JPS6117587Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6117587Y2 JPS6117587Y2 JP1979036598U JP3659879U JPS6117587Y2 JP S6117587 Y2 JPS6117587 Y2 JP S6117587Y2 JP 1979036598 U JP1979036598 U JP 1979036598U JP 3659879 U JP3659879 U JP 3659879U JP S6117587 Y2 JPS6117587 Y2 JP S6117587Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reference signal
- pitch
- output
- motor
- generation circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、磁気テープ、レコード盤等の音声記
録媒体より再生される再生音の音程を、音声記録
媒体を走行させるモータの回転速度を可変するこ
とに応答して可変させる構成とした装置に関する
ものであり、簡単な構成にて音程を可変すること
が出来るように工夫したものである。
録媒体より再生される再生音の音程を、音声記録
媒体を走行させるモータの回転速度を可変するこ
とに応答して可変させる構成とした装置に関する
ものであり、簡単な構成にて音程を可変すること
が出来るように工夫したものである。
以下図面に示す実施例を参照して詳述する。
1はモータであり、磁気テープ、レコード盤等
を走行させる為のものである。このモータ1の軸
には発電機2が接続されており、モータの回転数
に比例した周波数の交流信号を発生する。即ち、
発電機2はモータの回転速度に応答した速度応答
信号発生回路を構成している。斯かる速度応答信
号は増幅器3で増幅され、波形整型回路4にてパ
ルス状の電圧に変換され、位相比較器5の一方の
入力となる。位相比較器5の他方の入力は後述す
る参照信号発生回路より発生される参照信号であ
る。位相比較器5より両入力信号の位相差に応じ
た信号が出力され、ローパスフイルタ6により高
域成分がカツトされ、モータ制御に必要な成分が
増幅器7により増幅される。この増幅器7の出力
はモータ制御用のインピーダンス可変素子8に印
加され、以つてモータ1の回転速度が制御され
る。
を走行させる為のものである。このモータ1の軸
には発電機2が接続されており、モータの回転数
に比例した周波数の交流信号を発生する。即ち、
発電機2はモータの回転速度に応答した速度応答
信号発生回路を構成している。斯かる速度応答信
号は増幅器3で増幅され、波形整型回路4にてパ
ルス状の電圧に変換され、位相比較器5の一方の
入力となる。位相比較器5の他方の入力は後述す
る参照信号発生回路より発生される参照信号であ
る。位相比較器5より両入力信号の位相差に応じ
た信号が出力され、ローパスフイルタ6により高
域成分がカツトされ、モータ制御に必要な成分が
増幅器7により増幅される。この増幅器7の出力
はモータ制御用のインピーダンス可変素子8に印
加され、以つてモータ1の回転速度が制御され
る。
即ち、速度応答信号の位相が参照信号のそれと
一致するようにモータ1の回転速度が制御される
のであり、以上述べた諸回路にて構成されるモー
タの回転速度制御回路9′は所謂位相同期ループ
となつている。従つて参照信号のパルス周期(周
波数)を可変すれば、これに応答してモータの回
転速度が可変し、以つて再生音の音程が可変出来
る訳である。
一致するようにモータ1の回転速度が制御される
のであり、以上述べた諸回路にて構成されるモー
タの回転速度制御回路9′は所謂位相同期ループ
となつている。従つて参照信号のパルス周期(周
波数)を可変すれば、これに応答してモータの回
転速度が可変し、以つて再生音の音程が可変出来
る訳である。
そこで次に参照信号発生回路について詳述す
る。
る。
10は基準信号発生回路であり、例えば水晶発
振器にて構成される。Dは分周期であり、各分周
器(D+7…D+1,D0,D−1…D−8)の
分周比を夫々(n+7…n+1,n0,n−1…
n−8)としたとき、n−8/n−7=n−7/n−6
