JPS61182866A - アンダーカットを有する変速機ケースの製造方法 - Google Patents

アンダーカットを有する変速機ケースの製造方法

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JPS61182866A
JPS61182866A JP2421585A JP2421585A JPS61182866A JP S61182866 A JPS61182866 A JP S61182866A JP 2421585 A JP2421585 A JP 2421585A JP 2421585 A JP2421585 A JP 2421585A JP S61182866 A JPS61182866 A JP S61182866A
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JP
Japan
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core
undercut
casting
case
die casting
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JP2421585A
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JPH0310427B2 (ja
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Noriyuki Suzuki
鈴木 矩行
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • General Details Of Gearings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はアンダーカットを有する鋳造品の製造方法に関
するもので、自動車用変速機のケースの製造に使用され
るものである。
(従来の技術) 本発明に係る自動車用変速機ケースのグイカスト鋳造方
法としては、金型内のアンダーカットに相当する部分に
置中子を設け、鋳造後置中子をケースの軸線に対して直
角方向の外部より叩き出すための力を加え、置中子を取
り出し、その後機械加工を行い埋栓にシール材を塗布し
て本体ケースに取付る置中子方法が行われている。
これを第6〜7図により説明すれば、1は変速機のケー
スで、2はアンダーカット部である。このアンダーカッ
ト部に従来の置中子方法として、3は置中子で叩き出す
ための突起3aを有し、アンダーカット2の端部に突起
3aにて成形される穴2aがある。4は鋳造後、叩き出
し力P2にて置中子をアンダーカット部2より出したも
のでこの場合の置中子の抜勾配は通常3度以上であり、
5はシール材を塗布した埋栓である。
(本発明が解決しようとする問題点) 然し前記置中子方法は、埋栓用の孔などの後加工を必要
とし、更に埋栓などの部品が必要であり、長期間の使用
により埋栓が老化して、走行中に弛み、破損が発生し易
い、という問題点があった。
そこで本発明は、自動車用変速機などのアンダーカット
を有するダイカスト鋳造において、アンダーカットの部
分にまったく後加工を必要とせず、かつ埋栓又は蓋など
の部品を必要としないダイカスト鋳造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、
アンダーカットを有する自動車用変速機ケースのダイカ
スト鋳造方法において、置中子の形状として置中子に押
圧部を一体的に設け、ケースの軸線と平行方向に外部よ
り前記押圧部に力を加えて、押圧することにより、置中
子が回転しながらアンダーカット部より容易にはずれ離
脱出来る形状とし、かつケースのアンダーカットの側面
に置中子が回転出来る抜勾配を設けたものである。
(作用) 前記技術的手段は次のように作用する。
可動中子の上端に置中子を設置し、摺動中子。
可動中子を作動させてダイカスト鋳造によりアンダーカ
ットを有する変速機ケースの製造方法において、前記置
中子の形状が、アンダーカットにほぼ垂直の位置に押圧
部を設け、この押圧部をケースの軸線と平行方向の外部
より押圧することにより、置中子にトルクが作用して、
置中子の一方の側面の一軸線を中心として、置中子は回
転することになり、他方側面端部がアンダーカット側壁
に接触しない程度の抜勾配が設けであるために、置中子
は容易に回転離脱することができ、更にこの置中子はそ
のまま連続的に再使用できるものである。尚、抜勾配が
過小では置中子の回転離脱は困難である。
(実施例) 以下具体的な実施例について説明する。
第6図に示す1が変速機のケースで、2はアンダーカッ
トである。第1図の6は置中子で、アンダーカットに相
当する部分が6aで、外部よりの押圧力を加える押圧部
6bを有し、6aは6bとの繋がりのブロック部分6C
より構成されている。
ダイカスト鋳造機(図示なし)において、第2図及び第
5図に示す7,8.9.10は摺動中子、11は固定型
の中子で、12は可動中子であり、溶湯の注入口10が
ある。
第5図は各中子の説明図で、四方向の摺動中子7.8,
9.10が各シリンダーの作動により移動する、摺動中
子IOについて説明すればシリンダー10.2.  ピ
ストン10bによりガイド10cをスライドして中子1
0と一体的なブロック10dが油圧により矢印13に示
すように移動する機構である。
上記構造においてその作用を説明すれば、置中子6を可
動中子12の端部であるアンダーカット相当部14に載
置し、各ピストン7b、8b、、・・・の作用により中
子7,8,9.10及び12が閉状態となり、次に固定
中子11と閉状態とし、湯口10より注湯してケース1
を鋳造する。
ダイカスト鋳造後、各中子を開状態としてケース1を取
り出す。次に第3図に示すように置中子6の押圧部6b
に押圧力P1を、ケースと同じ軸線方向より加えれば置
中子6は2点鎖線に示すように置中子の側面15を枢軸
としてBに示すように回転して置中子はアンダーカット
部より離脱するものである。
これを第4図の拡大図により説明すればケースのアンプ
・−カットの側壁に(10〜30度程度の)抜勾配のβ
、γがあり、置中子が外力P1により回転する枢軸側1
5にも抜勾配αがある。この結果第4図に示すケースの
アンダーカット、0点及びD点は15を中心として回転
し、ケースに前記抜勾配β2 γが設けられているため
に、置中子6の端部6eはアンダーカットの壁部に接触
することなく容易に離脱できるものである。
(発明の効果) 本発明は次の特有の効果を有する。
アンダーカットを有する変速機ケースのダイカスト鋳造
においては、樹脂を使用した置中子方式もあり、この場
合はアンダーカット部に貫通孔がなく、かつ抜勾配もな
い構造であるが、置゛中子が高温で溶融するために再使
用がまったく出来ないが、それに比較して本発明の方法
によれば置中子は連続して再使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の置中子の外観図であり、第2図の(
イ)は鋳造中の断面図であり、(ロ)は第2図のA−A
断面図であり、第3図は置中子離脱の説明断面図であり
、第4図は抜勾配の拡大説明図である。第5図は鋳造中
の中子の作動説明図である。第6図の(イ)は変速機ケ
ースの簡略化した断面図であり、(ロ)は第1図のE−
E断面図である。第7図は従来例の説明図で、(イ)は
鋳造中、(ロ)は離脱中を示す。 ■・・・自動車用変速機ケース、2・・・アンダーカッ
ト 6・・・置中子、α、β、γ・・・抜勾配

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アンダーカットに置中子を配置して、ダイカストにより
    、自動車用変速機ケースを鋳造する方法において、置中
    子に押圧部を一体的に設け、前記押圧部を変速機ケース
    の軸線と平行方向に押圧することにより、置中子が回転
    して、置中子の端部がアンダーカット側壁へ接触しない
    大きさの抜勾配を変速機ケースのアンダーカットに設け
    た、ダイカスト鋳造におけるアンダーカット成形法。
JP2421585A 1985-02-08 1985-02-08 アンダーカットを有する変速機ケースの製造方法 Granted JPS61182866A (ja)

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JPS61182866A true JPS61182866A (ja) 1986-08-15
JPH0310427B2 JPH0310427B2 (ja) 1991-02-13

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