JPS61188436A - 非還元性糖類含有サイクロデキストリン及びその製造方法 - Google Patents
非還元性糖類含有サイクロデキストリン及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS61188436A JPS61188436A JP60025197A JP2519785A JPS61188436A JP S61188436 A JPS61188436 A JP S61188436A JP 60025197 A JP60025197 A JP 60025197A JP 2519785 A JP2519785 A JP 2519785A JP S61188436 A JPS61188436 A JP S61188436A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cyclodextrin
- reducing
- reducing sugar
- aqueous solution
- producing
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
- C08B37/00—Preparation of polysaccharides not provided for in groups C08B1/00 - C08B35/00; Derivatives thereof
- C08B37/0006—Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid
- C08B37/0009—Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid alpha-D-Glucans, e.g. polydextrose, alternan, glycogen; (alpha-1,4)(alpha-1,6)-D-Glucans; (alpha-1,3)(alpha-1,4)-D-Glucans, e.g. isolichenan or nigeran; (alpha-1,4)-D-Glucans; (alpha-1,3)-D-Glucans, e.g. pseudonigeran; Derivatives thereof
- C08B37/0012—Cyclodextrin [CD], e.g. cycle with 6 units (alpha), with 7 units (beta) and with 8 units (gamma), large-ring cyclodextrin or cycloamylose with 9 units or more; Derivatives thereof
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く産業上の利用分野〉
この発明は、サイクロデキストリンに化学的に安定な非
還元性糖類を含有させた非還元性糖類含有サイクロデキ
ストリン及びその製造方法に関するものである。
還元性糖類を含有させた非還元性糖類含有サイクロデキ
ストリン及びその製造方法に関するものである。
〈従来の技術〉
種々の化学的、物理的に不安定な物質を、サイクロデキ
ストリンとの包接化合物として保護し安定化すると共に
、これを他の物質（製品）に液体、または粉東として添
加して利用する技術が開発されている。
ストリンとの包接化合物として保護し安定化すると共に
、これを他の物質（製品）に液体、または粉東として添
加して利用する技術が開発されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
サイクロデキストリンは、通常糖質であるデンプンから
微生物、またはその酵素によって製造される物質である
が、従来サイクロデキストリンを使用する場合には、次
のような欠点があった。
微生物、またはその酵素によって製造される物質である
が、従来サイクロデキストリンを使用する場合には、次
のような欠点があった。
（１）他のデキストリン等を含む水溶液から、分離精製
した純度の高いサイクロデキストリンを使用すると、コ
ストが上るばかりではなく、純度が高いサイクロデキス
トリンから誘導されるサイクロデキストリン包接化合物
は互いに結晶化する性質があるので、サイクロデキスト
リン包接化合物の分散性が悪くなり、他の物質へ均一に
混合分散することができない。
した純度の高いサイクロデキストリンを使用すると、コ
ストが上るばかりではなく、純度が高いサイクロデキス
トリンから誘導されるサイクロデキストリン包接化合物
は互いに結晶化する性質があるので、サイクロデキスト
リン包接化合物の分散性が悪くなり、他の物質へ均一に
混合分散することができない。
（２）デンプン溶液から製造した、いわゆるサイクロデ
キストリン含有水飴を使用すると、サイクロデキストリ
ン以外のデキストリンには、還元糖（ブｌ” ウＩ、マ
ルトース、マルトトリオース等）か含まれているので、
前記デキストリンが分散剤の役割をするものの、サイク
ロデキストリン包接化合物と共に、官能基たるカルボニ
ル基（アルデヒド基、またはケトン基）を有する還元糖
類を添加することになり、これらが後になって７ミノ力
ルポニル反応等を起し最終製品の品質を損なう。
キストリン含有水飴を使用すると、サイクロデキストリ
ン以外のデキストリンには、還元糖（ブｌ” ウＩ、マ
ルトース、マルトトリオース等）か含まれているので、
前記デキストリンが分散剤の役割をするものの、サイク
ロデキストリン包接化合物と共に、官能基たるカルボニ
ル基（アルデヒド基、またはケトン基）を有する還元糖
類を添加することになり、これらが後になって７ミノ力
ルポニル反応等を起し最終製品の品質を損なう。
く問題点を解決するための手段〉
