JPS61182129A - 図形表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 人、産業上の利用分野 本発明は、グラフィックＣｆ’ＬＴ表示装置による図形
表示装置に係り、特にホストコンピュータと端末側コン
ピュータ間で授受する図形情報の処理方式に関する。

Ｂ６発明の概要 本発明は、ホストコンピュータからのオンライン情報に
よる図形表示を端末装置としてのグラフィックＣＲＴ表
示装置のＣＲＴモニタ上に行う図形表示装置において、 図形情報をオンライン情報とオフライン情報に分けて個
別に管理し、オンライン情報の変化に伴う表示更新には
、オンライン情報のみを両装置間で授受することで可能
とすることにより、両装置間のデータ授受量を減らして
高速の表示更新を行うことができるようにしたものであ
る。

Ｃ０従来の技術 グラフィックＣＲ７表示装置は、従来からＣＡＤ。

ＣＡＭ、ＣＡＥ等の分野で主として図形の作成。

修正といったオフライン業務で多く使用されているが、
最近ではオンラインシステムの端末装置としての利用分
野が増加してきている。このオンラインシステムの端末
装置としてのグラフィックＣＲ７表示装置は、これまで
のものに比べて機能。

性能的には次の２点が強く要求される。

（１）高速表示・・・・・・オンラインシステムは応答
性の良さが必須条件であり表示要求から表示完了までが
高速に行われ、各種の表示更新も高速に行われること。

（２）広域エリアのサポート・・・・・・オンラインシ
ステムは広い領域に敷設した設備を対象として運用を行
うた−め広域な表示領域をサポートし、表示要求に応じ
て必要範囲を表示できること。

こうした要求に対処するため、グラフィックディスプレ
イシステムとしては、インテリジェント端末形と呼ばれ
るシステム構成が採用されて〜・る。

このシステムは、第１図に示すように、コンピュータを
持つグラフィックＣＲＴ表示装［１ｔ一端末側とし、こ
の端末側と通信回線でホストコ／ピユータシステム２が
接続され、このホストコンピュータシステム２を介して
他の端末装置あるいは上位コンピュータに接続されてオ
ンラインシステムが構築される。この構成ではホストコ
／ピユ−タシステム２には多量の演算処理あるいはデー
タ処理を行わせ、端末側グラフィックＣＲ７表示装置１
内コンピユータにはディスプレイ処理を行わせるという
分散処理方式にされ、端末側での応答性を向上しながら
ホストコンピュータシステム２の負荷も軽減する。以下
、第１図に示す構成での図形表示処理を詳細に説明する
。

グラフィックＣＲ７表示装置１は、ラスクスキャン表示
方式によりリフレッシュ描画を行５　ＣＲＴモニタ３を
有し、ディスプレイプロセッサ４を制御中枢部とし、表
示対象となる図形情報（線分。

シンボル、文字等の情報）をセグメントバッファ５１に
格納しておく。セグメントバッファ５１内に格納する図
形情報は、第２図に論理関係を示すように、最下位に位
置する個々の図形要素〔表示図形を特定するデーメ穐別
２表示位置２表示色等〕ＳＤと、これら図形要素ＳＤの
上位に位置して当該図形要素側々の属性（可視属性、検
出属性等）を定義する属性要素ＳＰによってトリー構造
に構成される。

このセグメントバッファ５１内に格納する図形情報に対
して、表示要求される範囲（座標値により定まる長方形
の領域）の図形情報の切出しが行われる。この切出し処
理には、表示図形の平行移動や回転変換を行うマトリク
ス演算処理部５２゜ＣＲＴモニタ３の表示可能な画面枠
をはみ出す部分を除去するクリッピング処理部５３等が
用意され、さらに切出した図形情報の線分を表示位置（
座標位置）からそれに対応するフレームバッファ６上の
ビットのオン・オフ情報に展開するディジタル微分解析
（ＤＤＡ）処理部５４が用意される。

フレームバッファ６　はＴｈＷ的ＫｉｄＣＲＴモニタ３
の管面の各画素に１対１で対応するビットを持つメモリ
であり、カラー表示では複数枚のビットプレーンを有し
、ルックアップテーブル７を使って表示色を決定する。

