JPH0447358B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0447358B2
JPH0447358B2 JP57193277A JP19327782A JPH0447358B2 JP H0447358 B2 JPH0447358 B2 JP H0447358B2 JP 57193277 A JP57193277 A JP 57193277A JP 19327782 A JP19327782 A JP 19327782A JP H0447358 B2 JPH0447358 B2 JP H0447358B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital
current
transmission line
transmitter
voltage drop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57193277A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5885649A (ja
Inventor
Jee Hoobitsugu Fueritsukusu
Etsuchi Rooranzu Ronarudo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honeywell Inc
Original Assignee
Honeywell Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US06/317,083 external-priority patent/US4520488A/en
Application filed by Honeywell Inc filed Critical Honeywell Inc
Publication of JPS5885649A publication Critical patent/JPS5885649A/ja
Publication of JPH0447358B2 publication Critical patent/JPH0447358B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔利用分野〕 本発明はデータ通信装置に係り、特に、電源回
路を利用してアナログデータおよびデジタルデー
タを通信するデータ通信装置に関する。
〔発明の背景〕
大きなプロセス制御システムにおいて、コント
ロールルームは、圧力や温度のようなプロセス変
量を測定する現場装置の発信器から、遠く離れた
場所に設置される。プロセス変量の発信器は、圧
力などを表すアナログ信号をコントロールルーム
の制御装置ないしコンソールへ伝送路を通して伝
送する。その伝送路は電源回路のものであつて、
その伝送路の介してコントロールルーム側から、
プロセツ変量の発信器は動作用の電力の供給を受
けている。これまで、現場にいるオペレータがプ
ロセス変量を知りたいときは、遠く離れたコント
ロールルームのオペレータや制御装置へ照会して
いたので、現場のオペレータがポータブル型で簡
便な装置を用いて発信器と直接に交信できること
が望まれている。
〔発明の概要〕
本発明の目的は、既設の伝送路などの設備には
実質的な変更を加える必要なしに、伝送路の所望
の地点でのプロセス変量の発信器に対してデジタ
ルの相互通信を可能とすることにある。
本発明によれば、この目的は、次のデータ通信
装置によつて達成される。すなわち、 伝送路に結合されていて、その伝送路を通して
供給される電流により付勢される発信器と; 伝送路を介して前記電流を発信器に供給するた
めに伝送路に結合された電源と; 発信器と電源との間で伝送路に設けられ、伝送
路に流れる電流量に応じて電圧降下を生じるため
の電圧降下手段とを備え; 前記発信器が、伝送路の電流量を、所定の上限
値と下限値との間の電流範囲内で、プロセス変量
のレベルを表わす値に変更することにより、アナ
ログ信号の発信を行うアナログ発信手段を有して
おり、そのアナログ信号を前記電圧降下手段にお
ける電圧降下により検出できるデータ通信装置に
おいて: 前記発信器は、さらに、デジタル通信用のデジ
タル送信・受信手段にして、伝送路中の前記電圧
降下手段における、電流範囲の前記上限値を越え
たピーク値を持つパルス状電流による開始信号に
応じて、通常の不動作状態から動作状態になるデ
ジタル送信・受信手段を設けられ、このデジタル
送信・受信手段が動作状態になると、発信器の前
記アナログ発信手段が不動作状態になつてアナロ
グ信号の発信が中断するよう構成され; そしてさらに、データ通信装置は、前記電圧降
下手段と発信器との間で伝送路に並列に結合可能
な通信器であつて、伝送路に結合することによ
