JPS61176089A - 電磁調理器用の鍋等の容器 - Google Patents

電磁調理器用の鍋等の容器

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Publication number
JPS61176089A
JPS61176089A JP1744185A JP1744185A JPS61176089A JP S61176089 A JPS61176089 A JP S61176089A JP 1744185 A JP1744185 A JP 1744185A JP 1744185 A JP1744185 A JP 1744185A JP S61176089 A JPS61176089 A JP S61176089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum
pot
container
electromagnetic cooker
fluororesin
Prior art date
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Pending
Application number
JP1744185A
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English (en)
Inventor
荻野 孝雄
河内 興三
文雄 松山
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電磁調理器用の鍋等の容器の改良に関するもの
である。
(従来技術) 近年、調理器具の分野において電磁調理器が安全性等の
立場より注目されつつある。
一方通常°の調理用鍋は耐食性、軽量性の点よりアルミ
ニウム材質のものが多くなり、さらにその内面側にはこ
びりつき防止のために弗素樹脂(特に四弗化エチレン樹
脂)がコーティングされているものが多い。
(発明が解決しようとする問題点) ■しかしアルミニウムは非磁性金属であるために当然ア
ルミニウム製銅は電磁調理器としては使用できない。
■そのためアルミニウムを用いたものとしては高価な且
つしぼりもむつかしいアルミニウムーSUSクラッド板
を用いたもの、或いは熱効率が悪く、取扱いが不便な分
離タイプ(使用時に鉄板の上において使う)等が用いら
れるのが実情である。
■ 又鉄製のものは耐食性が悪く、塩分などでおかされ
、鍋としての寿命が短いし、磁性SO5は高価で且つし
ぼりが困難である。更に又はうろう製は非粘着性が悪い
そこで本発明は耐食性、非粘着性にすぐれ、さらに使い
やすくかつ安価な電磁調理器用鍋を提供することにある
(問題点を解決するための手段) 即ち本発明の電磁調理器用鍋は、アルミニウム又はアル
ミニウム合金を基材とする電磁調理器用鍋に於いて、そ
の内面側に弗素樹脂がコーティングされており且つその
底面外側に溶射による磁性体層が設けられていることを
特徴とするものである。
(作用) 上記内面側弗素樹脂コーティングによりこびりつき防止
機能を附与すると同時に底面外側の溶射磁性体層で磁性
を附与する。
以下に本発明を例示の図面について詳細に説明する。
本発明は前述のような問題点を解決するために鋭意研究
した結果得られたものである。本発明電磁調理器用鍋の
特徴は第1図のようにアルミニウム製鍋(1)内面側に
弗素樹脂層(2)が設けてあり、さらに底面外側には溶
射による磁性金属層(3)が設けられていることである
溶射というのは燃焼ガスを使用して目的の材料を溶融し
相手材料に吹付けて表面皮膜を得る方法である。
この技術によって鉄(Fe)等の磁性をもつ材料をアル
ミニウム鍋底面にコーティングし磁性体層を設けること
が前記の如く本発明の特徴の一つである。この磁性体層
は裏面全体にコーティングしてもよいし、一部のみでも
よい。
厚みは0.05m〜5鴫が望ましい。0.05m未満で
あれば磁性体層がうすすぎて加熱に時間がかかる。
5mを超えればコーティングに時間がかかり不経済であ
る。
ざらにFeなどの磁性体それだけでは耐食性に問題があ
るときもあり、磁性体層のさらに外層にA4Zn等の防
食性を溶射によってコーティングするとより好ましい。
また内面に設けられている弗素樹脂は耐熱性、樹脂)、
=&&&(四弗化エチレン−パーフロロアルコキシエチ
レン共重合体)、FEP(四弗化エチレン−六弗化プロ
ピレン共重合体)を用いることが望ましい。
さらに弗素樹脂の接着のためにアルミニウム表面にエツ
チング方法による微細な凹凸が設けられるのが最も好ま
しい。これによって平板に弗素樹脂コーティングをした
後のプレス加工が可能になる。
(実施例) 以下に本発明の理解を助けるため実施例を述べる。厚み
2wmのアルミニウム(JIS3004相当材)を2%
塩化ナトリウム水溶液中上記アルミニウムを陽極として
20り−’ ”1)2の電気量で電気化学的エツチング
を施し、アルミニウム表面に微細な凹凸を設けた。
さらにこの面にPTFE分散液を塗布し、焼成すること
により20μ厚のコーティングを行なった。
つづいてこの板を直径200m1深さ100mの鍋にプ
レスした。
さらにこの鍋の底部にプラズマ溶射によってFeを0.
5 wi、の厚さに被覆した。
以上の方法により本発明の電磁調理器用鍋を得た。
この鍋を電磁調理器上で1500ccの水を加熱す騰 ると約5分で沸舎した。
以上本発明の説明に於いて鍋という言葉を用いたが、そ
れは釜、フライパン等食品を入れて調理する容器をいみ
する。又基材はアルミニウムについて説明したがアルミ
ニウム合金であっても勿論差支えない。
(発明の効果) 以上の様な本発明は、次のような効果を有している。
■ アルミニウム又はアルミニウム合金を基材とし表面
に弗素樹脂がコーティングされているため耐食性、非粘
着性がすぐれている。又長寿命である。
■ 溶射による磁性体層が設けられアルミニウム又はア
ルミニウム合金と一体となっている。従って使い易く又
安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電磁調理器用鍋の断面図を例示してい
る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミニウム又はアルミニウム合金を基材とする
    電磁調理器用の鍋等の容器に於いて、その内面側に弗素
    樹脂がコーティングされており且つその底面外側に溶射
    による磁性体層が設けられていることを特徴とする電磁
    調理器用の鍋等の容器。
  2. (2)磁性体層が厚み0.05〜5mmである特許請求
    の範囲第(1)項記載の電磁調理器用の鍋等の容器。
  3. (3)磁性体層上にアルミニウム又は亜鉛の群から選ば
    れた1つを主成分とする金属又は合金の溶射による防食
    層が設けられている特許請求の範囲第(1)項記載の電
    磁調理器用の鍋等の容器。
  4. (4)弗素樹脂が四弗化エチレン樹脂(PTFE)、四
    弗化エチレン−パーフロロアルコキシエチレン共重合体
    (PFA)、又は四弗化エチレン−六弗化プロピレン共
    重合体(FEP)の群から選ばれる1つである特許請求
    の範囲第(1)項記載の電磁調理器用の鍋等の容器。
  5. (5)アルミニウム又はアルミニウム合金の基材の内面
    にエッチングによる微細な凹凸が設けられており、この
    凹凸とのアンカー効果によつてアルミニウム又はアルミ
    ニウム合金と弗素樹脂が密着している特許請求の範囲第
    (1)項記載の電磁調理器用の鍋等の容器。
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