JPS61187068A - 医療事務点数計算システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は、医療事務の点数計算を行なう医療事務点数
計算システムに関する。

［発明の技術的背景］ 従来、この種の医療事務点数計算システムでは、薬剤の
計算、器材の計算、手技の計算等を行なう点数計算処理
手段が診療区分毎に設けられており、各点数計算処理手
段は固有の点数計算処理プログラムにより点数計算処理
を行なうようになっていた。上記システムにおいて１行
為の点数を得るには、まず１行為を構成する諸品目を１
つずつ取出し、該当計算処理手段に渡してその品目の処
理結果を得、最終的に構成品目金ての結果を得て、しか
る後、その診療区分で特有な処理をする手順がとられる
。

［背景技術の問題点］ 上記した従来のシステムでは、点数計算処理プログラム
が品目の種類（薬剤、器材、手技なと）並びに診療区分
毎に必要となるため、プログラム数が多くなる問題があ
った。また従来のシステムでは、法改正に伴うプログラ
ム変更が、その変更量の膨大さおよび複雑さから極めて
困難であり、しかも品質面から見てもロジックバス検査
の量が多くなる等の問題があった。

［発明の目的コ この発明は上記事情に鑑みてなされたものでその目的は
、医療事務の点数計算に必要なプログラム数の削減とプ
ログラムサイズの縮小化が図れ、しかも法改正等におけ
る処理変更に容易に対処できる医療事務点数計算システ
ムを提供することにある。

［発明の概要〕 この発明では、医療事務の点数計算処理に必要な判定情
報並びに定数がパラメータデータとして格納されている
パラメータファイルと、診療行為に係る品目の種類並び
に診療区分で共通となる各点数計算算式毎に設けられ、
対応する点数計算算式およびパラメータデータを用いて
点数計算処理を行なう点数計算処理部とが設けられる。

上記各点数計算処理部には、同計算処理部に固有の点数
計算算式を示す算式識別子が割当てられている。

また、この発明では、品目の点数計算に必要な点数計算
算式の算式識別子を含む品目情報を各品目毎に有する品
目マスタファイルと、診療に係った各行為の品目の品目
名および数量を入力する入力部と、制御部とが設けられ
る。この制御部は、上記入力部から入力された品目名に
応じ、対応する品目情報を品目マスタファイルから取出
し、同品目情報中の算式識別子で示される点数計算算式
を用いる点数計算処理部にＩ司品目情報を渡すと共に同
点数計算処理部を起動するものである。点数計算処理部
は制御部によって起動されると、対応する点数計算算式
に固有のパラメータデータを上記パラメータファイルか
ら取出し、同データおよび制御部から渡された品目情報
を用いて点数計算処理を行なう。

［発明の実施例］ 第１図はこの発明の一実施例に係る医療事務点数計算シ
ステムの構成を示す。同図において、１１−１〜１１−
ｎは、診療行為に係る品目の種類並びに診療区分で共通
となる各点数計算算式毎に設けられ、対応する点数計算
算式およびパラメータデータを用いて点数計算処理を行
なう点数計算処理部、１２は上記パラメータデータが各
種格納されているパラメータファイルである。パラメー
タデータは、医療事務の点数計算処理に必要な判定情報
（判定用の基準値）、定数などである。１３は診療行為
に係る各品目毎の品目情報りが格納されているマスタフ
フィルである。この品目情報りは、キー情報、該当品目
の名称である品名（品目名）、該当品目の点数または価
格、診療区分、該当品目の点数計算に必要な点数計算算
式の識別子である算式番号、および点数計算処理の結果
を格納するエリア（領域）を示す結果格納エリア番号な
どの諸情報からなる。上記キー情報には、該当品目の識
別番号である品番が用いられる。

１４−１〜１４−１は点数計算処理部１１−１〜１１−
ｎの点数計算処理結果が格納される結果格納エリア、１
５は診療行為に係った品目の品番および数量等を入力す
る端末装置、１６は端末装置１５からの入力情報を診療
行為毎にストックするストック部、１７は制御部である
。制御部１７は、ストック部１６にストックされた品目
に応じて対応する品目情報りをマスタファイル１３から
取出し、同情報り内の算式番号が割当てられている点数
計算処理部を起動するようになっている。

次に第１図の構成の動作を説明する。

まずオペレータは端末装置１５を操作し、診療に係った
各行為の品目の品番と数量を入力する。ストック部１６
は、　末装置１５から品目および数量が入力されると、
その入力情報を診療行為（処方処Ｗ）毎にストックする
。しかして端末装置１５からの入力が全て終了すると、
ストック部１６はその旨を制御部１７に通知する。

