がなくなつて材料が少
なくてすみ、さらに前記受け手段における各定置
個所相互間の配置寸法、定置個所自体の寸法、昇
降テーブルの停止位置等のばらつきによる昇降テ
ーブルと定形物品との位置ずれがあつても、前記
受け手段の間口側開口部に存する傾斜面に案内さ
れて定形物品を頗る容易に押込み得るので、これ
らの寸法や停止位置の精度を最小限に留めること
ができ、製作費の低減化を計ることができる。
以下第1図ないし第9図に図示された本考案の
一実施例について説明すると、1は上下左右方向
に沿う鉛直面に亘りカセツト式磁気テープの如き
定形物品17を格納しうる多数の棚小間2よりな
る棚小間群を2個背中合せに配設した1連の格納
棚で、同格納棚1の棚小間2は、第8図ないし第
9図に図示されるように、中空棚支柱3の側面
に、上下方向に亘り一定間隔毎に水平方向に指向
して前後2列に係合孔4が多数設けられ、断面L
状で前方が棚支柱側に曲げられたアタツチメンン
ト5の爪6が前記係合孔4に係合され、同アタツ
チメンント5の水平部片7に、一体射出成形のプ
ラスチツク製支持兼係止部材8の嵌合部9が嵌脱
自在に嵌合されるようになつている。
しかして前記支持兼係止部材8は、支持部片1
0と、奥行側立上り部片11と、係止部片12と
よりなり、前記支持部片10の間口端上面は下方
へ傾斜され、前記係止部片12の間口端下面は上
方へ傾斜されるとともにそれより奥行側に係止段
部13が形成されており、定形物品17が棚間口
側から奥行方向に向つて移動すると、前記係止部
片12の間口端下面に定形物品17の奥行側端面
18が接し、定形物品17により前記係止部片1
2の間口端が上方に押上げられ、定形物品17の
奥行側端面18が奥行側立上り部片11に接した
時、定形物品17の手前側端面19に係止部片1
2の係止段部13が係止されるようになつてい
る。
また棚小間2と略同様に形成された受渡しステ
ーシヨン15(その具体的構造は棚小間2と同様
に定形物品17を収納しうるので省略)が前記格
納棚1のいずれか一方の側部に配設されている。
さらに前記格納棚1の間口面14および前記受
渡しステーシヨン15の間口面16に亘り搬送機
20がそれぞれ1台ずつ計2台設けられ、同搬送
機20は、上下のガイドレール21および走行レ
ール22に支持されながら走行モータ23で駆動
される走行車輪24により自由に自走しうるよう
になつている。
さらにまた搬送機20のマスト25に昇降自在
に設けられた昇降テーブル26は、マスト25の
上下両端に枢支されているスプロケツト27,2
8に架渡されたチエン29に結着され、上方スプ
ロケツト27は昇降モータ30に連結されてお
り、昇降モータ30の駆動で昇降テーブル26は
上下に昇降されるようになつている。
さらにまた第3図ないし第7図に図示されるよ
うに、昇降テーブル26に定形物品掴持装置31
(以下単に掴持装置と称す)が設けられ、同掴持
装置31は下記のように構成されている。即ち昇
降テーブル26には、前記間口面14,16に対
して直角方向に1対のガイドレール32が配設さ
れ、同ガイドレール32にガイドローラ33を介
して前後に移動自在に移動台車34が装架されて
いる。
また前後に枢支された1対のチエンホイール3
5にチエン36が架渡され、該1対のチエンホイ
ール35の一方に前後進モータ37が連結され、
移動台車34に突起38が一体に突設されてお
り、前記チエン36の両端は前記突起38に固着
されている。
さらに前記移動台車34より上方へ一体に左右
1対の支持片39が突設され、同支持片39に軸
40を介して板状の掴持アーム41が上下に開閉
自在に枢支され、同掴持アーム41の先端に掴持
片42が一体に取付けられ、同掴持片42より軸
40寄りに隣接して突片43が一体に突設され、
同突片43に案内ローラ44が枢着されている。
さらにまた掴持アーム41の基部にピン45に
て一端を枢支された1対のリンク46の他端が、
ピン47を介してイコライザー48に枢着され、
同イコライザー48の中央を直角に貫通してロツ
ド49が遊嵌され、同ロツド49の基端は移動台
車34と一体のソレノイド50の可動片51に連
結されている。
またソレノイド50内には可動片51が常時突
出するようにコイルスプリング(図示されず)が
内装されるとともに、可動片51の先端と固着さ
れたストツパ52とイコライザー48とに図示さ
れない定圧コイルスプリングが介装されており、
ソレノイド非動作状態では、第3図に図示される
ように突出する可動片51により掴持アーム41