=…=n−1/n0= n0/n+1=…=n+6/n+7=αとする。即ち、
分周比を等 比級数的に変化させるのである。分周器Dの分周
出力はゲート回路Gにて選択され、一定の分周比
を有する分周器11にて分周され、位相比較器5
の一入力となる。分周器D0の分周出力ゲートG
0、分周器11を介して位相比較器5の入力とな
つたとき、モータの回転速度が標準速度となり、
以つて再生音が標準音程となるように各回路の定
数を決定する。
振器にて構成される。Dは分周期であり、各分周
器(D+7…D+1,D0,D−1…D−8)の
分周比を夫々(n+7…n+1,n0,n−1…
n−8)としたとき、n−8/n−7=n−7/n−6
=…=n−1/n0= n0/n+1=…=n+6/n+7=αとする。即ち、
分周比を等 比級数的に変化させるのである。分周器Dの分周
出力はゲート回路Gにて選択され、一定の分周比
を有する分周器11にて分周され、位相比較器5
の一入力となる。分周器D0の分周出力ゲートG
0、分周器11を介して位相比較器5の入力とな
つたとき、モータの回転速度が標準速度となり、
以つて再生音が標準音程となるように各回路の定
数を決定する。
さて、前記分周比をα=2〓とすれば、ゲート
回路Dを選択することにより音程を半音づつ可変
することが出来る。半音づつの変化では大きすぎ
る場合には、α=2〓〓〓とすることにより、半
音の1/Pづつ可変することが出来る。ゲート回路
Gの選択回路はRS・フリツプ・フロツプ(以下
RS・FFと略す)12、アツプ・ダウン・カウン
タ13、ラインデコーダ14、スイツチS1〜S
4にて構成されている。カウンタ13の出力は2
進コード出力であり、この出力はラインデコーダ
14にて変換され、2進コード出力に対応してラ
インデコーダ14の端子0〜15の何れかが
“1”となる。
回路Dを選択することにより音程を半音づつ可変
することが出来る。半音づつの変化では大きすぎ
る場合には、α=2〓〓〓とすることにより、半
音の1/Pづつ可変することが出来る。ゲート回路
Gの選択回路はRS・フリツプ・フロツプ(以下
RS・FFと略す)12、アツプ・ダウン・カウン
タ13、ラインデコーダ14、スイツチS1〜S
4にて構成されている。カウンタ13の出力は2
進コード出力であり、この出力はラインデコーダ
14にて変換され、2進コード出力に対応してラ
インデコーダ14の端子0〜15の何れかが
“1”となる。
スイツチS4を押すと、カウンタ13はリセツ
トされ、出力O1〜O4は全て“0”となり、ラ
インデコーダ14の出力端子0が“1”となる。
従つて、ゲートG0が駆動され、分周器D0の分
周出力が参照信号となり、標準音程による再生状
態となる。
トされ、出力O1〜O4は全て“0”となり、ラ
インデコーダ14の出力端子0が“1”となる。
従つて、ゲートG0が駆動され、分周器D0の分
周出力が参照信号となり、標準音程による再生状
態となる。
スイツチS1が押されると、RS・FF12がセ
ツトされ、Q出力が“1”となつてアツプ・ダウ
ン・カウンタ13はアツプ・カウンタとなる。そ
こで、スイツチS3を1回押すと、カウンタ13
の端子O1の出力が“1”となり、ゲートG1が
駆動されて分周器D+1の分周出力が参照信号と
なる。即ち、音程が半音上がる。以下、スイツチ
S3を1回押す毎に半音づつ(若しくはその整数
分の1)上がる。
ツトされ、Q出力が“1”となつてアツプ・ダウ
ン・カウンタ13はアツプ・カウンタとなる。そ
こで、スイツチS3を1回押すと、カウンタ13
の端子O1の出力が“1”となり、ゲートG1が
駆動されて分周器D+1の分周出力が参照信号と
なる。即ち、音程が半音上がる。以下、スイツチ
S3を1回押す毎に半音づつ(若しくはその整数
分の1)上がる。
一方、スイツチS2が押されると、RS・FF1
2がリセツトされ、Q出力が“0”となつてアツ
プ・ダウン・カウンタ13はダウン・カウンタと
なる。そこでスイツチS3を1回押すとカウンタ
13の端子O15の出力が“1”となり、ゲート
G15が駆動されて分周器D−1の分周出力が参
照信号となる。即ち、音程が半音下がる。以下、
スイツチS3を1回押す毎に半音づつ(若しくは
その整数分の1)下がる。
2がリセツトされ、Q出力が“0”となつてアツ
プ・ダウン・カウンタ13はダウン・カウンタと
