JPS61186161A - 連続鋳造における超音波出力制御方法 - Google Patents

連続鋳造における超音波出力制御方法

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JPS61186161A
JPS61186161A JP2584185A JP2584185A JPS61186161A JP S61186161 A JPS61186161 A JP S61186161A JP 2584185 A JP2584185 A JP 2584185A JP 2584185 A JP2584185 A JP 2584185A JP S61186161 A JPS61186161 A JP S61186161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
frictional force
mold
continuous casting
casting
Prior art date
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Pending
Application number
JP2584185A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kanazawa
敬 金沢
Kunio Yasumoto
安元 邦夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP2584185A priority Critical patent/JPS61186161A/ja
Publication of JPS61186161A publication Critical patent/JPS61186161A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、超音波振動を付与しながら連続鋳造する方法
における前記超音波の出力を制御する方法に関するもの
である。
(従来の技術〕 現在一般に採用されている連続鋳造方法は鋳型を鋳込方
向に上下動させて鋳片と鋳型との間にパウダーを流入し
て焼付きを防止しつつ、連続的に鋳片を鋳造する方法で
あるが、この方法では、鋳型の上下動に伴なって鋳片表
面にオシレーションマークが発生し、これが横ヒビ割れ
等の表面欠陥の発生起点となっている。
そこで、鋳型に超音波振動を付与し、@型に鋳込方向と
は直角な振動を与えて鋳型と鋳片との潤滑性を良好にし
、前記オシレーションマークラ軽減しようとする方法が
試みられている(特願昭59−235628号等)。
(発明が解決しようとする間厘点〕 しかしながら、従来の超音波を鋳型に付与しながら連続
鋳造する方法では、どの程度の強さの超音波出力が必要
であるかという情報が少ない為、鋼種やパウダーの違い
による潤滑性・焼付き易さの違いにもかかわらず、一定
の振動を付与しているのみであシ、鋳込中の前記振動の
制御はなされていなかった。従って、超音波による潤滑
効果は認められるものの過剰に付与しているのが現状で
あ夛、当然装置も大規模なものとなってい念。また、従
来の一定の振動を付与する方法では、鋳込中に一旦潤滑
不良が起こっても適切な処置が行えず、鋳片の表面性状
不良が多発したシ、最悪の場合にはブレークアウトを引
き起こすという問題がおった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、鋳型に付与する超音波出力を最適に制御する
ことによシ安定鋳込を可能ならしめ、従来方法にあった
問題を解決せんとするものである。
すなわち本発明は、連続鋳造時に鋳造に付与する超音波
の出力を制御する方法であって、鋳型と鋳片間の摩擦力
を常時検出し、前記摩擦力の増減に伴って超音波出力を
増減せしめパウダーの流入量を調節して、前記摩擦力が
所定値を維持するように超音波出力を調整することを要
旨とする連続鋳造における超音波出力の制御方法である
〔実施例〕
以下本発明方法を添付図面に示す一実施例に基づいて説
明する。
第1図において、1は鋳片、2は鋳凰、3は鋳型枠であ
り、この鋳型枠3とオシレーション架台4の14に適数
のロードセル5を投口し、これらロードセル5によシ鋳
片1と鋳型2間の摩擦力を検出する。そして、前記ロー
ドセル5で検出した値は、変換器6および増幅器7を経
て演算装置8に入力され、ここで、予め設定されている
基準摩擦力と検出値との差を計算し、この差の大小に伴
なって超音波出力指示信号を出す。
前記超音波出力指示信号は、増幅器7′および変換器6
′を介して超音波加振装置9に入力され、ここで超音波
振動出力が調節されるのである。従って、パウダー10
流入が不均一になったシ、不良になったシして鋳片1と
鋳型2間の潤滑状況が悪くなシ、これら両者間の摩擦が
増加すると、当該摩擦力に対応した超音波振動が鋳型2
に付与されることになる。その結果パウダー10流人が
促進され潤滑状況を良好にして安定鋳込みが継続される
ことになるのである。また、超音波振動の制御によって
パウダー10流人の均一化が図られるため、安定した鋳
片表面性状が得られる。
本発明方法を実施した場合の鋳片1と鋳型2間の摩擦力
と超音波出力の変動状況を第2図に示す。
、52図より明らかなように、摩擦力がある一定値を越
えた場合には超音波出力は比例して増加しておシ、制御
回路が正常に作動していることがわかる。なン、この場
合における摩擦力の設定値は、鋳片1のサイズ俸銅種・
パウダー等によって異なるが、概ね数百−のオーダーで
