JP2504321B2 - 遠隔監視制御システム - Google Patents
遠隔監視制御システムInfo
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- JP2504321B2 JP2504321B2 JP2255548A JP25554890A JP2504321B2 JP 2504321 B2 JP2504321 B2 JP 2504321B2 JP 2255548 A JP2255548 A JP 2255548A JP 25554890 A JP25554890 A JP 25554890A JP 2504321 B2 JP2504321 B2 JP 2504321B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、信号線を介して接続された中央制御装置や
複数の端末器との間でデータ伝送を行う遠隔監視制御シ
ステムに関するものである。
複数の端末器との間でデータ伝送を行う遠隔監視制御シ
ステムに関するものである。
この種の遠隔監視制御装置は第５図に示すように、中
央制御装置31と固有のアドレスが設定された複数の監視
用端末器32、制御用端末器33、及びワイヤレス中継用端
末器34、外部インタフェース端末器35、パターン設定用
端末器36とを一対の信号線37を介して接続したものであ
る。監視用端末器32には監視入力として壁スイッチ等の
スイッチS1〜S4が接続されている。中央制御装置31から
信号線37に送信される伝送信号VSは、第６図（ａ）に示
すように、信号送出開始を示すスタートパルス信号ST、
信号モードを示すモードデータ信号MD、各端末器32〜36
を呼び出す８ビットのアドレスデータ信号AD、負荷L1〜
L4を制御する制御データを伝送する制御データ信号CD、
チェックサムデータ信号CS及び各端末器32〜36からの返
送期間を設定する返送待機信号WTよりなる復極（±24
V）の時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデ
ータが伝送されるようになっている。各端末機32〜36で
は、信号線37を介して受信された伝送信号VSのアドレス
データと設定されたアドレスデータとが一致したときそ
の伝送信号VSの制御データを取り込むとともに、伝送信
号VSの返送待機信号WTに同期して監視データ信号を電流
モード信号（信号線37間を適当な低インピーダンスを介
して短絡して送出される信号）として返送するようにな
っている。また、中央制御装置31には、モードデータ信
号MDをダミーモードとしたダミー伝送信号を常時送出す
るダミー信号送信手段と、監視用端末器32、ワイヤレス
中継用端末器34、外部インタフェース端末器35、パター
ン設定用端末器36のいずれかから返送された第６図
（ｂ）に示すような割り込み信号Viが受信されたとき、
割り込みを発生した端末器32〜36を検出してその端末器
32〜36をアクセスして監視データを返送させる割り込み
処理手段とが設けられている。また、中央制御装置31で
は、上述のようにして監視用端末器32あるいはワイヤレ
ス中継用端末器34、外部インタフェース端末器35、パタ
ーン設定用端末器36から中央制御装置31に返送された監
視データに基づいて対応する負荷L1〜L4を制御する制御
用端末器33に伝送する制御データを作成するとともに、
その制御データを信号線37を介してその制御用端末器33
に時分割多重伝送して負荷L1〜L4を制御するようになっ
ている。また、制御用端末器33の負荷L1〜L4の状態が変
化すると、制御用端末器33は信号線37を介して中央制御
装置31に負荷L1〜L4の状態の監視データを返送し、中央
制御装置31はその監視データに基づいて対応する監視用
端末器32に信号線37を介して制御データを時分割多重伝
送して監視用端末器32の壁スイッチS1〜S4のLED表示を
変化させるようになっている。
央制御装置31と固有のアドレスが設定された複数の監視
用端末器32、制御用端末器33、及びワイヤレス中継用端
末器34、外部インタフェース端末器35、パターン設定用
端末器36とを一対の信号線37を介して接続したものであ
る。監視用端末器32には監視入力として壁スイッチ等の
スイッチS1〜S4が接続されている。中央制御装置31から
信号線37に送信される伝送信号VSは、第６図（ａ）に示
すように、信号送出開始を示すスタートパルス信号ST、
信号モードを示すモードデータ信号MD、各端末器32〜36
を呼び出す８ビットのアドレスデータ信号AD、負荷L1〜
L4を制御する制御データを伝送する制御データ信号CD、
チェックサムデータ信号CS及び各端末器32〜36からの返
送期間を設定する返送待機信号WTよりなる復極（±24
V）の時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデ
