JPS61179633A - 制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術範囲〕 本発明はホームバスシステム、ＧＰ−ＩＢ（Ｇｅｎｅｒ
ａｌ　ｐｕｒｐｏｓｅ　−１ｎｔｅｒｆａｃｅ　Ｂｕｓ
　）を用いた計測器等のバスに接続または電波、赤外線
等で接続された制御機器に関し、さらに評言すれば機器
番号設定可能な制御機器に関する。

〔従来技術〕

従来の制御機器は、第３図に示す如く、同軸ケーブルま
たは撚線等からなる通信線路ｌ、後記する制御部４から
の信号をもとにパケット生成、変調等を行なって通信線
路１へ送出する送信部２、通信線路ｌからの信号を受信
して復調、訂正等をして制御部４へ出力する受信部３、
送信部２へ信号を送出しかつ受信部３からの信号解読、
処理を行なう制御部４、ディップスイッチ等からなる機
器番号を設定する番号指示スイッチ５とからなり、番号
指示スイッチ５で設定指示された機器番号は制御部４に
供給され、受信部３にて受信した信号が自己のものであ
るか否かの判定データとなる。

上記の如く構成された従来の制御機器において、番号指
示スイッチ５を、ある値に設定する。つぎに送信部２お
よび受信部３を通信路１に接続する。

ついで通信路１に接続された他の機器からの信号を受信
部３が受信し、その内容を制御部４が解読して、番号指
示スイッチ５の設定値と比較し、同一であれば受信した
信号が自己に対するものであると判定して、受信確認信
号（ＡＣＫ信号）を送信部２から通信路１に送出する。

最初に信号を送出した機器はこのＡＣＫ信号を受信する
。こうして信号の送信、確認が終了する。

しかるに、上記した従来例において、番号指示スイッチ
が高価であるほか、番号の設定を誤ったり、または既に
存在する番号を設定すると誤動作する欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は上記にかんがみなされたもので、番号設定部を
電気的に書き換え可能とすることにより、上記の欠点を
解消し、通信線路に簡単に接続できる制御機器を提供す
ることを目的とする。

〔発明の実施例〕

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。

第１図において第３図の従来例と同一の構成要素には同
一の符号を付して示してあり、その説明は省略する。

６はたとえばＲＡＭからなり電気的に書き換え可能な記
憶装置であり、７はＲＡＭ６のバックアップ電源であり
、例えば電池、コンデンサ等からなって、ＲＡＭ６をバ
ックアップする。８はバンクアップ電源の電圧が低下し
たことを検出する検出回路であり、たとえば電圧比較器
等からなっている。検出回路８の出力は制御部４に供給
し、制御部４のメモリ書き換え機能の出力により記憶装
置６の記憶内容をインクリメントする。

上記の如き、本発明の一実施例において、初期電源投入
時または停電復帰時等に、検出回路８によって電圧の降
下が検出され、記憶装置６の内容が不確定であることを
制御部４に知らせる。いま第１図に示した制御機器をＸ
″とすると、このとき、制御機器“Ｘ”は機器番号不定
の状態である。

そこで制御部４は仮の番号を“１”として送信部２を介
して通信路１へ機器番号“１”を含む信号を送出する。

通信路１に接続されている他の制御機器中に機器番号“
１”の制御機器“Ａ”があるときは、第２図（ａ）に示
す如く制御機器“Ａ”からＡＣＫ信号を通信路ｌに送出
する。

そこで制御機器“Ｘ”は受信部３を介して制御機器“Ａ
”からのＡＣＫ信号を受け、前記板の番号“１”に“＋
１”を行なって仮の番号を“２”とし、以下同様の動作
を繰り返す。ここで制御機器“Ｂ”が機器番号“２”で
あるときは第２図山）に示す如＜ＡＣＫ信号が制御機器
“Ｂ”から出力される。したがって制御機器″Ｘ′ｍの
仮の番号はさらに“＋１”されて“３”とし、通信路１
に送出する。この場合に、たとえば通信路１に接続され
ている他の制御機器中に機器番号“３”の制御機器がな
い第２図（Ｃ）に示す状態のときはＡＣＫ信号は無く、
制御機器“Ｘ”はＡＣＫ信号が返って来ないため制御部
４は記憶装置６に機器番号“３を書き込み、制御機器“
Ｘ”の機器番号は“３”となされる。

なお、以上の説明において、検出回路８がバックアップ
電源の電圧を検出したときに機器番号の書き換えを始め
る場合を説明したが、手動にて書き換えの開始を指示し
てもよい。

前者の場合は異常検出があったときのみ書き換えが開始
され、それ以外のとき、すなわち通常の動作中に記憶装
置６の機器番号が書き換えられることはない。また後者
の場合は手動にて指示したとき以外は書き換えられるこ
とはない。

また、機器番号の更新は“＋１”して行く増加方向であ
っても−１”していく減少方向であってもよい。さらに
機器番号の表示手段、たとえばＬＥＤ等を設けておいて
もよい。

〔発明の効果〕

以上説明した如く本発明によれば、ディップスイッチの
如く外的設定手段によらず、制御機器が独自に機器番号
を確定できるために、特に複数の制御機器がバスに接続
され、各々の制御機器がマスクになる所謂マルチマスク
ネットワークにおいて、（イ）システム生成時の番号設
定が不要となり、（ロ）稼動中（アイドル状態）のシス
テムにすぐ接続が可能であり、（ハ）設定誤りがない等
の効果がある。

また、たとえば遠隔制御のオーディオ・ビジュアル機器
からなるシステムにおいては、現在では増幅器、チュー
ナ等の機器番号をメーカが決めているが、本発明によれ
ばメーカは機器番号を決めず、出荷時の各コンポネント
機器の機器番号は不定で、ユーザが各コンポネント機器
を設定したとき、既にユーザが所有するコンポネント機
器数によって番号が決まることになる。この結果、たと
えば増幅器魚１は音量増大、増幅器１１ｈ２は音量減少
といった現在の遠隔制御では不可能であったことが可能
となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は本発明の一実施例の作用の説明に供する模式図、
第３図は従来例の構成を示すブロック図である。 １・・・・・・通信路、２・・・・・・送信部、３・・
・・・・受信部、４・・・・・・制御部、６・・・・・
・記憶装置、７・・・・・・バックアップ電源、８・・
・・・・検出回路。 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 通信路に接続され、機器番号を含む信号を通信路に送出
   し、かつ通信路上の信号を受信して受信信号中の機器番
   号と自己の機器番号とが一致したとき通信路に確認信号
   を送出する制御装置において、機器番号を記憶する書き
   換え可能な記憶手段と、通信路に接続された他の制御装
   置からの確認信号の存在により機器番号を更新し、この
   更新された機器番号を他の制御装置からの確認信号の非
   存在のとき自己の機器番号として記憶手段に記憶させる
   制御手段とを備えたことを特徴とする制御装置。