JPS61183377A - 粘着防止剤 - Google Patents

粘着防止剤

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JPS61183377A
JPS61183377A JP2412585A JP2412585A JPS61183377A JP S61183377 A JPS61183377 A JP S61183377A JP 2412585 A JP2412585 A JP 2412585A JP 2412585 A JP2412585 A JP 2412585A JP S61183377 A JPS61183377 A JP S61183377A
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新庄 正義
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岡崎 泰子
Kazunori Hayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粘着防止剤に関する。
粘着防止剤は、粘着剤と他の基材の接着を防止する材料
である。たとえば、感圧性粘着テープはセロハンなどの
基材の片面に天然ゴムなどの粘着剤の層を被覆したもの
であり、通常ロール状に巻かれて貯蔵、販売されるが、
粘着剤が基材の他の片面に永久接着するのを防止し、使
用時の巻き戻しを容易にする為に、該基材の他の片面に
塗布されている材料が粘着防止剤である。また、感圧性
粘着シートは、たとえば紙の片面に天然ゴム、アクリル
系などの粘着剤の層を被覆したもので、通常、別の紙な
どにゆるく接着して販売されているが、ゆるく接着させ
る為、該別の紙などに塗布されているのが粘着防止剤で
ある。
これまで、種々の粘着防止剤が提供されている。
たとえば、特公昭51−38359号公報にはパーフル
オロアルキル基を含有する単量体、アクリル酸などの遊
離カルボン酸基を含有するエチレン系不飽和単量体およ
びアクリロニトリルなどの不飽和単量体の三元共重合体
が粘着防止剤として使用されることが開示されている。
かかる共重合体は、感圧性粘着テープの粘着剤に対する
剥離性が良好であり、基材との接着性、更に慣用有機溶
剤に対する溶解性が良好であるなど、粘着防止剤として
の良好な性質を有している。
しかしながら、保存が長期に及ぶと熱または湿度の影響
を受けて剥離性が低下し、または粘着剤の瞬間接着力が
低下させられることがあるという欠点を有する。剥離性
の低下は、たとえば感圧性粘着テープの場合、巻き戻し
に強い力を要し、実用上不便であり、瞬間接着力の低下
はテープを目的に応じて貼りつけるのにより大きな圧力
を必要とし、これまた実用上不便である。
また、特開昭55−104310号公報には前記欠点を
排除するため、(a)炭素数3〜21のパーフルオロア
ルキル基を含む重合しうる化合物、(b)メタクリル酸
および(C)アクリル酸置換アルキルまたはメタクリル
酸置換アルキル基であって、該置換アルキルは炭素数が
2〜3であり、少くとも1個の水酸基で置換されており
、水酸基で置換されていない炭素に接合した水素がハロ
ゲンで置換されていることもあるエステルを含有する共
重合体から成る粘着防止剤が開示されている。
かかる共重合体は、ゴムのりに対しては熱または湿度の
かかる長期保存性が多少改良されているものの、アクリ
ルのりに対してはほとんど改良されておらず、基材との
密着性はむしろ低くなり、剥離剤である共重合体が剥離
の際に基材と離れ、アクリルのり側についていくという
欠点を有する。
本発明の目的は、パーフルオロアルキル基を含む単量体
を含有する共重合体から成る粘着防止剤であって前記欠
点を排解除したものを提供することにある。
この目的は、(a)炭素数4〜20のパーフルオロアル
キル基またはパーフルオロアルケニル基を含有する重合
しうる化合物、 (b)化合物(a)と共重合が可能な重合しうる化合物