り、発信器のデジタル送信・受信手段との間でデ
ジタルでの相互の通信を行える通信器を含み、こ
の通信器はデジタルの通信の開始のために前記開
始信号を与える機能を有しており、 通信器、および、発信器の前記デジタル送信・
受信手段のそれぞれは、デジタルの通信中におい
ては、前記電圧降下手段の前記電流における、デ
ジタル信号を表すパルス状の変動を利用して、半
二重動作で相手方へ送信し相手方から受信するこ
とを特徴とするデータ通信装置、 によつて達成される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
まず、本発明の通信装置の一実施例のブロツク
図が示されている第1図を参照する。プロセス変
量の発信器2へ、その動作のために、直流電源4
から抵抗器6を介して電力が供給される。この電
力は電源線兼伝送路(以下伝送路という。)17
を介して供給される。抵抗器6はその抵抗値が少
なくとも250オームで、伝送路17による通信ル
ープ中に直列に挿入される。通常、発信器により
監視されている圧力のようなプロセス変量(PV)
を示すアナログ信号は、通信ループに流れる直流
電流の値によつて表される。プロセス変量を示す
この直流電流の値は所定範囲(例えば4〜20mA
の範囲)内で変化するものである。(通信ループ
の電流のうちの上記の4mAの電流は、発信器2
への電力の供給のために用いられる。)このよう
な4〜20mAのアナログ信号は、通常のいわゆる
2線データ受信器(第1図には図示していない)
によりモニタされる。受信器は、電源4から供給
されて抵抗器6に流れる(4〜20mAの範囲内
の)電流に応答して、プロセス変量の値を表す出
力を生じる。そのような装置は、米国特許第
3562729号に示されており、第11図を参照して
後述する。
第1図では、伝送路17の間に発信器2とのデ
ジタルで相互の通信をするための通信器8が接続
されている。この通信器8の接続は、伝送路に沿
う任意の点で、コネクタ、鰐口クリツプなどを用
いて行うことができる。通信器8は、第9図を参
照して後述するように、回路とデータ入力キーボ
ードおよび表示器を備えた装置にできるから、こ
の通信器8をオペレータは便利に有効に利用でき
る。たとえば、パイプライン中の圧力検出用の発
信器2と通信器8とのデジタル通信を、その発信
器へ電力を供給する伝送路を介して行うことがで
きる。このデジタル通信は通信器からの開始信号
によつて開始され、その通新動作は半二重、ビツ
ト直列伝送であつて、通信リープ中の電圧・電流
により行われる。
このデジタル通信中には、前述した発信器2か
らのアナログ信号すなわちPV信号が中断されて
(これは発信器2を流れる電流が例えば4mAに
維持されることを意味する、)通信ループの電流
が、予定の電流値の範囲(例えば4mA〜20mA
の範囲)の上限と下限との間を急速に変化させら
れる。このような通信ループの全電流(抵抗6を
流れる電流)の変化により直列デジタルビツト情
報が伝えられる。
通信器8は、デジタル通信中、論理「0」の伝
送のために通信ループから16mAの電流を取り出
し、一方、論理「1」の電送には通信ループから
0mAの電流を取り出す。この電流変化を、発信
器2はその入力用端子の間の電圧降下として検出
する。すなわち、通信ループから取り出された16
mAにより、通信ループに直列に挿入された抵抗
器6に4Vの電圧降下が生じ、その電圧降下によ
り発信器2の入出力用端子間の電圧が4Vだけ低
くなるので、これを発信器2が検出する。帯域フ
イルタを用いることにより、発信器2はアナログ
信号で生じるよりも急速な電圧変化を検知でき
る。発信器2は、アナログ信号の伝送のみならず
デジタル信号を送り出すことができるが、受信で
きるのはアナログ信号のみである。
第2図には通信器8から発信器2への通信フオ
ーマツトが示され、第3図と第4図には発信器2
から通信器8への通信フオーマツトが示されてい
る。
先ず第2図を参照して通信器8から発信器2へ
の通信に関して説明する。通信器8と発信器2と
の間のデジタル通信が通信器8によつて開始され
る時点においては、プロセス変量(PV)を示す
通信ループの全電流は4〜20mAの範囲内のある
値(例えば7mA)にある。通信器8は、デジタ
ル通信の開始要求を示すために、通信ループから
16mAを取り出して通信ループの全電流を20〜36
mAの範囲内の値(上記のある値が7mAの例で
は7+16=23mA)にする。(この全電流は第2
図では36mAとして示されている。) この電流取り出しは、1つのデジタルビツトに
相当する時間中だけ継続し、デジタル通信の開始
を通信器8からの発信器2に対して知らせるため
に用いられる開始信号となる。発信器2の入出力
端子における電圧は、抵抗器6の電圧降下を表す
4Vだけ低下する。発信器2は、4Vの電圧降下の
検出からほぼ1ビツト時間の後に、通信ループか
