JPS61175356A - 車両用自動変速機における変速油圧制御方法 - Google Patents

車両用自動変速機における変速油圧制御方法

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JPS61175356A
JPS61175356A JP1345385A JP1345385A JPS61175356A JP S61175356 A JPS61175356 A JP S61175356A JP 1345385 A JP1345385 A JP 1345385A JP 1345385 A JP1345385 A JP 1345385A JP S61175356 A JPS61175356 A JP S61175356A
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Takeo Hiramatsu
平松 健男
Yuuichi Tanaka
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は摩擦係合要素の係合時に変速ショックのない適
正な油圧を送給する車両用自動変速機における変速油圧
制御方法に関する。
〈従来の技術〉 車両用自動変速機はクラッチ、ブレーキ等の摩擦係合要
素に油圧を送給して、これら摩擦係合要素を回転ドラム
、ギヤ等の任意の回転要素に係合させて選択することに
より入力軸と出力軸との間の変速比切換(変速)を車両
の運転状態に応じて自動的に行うものである。
一般的な車両用自動変速機の一例をその概略構造を表す
第5図を参照して説明すると、車両の動力源となるエン
ジン2のクランク軸4はトルクコンバータ6の4ンデ8
に直結されている。
トルクコンバータ6は、ボンデ8、タービン10.ステ
ータ12、ワンウェイクラッチ14を有し、ステータ1
2はワンウェイクラッチ14を介してケース16に結合
され、同ワンウェイクラッチによりステータ12はクラ
ンク軸4と同方向へは回転するが、その逆方向の回転は
許容されない構造となって偽る。
タービン10に伝えられたトルクはタービン10と一体
の入力軸20によってその後部に配設された前進4段後
進1段の変速段を達成する歯車変速装置22に伝達され
る。
同変速装置22は、3組のクラッチ24 、26 。
28.2組のブレーキ30.32.1組のワンウェイク
ラッチ34および1組のラビニョ型遊星歯車機構36で
構成されている。回遊里歯車機構36は、リングギヤ3
8、ロングピニオンギヤ40.ショートピニオンギヤ4
2、フロントサンイヤ44、リヤサンイヤ46、両ピニ
オンギヤ40.42を回転自在に支持し自身も回転可能
なキャリア48から構成されており、リンダギヤ38は
出力軸50に連結され、フロントサンギヤ44はキック
ダウンドラム52、フロントクラッチ24を介して入力
軸20に連結され、リヤサンギヤ46はリヤクラッチ2
6を介して入力軸20に連結され、キャリア48は機能
上並列となるように配設されたローリバースブレーキ3
2とワンウェイクラッチ34とを介してケース16に連
結されるとともに変速装置22の後端に配設された4速
クラツチ28を介して入力軸20に連結されている。な
お、上記キックダウンドラム52はキックダウンブレー
キ30によってケース16に固定的に連結可能となって
いる。遊星歯車機構36を通ったトルクは、出力軸50
に固着されたトランスファドライブギヤ60よ)アイド
ルギヤ62′t−経て被駆動イヤ64に伝達され、さら
に被駆動ギヤ64に固着されたトランスファシャフト6
6、ヘリカルイヤ68を介して駆動輪の駆動軸70が連
結された差動歯車装置72に伝達される。
摩擦係合要素である上記各クラッチ、ブレーキはそれぞ
れ係合用ピストン装置あるいはサーボ装置等を備えた摩
擦係合装置で構成されておシ、トルクコンバータ6のボ
ンデ8に連結されることによりエンジン2によ#)駆動
されるオイルポンプ(図示せず)で発生する油圧によっ
て作動される。同油圧は、後述する油圧制御装置によっ
て、種々の運転状態検出装置により検出された運転状態
に応じて各クラッチ、ブレーキに選択的に供給され、同
各クラッチ、ブレーキの作動の組み合わせによって前進
4段後進1段の変速段が達成されるが、その詳細な構成
や作用は特開昭58−46258号公報等に開示されて
いる通りである。
ここで、例えば1速固定のレンジ以外での1速の変速段
においては、フロントクラッチ24及び4速クラツチ2