、および (c) 1個のビニル基および1個またはそれ以上のビ
ニル基またはエポキシド基を含有する化合物を構成成分
とする共重合体から成る本発明の粘着防止剤により達成
される。
本発明の粘着防止剤に用いる共重合体を共重合させた時
点では化合物(C)により架橋された高分子量の共重合
体は、溶媒に溶解している。しかし、いったん基材に塗
布し溶媒を除去してしまうと、架橋されたポリマー鎖が
からみあうため、溶媒に溶けなくなるか、架橋モノマー
が少ない場合でも溶媒に溶けにくくなる。それと同時に
感圧性粘着テープのゴムのり、特にアクリルのりへの親
和性がほとんどなくなる。
本発明の粘着防止剤を用いた接着テープを65℃で、湿
度80%で20時間さらした場合、ゴムのり、アクリル
のり共に接着テープの離型性の経I階恋イには l?J
−j、  ν目 ニノ1 セ”   1呂善→−−プθ
)lうn9蚊着力もほとんど変化しない。この結果は、
本発明の粘着防止剤が長期の保存にも耐えうるちのであ
ることを示している。
本発明の粘着防止剤は慣用の溶剤に容易に溶解し、その
溶液を基材に塗布して乾燥するだけで基材上に強固に塗
着することができ、この際高温に加熱する必要がないか
ら塗布操作も簡単である。
また塗布量は基材の種類にもよるが、たとえばポリプロ
ピレンの場合、約20mg/m”の塗布量で充分である
本発明に用いる共重合体に含有される炭素数4〜20の
パーフルオロアルキル基を含む重合しうる化合物(a)
は、共重合体に低表面エネルギーを付与して粘着剤との
接着性を低下させる。この様な化合物には次の一般式で
示される化合物が包含される。
RfCHtCH(OX)C)[20COCR’=CHt
Rr(CHJ n OCOCR” = CHt11fS
O2N(R’)R’0COR″= CHtn f OA
 r CH! OCOCR” = CHt[式中、Rf
は炭素数4〜20のパーフルオロアルキル基またはパー
フルオロアルケニル基;Xは水素またはアセチル;R2
は水素またはメチル;R4は水素または炭素数1−10
のアルキル;R5は炭素数1−10のアルキレン;Ai
は置換基を有することもあるアリール基;nは1−11
の整数を表わす。]。
これらを具体的に例示すれば、 (CF3) ICF(CL)acHlcH(OCOCH
3)CH20COC(CH3) =C1l、、 (CF、)、CF(Crt)acH,cH(OR)CI
、0COCH= CHI、CF+(CFt)7(CHt
) 、 、0COCR= CH,、CF3(CFり6C
H,0COC(CH3)=CH,、(CFJtCP(C
PJs(C1lt)tOcOcH=cHt、     
′CFs(Crt)s(CIl*)*0COC(CHa
) = CHt、CF3(CFり、(CHI)!0CO
CH=CH2、CF、(CFt)ysOtN(CH=C
H2)tOcOcH=cHt。
CP−(Cry)tso−N(C*1IsXCH*)t
OcOcH=cHtC,F、、0@Cl110COCH
=CIIIC,P、、O@CI、0COCR=CH。
などが挙げられる。
本発明に用いる共重合体を構成する化合物(b)として
任意の単量体を加えて成分とすることができる。この様
な他の単量体としては次の様な化合物が挙げられる。
アクリル酸、メタクリル酸またはメチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、ヘキシ
ル、オクチル、2−エチルヘキシル、デシル、ラウリル
、オレイル、ステアリル、アリル、シクロヘキシル、ベ
ンジル、2−n−ブトキシエチル、メトキシエチル、2
−エトキシエチル、ジメチルアミノエチル、 t−プチ
ルアミノエヂルもしくは3−ジエチルアミノプロピルア
クリレートもしくはメタクリレートなどのアクリル酸エ
ステルもしくはメタクリル酸エステル:アクリルアミド
、メタクリルアミドまたはN−メチル、N−エチル、N
−ブチル、N−ヒドロキシメチル、N−(2−ヒドロキ