ら取り出す電流の量を、それまでのプロセス変量
に対応した値(例えば7mA)から4mAまで減
少させる。この電流減少は、通信器8による上記
の16mA16mAの電流取り出しが0mAへと減少
する時点に一致して生じる。そうすると全ループ
電流は20〜36mAの範囲内の値(たとえば23m
A)から4mAに減少する。発信器2はデジタル
通信の受信動作が終わるまで4mAのその取り出
し電流を維持する。通信器8により通信ループの
全電流は、スタートビツトを表す値(20mA)に
され、そして、データの8ビツト(これに加えて
必要ならばパリテイビツト)に応じて4mAまた
は20mAの値に変化させられる(第2図ではこの
変化は簡略化して図示されている。)。これらの電
流変化は発信器2により入出力端子間の電圧降下
として検出され、それにより発信器2において各
デジタルビツトすなわちデジタル情報が検出され
る。デジタル通信の終わりは、所定時間tだけ持
続する通信ループの定常電流4mAにより示さ
れ、それから発信器2はその取り出し電流を4〜
20mAの範囲内の以前のプロセス変量(PV)レ
ベルまで戻す。
次に第3図を参照する。通信器8から発信器2
へ与えられたデジタル情報に対しての応答とし
て、発信器2から通信器8へのデジタル通信動作
が行われる場合、発信器2は先ずその取り出し電
流を20mAに増大させて1ビツト時間維持し(合
図ビツトの発生)、それから当該電流レベルを4
mAまで低下させる。この4mAの電流レベルも
1ビツト時間だけ維持され、その時間が経過して
から、スタートビツト(20mA)により情報を伝
送が開始される。発信器2から通信器8へのデジ
タル通信(第3図ではデータの8ビツトそしてパ
リテイビツトの伝送)が継続され、その通信動作
が終わるまでは通信ループの全電流は各デジタル
ビツトに対応して4mAまたは20mAに変化させ
られる。そして、通信ループの全電流が所定時間
tにわたつて4mAに安定して保たれた時に、通
信動作は終了する。その通信動作が終わつた後
で、発信器2はループ電流を調整して以前のPV
レベル例えば4〜20mAのレベルに戻す。
第4図には、複数バイトの通信動作についての
説明のために、発信器2から通信器8へと2バイ
トが送信される場合の第3図に対応したフオーマ
ツトが示されている。このように1バイト以上の
データを送る場合には、所定時間tにわたり4m
Aに維持した状態を挟まないで、当該の送信動作
が終わるまで次々とバイトが送られる。ここで、
第2図、第3図の通信フオーマツトに示されるよ
うに、「スタートビツト」に先行して、いずれか
の向きへの通信の開始時においてのみ用いられる
「合図ビツト」があることに注意されたい。
第5図には通信器8の回路の一例が示されてい
る。この回路中には3つの基本的部分がある。そ
れらの部分は、並列−直列変換器およびタイミン
グ回路すなわちユニバーサル非同期送受信器
(UART)12にデジタル信号線11で接続され
るマイクロプロセツサ(CPU)10およびそれ
に関連する回路と、減衰器/フイルタおよび演算
増幅器とパワートランジスタを含むパルス幅変調
器とより成る電流駆動回路26と、入力保護回路
網およフイルタならびに比較器より成る電流受信
回路24とである。通信器8(および発信器2)
に用いるCPUはプログラムメモリとデータメモ
リを有する従来のマイクロプロセツサを用いるこ
とが出来る。格納されているデータの読出しと、
入来データの格納と、マイクロプロセツサのメモ
リに格納されているプログラムまたはアルゴリズ
ムの使用と、アドレスバスとデータバスの使用
と、CPU内の論理回路の動作とは、公知のCPU
すなわちマイクロプロセツサ製品により実行され
る通常のデジタル・コンピユータ技術である。更
に、関連するハードウエア装置へ出力信号を与え
るために希望のCPU機能の実行を指令するプロ
グラムないしルーチン(マイクロプログラムや分
岐ルーチンを含む)の書込みもこの分野で周知で
ある。従つて、それら公知技術についてのこれ以
上の説明は省略する。
CPU10は「送信可能化(TX ENABLE)」
出力を生じ、この出力は2入力ナンドゲート14
の一方の入力端子へ与えられる。このナンドゲー
ト14の他方の入力端子へはUART12のSDO
(直列データ出力)出力端子から出力が与えられ
る このナンドゲート14の出力は抵抗回路網R1
R2,R3を介して第1の演算増幅器16の非反転
入力端子と、第1のコンデンサC1の一方を端子
へ接続される。コンデンサC1の他方の端子は接
地される。帰還信号抵抗器R5の一方の端子は演
算増幅器16の反転入力端子へ接続される。この
演算増幅器16の出力端子は抵抗器R6を介して
電界効果トランジスタFET1のゲートへ接続さ
れる。このFET1の一方の電極は抵抗器R4を介
して入出力端子17tの一方へ接続され、FET