8が非接続の状態にあると共ニキックダウンブレーキ3
0及びローリバースブレーキ32が解除されておシ、更
にリヤクラッチ26が接続すると共にワンウェイクラッ
チ34が機能している状態となっている。この場合、2
速へのアップシフトはキックダウンブレーキの連結のみ
で達成され、ワンウェイクラッチ34が機能しなくなる
ようになっている。
この変速システムを実現する油圧制御回路の一部を表す
第6図に示すように、キックダウンブレーキ30の作動
を制御するキックダウンサーが80には1−2シフト弁
81が油路82を介して接続してお9、この1−2シフ
ト弁81には変速制御弁83とシフト制御弁84とがそ
れぞれ油路85,86を介して接続している。
1速の変速段においてシフト制御弁84の作動を制御す
る一対の電磁弁87.88は、共に油路89.90を開
放しているため、シフト制御弁84の中央のスプール9
1が第6図中、左側へ変位して油路86t−シフト制御
弁84の排油ポー)EXへ連通させ、1−2シフト弁8
1のスプール92が第6図中、左端へ変位した状態にあ
る。との結果、油路82が1−2シフト弁81の排油ポ
ートEXに連通してキックダウンサー&80の圧縮コイ
ルばね93のばね力によクピストン94が第6図中、右
側へ戻されておシ、キックダウンドラム52に対するキ
ックダウンブレーキ30の係合が解除されている。又、
変速制御弁83に接続する二本の油路95,96のうち
、一方の油路95に付設されて電子制御装置97により
デューテイ制御される電磁弁98のデユーティ率が10
01に設定されており、油路95には変速制御弁83の
リターンスプリングに打勝つ油圧が作用していない。こ
のため、変速制御弁83のスプール99が第6図中、左
側に変位して油路85が変速制御弁83の排油ポートE
XK連通している。
この状態から2速へのアップシフトを行う場合、車両の
走行条件から電子制御装置97が一方の電磁弁87を操
作して油路89を閉塞するため、中央のスプール91が
第6図中、右側へ変位して前記オイルボンデからの圧油
(以下、これをライン圧と呼称する)はシフト制御弁8
4に接続する油路100から油路86を通って1−2シ
フト弁81に送給される。このため、1−2シフト弁8
1のスプール92は第6図中、右端へ変位して油路82
,85が1−2シフト弁81を介して連通ずる。一方、
電磁弁98のデユーティ率が電子制御装置97にょシ減
少され、デユーティ制御される油路95のライン圧によ
りスプール99は第6図中、右側へ変位し、油路85.
96が上記デユーティ率に応じて変速制御弁83を介し
て連通する。この結果、油路96からのライン圧も上記
デユーティ率に応じて油路85,82を通ってキックダ
ウンサー&80に供給され、そのピストン94を第6図
中、左側にストロークさせてキックダウンブレーキ30
がキックダウンドラム52を締め付けるようになってい
る。
ところで、上記1速から2速への変速段も含めて全ての
変速段において、摩擦係合要素への送給油圧の変化性性
が不適正であると、摩擦係合要素が急激に係合して変速
ショックを生じたシ、或いは摩擦係合要素に過大な滑シ
が生じて摩擦係合要素を劣化させてしまったシする。こ
のため、上記1速から2速への変速段においては、従来
よフ、キックダウンサー?80への送給油圧の変化特性
を司る電磁弁98のデユーティ率を、第6図に示すよう
にピストン94に付設されたポテンショメータ等のセン
サ101で検出されるピストン94の作動ストローク位
置に対応させて次のよう外方法で制御していた。
すなわち、第7図(e)に示すピストン94の作動スト
ローク位置(♂ストン94の作動ストローク範囲はセン
サ101の分圧比としてに3〜k。
の間である)に応じて、第7図(a)に示すように電子
制御装置97からの電気的指令で電磁弁98のデユーテ
ィ率を変化させるものであシ、第7図中)中点線で示す
ように、ピストン94が係合側へストロークして予め設
定された係合寸前の設定位置に到達するまでは電気的指
令によりキツクダウンサー〆80に高油圧が送給される
ようにし、ピストン94が上記設定位置に到達すると電
気的指令による油圧(電気的指令油圧)を変速ショック
のない変速に適する値に下げて変速を実行する。尚、第
7図(b)において、ピストン94のストロークにより
キツクダウンサー〆80の油圧室容積が変化するため、
図中点線で示すように電気的指令油圧(送給油圧)をス
テップ状としても実際にピストン94に作用する油圧は
