JPS61180525A - 保護リレー演算の実行方法 - Google Patents

保護リレー演算の実行方法

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JPS61180525A
JPS61180525A JP1876685A JP1876685A JPS61180525A JP S61180525 A JPS61180525 A JP S61180525A JP 1876685 A JP1876685 A JP 1876685A JP 1876685 A JP1876685 A JP 1876685A JP S61180525 A JPS61180525 A JP S61180525A
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JP
Japan
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relay
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ground fault
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浩次 湯谷
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電力系統の保護を行な5保護継電システムに
おける保護リレー、特に地絡方向リレーのための演算方
式(単に、保護リレー演算方式ともいう。)に関する。
〔従来の技術〕
第4図は一般的な地絡方向リレーの構成を示すブロック
図、第5図は地絡方向リレーの位相特性を示す特性図、
第6図は一般的な地絡方向リレー演算方式を示すフロー
チャートである。
一般に、この種の地絡方向リレーは、例えば第4図に示
される如く変流器1、変圧器2、過電流保護リレー3、
方向判別リレー4、過電圧保護リレー5、アンドゲート
6およびタイマ7等より構成される。変流器1.変圧器
2はそれぞれ保護系統の零相電流、零相電圧を検出する
。過電流保護リレー3.過電圧保護リレー5は変流器1
.変圧器2を介して検出される零相電流、零相電圧がそ
れぞれ所定の設定置を越えたとき出力を出す。方向判別
リレー4は、例えば第5図にVoとして示される零相電
圧に対し、これと所定位相ψ。の関係にある電流成分I
Oの方向判別を行な5べく、零相電流と零相電圧の積を
演算する。アンドゲート6は、これら各リレー3〜5か
らの出力にもとづいて論理積演算を行ない、これらの全
てが一致したときタイマ7を介して所定の保護動作を行
なう。
以上は、演算装置を用いないタイプの保護リレーの場合
であるが、演算装置を備えた保護リレーでは上記の如き
処理がソフトウェア演算によって実現される。すなわち
、第6図に示されるように、系統の電流、電圧について
ディジタル的なフィルタ処理を行なった後(■参照)、
方向判別演算■および地絡過電流演算■ならびに地絡過
電圧演算■を行なう。ところで、このよ5な演算を行な
うためには、系統周波数に同期したサンプリング周期で
系統入力(電流、電圧)を順次サンプリングして行くこ
とが必要でちり、正弦波入力を専ら30度、90度毎に
サンプリングする方法がとられている。前者は30度サ
ンプル方式、後者は90度サンプル方式と呼ばれ、それ
ぞれ系統入力の平均値、実効値相当の演算が行なわれる
ことから、平均直演算方式、実効値演算方式とも呼ばれ
る。
なお、第6図は前者の例であり、30度毎に起動される
。因に、30度は1//2サイクルであるから、系統周
波数を5011zとすれば30度毎とは5/3−16m
5毎ということになる。
〔発明が解決しよプとする問題点〕
以上のように、第6図に示されるものは30度サンプル
形(平均匝演算形)の保護リレー演算方式であり、■〜
■の全ての演算処理を同じ起動タイミングで直列形式で
実行するものであるため、単−人力形保護リレー演算方
式の約3倍の演算処理時間が必要となる。しかも、かか
る演算は保護系統の数とその相数に応じて行なわれ、か
つ第6図の如き各相銀の演算は1回のサンプリング周期
内に完了させておくことが必要とされるため、保護の対
象を多くしようとすると大容量の演算装置が必要となっ
てコスト高になる一方、比較的小容量で安価な演算装置
を用いると保護の対象となる系統数が少なくなるという
問題点を有している。
〔問題点を解決するための手段および作用〕地絡過電流
リレー演算、地絡過電圧リレー演算および方向判別リレ
ー演算を含む地絡方向リレー演算を行なう場合、この地
絡方向リレー演算のための電流と電圧の各検出処理は所
定の周期で交互に行なう一方、電圧検出処理と地絡方向
リレー演算とは互いに所定の周期をもって直列的に実行
することにより、同じタイミングでの各演算処理量を低
減する。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例を示すフローチャート、第2図
は本発明における各種演算タイミングを説明するための
タイミング波形図である。
す/グカウ/り■は第2図(イ)の如き正弦波入力の6
0度毎(系統周波数が5011zの場合は1.6mS毎
)に起動され、演算ルートA、B、Cの切り換えを行な
5゜したがって、ルートA、B、Cの各演算は90度毎
(50HzではSmS毎)に行なわれる。また、ルート
C内にはリングカウンタ■が設けられ、これによってル