ータが伝送されるようになっている。各端末機32〜36で
は、信号線37を介して受信された伝送信号VSのアドレス
データと設定されたアドレスデータとが一致したときそ
の伝送信号VSの制御データを取り込むとともに、伝送信
号VSの返送待機信号WTに同期して監視データ信号を電流
モード信号（信号線37間を適当な低インピーダンスを介
して短絡して送出される信号）として返送するようにな
っている。また、中央制御装置31には、モードデータ信
号MDをダミーモードとしたダミー伝送信号を常時送出す
るダミー信号送信手段と、監視用端末器32、ワイヤレス
中継用端末器34、外部インタフェース端末器35、パター
ン設定用端末器36のいずれかから返送された第６図
（ｂ）に示すような割り込み信号Viが受信されたとき、
割り込みを発生した端末器32〜36を検出してその端末器
32〜36をアクセスして監視データを返送させる割り込み
処理手段とが設けられている。また、中央制御装置31で
は、上述のようにして監視用端末器32あるいはワイヤレ
ス中継用端末器34、外部インタフェース端末器35、パタ
ーン設定用端末器36から中央制御装置31に返送された監
視データに基づいて対応する負荷L1〜L4を制御する制御
用端末器33に伝送する制御データを作成するとともに、
その制御データを信号線37を介してその制御用端末器33
に時分割多重伝送して負荷L1〜L4を制御するようになっ
ている。また、制御用端末器33の負荷L1〜L4の状態が変
化すると、制御用端末器33は信号線37を介して中央制御
装置31に負荷L1〜L4の状態の監視データを返送し、中央
制御装置31はその監視データに基づいて対応する監視用
端末器32に信号線37を介して制御データを時分割多重伝
送して監視用端末器32の壁スイッチS1〜S4のLED表示を
変化させるようになっている。
ワイヤレス中継端末器34は、光ワイヤレス発振器Ｙ、
光ワイヤレス受信器Ｘ及びワイヤレス系信号線38よりな
る光ワイヤレスシステムのデータ中継を行う端末器であ
り、光ワイヤレス発振器Ｙから発信された光信号を光ワ
イヤレス受信器Ｘにて受信し、受信されたデータをワイ
ヤレス系信号線38を介して受信するとともに、このデー
タを中央制御装置31に転送するようになっている。ま
た、外部インタフェース端末器35は、外部制御装置39と
の間でデータ伝送を行う端末器であり、パターン設定用
端末器36は、データ入力部40から入力されるパターン制
御データを中央制御装置31に転送する端末器である。な
お、分電盤41あるいはリレー制御盤41a内に配設される
制御用端末器33は、分電盤協約寸法に設定されており、
その制御出力により負荷制御用のリモコンリレー（手元
スイッチによってもオン、オフできるようにしたラッチ
ングリレー）42が制御されるようになっている。
光ワイヤレス受信器Ｘ及びワイヤレス系信号線38よりな
る光ワイヤレスシステムのデータ中継を行う端末器であ
り、光ワイヤレス発振器Ｙから発信された光信号を光ワ
イヤレス受信器Ｘにて受信し、受信されたデータをワイ
ヤレス系信号線38を介して受信するとともに、このデー
タを中央制御装置31に転送するようになっている。ま
た、外部インタフェース端末器35は、外部制御装置39と
の間でデータ伝送を行う端末器であり、パターン設定用
端末器36は、データ入力部40から入力されるパターン制
御データを中央制御装置31に転送する端末器である。な
お、分電盤41あるいはリレー制御盤41a内に配設される
制御用端末器33は、分電盤協約寸法に設定されており、
その制御出力により負荷制御用のリモコンリレー（手元
スイッチによってもオン、オフできるようにしたラッチ
ングリレー）42が制御されるようになっている。
ここで、負荷を一括制御する場合、第７図に示すよう
に、監視用端末器32の壁スイッチS1を操作すると、ディ
ップスイッチ等で構成されたアドレス記憶部52に記憶さ
れているアドレスデータを信号線37を介して中央制御装
置31に伝送し、中央制御装置31はパターン記憶部50に記
憶されているアドレスデータに該当するパターン制御デ
ータに従って制御データを信号線37を介して制御用端末
器33に伝送する。
に、監視用端末器32の壁スイッチS1を操作すると、ディ
ップスイッチ等で構成されたアドレス記憶部52に記憶さ
れているアドレスデータを信号線37を介して中央制御装
置31に伝送し、中央制御装置31はパターン記憶部50に記
憶されているアドレスデータに該当するパターン制御デ
ータに従って制御データを信号線37を介して制御用端末
器33に伝送する。
前記パターン制御データは、負荷をどのように制御す
るかというパターンとそのアドレスとの対応関係を示す
パターン制御データであり、予めパターン設定用端末器
36のデータ入力部40から入力することにより、パターン