1の他方の電極は抵抗器R7を入出力端子17t
の他方へ接続される。各入出力端子17tは伝送
路17へ接続される。
入出力端子17tの一方は接地され、入出力端
子17tの他方は抵抗器R8とコンデンサC2を含
むフイルタ回路を介して、直列接続ダイオード
D1とD2の共通接続点へ接続される。ダイオード
D1の他方の端子は接地され、ダイオードD2の他
方の端子は正電源+Vへ接続される。ダイオード
D1とD2の共通接続点は抵抗器R12を介して第2の
演算増幅器18の反転入力端子へ接続されるとと
もに、抵抗器13を介して正電源+Vへ接続され
る。増幅器18の非反転入力端子は、抵抗帰還回
路R9,R10を介してその出力端子へ接続され、抵
抗器R11を介して正電源+Vへ接続される。抵抗
器R9,R11は分圧器を形成する。増幅器18の出
力端子はナンドゲート20の一方の入力端子と、
CPU10の入力端子へも接続されて信号を
与える。ナンドゲート20の他方の入力端子は
CPU10の出力端子へ接続されて「受信器動作
可能比(RX ENABLE)」信号を受ける。ナン
ドゲート20の出力はSDI(直列データ入力)を
UART12へ与える。第5図の図示を簡単にす
るために、CPU10のデジタルメモリと、外部
CPU入力と、UART12の同期クロツク信号と、
CPU10のためのデジタル表示器とが省かれて
いることに注意すべきである。それらの構成部品
の詳しい動作は当業者には周知であり、それらを
説明することは本発明の完全な理解のためには不
必要であると考えられるが、より完全なブロツク
図を第8図に示してある。
次に第5図に加えて第6図も参照する。第6図
は、通信器8から2バイトのデータが発信器2へ
送られ、これに応じて発信器から1バイトのデー
タが通信器8へ送られる場合を例にとつて作図さ
れている。
プログラムされているマイクロプロセツサ
CPU10によつて発生される出力信号「TX
ENABLE」を利用して、「合図ビツト」が次のよ
うに発生される。CPU10の出力信号TX
ENABLEが「0」にセツトされ(第6図におい
て“TX ENABLE”と記された波形を参照)、
この「0」はナンドゲート14においてUART
12からのSDO出力信号に加え合わされて、ナ
ンドゲート14の出力端子に「1」出力を生ず
る。この出力信号を受けた演算増幅器16は
FET1を流れる電流を調整して、抵抗器R4にお
ける電圧降下がナンドゲート14の出力電圧の
2/5、たとえば約2Vに等しくなるようにする。
この動作によりFET1を流れる電流は約16mA
となる。この16mAの電流は通信ループの電流か
ら直接取り出され、通信ループの全電流は20〜36
mAの値となり(第6図の最上段左端の波形を参
照)、前記したようにその取り出された電流は発
信器2によりその端子間電圧降下として検知され
る。次に、マイクロプロセツサは「TX
ENABLE]信号を「1」レベルにセツトし、そ
のためにFET1を流れる電流がゼロまで減少す
るから通信ループの電流は減少させられる。
CPU10により第1のバイトがUART12にロ
ードされ、UART12は、その第1のバイトを、
スタートビツト、パリテイビツト等が付加された
直列デジタルデータへと変換して出力し、その直
列デジタルデータをSD0出力端子からナンドゲ
ート14へ送る。その信号伝送をするために、通
信ループの電流は第6図に簡略化して図示したよ
うに、FET1によつて変化させられる。このよ
うにして、第1のバイトが通信器8から発信器2
へ送られ、第2のバイトは、第4図について説明
したのと同様にして送られる。3バイト以上のデ
ータを通信器から発信器へ送る場合も同様にして
伝送できる。
通信器8内の受信回路24は、発信器2から通
信器8へ送られる情報を動作する。デジタル通信
をコントロールする通信器8は、デジタル通信の
開始後は、応答の検出を常に予定している。通信
器8内のCPU10は、通信器8から発信器2へ
の通信が終わると、受信回路24からの信
号をモニタする。CPU10は、とくに、20mA
への最初の変化の後における20mAから4mAへ
の変化を検出する。この変化の検出によりCPU
10は、その1ビツト時間の後に「スタートビツ
ト」が発信器2から供給されることを警告され、
また、RX ENABLEビツトを「1」にセツト
(第6図の下から2番目の波形を参照)して受信
回路24の動作可能化をする。RX ENABLEの
信号はナンドゲート20において、受信回路24
からの信号に組み合わされて、UART12
への「SDI」入力とされる。そして発信器2から
のスタートビツトの受信後に、発信器2のデジタ
ルデータの送信が始まる。発信器2からパリテイ
ビツトが送信された後、ストツプビツト(通信ル
ーフの電流は4mA)で通信は終了する。発信器
2は、予め設定されている時間「t」だけ持つ
て、通信ループの全電流をプロセス変量に応じた