は開放され、ソレノイド動作状態では、定圧コイ
ルスプリングのばね力で定形物品17を掴持する
掴持片42に一定の掴持力が付加されるようにな
つている。
さらに前記左右1対の支持片39に係止解除部
材53がそれぞれ一体に固着されており、第5図
に図示されるように移動台車34が棚小間2また
は受渡しステーシヨン15の間口面14,16に
接近した時に、前記係止解除部材53の先端上部
が係止部片12の前端傾斜面12aに接し、係止
部片12が上方へ傾動して、係止段部13が定形
物品17の手前側端面19より外されるようにな
つている。
しかも前記昇降テーブル26の前方両側に前記
定形物品案内支持手段たるアングル状の定形物品
案内支持部材54が配設されており、掴持装置3
1で掴持して後退した定形物品17が引き込まれ
て水平方向に対する左右のずれの修正を行いなが
ら定形物品を安定して支持しうるようになつてい
る。
さらにまた昇降テーブル26には、ガイドレー
ル32に沿い、図示されない掴み前端検出スイツ
チ、掴み中位置検出スイツチおよび掴み後端検出
スイツチが適宜配設され、昇降テーブル26の先
端に棚小間2または受渡しステーシヨン15に定
形物品17が存在しているかどうかを検出する反
射型光電スイツチ(図示されず)が設けられてい
る。
しかも前記各検出装置の検出信号および掴持装
置31の動作信号を受け、第12図に図示される
フローに従つて自動的に制御する図示されない制
御装置が設けられている。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、搬送機20の荷取出し動作は、第10図に
図示されるように行われる。即ちスタート指令が
出されて、取出し指令が発せられると、搬送機2
0が目的棚小間2に向つて自走するとともに、昇
降テーブル26が昇降し同昇降テーブル26が目
的の棚小間2の正面に相対してから、第12図に
図示されるフローによる取出し動作を行い、その
後、再び搬送機20が走行して昇降テーブル26
が昇降し、同昇降テーブル26が受渡しステーシ
ヨン15に相対する。最後に第13図に図示され
るフローによる押込み動作が行われ、搬送機20
よる所要の荷取出し動作が完了される。
また受渡しステーシヨン15より目的の棚小間
2に定形物品17を戻す動作は第11図に図示さ
れるように行われる。この動作は第10図と略同
様であるので省略する。
次に定形物品17を目的の棚小間2または受渡
しステーシヨン15より取出す動作は第12図に
図示されるようなフローに従つて行われる。即ち
スタート指令が出されて取出し指令が発せられる
と、反射型光電スイツチが動作するかどうか質問
され、同スイツチが動作しなければ、取出しが不
可能となつて、異常警報が発せられ、掴持装置は
作動しない。しかし反射型光電スイツチが動作す
ると、前後進モータ37が正転され、移動台車3
4が棚小間2または受渡しステーシヨン15に向
つて前進され、掴み前端検出スイツチが動作され
た時に、前後進モータ37が停止される。それか
ら所定時間経過後、ソレノイド50が動作され
て、定形物品17が一定の掴持深さでしかも上下
面から掴持アーム41によつて掴持され、所定時
間経過後、前後進モータ37が逆転され、移動台
車34が後退され、掴み後端検出スイツチが動作
された時に、前後進モータ37が停止され、かく
して定形物品17は棚小間2または受渡しステー
シヨン15より取出される。
またこのように目的の棚小間2または受渡しス
テーシヨン15より取出された定形物品17を受
渡しステーシヨン15または棚小間2に戻す動作
は、第13図に図示されるようなフローに従つて
行われる。即ち、スタート指令が出されて押込み
指令が発せられると、反射型光電スイツチが動作
するかどうか質問され、同スイツチが動作すれ
ば、押込み不可能となつて、異常警報が発せら
れ、掴持装置31は作動しない。しかして反射型
光電スイツチが動作しなければ、ソレノイド50
は非動作状態となり、定形物品17は支持部材5
4に支持される。この状態で前後進モータ37が
正転され、移動台車34が棚小間2または受渡し
ステーシヨン15に向つて前進されるが定形物品
17は案内支持部材54に案内支持されながら、
開放状態の掴持アーム41のローラ44に押さ
れ、目的の棚小間2または受渡しステーシヨン1
5に向いかつ前記案内支持部材54上を摺動して
押込まれる。そして掴み前端検出スイツチが動作
された時すなわち前記定形物品17の奥行端部が