ある。
すなわち、摩擦力をある一定値以下に押えた制御を常時
行うことによシ、第3図に示すように、鋳片表面の性状
が良好となり、手入率が減少するのである。
なお、通常のオシレーションに超音波振動を付与しても
、オシレー7ヨンマーク深さが浅くなシ、表面性状改善
効果が期得できることは勿論である。
その−例を第4図に示すが、超音波(振動)を付加する
ことにより、平均α1■程度オシレーションマークの深
さが浅くなシ表面割れ発生頻度が大幅に減少しているの
がわかる。また、潤滑状態も鋳込中良好であり、第5図
に示すようにブレークアウト発生率も超音波(振動)無
のものに比べて;ン少1.てイア−ノーlJ:h%>A
 −TIK−ml Fi図f飛すrうに、超音波(振励
〕を増加させることによってパウダー消費量は比例して
増加し、良好な潤滑状況を維持していることがわかる。
(具体例〕 次に、本発明方法を実施した場合の結果を説明する。
下記表に示した成分のアルミキルド鋼を、鋳片サイズ1
80mX180m、鋳込速度1.0 m/ mオシレー
ションストローク5瓢、オシレーションサイクル数15
0 apm、ネガティブストリップ50チの鋳造条件で
、最大18に■2の超音波振励を鋳型に付与しなから鋳
込みを実施した。
表 溶鋼成分 鋳込初期は通常のオシレーションと超音波振動を重畳し
念が、サイクル故を徐々に;ざとしてゆき、最終的に超
音波振動のみの鋳込みとした。更に鋳込みが安定した段
階で本発明に係る制御回路を組み込んで超音波出力を制
御したところ、超音波出力が調整されなから鋳込みが継
、読され、約180mの鋳込みが先部できた。
この弱含の、制御回路組込み時の超音波出力の変動状況
およびロードセルによってモニターした鋳片と鋳型間の
摩擦力の変化を夫々第7図に示す。
第7図よシ明らかなように、何らかの原因で摩擦力が増
加すると、これに伴って超音波出力が増加して潤滑性を
良くして鋳込みをgA読していることがわかる。また、
同図より超音波はIQKHz程度で十分安定した鋳込み
が可能であることが判明し、従来、最大18KH2の超
音波を付与していたことは過剰であシ、従来装置を更に
小型にすることが可能であることがわかった。更に、オ
シレーション駆動時は、オシレーションマークを生成す
るが、超音波振動を重畳した場合はマーク深さが平均0
.1瓢程度曳くなシ、表面疵の発生率が減少した。勿論
、オシレーションを停止し、超音波振でのみの場合には
、オシレーションマークは発生せず、時々湯じわが認め
られる程度となシ、表面疵の発生率は激減した。
(発明の効果〕 以上述べた如く本発明方法は、鋳片と鋳型間の摩擦力の
増減に伴って超音波出力を増減させるため、鋳造条件に
応じた最適の超音波振動を鋳凰に付与することができる
。従って、従来のように過剰に超音波振動を付与するこ
とがなく、従来より設備が小型化でき、かつ安定した鋳
込みを継続することができるという大なる効果を有する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る制御方法の回路の一例を示す図面
、第2図は鋳片と鋳型間の摩擦力と超音波出力の関係図
、第3図は第2図と同様の摩擦力と鋳片千人率との関係
図、第4図は鋳型に付与する超音波がオシレーションマ
ーク深さに及ぼす影響を示す図面、第5図は、鋳型に超
音波を付加した場合と、付加しない場合の鋳造速度とブ
レークアウト発生率との関係図、第6図は超音波出力と
パウダー消費量との関係図、第7図は超音波出力および
摩擦力の制御状況の一例を示す図面である。 1は鋳片、2は滴量、3は鋳型枠、4はオシレーション
架台、5 ’aロードセル、e 、 6ハ変換器、7.
7′は増1μ器、8は演算装置、9は超音波加振装置。 特許出願人  生m工業株式会社 第1図 第2図         N3図 it滓t(ks)             摩擦力(
に$)゛第4図 N6図 JtlPLjlJ(km) 第5図 鴫還41 <−/Q> ′N7図 a! 閉

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、連続鋳造時に鋳型に付与する超音波の出力を制
    御する方法であつて、鋳型と鋳片間の摩擦力を常時検出
    し、前記摩擦力の増減に伴つて超音波出力を増減せしめ
    、操業中前記摩擦力が一定値を維持するように超音波出
    力を調整することを特徴とする連続鋳造における超音波
    出力制御方法。
JP2584185A 1985-02-12 1985-02-12 連続鋳造における超音波出力制御方法 Pending JPS61186161A (ja)

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JP2584185A JPS61186161A (ja) 1985-02-12 1985-02-12 連続鋳造における超音波出力制御方法

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JPS61186161A true JPS61186161A (ja) 1986-08-19

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JP2584185A Pending JPS61186161A (ja) 1985-02-12 1985-02-12 連続鋳造における超音波出力制御方法

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