シエチル)もしくはN−(3−ヒドロキシプロピル)ア
クリルアミドもしくはメタクリルアミドの様なアクリル
アミド、メタクリルアミドまたはそのN−アルキル誘導
体;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ギ
酸ビニル、カプリル酸ビニル、ステアリン酸ビニル、カ
プリン酸ビニル、ラウリル酸ビニルなどのビニルエステ
ル; スチレン、α−メチルスチレン、α−クロロスチレン、
p−メチルスチレンまたはp−スチレンカルボン酸など
のビニル芳香族化合物:2−ビニルピリジン、3−ビニ
ルピリジン、4−ビニルピリジンまたはN−ビニル−2
−ピロリドンなどのビニル複素環化合物; エチレン、プロピレン、塩化ビニル、塩ビニリデン、フ
ッ化ビニルまたはフッ化ビニリデンなどのα−オレフィ
ンまたはハロゲン化エチレン;アクリロニトリルまたは
メタクリレートリルなどのニトリル化合物: クロトン酸、ビニル酢酸、アリル酢酸、クロトン酸メチ
ル、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、シトラコン
酸、フマル酸ジメヂル、マレイン酸ジエチル、イタコン
酸ジエヂルなどの不飽和モノまたはジカルボン酸または
そのエステル。
2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリ
レート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒ
ドロキシ−3−クロロプロピルメタクリレート、2−ヒ
ドロキシ−3−クロロプロピルアクリレートなどがある
本発明に用いる共重合体を構成する2個またはそれ以上
のビニル基を含有する架橋型単量体モノマー(C)とし
ては次の様な化合物が挙げられる。
アリルアクリレート CB、=ClIC0OCH,CH=CH2、オレイルア
クリレート CHz = CHCOO(CHt)*CH= C11(
C1lt)7C113、エポキシステアリル グリシジルアクリレート CHI = C11C00C11tCtl−刊H(CH
I、)?C113、ポリエチレングリコールジアクリレ
ート(P−2)CI、 = ClIC0O(C,11,
0) 、C0CH= CH,、ポリエチレングリコール
ジアクリレート(P −3)C11,= CHCoo(
C,1140)3COCIl= C11t、ポリエチレ
ングリコールジアクリレート(P−4)CHl、= C
11C00(C,11,0)、C0CII= C11,
ポリエチレングリコールジアクリレート(P−9)C1
1,= C11COO(C,H,O)、COCl1= 
CI、、ポリエチレングリコールジアクリレート(P−
14)CH、= ClIC0O(C,11,0) 、 
4COCII = CH!、1.3−ブチレングリコー
ルジアクリレートCH,= CHCooC,Il、Cl
1(CH3)OCOCH= C8,。
1.4−ブチレングリコールジアクリレートC11,=
 ClIC0OCj1.0COCH= CH,,1,6
−ヘキサングリコールジアクリレートCH,=CHC0
0C,H,,0COCH=CH1、ネオペンチルグリコ
ールジアクリレートCI、=C1(C00CII、C(
CH3)、CHOCOCIl=CH,、ジプロピレング
リコールジアクリレートCI、 = ClIC0O(C
Il、CHO) tcoco = CI、、ポリプロピ
レングリコールジアクリレート(P −9)CI、 =
 CHCoo(CIl、Cll0)ecOcH= co
2.2.2−ビス(4−アクリロキシジェトキシフェニ
ール)プロパン CH3 2.2−ビス(4−アクリロキシプロビロキシフェニー
ル)プロパン CH3 トリメチロールプロパントリアクリレート[CH,= 
CHCOOCH3コ。C”CtHs、テトラメチロール
メタントリアクリレート[CH,= CHCOOCII
、] 、C−CI、OR、トリアクリルホルマール Cl1t=CHCO−N−CI(。