前記ストツパー(本例では奥行立上り部片11に
衝接された時)に、前後進モータ37が停止され
る。さらに所定時間経過後、前後進モータ37が
逆転され、掴み中位置検出スイツチが動作された
時に、前後進モータ37が停止され、かくして定
形物品17は目的の棚小間2または受渡しステー
シヨン15に戻される。
このように図示の実施例では目的の棚小間2ま
たは受渡しステーシヨン15より定形物品17を
取出し、または取出された定形物品17を受渡し
ステーシヨン15または目的の棚小間2に押込
み、所要の定形物品17の移送を確実に遂行する
ことができる。
また、目的の棚小間2あるいは受渡しステーシ
ヨン15への昇降テーブル26の停止精度や、格
納棚1の製作精度が低く、誤差範囲が広くても、
掴持アーム41を閉じて掴持片42で定形物品1
7を掴持した場合に、掴持深さが前記案内ローラ
44の衝接によつて規定できるとともに定圧コイ
ルスプリングの弾性変形でこれらの誤差を吸収し
て無理なく定形物品17を取出すことができ、逆
に押込みの場合には掴持アーム41を開き、定形
物品17を案内支持部材53で案内支持しながら
ローラ44で自由に上下に移動可能な状態で目的
の棚小間2または受渡しステーシヨン15へ無理
なく押込むことができる。
この押込みの場合に前記定形物品受け手段たる
支持兼係止部材8の間口側開口部が奥行側から間
口側に向つて拡大する方向へ傾斜しているため、
昇降テーブル26の左右停止位置が不正確であつ
ても、定形物品17はこの支持兼係止部材8の支
持部片10およびアタツチメンント5に案内され
て確実に収納される。
前記実施例によれば、収納棚1の製作精度や目
的棚小間2あるいは受渡しステーシヨン15への
昇降テーブル26の停止精度を必要に高く設定す
る必要がないため、これらのコストを大巾に低下
させることができる。
また、前記支持兼係止部材8が左右1対に分離
されているので、同支持兼係止部材8を棚小間間
に架渡した支持部材に取付ける必要がなくなつて
材料が少なくてすみ、さらに前記実施例において
は定形物品17が棚小間2または受渡しステーシ
ヨン15に収納された場合には、係止部片12の
弾性および自重により変形して係止段部13が定
形物品17の手前側端面に係合されているので、
搬送機20による棚小間2または受渡しステーシ
ヨン15への定形物品17の搬出入に伴う衝撃等
を受けても、同定形物品17は確固と収納位置が
保持され、しかも定形物品17の脱落が阻止され
る。
さらに棚小間2または受渡しステーシヨン15
より定形物品17を搬出する際に移動台車34に
前進に対応して係止解除部材54により係止部片
12の先端は上方へ押上げられ、係止段部13に
よる定形物品17の係止が自動的に解除される。
第1図ないし第9図に図示の実施例では棚支柱
3にアタツチメント5を介して支持兼係止部材8
を設けたが第14図に図示するように棚支柱3に
水平部片55を水平方向切起し、支持部片58と
奥行側立上り部片59と同立上り部片59と一体
の係止部片60と支持部片58に一体に接続され
た側部ガイド部片62とよりなるプラスチツク製
支持兼係止部材56を形成し、支持部片58に水
平部片55と嵌合部57を設けるとともに係止部
片60の先端下面に係止段部61を設けてもよ
く、このような実施例でも第1図ないし第9図に
図示の実施例と同様な作用効果を奏しうる。
また第15図ないし第16図に図示するように
棚支柱3に矩形係合孔63とその下方に円形嵌合
孔64を設け、第14図に図示された支持兼係止
部材56と略同様に形成された支持兼係止部材6
5の側部ガイド部片70の外側に鍵状係合部片7
1と円形先割れ嵌合段部片72とを突設し、鍵状
係合部片71を矩形係合孔63に嵌合し、下方へ
ずらした後、円形先割れ嵌合段部片72を円形嵌
合孔64に強く押込んで嵌合させるようにしても
よく、このような実施例においてもまた上述の実
施例と同様な作用効果を奏し得て定形物品17の
搬出入の衝撃によつて棚支柱3より離れて脱落す
る惧れが全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案に係る定形物品格納搬入装置の一
実施例を図示した平面図、第2図はその正面図、
第3図は同実施例の定形物品掴持装置が格納され
た定形物品の相対した状態における要部拡大側面
図、第4図はその平面図、第5図ないし第7図は
定形物品搬出動作を図示した要部拡大説明側面
図、第8図は棚小間または受渡しステーシヨンの