これを第３図を参照して説明する。同図はフレームバッ
ファ６が３つのビットプレーン＃１．＄２．＃３を持つ
場合で示し、セグメントバッファ５１の図形情報に対応
するビットのオン・オフがビットプレーン＃１〜＃３の
組み合わせとして展開される。そして、ＣＲＴモニタ３
の管面への表示はフレームバッファ６上をラスタースキ
ャンし、各ビットプレーン＃１〜＃３のビットオンの組
合せ値をアドレスとしてルックアップテーブル７で定め
ている表示色のテーブルに従ったＲ（赤〕、Ｇ（緑）、
Ｂ（青）の各ビーム出力をＣＲＴモニタ３に与える。下
記表はフレームバックアロの各ピッドブノーン＃１〜＃
３のビット組み合わせに対するルックアップテーブル７
の各ビーム毎の強さく表示色の差異）を対応性て例示し
、３つのビットプレーン＃１〜＃３によって各画素ごと
に８種類の色分は指定をし、ルックアップテーブル７の
Ｒ，Ｇ、Ｂ各ビームに夫々３ビツトを当てることで５１
２（２９）色−ｔ−選択可能にする。

（以下全白） 第１図に戻って、ホストコンピュータシステム２はホス
トコンピュータ８ｔ−制御中枢部として、オンライン処
理の１つの処理機能として図形情報処理したデータを適
当な形式で分割して磁気ディスク等の補助記憶装置９に
保存しておき、グラフィックＣ）ＬＴ表示装置１から要
求される範囲の図形情報をインターフェース１０，１１
．伝送路１２の通信回線を通してグラフィックＣＲＴ表
示装置１に伝送し、グラフィックＣＲＴ表示装置１では
受信したデータをセグメントバッファ５１に格納してお
く。

Ｄ６発明が解決しようとする問題点 グラフィックＣＲＴ表示装置をオンラインシステムの端
末装置として使用する場合、表示対象となる図形情報に
はオンライン情報を含むことになる。即ち、第２図に示
す図形要素ＳＤにはデータ種別２表示位置９表示色等を
含むが、これら図形要素ＳＤにはオンライン情報とオフ
ライン情報が混在して属性要素ＳＰと共にトリー構造が
形成される。

このように、従来のグラフィックＣＲＴ表示装置ではオ
ンライン情報とオフライン情報の区別を行わず、画情報
を一括して取扱っている。このため、オンライン情報の
変化に伴い、表示情報の更新を必要とする場合（（オン
ライ／情報とオフライン情報の両方を含めて図形情報の
更新を必要とすることになる。なお、図形情報の更新は
第１図におけるセグメントバッファ内の情報を更新する
ことにより行われ、その際に更新対象となる図形情報は
直接の更新対象であるオンライン情報だけでなくオフラ
イン情報も含めて更新する必要がある。

こうしたことから、従来装置では表示情報の更新に多（
の処理手順を必要とし、状態変化に対応づけて表示情報
を高速に切換表示するのが難しいものであった。

Ｅ１問題点を解決するための手段と作用本発明は上記問
題点に鑑み、端末装置及びホストコ／ピユータにおける
図形情報をオンライン情報とオフライン情報に分けて個
別に管理し、オンライン情報の変化に伴う表示更新にオ
ンライン情報のみを端末装置とホストコンピュータ間で
授受し、当該オンライン情報を端末装置内に格納するオ
フライン情報と組合せた表示処理をする手段を備え、端
末装置とホストコンピュータ間の必要なデータ授受を少
なくして高速のオンライン表示更新を行うものでおる。

Ｆ、実施例 第１図の構成において、ホストコンピュータシステム２
は、取扱う図形情報をオンライン情報とオフライン情報
に分類し、各々個別に管理を行い、必要に応じて画情報
を組合せる。例えば図形情報の内、オンライン情報を表
示色に反映するものとする。この時、オフライン情報は
表示色を除く図形要素ＳＤ、属性要素ＳＰ共に補助記憶
装置９に格納しておき、オンライン情報として取扱われ
る図形要素ＳＤの表示色データはホストコンピュータ８
内の主記憶装置に格納しておき、グラフィックＣＲＴ表
示装置１からの図形情報の要求に対してオフライン情報
とオンライン情報とを組合せて伝送するし、オンライン
情報のみの変更には該情報のみを伝送する。