ジブロムネオペンチルグリコールジメタクリレート CH,” C(CH3)C00CH,C(CI、Br)
 、CH,0COC(CI(3) = CH,、アリル
メタクリレート C11= = C(C1l*)COOCHzCH= C
Ht、オレイルメタクリレート C11,−C(CHl3)Coo(CH2)、cH= 
CI(C1l、)7CH3、エポキシステアリルメタク
リレート CH,−C(C113)COO(C11,)scH−C
I(CHffi)、CH2N2 エチレングリコールジメタクリレート CH,= C(C113)COOC,H40COC(C
Hl、) = C11,、ポリエチレングリコールジメ
タクリレート(P −2)CH,= C(CH3)C0
0(C,11,0) 、C0C(CH,) = CL、
ポリエチレングリコールジメタクリレート(P−3)C
Hl、−C(CH3)C00(C,11,0)3COC
(C11,)=CI+、、ポリエチレングリコールジメ
タクリレート(P−4)CH,= C(C113)C0
0(C,II、O)、C0C(C11,) = CH,
ポリエチレングリコールジメタクリレート(P−9)C
1,= C(CIl、)Coo(C,H,0)、C0C
(CH3) = CHオ、ポリエチレングリコールジメ
タクリレート(P−14) CHl = C(CI(3)COO(Cr11.O) 
、 、C0C(C113) = C1(、,1,3−ブ
チレングリコールジメタクリレートCI、 = C(C
Hl、)COOC,H,Cl(CH3)0COC(CH
3) = C11,,1,4−ブチレングリコールジメ
タクリレートCI、 = C(CHl3)COOC,H
,0COC(CH,) = C11,,1,6−ヘキサ
ングリコールジアクリレートCI、 = C(CH3)
C00C計、 、0COC(C11,) = Cl11
、ネオペンチルグリコールジメタクリレートCI、 =
 C(C113)COOCII、C(CH3) ICI
、0COC(CI(3) −CHl、、ポリプロピレン
グリコールジメタクリレート(P−9) CHl = C(C1,)C00(CIl、CHO)、
C0C(CHl3) = C11,,2,2−ビス(4
−メタクリロキシフェニール)プロパン 2.2−ビス(4−メタクロキシジェトキシフェニール
)プロパン H3 トリメチロールプロパントリメタクリレート[C11,
= C(C113)COOCR1] 、C−C,H5、
トリメタクロイルオキシエチルフォスフエイト[CI+
、=C(C1+、)COOC,II、O12・p=。
本発明に用いる共重合体におけるパーフルオロアルキル
基を含む重合しうる化合物(a)の含有割合は、20〜
90重量%が望ましい。20重量%よりも少なければ粘
着防止剤として用いた時の剥離性が低くなり、大きい剥
離力が必要となる。90重量%よりも多いときは慣用溶
剤への溶解性が乏しくなる。特に好ましい含有割合は2
5〜60重量%である。
化合物(a)と共重合が可能な化合物(b)の含有割合
は、lO〜80重虫%であることが望ましい。
10重量%よりも少なければ慣用浴剤への溶解性が乏し
くなる。80重量%よりも多いときは粘着防止剤として
用いた時の剥離性が低くなり、大きい剥離力が必要とな
る。
2個またはそれ以上のビニル基を含有する架橋型単量体
モノマー(C)の含有割合は、0.1〜40重量%が望
ましい。0.1重量%よりも少なければポリマー鎖同士
の架橋がおこらず、アクリルのり、ゴムのりへの親和性
が高く、粘着防止剤として使用し、粘着剤と接して存在
するとき、温度および湿度の影響を受ければ剥離力が大
きくなり、また瞬間接着力が低下する。また40重量%
を越えるときは、ポリマー鎖同士の架橋が多くおこりす
ぎ、溶媒に溶解せず、しかも融点も極めて高くなり、粘
着防止剤として処理することが不能になる。
なお、剥離力は粘着テープにおいて500〜1000g
15cmが要求される。
本発明の粘着防止剤に用いる共重合体を得るためには、
種々の重合反応の方式や条件が任意に選択でき、塊状重