図中実線で示すように変化する。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記従来の変速油圧制御方法にあっては、ピストン94
の作動ストローク完了時の油圧変動(オーバーシュート
)により第7図(b)中にAで示すように急激な油圧の
立上シを生じてしまい、これがためにキックダウンブレ
ーキ30が急激に係合して乗員が前方へ押出されるよう
な変速ショックを生じてしまっていた。
本発明は上記従来の事情に鑑みなされたもので、上記の
ように摩擦係合要素の係合側への作動ストローク完了時
に生ずる油圧の急激な立上りを防止して、円滑な変速を
達成する車両用自動変速機における変速油圧制御方法を
提供するととを目的とする。
く問題点を解決するための手段及び作用〉本発明の車両
用自動変速機における変速油圧制御方法は、エンジンの
回転動力が入力される入力軸と、駆動輪へ回転動力を出
力する出力軸と、電気的指令で増減される油圧により作
動して回転要素と係合或いは係合解放することにより前
記入力軸と前記出力軸との間の変速比を切換える摩擦係
合要素と、前記摩擦係合要素の作動ストローク位置を検
出するセンサとを備え、前記摩擦係合要素を係合側へ作
動させる変速に際して、該摩擦係合要素の作動ストロー
クが予め定められた設定位置に到達するまでは当該摩擦
係合要素に比較的高油圧が供給されるよう電気的指令を
すると共に、該設定位置に到達すると当該摩擦係合要素
に比較的低油圧が供給されるよう電気的指令をして変速
を実行する車両用自動変速機における変速油圧制御方法
において、前記高油圧から低油圧への変更時に該低油圧
よシ低い油圧が前記摩擦係合要素に供給されるような電
気的指令を微少時間又は該摩擦係合要素の微小ストロー
ク間だけ行うことを特徴とする。
〈実施例〉 以下、本発明の方法を第5図及び第6図に示した車両用
自動変速機について実施した一実施例を説明する。尚、
本発明は各変速段において同様に実施されるので、下記
の実施例については1速から2速への変速段を例にとっ
て説明し、他の変速段についての説明は省略する。
第1図に示すフローチャートは電子制御装置97に記憶
され、このフローチャートに従って変速中のキックダウ
ンサーが80への送給油圧が制御される。尚、このフロ
ーチャートは、本出願人が特願昭59−69926号、
特願昭59−82864号、特願昭59−204491
号等において既に提案したキックダウンブレーキ30の
半係合状態におけるキックダウンサーが80への送給油
圧を制御するフィードバック制御及び自動変速機をエン
ジンの排気量等の規格に適合させるための変速初期油圧
設定制御を4実施するものであシ、本発明に係る部分は
主にフローチャート中東印の間の部分である。
上記フローチャートにおいて、電子制御装置97により
1速から2速への変速開始信号が発信されて、シフトコ
ントロール電磁弁87.88が前述のように切換えられ
ると、電磁弁98のデユーティ率を40%として指令す
る。(84図(a)参照)。この結果、このデユーティ
率指令(電気的指令)により、第4図伽)中点線で示す
ようにデユーティ率40%に対応した比較的高い油圧(
電気的指令油圧)がキックダウンサー&80に送給され
、ピストン94が係合側(第6図中左方)へストローク
する。
次いで、エンジン2のスロットル開度θを及びタービン
10の回転数NT を検出してメモリし、このスロット
ル開度θtが第2図に示すように全スロットル開度を幾
つかに分割したゾーンのいずれに属するかを判定する。
ここで、以下の説明はスロットル開度θtがAゾーンに
属していた場合を例にして行い、他の各ゾーンについて
はAゾーンと同様であるので説明を省略する。
上記のようにして、スロットル開度θtがAゾーンに属
すると判定された後、この人ゾーンにおける定数θ1’
 + dl’ *αを読み込み、変速初期デユーティ率
d、を演算式d、 = d、’−α(θt−θ、′)か
ら演算すると共に、本発明に係る効果を奏するためのデ
ユーティ率dft−d、+5%として求め、更に変速初
期デユーティ率dl  の減算値βをC・Δtとして求
めておく。尚、Δtはタイマセット時間、Cは定数で、
本実施例ではΔt=50 m5ec 、C= 3%/ 
seeとしである。
次いで、ピストン94のストローク位置kをセンサ10
1により検出し、このスト日−り位匍 置かに、−−−X1%からに、 −yLX O,a s
 o間、デユーティ率df  を電磁弁98に指令する