設定用端末器36のパターン記憶部51に前記パターン制御
データを記憶させ、そのパターン制御データを信号線37
を介して中央制御装置31に伝送させ、中央制御装置31の
パターン記憶部50に記憶しておくのである。
るかというパターンとそのアドレスとの対応関係を示す
パターン制御データであり、予めパターン設定用端末器
36のデータ入力部40から入力することにより、パターン
設定用端末器36のパターン記憶部51に前記パターン制御
データを記憶させ、そのパターン制御データを信号線37
を介して中央制御装置31に伝送させ、中央制御装置31の
パターン記憶部50に記憶しておくのである。
以上の従来例にあっては、負荷を一括制御するために
中央制御装置31のパターン記憶部50に書き込まれている
パターン制御データは、パターン設定用端末器36を用い
て書き換えられるようになっている。従って、パターン
記憶部50は、書き換えが可能で、かつ電源供給がなくな
っても記憶内容を保持しておくことのできるメモリで構
成する必要があった。このメモリが比較的高価であるた
めに中央制御装置31の価格が高くなってしまうという問
題があった。また、パターン制御データをパターン設定
用端末器36を用いて設定する場合、パターン制御データ
をその都度ユーザが入力しなければならず、その操作手
順が複雑であったり、設定動作に時間がかかったりする
ために、パターン制御データの設定ミスの発生がしばし
ば起こっていた。
中央制御装置31のパターン記憶部50に書き込まれている
パターン制御データは、パターン設定用端末器36を用い
て書き換えられるようになっている。従って、パターン
記憶部50は、書き換えが可能で、かつ電源供給がなくな
っても記憶内容を保持しておくことのできるメモリで構
成する必要があった。このメモリが比較的高価であるた
めに中央制御装置31の価格が高くなってしまうという問
題があった。また、パターン制御データをパターン設定
用端末器36を用いて設定する場合、パターン制御データ
をその都度ユーザが入力しなければならず、その操作手
順が複雑であったり、設定動作に時間がかかったりする
ために、パターン制御データの設定ミスの発生がしばし
ば起こっていた。
本発明は、上記の点に鑑みてなしたものであり、その
目的とするところは、負荷を一括制御するためのパター
ン制御データの設定動作が簡単で、かつ安価な遠隔遠視
制御システムを提供することにある。
目的とするところは、負荷を一括制御するためのパター
ン制御データの設定動作が簡単で、かつ安価な遠隔遠視
制御システムを提供することにある。
本発明は、それぞれアドレスが固有に設定される複数
の端末器が一対の信号線を介して中央制御装置に接続さ
れ、中央制御装置より送出される伝送信号により中央制
御装置と各端末器との間でデータが時分割多重伝送さ
れ、伝送信号には、各端末器をアクセスするアドレスデ
ータ、端末器に接続された負荷を制御する制御データ、
端末器からのデータの返送期間を設定する返送待機信号
が含まれている遠隔監視制御システムにおいて、前記中
央制御装置には、予め端末器の一括制御用の複数のパタ
ーン制御データをアドレス毎に記憶しておくパターン記
憶部を備え、前記端末器の内、監視用端末器には、伝送
用のアドレスデータを記憶するアドレス記憶部とアドレ
ス記憶部に書き込まれるアドレスデータを含んだ信号を
受信する信号受信部を備え、さらに、前記監視用端末器
に設定したいパターン名を入力するための入力部とパタ
ーン名からアドレスデータに変換するための変換テーブ
ルと前記監視用端末器に対してアドレスデータを送信す
る信号送信部とを有するパターン設定器を備えたことを
特徴とするものである。
の端末器が一対の信号線を介して中央制御装置に接続さ
れ、中央制御装置より送出される伝送信号により中央制
御装置と各端末器との間でデータが時分割多重伝送さ
れ、伝送信号には、各端末器をアクセスするアドレスデ
ータ、端末器に接続された負荷を制御する制御データ、
端末器からのデータの返送期間を設定する返送待機信号
が含まれている遠隔監視制御システムにおいて、前記中
央制御装置には、予め端末器の一括制御用の複数のパタ
ーン制御データをアドレス毎に記憶しておくパターン記
憶部を備え、前記端末器の内、監視用端末器には、伝送
用のアドレスデータを記憶するアドレス記憶部とアドレ
ス記憶部に書き込まれるアドレスデータを含んだ信号を
受信する信号受信部を備え、さらに、前記監視用端末器
に設定したいパターン名を入力するための入力部とパタ
ーン名からアドレスデータに変換するための変換テーブ
ルと前記監視用端末器に対してアドレスデータを送信す
る信号送信部とを有するパターン設定器を備えたことを
特徴とするものである。
本発明の遠隔監視制御システムは、予め中央制御装置
のパターン記憶部に、想定される複数のパターン制御デ