同様に、グラフィックＣＲＴ表示装置１は、オンライン
情報とオフライン情報をセグメントバッファ５１内に格
納するのに、画情報を独立して取扱えるようにし【おく
。例えばオフライン情報金セグメントバッファ５１に格
納した状態で表示色変更の情報がホストコンピュータ側
から与えられるときにそれまでセグメントバッファ５１
に格納されている当該図形情報の表示色データを更新す
る。

このように、ホストコンピュータ側とグラフィックＣＲ
Ｔ表示装置側で夫々管理する図形情報は、オンライン情
報とオフライン情報に分けた２元管理を行い、オンライ
ン情報の変化に伴う表示更新にはオンライン情報の部分
だけを更新する。

ここで注目すべきことは、オンライン情報とオフライン
情報の２元管理によってオンライン運用の高速処理を可
能とする。これを以下に詳細に説明する。

グラフィックＣＲＴ表示装置１からの表示要求による図
形表示では、ホストコンピュータ８が当該図形情報（オ
ンライン情報とオフライン情報を組合せた情報）を編集
してグラフィックＣＲ７表示装置１に送り、該表示装置
１内では受信した図形情報をセグメントバッファ５１内
に登録し、フレームバッファ６へのビット展開によって
図形実体を表示する。その後、オンライン情報の変化に
伴う表示更新にはオンライン情報のみをその管理番号と
共に伝送するのみでグラフィックＣＲ７表示装置１内の
当該図形情報の表示色を更新するのみで図形実体の更新
を行うことができる。

これに加えて、上記初期の表示を行うに際し、オフライ
ン情報はメンテナンスのみで変化するという特質を利用
し、オフライン情報をグラフィックＣＲＴｆｉ示装置１
内のセグメントバッファ５１に登録しておくことによっ
てオンラインとして運用して℃・る間は初期表示に多く
の時間を必要とするオフライン情報の伝送を不要にして
初期表示にもオンライン情報のみを伝送することによっ
て高速表示を行うことができる。

Ｇ０発明の効果 ４　以上のとおり、本発明によれば、オンラインシステ
ムの端末装置としてグラフィックＣＲ７表示装置を使用
するのに、グラフィックＣＲＴ表示装置及ヒホストコン
ピュータシステムで管理する図形情報をオンライン情報
とオフライン情報とに分けて個別に管理する２元管理と
するため、オンライン情報の変化に伴う表示更新にオン
ライン情報のみを授受する処理によって高速に行うこと
ができる。さらに、通常のオンライン運用では更新対象
とならないオフライン情報をグラフィックＣＲＴ表示装
置内セグメントバッファに常駐させておくことによって
、更新対象となるオンライン情報のみを授受して初期表
示を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は図形表示装置の構成図、第２図は第１図で取扱
う図形情報のセグメント構造図、第３図はグラフィック
ＣＲ７表示装置における図形情報のピット展開とカラー
表示の処理を説明するための図である。 １・・・グラフィックＣＲ７表示装置、２・・・ホスト
コンピュータシステム、３・・・ＣＲＴモニタ、４・・
・ディスプレイプロセッサ、５１・・・セグメントバッ
ファ、５２・・・マトリクス演算処理部、５３・・・グ
リツピング処理部、５４・・・ＤＤＡ処理部、６・・・
フレームバッファ、７・・・ルックアップテーブル、８
・・・ホストコンピュータ、９・・・補助記ｔｌｉ装置
、１０゜１１・・・インターフェース、１２・・・伝送
路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ディスプレイプロセッサを有するグラフィックＣＲＴ表
   示装置を端末装置とし、ホストコンピュータからのオン
   ライン情報による図形表示を行う図形表示装置において
   、前記端末装置及びホストコンピュータにおける図形情
   報をオンライン情報とオフライン情報に分けて個別に管
   理し、オンライン情報の変化に伴う表示更新にオンライ
   ン情報のみを該端末装置とホストコンピュータ間で授受
   し、当該オンライン情報を端末装置内に格納するオフラ
   イン情報と組合せた表示処理をすることを特徴とする図
   形表示装置。