(第4図(a)(b)参照)。この結果、第4図(6)
中点線で示すように電気的指令油圧は変速初期デユーテ
ィ率d1に対応した電気的指令油圧より低くなる。
このため、この後、後述のようにデユーティ率40%に
よるよシも電気的指令油圧が低い−二−ティ率d、によ
り変速が実行されたときに、ピストン94の作動ストロ
ーク完了時の油圧変動(オーツクーシュート)が生じず
、第4図(b)中実線で示すピストン94にかかる実際
の油圧は急激な立上シのない滑かな変化特性となる。従
って、第4図(d)に示すようにキックダウンドラム5
2の締付力が滑らかに上昇して係合が達せられ、第4図
(e)に示すように出力軸トルク変化に従来の如き急激
な立上シがなくなり、変速ショックのない良好な変速が
達成される。尚、本実施例ではデユーティ率40%に対
応する高圧の電気的指令油圧から変速初期デユーティ率
d1に対応する低圧の電気的指令油圧への変更時にこの
低圧の電気的指令油圧よシ更に低圧の電気的チから4−
 T X O,3%というピストン94の微小スト四−
り間供給するようにしたが、このストローク幅はこれに
限らずエンシンや自動変速機の種々条件等により適宜定
められるものでちゃ、またこのようにピストン94のス
トロークで規定せずに成る微少時間で規定するようにし
ても良い。また、電気的指令油圧の更なる低下幅、すな
わち変速初期デユーティ率d、に対するデユーティ率上
昇度(本実施例では5es)もエンジンや自動変速機の
種々条件等により適宜定められるものである。
上記のように電気的指令油圧が一旦低下されてピストン
940ストロークがセンサ分圧比でに、−M x o、
s sに達すると、変速初期デユーティ率d、を指令し
て変速を更に実行する。そして、入力軸回転速度に対応
するタービン10の回転速+[NT及び出力軸の回転速
度に対応するトランス7アドライブギヤ60の回転速[
No″f:検出し、本実施例ではNT≦No X 2.
7で規定される一連の周期外れが達成されたか否かを判
断する。
との判断の結果、同期外れが達成されていない場合には
、電気的指令油圧を徐々に上昇させるよう変速初期デユ
ーティ率dlt減算値βにより毎秒31減算するという
操作を繰返し行って、同期外れを達成する。
上記のようにして一連の同期外れが達成されると、第3
図に示すように、スロットル開度θtに対応したタービ
ン10の回転速度のこの変速中における目標変化率ωs
t演算し、前述したフィード・譬ツク制御を行う。すな
わち、実際のタービン100回転速[NTから演算され
た回転速度の実質化率イTと、キックダウンサーが80
に最適な度合で油圧が送給されてキックダウンブレーキ
30の係合ショックや過大な滑り等力性しない状態で変
速が達成された場合にタービン10が示す回転速度変化
率Qs(目標変化率)とを比較して、この実変化率a)
Iilと目標変化率イsとのずれΔゐを演算する。そし
ズ、ずれΔふに対するrインr=bΔふ、(但しbは定
数)t−演算して、デ・ ニーティ率補正量jd=rΔ
ゐを演算し、とのデユーティ率補正11jd で上記デ
ユーティ率d1を補正したデユーティ率dat−指令し
て電磁弁98を駆動する。そして実際のタービン100
回転速[NT  及びトランス7アドライブギヤ60の
回転速度N0 を検出して、本実施例ではNT≦NoX
1.7で規定される2速への同期が達成さtたか否かを
判断する。この結果、同期が達成されていない場合には
、このデユーティ率d。t−デユーティ率d1として上
記と同様な補正を行い、フィートノ々ツク制御を繰返し
行って、同期を達成する。すなわち、上記のフィーYパ
ック制御によれば、キックダウンサーかに送給される油
圧は上記ずれ品を少なくするよう調整され、第3図中点
線で示す実際のタービン10の回転速度変化は同図中実
線で示す目標変化率ムsに追従する。従って、キックダ
ウンサーが80への送給油圧は最適に制御され、ここに
おいても変速ショックのない変速が達成される。
上記のようにして同期が達成されると、この時点のデユ
ーティ率d6を本実施例では0.1秒保持した後、デユ
ーティ率を0チに指令して2速への変速を完了するが、
この操作の間に上記デユーティ率d、及びスロットル開
度θ。から次回のAゾーンにおける変速用の定数αを演
算式−斗上4訃 から求め゛、これをメモリしておく。
この結果、次回のAゾーンにおける変速では、変速初期
デユーティ率d1を演算する定数αが上記フィードバッ