ータをアドレス毎に記憶しておき、各パターン制御デー
タには対応するパターン名を設定し、各監視用端末器に
パターンを設定する場合、パターン設定器で前記パター
ンに対応するパターン名を入力することにより、変換テ
ーブルで前記パターンに対応するアドレスに変換され、
監視用端末器のアドレス記憶部に前記パターンに対応し
たアドレスが記憶される。前記監視用端末器のパターン
スイッチを押すと、中央制御装置にアドレスデータが伝
送され、中央制御装置はパターン記憶部に記憶されてい
るアドレスとパターン制御データの関係から前記アドレ
スに該当するパターン制御データに従って一括制御を行
う。
のパターン記憶部に、想定される複数のパターン制御デ
ータをアドレス毎に記憶しておき、各パターン制御デー
タには対応するパターン名を設定し、各監視用端末器に
パターンを設定する場合、パターン設定器で前記パター
ンに対応するパターン名を入力することにより、変換テ
ーブルで前記パターンに対応するアドレスに変換され、
監視用端末器のアドレス記憶部に前記パターンに対応し
たアドレスが記憶される。前記監視用端末器のパターン
スイッチを押すと、中央制御装置にアドレスデータが伝
送され、中央制御装置はパターン記憶部に記憶されてい
るアドレスとパターン制御データの関係から前記アドレ
スに該当するパターン制御データに従って一括制御を行
う。
以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。第
１図は、本発明の一実施例を示すブロック図であり、中
央制御装置17と監視用端末器14は、一対の信号線37を介
して接続されている。
１図は、本発明の一実施例を示すブロック図であり、中
央制御装置17と監視用端末器14は、一対の信号線37を介
して接続されている。
10はパターン設定器であり、入力部11、変換テーブル
12及び信号伝送部13とからなり、端末器とは別体に設け
られる。入力部11は、設定したいパターン制御データの
パターン名を入力するためのもので、キーボードから直
接パターン名を入力したり、表示付きのタッチパネル等
により、メニュー方式で表示されているパターン名から
選択できるようにしてもよい。変換テーブル12は、第２
図に示すように、入力部11から入力されたパターン名を
アドレスデータに変換するためのアドレスとパターン名
の対応関係を示した変換テーブルである。信号送信部13
は、変換テーブル12で変換されたアドレスデータを監視
用端末器14へ伝送するものである。
12及び信号伝送部13とからなり、端末器とは別体に設け
られる。入力部11は、設定したいパターン制御データの
パターン名を入力するためのもので、キーボードから直
接パターン名を入力したり、表示付きのタッチパネル等
により、メニュー方式で表示されているパターン名から
選択できるようにしてもよい。変換テーブル12は、第２
図に示すように、入力部11から入力されたパターン名を
アドレスデータに変換するためのアドレスとパターン名
の対応関係を示した変換テーブルである。信号送信部13
は、変換テーブル12で変換されたアドレスデータを監視
用端末器14へ伝送するものである。
監視用端末器14は、信号受信部15、アドレス記憶部16
及びパターンスイッチS1を有する。信号受信部15は、パ
ターン設定器10から伝送されてくる信号を受信するため
のものであり、アドレス記憶部16は、パターン設定器10
から伝送され、信号受信部15で受信されたアドレスデー
タを記憶しておくためのものであり、監視用端末器14へ
の電源供給がなくなってもアドレスデータを保持してお
けるように、不揮発性メモリが用いられる。パターンス
イッチS1は、壁等に取り付けられるものである。スイッ
チS1を押すとアドレス記憶部16に記憶されたアドレスデ
ータが出力される。
及びパターンスイッチS1を有する。信号受信部15は、パ
ターン設定器10から伝送されてくる信号を受信するため
のものであり、アドレス記憶部16は、パターン設定器10
から伝送され、信号受信部15で受信されたアドレスデー
タを記憶しておくためのものであり、監視用端末器14へ
の電源供給がなくなってもアドレスデータを保持してお
けるように、不揮発性メモリが用いられる。パターンス
イッチS1は、壁等に取り付けられるものである。スイッ
チS1を押すとアドレス記憶部16に記憶されたアドレスデ
ータが出力される。
中央制御装置17にはパターン記憶部18が設けられてい
る。パターン記憶部18は、予め想定される複数のパター
ン制御データをアドレス毎に記憶しておくものであり、
記憶された内容を書き換える必要がないため、書き換え
可能な不揮発性メモリを用いる必要はない。
る。パターン記憶部18は、予め想定される複数のパター
ン制御データをアドレス毎に記憶しておくものであり、
記憶された内容を書き換える必要がないため、書き換え
可能な不揮発性メモリを用いる必要はない。
