JPS6117550Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6117550Y2
JPS6117550Y2 JP15753380U JP15753380U JPS6117550Y2 JP S6117550 Y2 JPS6117550 Y2 JP S6117550Y2 JP 15753380 U JP15753380 U JP 15753380U JP 15753380 U JP15753380 U JP 15753380U JP S6117550 Y2 JPS6117550 Y2 JP S6117550Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
magnetic tape
magnetic
tape
rotating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15753380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5779942U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15753380U priority Critical patent/JPS6117550Y2/ja
Publication of JPS5779942U publication Critical patent/JPS5779942U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6117550Y2 publication Critical patent/JPS6117550Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、オーデイオ信号やビデオ信号等の所
定の記録信号を記録した転写用磁気テープと未記
録の被転写用磁気テープとを互いの磁性面が密着
するようにして走行せしめ、上記両テープの密着
部分に転写磁界を印加することによつて転写用磁
気テープに記録した記録信号を被転写用磁気テー
プに転写するようにした磁気テープを転写装置に
関する。
従来、この種の磁気テープ転写装置は、第1図
に示すようにそれぞれのテープ供給リール10
1,102から繰り出されそれぞれのテープ巻き
取りリール103,104に巻き取られる転写用
磁気テープ105と被転写用磁気テープ106を
互いに磁性面が相対向するように走行させるとと
もに、上記各磁性面が転写用磁気ヘツド107部
分で密着するように圧着ローラ108によつて上
記両磁気テープ103,104を積層して圧着さ
せ、さらにキヤプスタン109及びピンチローラ
110からなるテープ駆動手段によつて一方の転
写用磁気テープ105を挾着して定速走行駆動さ
せることにより、転写用磁気ヘツド107へ圧着
される上記両磁気テープ105,106が上記磁
気ヘツド107部分で一体走行するように構成さ
れている。
上述のように構成された従来の装置にあつて
は、転写用及び被転写用磁気テープ105,10
6が一体に積層されて挾着される部分は、転写用
磁気ヘツド107の先端の略一点部分だけであ
る。そのため、転写若しくは被転写用磁気テープ
105,106の一方にテープテンシヨンの変動
が生ずると上記両磁気テープ105,106の走
行速度に差が生じ相対的な位置ずれを生じ、正確
な転写を行なうことができなくなつてしまう。
そこで、本考案は各テープ供給リールからそれ
ぞれ繰り出され相互に密着挾持させられて走行せ
られる転写用及び被転写用磁気テープ間に相対的
位置ずれを生じさせることなく上記両磁気テープ
を安定して走行させるようにして、正確且つ効率
良く転写用磁気テープに記録されている記録信号
を被転写用磁気テープに転写し得るようにした磁
気テープの転写装置を提供しうることを目的とし
て提案されたものである。
以下、本考案を図面に示す具体的な実施例を参
照して説明する。
本考案による磁気テープ転写装置は、第2図に
示すように支軸に対し回転自由とされた円筒状に
形成された太径の回転体1を有し、この回転体1
に第1のテープ供給リール2から繰り出され第1
のテープ巻き取りリール3へ巻き取られるオーデ
イオ信号やビデオ信号等の所定の記録信号を記録
した転写用磁気テープ4と第2のテープ供給リー
ル5から繰り出され第2のテープ巻き取りリール
6に巻き取られる上記転写用磁気テープ4に記録
された上記記録信号が転写される未記録の被転写
用磁気テープ7とが積層されて巻回するように構
成されている。すなわち、転写用磁気テープ4が
回転体1の外周面1aに接触して巻回され、この
巻回された転写用磁気テープ4上に重畳する如く
被転写用磁気テープ7が巻回される。そして、転
写用及び被転写用の各磁気テープ4,7は、互い
の磁性面が相対向して密接するようにして回転体
1上に積層して巻回され、また上記回転体1の外
周面1aの略180度の範囲に亘つて巻回するよう
に構成されている。