ー)D、Hの切り換えが行なわれるので、ルートD内に
配設されている地絡過電流1) V−演算■、地絡過電
圧リレー演算■および方向判定リレー演算■は、180
度毎(50七では10m5毎)に実行されることになる
いま、系統の零相電流が零相電圧に対して60度進んで
いる場合(最大感度角が60庫の場合;第5図のψ。−
60度の場合)について考える。
このとき、系統の電流、電圧を同相としてこれが第2図
(イ)の如く表わされるものとし、入力電流のディジタ
ルフィルタ演算■がルート人で第2図(ハ)の如く行な
われるものとすると、入力電圧のディジタルフィルタ演
算■および電流・電圧積演算(方向判定演算)■は、ル
ート人よりも60度遅れたルートCにて第2図(ロ)、
(ニ)の如く実行される。なお、■では、現時点の電圧
データV と、60度分だけ過去の電流データ1n−2
との積が演算され、方向判定リレー演算■のためのデー
タ作成が行なわれる。こうして得られた電流、電圧およ
び電流・電圧積データにもとづいて地絡過電流リレー演
算■、地絡過電圧リレー演算■および方向判定リレー演
算■を含む地絡方向リレー演算が、第2図(ホ)、(へ
)および(ト)の如く行なわれる。つまり、A 4 B
 −+ C(D)→A−eB4c(E)なるルートによ
って演算が実行されることになり、30度に毎回リレー
演算を行なう如き従来方式に対し、約1/6の処理とす
ることができる。
第6図は本発明の他の実施例を示すフローチャートであ
る。
上記のように、この発明によれば1つの地絡方向リレー
演算のための処理時間または処理内容を従来の約1/6
にすることができるが、このことは逆に、全ての演算処
理が同じであるならば6つの保護リレー演算が可能であ
るということであり、かかる観点にもとづ〈実施例を示
すのが第3図ということになる。
すなわち、6つの電流演算0〜[有]と6つの電圧およ
び方向判定(電流・電圧積)演算■〜[相]を図示の如
く配置するとともに、リングカウンタ■7■を配置する
。こ5することにより、30度毎の演算ルートX、Y、
Zについて他のリレーに関する電流演算、電圧演算およ
び電流・電圧積演算が増加するが(例えばルートXにつ
いては0.[相]が増加する)、第1図に示されるもの
に対して約6倍の保護リレー演算が可能となる利点がも
たらされる。なお、動作時間(復帰)は第6図の従来方
式よりも若干劣るが、限度となる50m5以内には充分
に対処することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、各種演算処理を直列的でなく逆列的に
順次行な5ことにより、処理時間を従来方式の約1/3
程度に短縮し得るので、演算装置の負担を軽減すること
ができるばかりでなく、演算装置はそのま〜とすると保
護の対象となる系統数を増やすことができ、保護機能が
拡充される利点がもたらされるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すフローチャート、第2図
は本発明における各種演算タイミングを説明するための
タイミング波形図、第6図は本発明の他の実施例を示す
フローチャート、第4図は地絡方向リレーの一般的な構
成を示すブロック図、第5図は地絡方向リレーの位相特
性を示す特性図、第6図は一般的な地絡方向リレー演算
方式を示すフローチャートである。 符号説明 1・・・・・・変流器、2・・・・・・変圧器、3・・
・・・・過電流保護リレー(OCG)、4・・・・・・
方向判別リレー(DG)、訃・・・・・過電圧保護リレ
ー、6・・・・・・アンドゲート、7・・・・・・タイ
マ。 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 代理人 弁理士 松 崎    清 第 1 図 第2図 第3図 314図− 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電力系統の零相電流、零相電圧を検出処理するとともに
    該電流・電圧積を演算しこれらの結果にもとづいて地絡
    過電流リレー演算、地絡過電圧リレー演算および方向判
    別リレー演算を含む地絡方向リレー演算を行なうディジ
    タル演算形保護リレーにおいて、前記電流と電圧の各検
    出処理は所定の周期をもつて交互に実行する一方、電圧
    検出処理および電流・電圧積の演算処理と前記地絡方向
    リレー演算との直列処理は所定の周期をもつて実行する
    ことを特徴とする保護リレー演算方式。
JP1876685A 1985-02-04 1985-02-04 保護リレー演算の実行方法 Granted JPS61180525A (ja)

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JPH0572170B2 JPH0572170B2 (ja) 1993-10-08

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Cited By (4)

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JPS573516A (en) * 1980-06-04 1982-01-09 Hitachi Ltd Method of processing digital relay

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