なる。そこでスイツチS3を1回押すとカウンタ
13の端子O15の出力が“1”となり、ゲート
G15が駆動されて分周器D−1の分周出力が参
照信号となる。即ち、音程が半音下がる。以下、
スイツチS3を1回押す毎に半音づつ(若しくは
その整数分の1)下がる。
第2図はスイツチS1〜S4を操作する為の操
作キーを示す図であり、“STD”と表示されたキ
ー15をスイツチS4に、“#”と表示されたキ
ー16をスイツチS1に“b”と表示されたキー
17をスイツチS2に、“1/P”(P=1の場合に
は“1”、P=2の場合は“1/2”)と表示された
キー18をスイツチS3に夫々対応させれば、使
い易いものとなる。
作キーを示す図であり、“STD”と表示されたキ
ー15をスイツチS4に、“#”と表示されたキ
ー16をスイツチS1に“b”と表示されたキー
17をスイツチS2に、“1/P”(P=1の場合に
は“1”、P=2の場合は“1/2”)と表示された
キー18をスイツチS3に夫々対応させれば、使
い易いものとなる。
ところで、分周器Dの分周比を等比級数的に変
化させず、例えば等差級数的に変化させても良
い。
化させず、例えば等差級数的に変化させても良
い。
この場合には音程は半音づつ変化させることは
出来ないが、とにかく音程を可変することは出来
る。第3図は斯かる場合に於ける操作キーを示す
図であり、この場合には、スイツチS1に対応す
るキー16′には“+”と、スイツチS2に対応
するキー17′には“−”と、スイツチS3に対
応するキー18′には“%”と夫々表示する。ス
イツチS4に対応するキー15の表示は
“STD”のままで良い。
出来ないが、とにかく音程を可変することは出来
る。第3図は斯かる場合に於ける操作キーを示す
図であり、この場合には、スイツチS1に対応す
るキー16′には“+”と、スイツチS2に対応
するキー17′には“−”と、スイツチS3に対
応するキー18′には“%”と夫々表示する。ス
イツチS4に対応するキー15の表示は
“STD”のままで良い。
さて次に何れの操作キーが操作されているかを
表示する表示器について説明する。ラインデコー
ダ14の各出力線路と接地間には音程表示用の発
光ダイオード(以下LEDと称す)L0〜L15
が接続されており、LED(L0)には“0”、
LED(L1)には“+1/P”(又は“+1”)、
……、LED(L7)には“+7/P”(又は“+
7”)、LED(L15)には“−1/P”(又は
“−1”)、……、LED(L8)には“−8/P”
(又は“−8”)と夫々表示する(第2図、第3図
参照)。更にRS・FF12のQ出力線路と接地間
には、音程上昇を表示するLED(L0)が接続
されている。音程下降を表示するLED(LD)は
アンドゲート19により駆動される。
表示する表示器について説明する。ラインデコー
ダ14の各出力線路と接地間には音程表示用の発
光ダイオード(以下LEDと称す)L0〜L15
が接続されており、LED(L0)には“0”、
LED(L1)には“+1/P”(又は“+1”)、
……、LED(L7)には“+7/P”(又は“+
7”)、LED(L15)には“−1/P”(又は
“−1”)、……、LED(L8)には“−8/P”
(又は“−8”)と夫々表示する(第2図、第3図
参照)。更にRS・FF12のQ出力線路と接地間
には、音程上昇を表示するLED(L0)が接続
されている。音程下降を表示するLED(LD)は
アンドゲート19により駆動される。
スイツチS1,S2が同時に操作されたとき
RS・FF12のQ,出力が共に“1”となる
が、このとき排他的オア回路20の出力は“0”
となるため、LED(LD)は点灯しない。即ち、
排他的オア回路20により誤表示が防止される。
RS・FF12のQ,出力が共に“1”となる
が、このとき排他的オア回路20の出力は“0”
となるため、LED(LD)は点灯しない。即ち、
排他的オア回路20により誤表示が防止される。
以上述べた本考案に依れば、スイツチS1,S
2の一方を操作した後に、スイツチS3を操作し
てクロツク入力をアツプ・ダウン・カウンタに印
加するだけで音程を可変することが出来、更にス
イツチS4を操作するだけで直ちに標準音程によ
る再生音を得ることが出来、操作が極めて簡便な
ものである。
2の一方を操作した後に、スイツチS3を操作し