ところで、上記回転体1の外周面1aには、転
写用及び被転写用磁気テープ4,7がより確実に
密接して巻回されるように、第3図に示す如くゴ
ム材等の弾褥材8が貼着されている。また、回転
体1の高さHは、少なくともここに巻回される上
記両磁気テープ4,7のテープ幅Wより大きく形
成され、上記両磁気テープ4,7が確実にその外
周面1aに巻回されるように構成されている。
また、転写用及び被転写用磁気テープ4,7の
回転体1への進入側付近には、上記回転体1の外
周面1aと対向するように該回転体1に対し接離
自在とされた圧着ローラ10が設けられ、上記回
転体1に積層されて巻回される上記転写用及び被
転写用磁気テープ4,7を回転体1の入口付近で
該回転体1に圧着するようにしている。
このように圧着ローラ10を設けることによ
り、転写用及び転写用磁気テープ4,7が回転体
1に巻回されて走行させられるとき、上記両磁気
テープ4,7と回転体1の外周面1aとの間に巻
き込まれる空気流によつて、上記両磁気テープ
4,7が回転体1から離間することなく確実に上
記回転体1に密接させられる。特に、回転体1の
テープ進入側付近では、空気流の流入が著しくな
るため、圧着ローラ10は上記テープ進入側付近
に設けられて上記両磁気テープ4,7を回転体1
に圧着させることが望ましい。また、上記両磁気
テープ4,7の退出側付近でも、空気流の作用に
よつて両磁気テープ4,7が回転体1から離間す
るおそれがあるので、第4図に示すように上記退
出側付近にもさらに圧着ローラ11を回転体1に
対し接離自在に設け、積層されて走行する上記両
磁気テープ4,7をテープ退出側付近においても
回転体1の外周面1aに圧着するようにすれば、
転写用及び被転写用の両磁気テープ4,7は回転
体1に対するテープ進入側から退出側に亘つてそ
の回転体1の外周面1aに確実に密接させられ
る。
上述のように圧着ローラ10によつて回転体1
の外周面1aに圧着され且つ積層されて走行する
転写用及び被転写用磁気テープ4,7のうち、圧
着ローラ10側に積層されて位置する被転写用テ
ープ7は、回転体1と第2のテープ巻取りリール
6との間に設けられたキヤプスタ13とピンロー
ラ14とからなるテープ走行駆動手段15によつ
て定速で走行駆動させられる。すなわち、積層さ
れて回転体1の外周面1a上を走行させられた転
写用及び被転写用磁気テープ4,7は、回転体1
から退出すると相互に離間させられる。そして、
圧着ローラ10側に位置する回転体1に対し外側
に位置する被転写用磁気テープ7がモータ16に
よつて定速回転するキヤプスタン13とピンチロ
ーラ14によつて挾着されて定速走行させられ
る。
このように、回転体1に対し外側に積層される
被転写用磁気テープ7を走行駆動させると、この
磁気テープ7の内側に位置する転写用磁気テープ
4は上記被磁気テープ7の第2のテープ供給リー
ル5方向へのバツクテンシヨンT1と第2のテー
プ巻き取りリール6方向へのテープテンシヨン
T2の相乗作用によつて回転体1の外周面1aへ
圧着されるようになる。そして、これら両磁気テ
ープ4,7間の圧着力及び回転体1に対する摩擦
力によつて上記両磁気テープ4,7は相対的位置
ずれを生ずることなく一体走行するようになる。
そして、転写磁界を印加して転写用磁気テープ
4に記録された記録信号を被転写用磁気テープ7
に転写させる作用を転写用磁気ヘツド17は、転
写用及び被転写用磁気テープ4,7が相互に密着
して一体走行する回転体1の巻回部分において上
記両磁気テープ4,7と摺接するように若しくは
わずか離間して設置され、本考案による磁気テー
プ転写装置を構成する。
なお、回転体1に対し外側に位置する被転写用
磁気テープ7は、上述の実施例ではキヤプスタン
13及びピンチローラ14あらなる駆動手段15
によつて駆動されるが、第5図に示すようにキヤ
プスタン13を回転体1へ圧着するようにして上
記被転写用磁気テープ7を駆動させるようにして
もよい。すなわち、第5図に示す場合でもモータ
16によつて回転駆動されるキヤプスタン13の
回動力を受けるのは、このキヤプスタン13と接
触する外側の被転写用磁気テープ7が駆動される
が、積極的に回転駆動させられない回転自由な回
転体1に摺接する転写用磁気テープ4は前述と同
様に上記被転写用磁気テープ7の圧着力及び回転
体1に対する摩擦力によつて、この被転写用磁気
テープ7と一体となつて走行する。
なお、第5図に示すものの場合、キヤプスタン
13はレバー21を介して回転体1に接離自在と
されるので、モータ16からの回転駆動力は該モ
ータ16の出力軸16aとキヤプスタン13に設
けたプーリ13aに亘つて巻装されたベルト22
によつて伝達されるように構成されている。
上述したような本考案によれば、転写用及び被
転写用磁気テープは、太径の回転体の外周略180
度に亘つて積層されて一体走行させられるので両
磁気テープ間の相対的位置を生じさせることもな
い。また、本考案は転写用磁気ヘツドに転写用及
び被転写用磁気テープを圧着させる必要もない。
従つて、本考案によれば転写用及び被転写用磁気