合、溶液重合、乳化重合または放射線重合など各種の重
合方式のいずれも採用できる。なかでも、共重合しよう
とする化合物の混合物を適当な有機溶媒に溶解し、重合
開始源(使用する有機溶媒に可溶の過酸化物、アゾ化合
物または電離性放射線など)の作用により、また連鎖移
動剤の存在または不存在で、溶液重合させるのが好まし
い。この重合においては、充分に高い温度、たとえば約
70℃前後で充分に長い時間、たとえば15時間反応さ
せればほとんど全部の単量体を共重合させることができ
る。
本発明の粘着防止剤は種々の粘着剤に対して使用でき、
粘着剤は特に限定されない。通常使用される粘着剤は、
天然ゴムまたは合成ゴムに石油系樹脂可塑剤、オイルな
どを添加した感圧性粘着剤である。
また、本発明の粘着防止剤が塗布される基材としては、
ポリプロピレン、セロハン、ポリエステル、ポリ塩化ビ
ニルなどの高分子物質のフィルムまたは織布もしくは紙
に前記の高分子物質をラミネートまたはサイズしたもの
など広範なフィルムまたはシートを挙げることができる
本発明の粘着防止剤は通常の方法で基材表面に塗布でき
、慣用溶剤に溶解して塗布される。溶剤としてはメタノ
ール、エタノール、イソプロパツールなどのアルコール
類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、トルエ
ン、キシレン、ミネラルスピリットなどの石油系溶剤が
使用される。
粘着防止剤の基材表面への塗布量は、1〜500mg/
m”の範囲、好ましくは5〜50mg/m’である。
次に実施例および比較例を挙げて本発明を具体的に説明
する。併わせて参考例に本発明に用いる共重合体の製造
法を示す。なお、実施例、比較例、参考例および比較参
考側中、%とあるは湿度に関するものを除き重量%を表
わす。
参考例1 (a)CFaCFt(CFtCFt)mcHtcHtO
c0CH=CI*(m=3.4.5の化合物の重量比5
:3:lの混合物)49g 、 (b)ステアリルアク
リレート49gおよび (C)CH*=C(CI(+)COO(C2H+0)t
3cOC(C1,)=CH,2gならびに1,1.l−
トリクロルエタン300gを冷却コンデンサー付きフラ
スコに仕込む。次いでフラスコ内を窒素ガスで置換した
後、撹拌しながら55℃まで加熱する。この後、 t−
ブチルパーオキシビバレート2gを加え、その温度で8
時間撹拌して CF3CPt(CFtCFt)fnCHtCHtOCO
CH= CHt(mは前記と同意義)     49%
C、a H3? OCOCH= CHt      4
9%CHt=C(CH3)COO(CyH?0)tic
Oc(CH3)=CH*              
                         
2  %から成る共重合体の濃度20%溶液を得た。
、  参考例2〜5 パーフルオロアルキル基を含む重合しうる化合物として
下記の単量体1−47を用い、(1)に示す量で各単量
体(a)〜(d)および溶媒と触媒を仕込み、参考例1
と同様な手順を繰り返して(2)に示す組成を有する共
重合体の濃度25%溶液を得た。
単量体I CF3CPt(CPtCFt)mcHtcHtOcOc
H=CHt(m =3.4.5の化合物の重量比5:3
:l の混合物) 単量体■ CF。
QC(CHs)=CHt(mは前記と同意義)単量体■ CF s (CF t ) ? CHt CHt OC
OCH= CHを単量体■ CH,CH,0COCH =CH。
単量体■ Cl1Fl?0◎CHt OCOCH= CHt(参考
例2) (I Xa)単量体II  35g(b)メタクリル酸
35g、(c)2−ヒドロキシエチルメタクリレート5
g、(d)ポリエチレングリコール(n=9)ジアクリ
レート25g、溶媒:イソブ口パノール300g1触媒
:アゾビスイソブチルニトリルIg(2Xa)35%、
(b)35%、(c)5%、(d)25% (参考例3) (1)(a)単量体II[49,5g (b) 7り+