電流レベルへ戻して、発信器2から4mAないし
20mAの範囲のプロセス変量に応じたアナログデ
ータ信号を発生する。
発信器2のブロツク図を第7図に示す。発信器
2の受信回路24′は通信器8の受信回路24に
類似し、かつ、同様に動作する。発信器2の駆動
回路は、プロセス変量に応じた出力電流を制御す
るために従来から発信器2に既に含まれている4
〜20mA電流制御器26′に付加される。この回
路をデジタル信号発信器として機能させるため
に、コンデンサ34の切り離しにより、出力回路
の時定数が変更される。コンデンサ34は、D/
A変換器31のパルス幅変調の出力の平均を行う
もので、この平均値がプロセス変量を表してい
る。そこで、急速な変化を伴うデジタル出力の送
出のために、このコンデンサ34を回路から切り
離すスイツチ32が設けられる。このスイツチ3
2はCPU22により制御される。CPU22に接
続されたUART23はSDO出力とSDI入力を有
する。SDI入力は受信回路24′に接続される。
この受信回路24′は、前述の受信回路24と同
様に構成され、通信器8からデジタル情報を受け
るために用いられる。その際、受信回路24′は
入出力端子17tに接続されている4〜20mA電
流制御器26′からのアナログ(PV)出力を無視
する。UART23のSDO出力は2入力排他的オ
アゲート28の一方の入力端子へ与えられ、その
他方の入力端子へはCPU22から出力が与えら
れる。オアゲート28の出力は単極双投スイツチ
30の一方の接点へ与えられる。その他方の接点
へはD/A変換器31の出力が与えられる。スイ
ツチ30のスイツチアームは4〜20mA電流制御
器26′の制御入力端子へ接続される。スイツチ
30,32は、発信器2がアナログ(PV)信号
の送信をするかまたはデジタル信号の送信をする
かに従つて、CPU22により同時に動作させら
れる。第7図に示すブロツク図は、第5図と同様
にプロセス変量センサを含む外部CPU入力と、
CPUメモリと、CPU22とUAPT23を同期さ
せるクロツク信号のようなものは図示を省略して
簡単にしてある。それらの詳細は第10図に示さ
れている。第10図については後述するが、それ
は本発明の完全な理解には不必要である。
電流制御器26′に与えられる制御信号入力が、
CPU22によるスイツチ30の動作により、
D/A変換器31の出力からUART23のSDO
出力信号へと切り替わると、デジタル通信が行わ
れる。このSDO出力信号は排他的オアゲート2
8を介して電流制御器26′に与えられる。CPU
22は、この排他的オアゲート28への信号の制
御により、「合図ビツト」を発生できる。このよ
うにして発信器2からデジタルの送信が行われ
る。
ここで、コンデンサ34は、スイツチ32によ
り切り離される際に、その時点におけるD/A変
換器31のパルス幅変調器31のパルス幅出力の
平均値の記憶、すなわちプロセス変量に相当する
電圧信号の記憶、をしていることに留意すべきあ
る。発信器2からのデジタルの送信が終わると、
コンデンサ34はスイツチ32により回路へ再び
持続されるが、そのコンデンサ34は直前のプロ
セス変量に相当する電圧信号を記憶しているの
で、プロセツ変量(PV)のアナログ信号の送信
が、最短安定時間で再開できる。
以下に示すのは、第5図、第7図に示されてい
る、本発明の好適な実施例に用いられている回路
部品の一覧である。
CPU10,22 RCA 1802型 UART12,23 RCA 1854型 R1 30K オーム R2,R5,R6 10K オーム R3 20K オーム R4 124K オーム R7 312K オーム R8 1K オーム R9,R11 250 オーム R10 750 オーム R12 100 オーム R13 1M オーム D1,D2 1N4004 C1 0.01μf C2 0.47μf C3 0.0047μf C4 2μf 増幅器16,18 ICL7641−Intersil ナンドゲート14,20 4011型−RCA 排他的オアゲート28 4030型−RCA +V −5V、62オームと直列 FET1 VN98−Intersil 第8図に示すように、通信器8はデジタル信号
をCPU10へ供給するためのキーボード40を
含むことができる。そのようなデジタル信号と、
内蔵されているプログラムを含む他のデジタルデ
ータはRAM42とROM44のようなメモリに
格納できる。CPU10はその動作中に存在する
デジタル信号を表示させるために表示器46を動
作させるようにも構成できる。通信器8を第9図
に斜視図で示す。この通信器8は手持ちケース5
0を含み、このケース50には表示窓52と押し
ボタン54が設けられる。ケース50は伝送路1
7(第1図)に選択的に接続される接続ケーブル
56を含む。第5図および8図を参照して説明し
た回路部品はケース50の内部に収められて通信
器8を構成する。第10図に示すように、発信器