テープ間に相対的位置ずれを生じさせることなく
上記両磁気テープを安定して走行させ、正確且つ
効率良く記録信号の転写を行なうことができる。
なお、上述の各実施例では、転写用磁気テープ
を回転体側(内方)に位置させているが、被転写
用磁気テープを回転体側に位置させ上記転写用磁
気テープを圧着ローラ側(外方)に位置させても
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す概略平面図である。第2
図は本考案の一実施例を示す概略平面図であり、
第3図は本考案を構成する回転体を示す斜視図で
ある。第4図は本考案の他の実施例を示す概略平
面図であり、第5図は本考案のさらに他の実施例
を示す概略平面図である。 1……回転体、4……転写用磁気テープ、7…
…被転写用磁気テープ、13……キヤプスタン、
14……ピンチローラ、15……テープ走行駆動
手段、17……転写用磁気ヘツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転自在に取付けられた円筒状の回転体に積層
    されて巻回される所定の記録信号を記録した転写
    用磁気テープとこの転写用磁気テープに記録され
    た上記記録信号が転写される被転写用磁気テープ
    とを圧着ローラにより上記回転体に圧着させると
    ともに、上記2本の磁気テープのうち圧着ローラ
    側に位置する磁気テープをテープ走行駆動手段に
    よつて定速走行駆動させて上記回転体に積層され
    て巻回される転写用磁気テープと被転写用磁気テ
    ープとを一体に定速走行させるようにしてなる磁
    気テープ転写装置において、上記回転体の周面に
    弾褥体を設けるとともに、上記圧着ローラより下
    流側において転写用磁気ヘツドで上記2本の磁気
    テープを上記弾褥体に対して押圧するように構成
    してなる磁気テープ転写装置。
JP15753380U 1980-11-04 1980-11-04 Expired JPS6117550Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15753380U JPS6117550Y2 (ja) 1980-11-04 1980-11-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15753380U JPS6117550Y2 (ja) 1980-11-04 1980-11-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5779942U JPS5779942U (ja) 1982-05-17
JPS6117550Y2 true JPS6117550Y2 (ja) 1986-05-29

Family

ID=29516640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15753380U Expired JPS6117550Y2 (ja) 1980-11-04 1980-11-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6117550Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5779942U (ja) 1982-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0044087A3 (en) Scanning type magnetic cassette
JPS6117550Y2 (ja)
US4033495A (en) Tape drive apparatus
US4505440A (en) Tape cassette
JPH0227403Y2 (ja)
JPS6012704B2 (ja) 張力制御方式
US4678137A (en) Tape transport apparatus
JPH0664740B2 (ja) 磁気テ−プ転写装置
JPS599427Y2 (ja) テ−プレコ−ダのテ−プリ−ル支持装置
JPS5841394Y2 (ja) ブレ−キ装置
JPS6040988Y2 (ja) テ−プガイド
JPS60201550A (ja) 磁気記録再生装置
JPS629554Y2 (ja)
JP2564549Y2 (ja) ガイド装置
JPS6141150Y2 (ja)
JPS61196457A (ja) 回転ヘツドアセンブリ
JPH04167257A (ja) 記録再生装置
JPH0178337U (ja)
JPH0132595B2 (ja)
JPS6280201U (ja)
JPS61126663A (ja) 磁気記録再生装置のテ−プ駆動機構
JPS5927014B2 (ja) カセツトテ−プ用高速録音装置
JPS6032903B2 (ja) テ−プ装填装置
JPS60215124A (ja) 摩擦クラツチ装置
JPS6030021B2 (ja) 磁気記録再生装置