そこでこの発明は、サイクロデキストリンと還元性糖類
とを含有する水溶液を常法により還元することによって
、還元性糖類を非還元性糖類（糖アルコール類等）に変
えて、糖質としては非還元性糖類のみを含有する非還元
性糖類含有サイクロデキストリン及びその製造方法を提
供することを目的として開発したものである。
とを含有する水溶液を常法により還元することによって
、還元性糖類を非還元性糖類（糖アルコール類等）に変
えて、糖質としては非還元性糖類のみを含有する非還元
性糖類含有サイクロデキストリン及びその製造方法を提
供することを目的として開発したものである。
この発明において、サイクロデキストリンとはα、β、
γサイクロデキストリン、またはこれらの混合物をいう
。
γサイクロデキストリン、またはこれらの混合物をいう
。
この発明において、非還元性糖類とはアルデヒド基、ま
たはケトン基等のカルボニル基を有さない糖類をいう、
非還元性糖類としては通常ヘキソース類、ペントース類
、オリゴ糖類に対応する糖アルコール類が用いられ、サ
イクロデキストリンに添加混合して用いられる。
たはケトン基等のカルボニル基を有さない糖類をいう、
非還元性糖類としては通常ヘキソース類、ペントース類
、オリゴ糖類に対応する糖アルコール類が用いられ、サ
イクロデキストリンに添加混合して用いられる。
この発明において、サイクロデキストリンと還元性糖類
を含有する水溶液とは、通常デンプン溶液にサイクロデ
キストリン生成菌、またはサイクロデキストリン生成酵
素を働かせて得られるサイクロデキストリン、還元性等
類（ブドウ糖、マルトース、マルトトリオース等）及び
非還元性糖類等を含有する溶液（いわゆるサイクロデキ
ストリン含有水飴）をいうが、これに限るものではなく
、デンプン由来の糖類に限らず、サイクロデキストリン
と、いわゆる還元性糖類（ヘキソース類、ペントース類
等）を含有する溶液であればよい（非還元性糖類が存在
してもかまわない）。
を含有する水溶液とは、通常デンプン溶液にサイクロデ
キストリン生成菌、またはサイクロデキストリン生成酵
素を働かせて得られるサイクロデキストリン、還元性等
類（ブドウ糖、マルトース、マルトトリオース等）及び
非還元性糖類等を含有する溶液（いわゆるサイクロデキ
ストリン含有水飴）をいうが、これに限るものではなく
、デンプン由来の糖類に限らず、サイクロデキストリン
と、いわゆる還元性糖類（ヘキソース類、ペントース類
等）を含有する溶液であればよい（非還元性糖類が存在
してもかまわない）。
サイクロ、デキストリンと還元性糖類とを含有する水溶
液（サイクロデキストリン含有水飴）を還元して、還元
性糖類を対応する糖アルコールに還元して還元サイクロ
デキストリン水飴とする方法の一例を述べると、固形分
５０％、（内サイクロデキストリン１５％、−元軸類（
ＤＥ）２５％）のサイクロデキストリン含有水飴を、ニ
ッケル触媒を使用して１２０’（！ 、 ２００ｋｇ／
ｃゴの水素ガス圧力で水素添加してＤＥをＯ（１０以下
）とするものである。
液（サイクロデキストリン含有水飴）を還元して、還元
性糖類を対応する糖アルコールに還元して還元サイクロ
デキストリン水飴とする方法の一例を述べると、固形分
５０％、（内サイクロデキストリン１５％、−元軸類（
ＤＥ）２５％）のサイクロデキストリン含有水飴を、ニ
ッケル触媒を使用して１２０’（！ 、 ２００ｋｇ／
ｃゴの水素ガス圧力で水素添加してＤＥをＯ（１０以下
）とするものである。
〈発明の効果〉
以上のように、この発明に係る非還元性糖類含有サイク
ロデキストリン及びその製造方法による効果は次の通り
である。
ロデキストリン及びその製造方法による効果は次の通り
である。
（１）サイクロデキストリンを精製する必要がなく、使
用し易い形態の還元サイクロデキストリン水飴が容易に
得られるので、コストが下り応用範囲が拡大する。
用し易い形態の還元サイクロデキストリン水飴が容易に
得られるので、コストが下り応用範囲が拡大する。
（２）サイクロデキストリンの包接化合物を他の物質に
添加した場合に変質することがなく、また副反応を防止
することができる。
添加した場合に変質することがなく、また副反応を防止
することができる。
（３）サイクロデキストリンの包接化合物を他の物質に
添加して、容易に均一に分散させることができる。
添加して、容易に均一に分散させることができる。
（４）サイクロデキストリンの包接物質を長期間安定に
保護できる。
保護できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、サイクロデキストリン以外の糖類として、非還元性
糖類のみを含有することを特徴とする非還元性糖類含有
サイクロデキストリン。 ２、非還元性糖類がデンプンから誘導される非還元性糖
類である特許請求の範囲第１項記載の非還元性糖類含有
サイクロデキストリン。 ３、サイクロデキストリンと還元性糖類とを含有する水
溶液を常法により還元することを特徴とする非還元性糖
類含有サイクロデキストリンの製造方法。 ４、非還元性糖類がデンプンから誘導される非還元性糖
類である特許請求の範囲第３項記載の非還元性糖類含有
サイクロデキストリンの製造方法。 ５、サイクロデキストリンと非還元性糖類とを混合する
ことを特徴とする非還元性糖類含有サイクロデキストリ
ンの製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60025197A JPS61188436A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 非還元性糖類含有サイクロデキストリン及びその製造方法 |
| KR1019850007849A KR890001622B1 (ko) | 1985-02-14 | 1985-10-24 | 비환원성 당류 함유 시클로 덱스트린의 제조방법 |