はCPU22のためのROM60、RAM62のよ
うなメモリを含む。そのメモリは伝送路17を介
して受けたデジタルデータと、予め格納されてい
るプログラムと、CPU22が使用するデータと
を含むことができる。CPU22に与えられる外
部入力は、モニタされるプロセス変量を検出する
センサ64のアナログ出力をCPU22に与える
のに適するデジタル信号に変換するA/D変換器
22とを含む。クロツク源68がCPU22と
UART23との動作を同期させるように構成さ
れている。第11図には、伝送路17に接続され
ている電圧降下手段としての抵抗器6の端子間に
生ずるアナログ信号を表す出力を表示するための
手段を含む、第1図に図示したデータ通信装置を
拡張したブロツク図が示されている。そのアナロ
グ信号は抵抗器6の端子間に接続されている入力
線72を介してA/D変換器70へ与えられる。
このA/D変換器70の出力は表示器74のよう
な利用装置へ与えられる。このように、アナログ
信号の通信は、電源4から発信器2と通信器8へ
電力を供給するために用いられている線を用いて
行われる。
〔効果〕
本発明によれば、既設の伝送路には実質的な変
更を加える必要なしに、伝送路の所望の地点で伝
送路へ接続することにより、プロセス変量の発信
器に対してのデジタルの相互通信を可能とする通
信器が利用できるように構成されたデータ通信装
置が提供される。通信器はポータブル型にできる
から特に現場のオペレータによつては便利であ
る。また、発信器からのアナログ通信によるプロ
セス変量のデータに比して、より精度の高いプロ
セス変量のデータを、オペレータがデジタルの通
信に依存して得られるよう構成することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のデータ通信装置の一実施例の
簡略化したブロツク図、第2図は第1図の回路に
おいて用いられる第1の通信フオーマツトの波形
図、第3図は第1図に示す回路で用いられる第2
の通信フオーマツトの波形図、第4図は第2の通
信フオーマツトを多バイト通信用に変形した場合
の波形図、第5図は第1図のデータ通信装置の通
信器のための適切な回路図、第6図は通信器の動
作を説明するためのタイミング図、第7図は第1
図のデータ通信装置の発信器のための適切な回路
図、第8図は第5図の一部をより詳細に示すブロ
ツク図、第9図は本発明のデータ通信装置の通信
器の一例の斜視図、第10図は第7図の一部をよ
り詳細に示すブロツク図、第11図は第1図に示
す装置の拡張されたブロツク図である。 2……発信器、4……電源、6……抵抗器、8
……通信器、10,23……UART、24,2
4′……受信回路、26……電流駆動回路、31
……D/A変換器、42,62……RAM、6
6,70……A/D変換器、74表示器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 伝送路に結合されていて、その伝送路を通し
    て供給される電流により付勢される発信器と; 前記伝送路を介して前記電流を前記発信器に供
    給するために前記伝送路に結合された電源と; 前記発信器と前記電源との間で前記伝送路に設
    けられ、前記伝送路に流れる電流量に応じて電圧
    降下を生じるための電圧降下手段とを備え; 前記発信器が、前記伝送路の電流量を、所定の
    上限値と下限値との間の電流範囲内で、プロセス
    変量のレベルを表わす値に変更することにより、
    アナログ信号の発信を行うアナログ発信手段を有
    しており、そのアナログ信号を前記電圧降下手段
    における電圧降下により検出できるデータ通信装
    置において: 前記発信器は、さらに、デジタル通信用のデジ
    タル送信・受信手段にして、前記伝送路中の前記
    電圧降下手段における、前記電流範囲の前記上限
    値を越えたピーク値を持つパルス状電流による開
    始信号に応じて、通常の不動作状態から動作状態
    に切換わるデジタル送信・受信手段を設けられ、
    このデジタル送信・受信手段が動作状態に切換わ
    ると、前記発信器の前記アナログ発信手段が不動
    作状態になつて前記アナログ信号の発信が中断す
    るよう構成され; そしてさらに、データ通信装置は、前記電圧降
    下手段と前記発信器との間で前記伝送路に並列に
    結合可能な通信器であつて、前記伝送路に結合す
    ることにより、前記発信器の前記デジタル送信・
    受信手段との間でデジタルでの相互の通信を行え
    る通信器を含み、この通信器は、前記デジタルの
    通信の開始のために前記開始信号を与える機能を
    有しており; 前記発信器の前記デジタル送信・受信手段、お
    よび、前記通信器のそれぞれは、デジタルの通信