次に、本実施例によりパターン設定を行う場合の動作
を説明する。まず、予め、例えば、第３図に示した各負
荷L1〜L5の制御状態とアドレス１〜６との対応関係を示
すパターン制御データを中央制御装置17のパターン記憶
部18に記憶しておく。次に、施工業者等が監視用端末器
14の各々に、負荷の制御状態を示す制御パターンを設定
する場合、第４図のような、各負荷L1〜L5の制御状態と
アドレス１〜６の対応関係に、さらにパターン名を対応
させたパターン一覧表を準備しておき、施工業者等は、
前記一覧表を見ながら、例えば、パターン名「おやす
み」を選択し、パターン設定器10の入力部11から、「お
やすみ」のスイッチを押すと、変換テーブル12におい
て、第２図の変換テーブルにより、パターン名「おやす
み」に対応するアドレス１（アドレスデータ）が検索さ
れ出力される。このアドレスデータは信号送信部13から
監視用端末器14へ送られる。監視用端末器14では、信号
受信器15で受けたアドレスデータがアドレス記憶部16へ
入力され、アドレス１というアドレスデータが記憶され
る。このようにして、監視用端末器14のアドレス記憶部
16にパターン名「おやすみ」に対応するアドレス１が記
憶されるのである。
を説明する。まず、予め、例えば、第３図に示した各負
荷L1〜L5の制御状態とアドレス１〜６との対応関係を示
すパターン制御データを中央制御装置17のパターン記憶
部18に記憶しておく。次に、施工業者等が監視用端末器
14の各々に、負荷の制御状態を示す制御パターンを設定
する場合、第４図のような、各負荷L1〜L5の制御状態と
アドレス１〜６の対応関係に、さらにパターン名を対応
させたパターン一覧表を準備しておき、施工業者等は、
前記一覧表を見ながら、例えば、パターン名「おやす
み」を選択し、パターン設定器10の入力部11から、「お
やすみ」のスイッチを押すと、変換テーブル12におい
て、第２図の変換テーブルにより、パターン名「おやす
み」に対応するアドレス１（アドレスデータ）が検索さ
れ出力される。このアドレスデータは信号送信部13から
監視用端末器14へ送られる。監視用端末器14では、信号
受信器15で受けたアドレスデータがアドレス記憶部16へ
入力され、アドレス１というアドレスデータが記憶され
る。このようにして、監視用端末器14のアドレス記憶部
16にパターン名「おやすみ」に対応するアドレス１が記
憶されるのである。
以上の操作を複数の監視用端末器14に対して行い、パ
ターン設定器10により、各監視用端末器14へのアドレス
データの設定を行うのである。
ターン設定器10により、各監視用端末器14へのアドレス
データの設定を行うのである。
ここで、監視用端末器14のパターンスイッチS1が押さ
れると、監視用端末器14からはアドレス１を示すアドレ
スデータが信号線37を介して中央制御装置17に送られ
る。中央制御装置17では、パターン記憶部18に予め記憶
されているパターン制御データにより、アドレス１に対
応する制御データを信号線37を介して、各制御用端末器
に送出し、各負荷を制御する。つまり、中央制御装置17
からは負荷L1はON、負荷L2〜L5はOFFという内容の制御
データが各制御用端末器に送られるのである。
れると、監視用端末器14からはアドレス１を示すアドレ
スデータが信号線37を介して中央制御装置17に送られ
る。中央制御装置17では、パターン記憶部18に予め記憶
されているパターン制御データにより、アドレス１に対
応する制御データを信号線37を介して、各制御用端末器
に送出し、各負荷を制御する。つまり、中央制御装置17
からは負荷L1はON、負荷L2〜L5はOFFという内容の制御
データが各制御用端末器に送られるのである。
以上のように、本発明の遠隔監視制御システムによれ
ば、予め中央制御装置のパターン記憶部に、想定される
複数のパターン制御データをアドレス毎に記憶してお
き、各パターン制御データには対応するパターン名を設
定し、各監視用端末器にパターンを設定する場合、パタ
ーン設定器で前記パターンに対応するパターン名を入力
することにより、変換テーブルで前記パターンに対応す
るアドレスに変換され、監視用端末器のアドレス記憶部
に前記パターンに対応したアドレスが記憶される。前記
監視用端末器のパターンスイッチを押すと、中央制御装
置にアドレスデータが伝送され、中央制御装置はパター
ン記憶部に記憶されているアドレスとパターン制御デー
タの関係から前記アドレスに該当するパターン制御デー
タに従って一括制御を行うようにしたので、負荷を一括
制御するためのパターン制御データの設定動作が簡単
で、かつ安価な遠隔監視制御システムが提供できた。
ば、予め中央制御装置のパターン記憶部に、想定される
複数のパターン制御データをアドレス毎に記憶してお
き、各パターン制御データには対応するパターン名を設