要部拡大分解斜視図、第9図はその縦断正面図、
第10図および第11図は、前記実施例におい
て、棚小間より受渡しステーシヨンへおよび受渡
しステーシヨンより棚小間への搬送動作を図示し
たフローチヤート、第12図は前記実施例にける
取出し動作のフローチヤート、第13図はその押
込み動作のフローチヤート、第14図および第1
5図はそれぞれ他の実施例における棚小間または
受渡しステーシヨンの要部拡大分解斜視図、第1
6図は第15図に図示の実施例の縦断正面図であ
る。 1……格納棚、2……棚小間、3……棚支柱、
4……係合孔、5……アタツチメント、6……
爪、7……水平部片、8……支持兼係止部材、9
……嵌合部、10……支持部片、11……奥行側
立上り部片、12……係止部片、13……係止段
部、14……開口面、15……受渡しステーシヨ
ン、16……間口面、17……定形物品、18…
…奥行側端面、19……手前側端面、20……搬
送機、21……ガイドレール、22……走行レー
ル、23……走行モータ、24……走行車輪、2
5……マスト、26……昇降テーブル、27,2
8……スプロケツト、29……チエン、30……
昇降モータ、31……定形物品掴持装置、32…
…ガイドレール、33……ガイドローラ、34…
…移動台車、35……チエンホイール、36……
チエン、37……前後進モータ、38……突起、
39……支持片、40……軸、41……掴持アー
ム、42……掴持片、43……突片、44……案
内ローラ、45……ピン、46……リンク、47
……ピン、48……イコライザー、49……ロツ
ド、50……ソレノイド、51……可動片、52
……ストツパ、53……係止解除部材、54……
定形物品案内支持部材、55……水平部片、56
……支持兼係止部材、57……嵌合部、58……
支持部片、59……奥行側立上り部片、60……
係止部片、61……係止段部、62……側部ガイ
ド部片、63……矩形係合孔、64……円形嵌合
孔、65……支持兼係止部材、66……支持部
片、67……奥行側立上り部片、68……係止部
片、69……係止段部、70……側部ガイド部
片、71……鍵状係合部片、72……円形先割れ
嵌合段部片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棚に定形物品を格納し、搬送機で定形物品の納
    入、取出しを行う装置であつて、棚小間で定位置
    に前記定形物品を支持し同定形物品の間口面に接
    する稜角部に係止する係止部材を有する定形物品
    受け手段と、前記棚小間または棚小間以外の定置
    個所との間を移動して前記定形物品を搬送しうる
    昇降テーブルと、前記棚小間または棚小間以外の
    定置個所に前進または後退しうるように往復動自
    在に前記昇降テーブルに配設された移動台車と、
    同移動台車の前進時に前記係止部材に接触して前
    記定形物品に対する係止を解くように前記移動台
    車に付設された係止解除部材と、前記移動台車に
    設けられるとともに前記定形物品の相対する上下
    面を開閉自在に掴持する掴持手段とを備えた定形
    物品格納搬出入装置において、前記掴持手段は、
    前記棚小間内の定形物品を閉成状態で掴持して取
    出し、また前記移動台車上の定形物品を開放状態
    で前記棚小間に押込み得るように構成され、前記
    各定形物品受け手段は左右1対に分離され、同受
    け手段の間口側開口部内面は、奥行側から間口側
    に向つて拡大する方向へ傾斜され、前記受け手段
    の係止部材は重力または弾力により変形しうると
    ともに同係止部材には前記定形物品の上方稜角部
    と係止しうる段部が設けられ、前記受け手段の奥
    行側に前記定形物品の奥行面と衝接しうるストツ
    パーが設けられ、前記掴持手段における開閉自在
    の掴持部材の相対する面に、前記受け手段に支持
    された定形物品の間口側面と接離自在に衝接しう
    る押込み部材が設けられ、前記掴持手段にて掴持
    され前記移動台車の後退により前記受け手段から
    搬出された定形物品を同移動台車の移動方向に沿
    つて摺動自在に支持する定形物品案内手段が前記
    昇降テーブルに付設されたことを特徴とする定形
    物品格納搬入出装置。
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