    中においては、前記伝送路中の前記電圧降下手段
    の前記電流における、デジタル信号を表すパルス
    状で前記電流範囲内の変動を利用して、半二重動
    作で相手方へ送信し相手方から受信することを特
    徴とするデータ通信装置。 2 特許請求の範囲第1項記載のデータ通信装置
    において、前記電圧降下手段は抵抗器であること
    を特徴とするデータ通信装置。
JP57193277A 1981-11-02 1982-11-02 デ−タ通信装置およびデジタルデ−タとアナログデ−タを交互に通信する方法 Granted JPS5885649A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US317083 1981-11-02
US06/317,083 US4520488A (en) 1981-03-02 1981-11-02 Communication system and method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5885649A JPS5885649A (ja) 1983-05-23
JPH0447358B2 true JPH0447358B2 (ja) 1992-08-03

Family

ID=23232038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57193277A Granted JPS5885649A (ja) 1981-11-02 1982-11-02 デ−タ通信装置およびデジタルデ−タとアナログデ−タを交互に通信する方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS5885649A (ja)
CA (1) CA1173927A (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60119139A (ja) * 1983-11-30 1985-06-26 Yokogawa Hokushin Electric Corp 2線式伝送器
JPS60249441A (ja) * 1984-05-24 1985-12-10 Yokogawa Hokushin Electric Corp 二線式デ−タ伝送装置
JPH0744488B2 (ja) * 1984-12-07 1995-05-15 横河電機株式会社 二線式デ−タ伝送装置
US4729125A (en) * 1985-08-12 1988-03-01 The Babcock & Wilcox Company On-line serial communication interface to a transmitter from a current loop
US4816703A (en) * 1985-08-12 1989-03-28 The Babcock & Wilcox Company On-line serial communication interface from a current loop to a computer and/or terminal
US4607247A (en) * 1985-08-12 1986-08-19 The Babcock & Wilcox Company On-line serial communication interface from a transmitter to a current loop
JPS6264804A (ja) * 1985-09-05 1987-03-23 Yokogawa Electric Corp 信号伝送装置
JP2735174B2 (ja) * 1985-10-16 1998-04-02 株式会社日立製作所 2線式通信方法
JPS6295485A (ja) * 1985-10-22 1987-05-01 Omron Tateisi Electronics Co 検出センサ装置
JPS62213439A (ja) * 1986-03-14 1987-09-19 Yamatake Honeywell Co Ltd 通信方式
JPS63167595A (ja) * 1986-12-27 1988-07-11 Hitachi Ltd 二重化コミニユケ−タ
JPS63314700A (ja) * 1987-06-17 1988-12-22 Yokogawa Electric Corp 2線式パルス伝送方式
JPH0633723Y2 (ja) * 1987-09-03 1994-08-31 山武ハネウエル株式会社 通信装置
JPH01156418U (ja) * 1988-04-21 1989-10-27
JPH0650555B2 (ja) * 1989-02-09 1994-06-29 株式会社日立製作所 4線式フイールド計器装置とその通信方法