定し、各監視用端末器にパターンを設定する場合、パタ
ーン設定器で前記パターンに対応するパターン名を入力
することにより、変換テーブルで前記パターンに対応す
るアドレスに変換され、監視用端末器のアドレス記憶部
に前記パターンに対応したアドレスが記憶される。前記
監視用端末器のパターンスイッチを押すと、中央制御装
置にアドレスデータが伝送され、中央制御装置はパター
ン記憶部に記憶されているアドレスとパターン制御デー
タの関係から前記アドレスに該当するパターン制御デー
タに従って一括制御を行うようにしたので、負荷を一括
制御するためのパターン制御データの設定動作が簡単
で、かつ安価な遠隔監視制御システムが提供できた。
第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図、 第２図は、同上に係る変換テーブルの説明図、 第３図は、同上に係るパターン記憶部の説明図、 第４図は、同上に係るパターン一覧表の説明図、 第５図は、遠隔監視制御装置の概略構成図、 第６図は、同上に係る伝送装置の説明図、 第７図は、従来例を示すブロック図、 10……パターン設定器、11……入力部 12……変換テーブル、13……信号送信部 14……監視用端末器、15……信号受信部 16……アドレス記憶部、17……中央制御装置 18……パターン設定器、37……信号線 S1……パターンスイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】それぞれアドレスが固有に設定される複数
の端末器が一対の信号線を介して中央制御装置に接続さ
れ、中央制御装置より送出される伝送信号により中央制
御装置と各端末器との間でデータが時分割多重伝送さ
れ、伝送信号には、各端末器をアクセスするアドレスデ
ータ、端末器に接続された負荷を制御する制御データ、
端末器からのデータの返送期間を設定する返送待機信号
が含まれている遠隔監視制御システムにおいて、前記中
央制御装置には、予め端末器の一括制御用の複数のパタ
ーン制御データをアドレス毎に記憶しておくパターン記
憶部を備え、前記端末器の内、監視用端末器には、伝送
用のアドレスデータを記憶するアドレス記憶部とアドレ
ス記憶部に書き込まれるアドレスデータを含んだ信号を
受信する信号受信部を備え、さらに、前記監視用端末器
に設定したいパターン名を入力するための入力部とパタ
ーン名からアドレスデータに変換するための変換テーブ
ルと前記監視用端末器に対してアドレスデータを送信す
る信号送信部とを有するパターン設定器を備えたことを
特徴とする遠隔監視制御システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2255548A JP2504321B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 遠隔監視制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2255548A JP2504321B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 遠隔監視制御システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04132495A JPH04132495A (ja) | 1992-05-06 |
| JP2504321B2 true JP2504321B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=17280255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2255548A Expired - Fee Related JP2504321B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 遠隔監視制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2504321B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0695783B2 (ja) * | 1986-02-20 | 1994-11-24 | 松下電工株式会社 | 遠隔監視制御装置 |
| JPH02112399A (ja) * | 1988-10-20 | 1990-04-25 | Matsushita Electric Works Ltd | パターン制御スイッチの監視用端末器 |
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1990
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