ク制御により補正され、より適正な変速初期デユーティ
率d1を定め得るようになっている。このように、前回
の変速時のデータを基に次回の変速時の変速初期デユー
ティ率、すなわち変速初期油圧をよシ最適値に近づける
という変速初期油圧設定制御によれば、排気量、出力ト
ルク1等の規格上エンジンに適合していない自動変速機
をこのエンジンに組合わせても使用の過程において自動
変速機を元々適合していないエンジンに適合させるとと
ができる。すなわち、変速初期油圧が高すぎたシ或いは
低くすぎたシすると、変速開始信号が発信されるやいな
や摩擦係合要素が係合状態となって多大な変速ショック
を来たしたシ或いは変速動作が長時間かかったりすると
いう不具合があるが、上記制御によれば使用の過程にお
いてこれら不具合は解消される。
尚、上記実施例では本発明をフィードバック制御機能及
び変速初期油圧設定制御機能を備えたものに適用したが
、勿論、これら機能を有しない自動変速機に適用するこ
ともできる。また、上記実施例において、制御を達成す
るために用いた条件、演算式及び検出対象等は公知の範
囲内において種々変更可能である。
〈発明の効果〉 本発明によれば、摩擦係合要素の係合側への作動ストロ
ーク完了時に、油圧変動により生ずる摩擦係合要素への
送給油圧の急激な立上シを有効に防止することができる
之め、摩擦係合要素の急激なる係合を防止して変速ショ
ックのない円滑な変速を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するフローチャート、
第2図はスロットル開度のゾーンを表す特性図、第3図
はタービン回転速度の目標変化を表すグラフ、第4図(
a)(6)(C)(山(e)はそれぞれ本発明の一実施
例におけるデユーティ率変化、キックダウンサーが油圧
変化、ビストンストローク、キックダウンドラム締付力
変化、出力軸トルク変化を表すグラフ、第5図は車両用
自動変速機の一例を表す概略構成図、第6図はその油圧
制御部の一部を表す概略構成図、第、7図(a)(b)
 (c) (d) (e)はそれぞれ従来におけるデユ
ーティ率変化、キックダウンサーゲ油圧変化、ビストン
ストローク、キックダウンドラム締付力変化、出力軸ト
ルク変化を表すグラフである。 図面中、 2はエンシン、 10はタービン、 20は入力軸、 30はキックダウンブレーキ、 50は出力軸、 60はトランスファドライブギヤ、 80はキックダウンサーが、 94はピストン、 97は電子制御装置、 98は電磁弁、 101はセンサである。 第4図 スロットル1旬U隻 (%) r 第6ff 第7図 手続補正書(方式) 昭和60年6月Q/日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジンの回転動力が入力される入力軸と、駆動輪へ回
    転動力を出力する出力軸と、電気的指令で増減される油
    圧により作動して回転要素と係合或いは係合解放するこ
    とにより前記入力軸と前記出力軸との間の変速比を切換
    える摩擦係合要素と、前記摩擦係合要素の作動ストロー
    ク位置を検出するセンサとを備え、前記摩擦係合要素を
    係合側へ作動させる変速に際して、該摩擦係合要素の作
    動ストロークが予め定められた設定位置に到達するまで
    は当該摩擦係合要素に比較的高油圧が供給されるよう電
    気的指令をすると共に、該設定位置に到達すると当該摩
    擦係合要素に比較的低油圧が供給されるよう電気的指令
    をして変速を実行する車両用自動変速機における変速油
    圧制御方法において、前記高油圧から低油圧への変更時
    に該低油圧より低い油圧が前記摩擦係合要素に供給され
    るような電気的指令を微少時間又は該摩擦係合要素の微
    小ストローク間だけ行うことを特徴とする車両用自動変
    速機における変速油圧制御方法。
JP1345385A 1985-01-29 1985-01-29 車両用自動変速機における変速油圧制御方法 Granted JPS61175356A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6353348A (ja) * 1986-08-25 1988-03-07 Aisin Seiki Co Ltd 自動変速機における摩擦係合装置の油圧制御方法
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