JP2580343B2 (ja) * 1989-10-13 1997-02-12 株式会社日立製作所 フィールド計器システム及びコミュニケータ
JP2007139793A (ja) * 2006-12-25 2007-06-07 Hitachi Ltd 気体流量計
DE102008041030A1 (de) * 2008-08-06 2010-02-11 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Erfassung einer Messgröße

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844364A (ja) * 1971-05-15 1973-06-26
JPS50156463A (ja) * 1974-06-07 1975-12-17
JPS5238807A (en) * 1975-09-22 1977-03-25 Hitachi Ltd Signal transmission unit
JPS567588A (en) * 1979-06-30 1981-01-26 Matsushita Electric Works Ltd Remote control unit for time sharing multiplex transmission

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844364A (ja) * 1971-05-15 1973-06-26
JPS50156463A (ja) * 1974-06-07 1975-12-17
JPS5238807A (en) * 1975-09-22 1977-03-25 Hitachi Ltd Signal transmission unit
JPS567588A (en) * 1979-06-30 1981-01-26 Matsushita Electric Works Ltd Remote control unit for time sharing multiplex transmission

Also Published As

Publication number Publication date
CA1173927A (en) 1984-09-04
JPS5885649A (ja) 1983-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0447358B2 (ja)
US4520488A (en) Communication system and method
EP0101528B1 (en) Improvements in 2-wire analog communication systems
US6765968B1 (en) Process transmitter with local databus
JPS6290049A (ja) 2線式通信方式
US20050201472A1 (en) 4-20 mA interface circuit
US4691328A (en) On-line serial communication interface from a computer to a current loop
US4607247A (en) On-line serial communication interface from a transmitter to a current loop
JPS60117939A (ja) 情報伝送方式
EP0213767B1 (en) Current loop arrangements
JPH0693684B2 (ja) フィールドセンサと通信器との通信方法およびその装置
JPH0633723Y2 (ja) 通信装置
EP0212897B1 (en) On-line serial communication interfaces
CN111294267A (zh) 基于4-20mA电流环路的多机数据通信系统
JPS5821039Y2 (ja) 2 センシキデンソウキ
JP3205263B2 (ja) 子機用電源装置
JPH0419759B2 (ja)
CN211381926U (zh) 基于蓝牙控制的牙科激光治疗系统
JPH04273738A (ja) 監視・制御装置
JP3307830B2 (ja) パルス信号を出力する伝送器と通信端末器との通信方式
JPH0641400Y2 (ja) 信号伝送装置
JPH02254599A (ja) アナログ計測システムのデジタル伝送方法
JP2925483B2 (ja) 2線式伝送器の通信装置
JP2504321B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JPH01103033A (ja) 電力線搬送システム