Jル酸49.5g(c)テトラメチロールメタントリア
クリレート1g1溶媒二イソプロピルアルコール、溶媒
:t−ブチルパーオキシビバレート2g(2Xa)49
.5%、(b)49.5%(c)  1%、(参考例4
) (l Xa)単量体IV50g、(d)アクリル酸40
g、(c)オクタデシルアクリレート5g、(d)ポリ
エチレングリコール(n=23)ジアクリレート5g1
溶媒:酢酸エチル264g、エヂルアルコール12g 
、触媒:過酸化ベンゾイルIg(2Xa)50%、(b
)40%、(C)5%、(d)5% (参考例5) (I Xa)単量体V50g、(d)アクリル酸40g
、(c)オクタデシルアクリレート5g、(d)グリシ
ジルアクリレート5g、溶媒:酢酸エチル264g、エ
チルアルコール12g1触媒:過酸化ベンゾイルtg (2Xa)50%、(b)40%、(C)5%、(d)
5% (比較参考例1) (I Xa)単量体150g、(b)ステアリルアクリ
レート50g、溶媒:  i、t、t−トリクロルエタ
ン300g、触媒:t−ブチルパーオキシビバレート2
g (2Xa)50%、(b)50% (比較参考例2) (1)(a)単量体lI46゜5g、(b)メタクリル
酸46.5g 、 (c) 2−ヒドロキシエチルメタ
クリレート7g1溶媒:イソプロパノール300g。
触媒:アゾビスブチロニトリルIg (20a) 46 、5%、(b)46.5%、(C)
7% (比較参考例3) (I Xa)単量体II[50g、(b)アクリ゛ル酸
50g1溶媒:イソプロビルアルコール、触媒:t−プ
チルバーオキシビパレート2g (2Xa)50%、(b)50% (比較参考例4) (IXa)単量体If/  53g、(b)アクリル酸
42g、(c)オクタデシルアクリレート5g、溶媒:
酢酸エチル264g、、エチルアルコール12g1触媒
:過酸化ベンゾイルIg (2Xa)53%、(b) 42%、(c)5%実施例
1〜5および比較例1〜4 参考例!および比較参考例1で得た共重合体溶液はトル
エンを加えて共重合体濃度が0.1%の゛ 溶液に調整
する。参考例2〜5および比較参考例2〜4で得た各共
重合体溶液はイソプロパツールを加えて共重合体濃度0
.1%の溶液に調整し、試験試料の作成に用いた。
試験試料は、剥離用シートおよび粘着テープから成る。
剥離用シートはポリプロピレンフィルムの片面に前記0
.1%溶液を、共重合体が20mg/ m 2の割合・
で付着される様に均一に塗布して室温(約25℃)で3
時間放置して作成した。粘着テープとしてはアクリルの
りを主体とする溶液型感圧性粘着剤がポリプロピレンフ
ィルムに塗布されている感圧性粘着テープを用いた。
試験試料の作成は、前記剥離用シートの共重合体塗布面
と前記粘着テープの粘着剤塗布面を貼り合わせ、ロール
に通して5Kg/cm”の圧力で接着して行った。
それぞれの試験試料について、作成後、25°C湿度6
5%で25時間常態放置したものおよび作成後20時間
65℃、湿度80%の雰囲気にさらして老化処理したも
のについて剥離力および瞬間接着性を測定した。
剥離力は、試験試料の一端の一部を剥がし、粘着テープ
の一端を固定し、剥がされた剥離用シートの一端を30
0mm/分の速度で引き剥した時に生ずる応力を測定す
ることにより求めた。
瞬間接着性は、第1図に示す装置を用い、水平面および
鉛直面に接する半径15cmの円弧に沿って直径378
インチ(約3 、5 g)の清浄な鋼球を自然落下させ
、水平面に置いた粘着テープ(長さ50cm)の粘着剤
面を落下させた鋼球が静止するまでに走る距離を測定す
ることにより求めた。走る距離が短い程、瞬間接着性が
良好で、長い程、良好でないことを示す。
各試験試料について剥離力および瞬間接着性の測定結果
を第1表に示す。
なお、比較例5に用いた試験試料は、何ら共重合体を塗
布しないポリプロピレンを剥離用シートとし、そのいず
れかの面と粘着テープの粘着剤塗布面を貼り合わせて同
様にロールに通して5Kg/cm”の圧力で接着して作