制御部１１は、ストック部１６からの通知により、各行
為毎に構成する品目の品番をストック部１６から順次取
出す。制御部１７の動作は制御プログラムに従って行な
われる。制御部１７は、ストック部１６から１つの品目
の品番を取出すと、同品番を検索キーにしてマスタファ
イル１３を検索し、同品番と同一のキー情報を有する品
目情報りをマスタフフィル１３から取出す。制御部１７
は、マスタファイル１３から品目情報りを取出すと、そ
の情報り中の算式番号を参照し、点数計算処理部１１−
１〜１１−ｎのうち同番号が割当てられている点数計算
処理部、例えば点数計算処理部１１−１に制御と（上記
取出した）品目情報り並びに（ストック部１６を介して
供給される端末装置１５からの）数量情報とを渡す。

点数計算処理部１１−１は、制御部１７から制御が渡さ
れると、同処理部１１−１に固有の点数計算処理プログ
ラムに従って点数計算処理を行なう。即ち点数計算処理
部１１−１は、同処理部１１−１に固有の点数計算締代
を用いた処理に必要なパラメータデータ（判定用の基準
値、定数など）をパラメータファイル１２から取出し、
そのパラメータデータおよび制御部１７からの諸情報を
用いて所定の点数計算処理を行なう。そして点数計算処
理部１１−１は、点数計算処理結果を、結果格納エリア
１４−１〜１４−ｍのうち品目情報り中の結果格納番号
の示すエリアに格納し、処理終了を制御部１７に通知す
る。

制御部１７は、点数計算処理部１１−１から終了が通知
されると、ストック部１６より次の品番を取出し、上記
した場合と同様の動作を行なう。この結果、次の品目に
固有の品目情報りがマスタファイル１３から取出され、
同情報り中の算式番号が割当てられた点数計算処理部に
制御が渡され、同品目に関する点数計算処理が行なわれ
る。このようにして、入力された全品目に関する点数計
算処理が行なわれる。

［発明の効果］ 以上詳述したようにこの発明によれば、医療事務点数計
算処理に係わる情報を、品目の情報として付加し、また
判定情報並びに定数はパラメータとしてパラメータファ
イルに用意しているため、点数計算処理プログラムの構
造の簡略化が図れる。

また、従来のように診療区分毎、品目の種類毎に点数計
算処理手段を設けずに、これら各診療区分並びに品目の
種類で共通となる算式（即ち処理）毎に点数計算処理手
段を設けるようにしたので、点数計算処理に必要なプロ
グラム数が削減でき、保守性能の向上も図れる。

更に、上記したようにロジック（プログラム）内で扱う
定数、判定情報が外部パラメータとなっているため法改
正、点数改正による処理変更が、プログラムロジックの
変更無しに対応できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係る医療事務点数計算シ
ステムのブロック構成図である。 １１−１〜１１−〇・・・点数計算処理部、１２・・・
パラメータファイル、１３・・・マスタファイル、１５
・・・端末装置、１７・・・制御部、Ｄ・・・品目情報
。 第１　：」

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 医療事務の点数計算処理に必要な判定情報並びに定数が
   パラメータデータとして格納されているパラメータファ
   イルと、診療行為に係る品目の種類並びに診療区分で共
   通となる各点数計算算式毎に設けられ、対応する点数計
   算算式およびパラメータデータを用いて点数計算処理を
   行なう点数計算処理部であって、同点数計算算式を示す
   算式識別子が割当てられた複数の点数計算処理部と、品
   目の点数計算に必要な点数計算算式の算式識別子を含む
   品目情報を各品目毎に有する品目マスタファイルと、診
   療に係った各行為の品目の品目名および数量を入力する
   入力部と、この入力部から入力された品目名に応じ、対
   応する品目情報を上記品目マスタファイルから取出し、
   同品目情報中の上記算式識別子で示される点数計算算式
   を用いる上記点数計算処理部に同品目情報を渡すと共に
   同点数計算処理部を起動する制御部とを具備し、上記点
   数計算処理部は、上記制御部によって起動されることに
   より、対応する点数計算算式に固有のパラメータデータ
   を上記パラメータファイルから取出し、同データおよび
   制御部から渡された品目情報を用いて点数計算処理を行
   なうように構成されていることを特徴とする医療事務点
   数計算システム。