| CN198686100056A CN86100056A (zh) | 1985-02-14 | 1986-01-06 | 含非还原糖的环糊精及其制备方法 |
| EP86101783A EP0191477A3 (en) | 1985-02-14 | 1986-02-12 | Nonreducing sugar-containing cyclodextrin and process for the preparation thereof |
| AU53461/86A AU5346186A (en) | 1985-02-14 | 1986-02-13 | Cyclodextrin and nonreducing sugar composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60025197A JPS61188436A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 非還元性糖類含有サイクロデキストリン及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61188436A true JPS61188436A (ja) | 1986-08-22 |
Family
ID=12159227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60025197A Pending JPS61188436A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 非還元性糖類含有サイクロデキストリン及びその製造方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0191477A3 (ja) |
| JP (1) | JPS61188436A (ja) |
| KR (1) | KR890001622B1 (ja) |
| CN (1) | CN86100056A (ja) |
| AU (1) | AU5346186A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61152765A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-11 | Nippon Ekishiyou Kk | シクロデキストリン類で包接された化合物を含有した合成樹脂製品及びその製造方法 |
| US5053240A (en) * | 1989-10-24 | 1991-10-01 | Kalamazoo Holdings, Inc. | Norbixin adducts with water-soluble or water-dispersible proteins or branched-chain or cyclic polysaccharides |
| EP1108726A1 (en) * | 1999-12-14 | 2001-06-20 | Tiense Suikerraffinaderij N.V. | Tensio-active glucoside urethanes |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5493686A (en) * | 1978-01-05 | 1979-07-24 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | Powder emulsifying-foaming agent |
| EP0117997A1 (en) * | 1980-07-24 | 1984-09-12 | Rikagaku Kenkyusho | Process for producing cyclodextrins |
| JPS61152765A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-11 | Nippon Ekishiyou Kk | シクロデキストリン類で包接された化合物を含有した合成樹脂製品及びその製造方法 |
-
1985
- 1985-02-14 JP JP60025197A patent/JPS61188436A/ja active Pending
- 1985-10-24 KR KR1019850007849A patent/KR890001622B1/ko active Pre-grant Review Request
-
1986
- 1986-01-06 CN CN198686100056A patent/CN86100056A/zh active Pending
- 1986-02-12 EP EP86101783A patent/EP0191477A3/en not_active Withdrawn
- 1986-02-13 AU AU53461/86A patent/AU5346186A/en not_active Abandoned
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN86100056A (zh) | 1986-10-15 |
| AU5346186A (en) | 1986-08-21 |
| KR860006491A (ko) | 1986-09-11 |
| EP0191477A2 (en) | 1986-08-20 |
| EP0191477A3 (en) | 1987-06-03 |
| KR890001622B1 (ko) | 1989-05-11 |
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