成した。
比較例5の結果を見れば、粘着剤自身は老化処理によっ
ては何ら変化を受けていないものと考えられる。
実施例に用いられた共重合体は、粘着防止剤として室内
放置後の剥離力が余り大ではなく、老化処理のものと比
較して剥離力および瞬間接着性の差が小である。これに
対し、比較例で用いられた共重合体は、室内放置と老化
処理とを比較して剥離力および瞬間接着性の差、特に曲
者の差が大きく、長期保存性がよくない。比較例5は室
内放置だけで剥離力が余りに大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は瞬間接着性を測定する装置および被測定用粘着
テープを水平面に置いた状態を示す斜視図である。 1・・・・・・直径3/8インチの調味、2・・・・・
・半径15cmの円弧面、3・・・・・・粘着テープ。 特許出願人 ダイキンエ稟株式会社 代 理 人 弁理士 青白 葆 (ばか2名)手続補正
書(白側 昭和61年 3月 1日 1、事件の表示 昭和60年特許願第   24125   号2、発明
の名称 粘着防止剤 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所  大阪府大阪市北区梅田1丁目12番39号新阪
急ビル名称 (285)ダイキン工業体式会社代表者 
 山  1)  稔 4、代理人 5、補正命令の日付:自 発 6、補正の対象:明細書の「発明の詳細な説明」の欄7
、補正の内容 明細書の発明の詳細な説明の欄中、次の箇所を補正しま
す。 (1)第4頁6行、「接合」とあるを「結合」と訂正。 (2)第10頁最下行(式も1行と数えて)、「 」 とあるを 「 ] と訂正。 (3)第12頁7行(式も1行と数えて)、「 I3 」 とあるを Cl5 CH。 」 と訂正。 (4)同頁末5行(式も1行と数えて)、「 Ha 」 とあるを 「 CH3 」 と訂正。 (5)第15頁4行行(式も1行と数えて)、rcH,
= C(CH3)C00(CIl、)?CI= CH(
CIl、)?CI1.、」とあるをrcll、 = C
(CIl、)COO(CIl、)、CI= Cl1(C
Ill)?CH3、」と訂正。 (6)同頁末7行(式も1行と数えて)、[ 」 とあるを [ 」 と訂正。 (7)第15頁4行行、「2.2−ビス(4−メタクリ
ロキシフェニール)」とあるを「2.2−ビス(4−メ
タクリロキシエトキシフェニール)」と訂正。 (8)第15頁4行(式ら1行と数えて)、「 CB。 」 とあるを 」 と訂正。 以上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)炭素数4〜20のパーフルオロアルキル基
    またはパーフルオロアルケニル基を含有する重合しうる
    化合物、 (b)化合物(a)と共重合が可能な重合しうる化合物
    、および (c)1個のビニル基および1個またはそれ以上のビニ
    ル基またはエポキシド基を含有する化合物を構成成分と
    する共重合体から成ることを特徴とする粘着防止剤。
  2. (2)化合物(c)が式: CH_2=C(R^1)COO(C_2H_4O)nC
    OC(R^2)=CH_2[式中、R^1およびR^2
    はそれぞれ水素原子またはメチル基、nは、1〜30の
    整数を表わす。]で示される化合物である特許請求の範
    囲第1項記載の粘着防止剤。
  3. (3)化合物(a)の含有量が共重合体の20〜90重
    量%、化合物(b)の含有量が共重合体の10〜80重
    量%および化合物(c)の含有量が共重合体の0.1〜
    40重量%である特許請求の範囲第1項記載の粘着防止
    剤。
JP2412585A 1985-02-08 1985-02-08 粘着防止剤 Granted JPS61183377A (ja)

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