てクロツク入力をアツプ・ダウン・カウンタに印
加するだけで音程を可変することが出来、更にス
イツチS4を操作するだけで直ちに標準音程によ
る再生音を得ることが出来、操作が極めて簡便な
ものである。
第1図は本考案に係る音程可変装置のブロツク
ダイヤグラム、第2図はその操作キーを示す図、
第3図は他の操作キーを示す図である。 1はモータ、2は速度応答信号発生回路、9は
回転速度制御回路、10は基準信号発生回路、1
3はアツプ・ダウン・カウンタ、Dは分周器、G
はゲート回路。
ダイヤグラム、第2図はその操作キーを示す図、
第3図は他の操作キーを示す図である。 1はモータ、2は速度応答信号発生回路、9は
回転速度制御回路、10は基準信号発生回路、1
3はアツプ・ダウン・カウンタ、Dは分周器、G
はゲート回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 磁気テープ、レコード盤等の音声記録媒体を
走行させる為のモータの回転速度を可変するこ
とにより前記音声記録媒体より再生される再生
音の音程を可変する装置であつて、 前記モータの回転速度に応答した信号を発生
する速度応答信号発生回路と、複数種類の参照
信号を発生する参照信号発生回路と、前記速度
応答信号と前記参照信号を比較し両信号の位相
が一致するように前記モータの回転速度を制御
する回転速度制御回路とよりなり、前記参照信
号発生回路は、基準信号発生回路と、この基準
信号を夫々異なる分周比で分周する複数個の分
周器と、この分周器に対応して設けられた複数
個のゲート回路と、クロツク入力に応答してそ
の出力がアツプ方向若しくはダウン方向に順次
変化するアツプ・ダウン・カウンタより構成さ
れており、前記アツプ・ダウン・カウンタの出
力にて前記ゲート回路を制御することにより前
記複数個の分周器より出力される分周出力を選
択的に前記参照信号と為し、以つて再生音の音
程を可変する構成とした音程可変装置。 (2) アツプ・ダウン・カウンタはリセツト入力端
子を有し、リセツト状態に於いては所定の分周
出力が参照信号となり、以つて標準音程による
再生音が得られることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項記載の音程可変装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979036598U JPS6117587Y2 (ja) | 1979-03-20 | 1979-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979036598U JPS6117587Y2 (ja) | 1979-03-20 | 1979-03-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55136026U JPS55136026U (ja) | 1980-09-27 |
JPS6117587Y2 true JPS6117587Y2 (ja) | 1986-05-29 |
Family
ID=28898068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979036598U Expired JPS6117587Y2 (ja) | 1979-03-20 | 1979-03-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6117587Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS591114U (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-06 | クラリオン株式会社 | ピツチ変換装置 |
-
1979
- 1979-03-20 JP JP1979036598U patent/JPS6117587Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55136026U (ja) | 1980-09-27 |
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