JPS6117290B2 - - Google Patents

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JPS6117290B2
JPS6117290B2 JP54141636A JP14163679A JPS6117290B2 JP S6117290 B2 JPS6117290 B2 JP S6117290B2 JP 54141636 A JP54141636 A JP 54141636A JP 14163679 A JP14163679 A JP 14163679A JP S6117290 B2 JPS6117290 B2 JP S6117290B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ダイナモメータ装置において、車輛
の走行抵抗を再現制御する方法および装置に関す
る。
ダイナモメータ装置において、エンジンあるい
は車輛を運転し、例えば、排気ガス試験等の各種
試験を行うに際しては、車輛が路上を実際に走行
している状態で受ける走行抵抗あるいは車輛の種
類によつてあらかじめ理論式により定められてい
る走行抵抗をダイナモメータで忠実に再現し、試
験車輛あるいは試験エンジンに走行時と同様の負
荷を与えることが必要となる。
〓〓〓〓
以下、すでに公知であり、本発明の一部となつ
ているダイナモメータ装置につき、第1図を参照
して簡単に説明する。
ダイナモメータ装置は、ダイナモメータ1の回
転軸2に慣性円板3と被試験体4を結合した機構
系と、ダイナモメータ1の速度、制御電流、制御
電圧、負荷(反力、トルク)をそれぞれ検出する
速度検出器11、電流検出器12、電圧検出器1
3、負荷検出器14、とからなる検出系とダイナ
モメータ1に印加する制御電流を調節する電流制
御器20とからなり、その電流制御器20には、
制御すべき量に応じた負荷制御回路30および速
度制御回路40の出力が指令値切換スイツチ50
を介して選択的に導入される。
先ず、機構系において、ダイナモメータ1とし
ては、直流モータ式、渦電流式があり、それぞれ
電機子電流、界磁電流の大きさに応じて発生負荷
が変えられるようになつている。
慣性円板3は、試験車輛に固有の慣性量とダイ
ナモメータ装置の回転部の慣性量が等価になるよ
うに補正慣性量を設定するものであり、ここでい
う両慣性量の等価とは、完全な一致の場合ばかり
でなく、所定幅内に入る場合も指している。なぜ
なら、同一車輛であつても乗者人員およびその重
量をいくらかに見積るかでその慣性量は異なり、
一般には車輛慣性量がある所定幅で規定されるか
らである。
また、被試験体4としては、エンジンの場合
と、回転軸2にドラムを固着し、それに載置した
車輛の場合とがあり、前者はエンジンダイナモメ
ータ装置、後者はシヤシダイナモメータ装置と呼
ばれるが、以下、いずれの場合もダイナモメータ
装置と呼ぶことにする。
次に、検出系において、速度検出器11として
は回転軸2の回転速度に比例する電圧信号を取出
すもの、あるいは回転速度に比例する周波数のパ
ルス信号を取出すものなどがある。電流、電圧検
出器12,13は、それぞれダイナモメータ1の
電機子(渦電流式の場合は界磁巻線)電流、電圧
に対応する電気信号を検出し、負荷検出器14は
ダイナモメータ1の揺動部の反力を検出する力検
出器あるいはトルク検出器よりなり、種々の原理
によるものがある。
次に、電流制御器20は、電流検出器12の出
力を帰還値として指令値と比較し、その偏差出力
を送出する電流制御回路21と、電圧検出器13
の出力を帰還値とし、電流制御回路21の偏差出
力を指令値とし、その偏差出力に応じてダイナモ
メータ1の電機子電圧(渦電流式では界磁電圧)
を制御する電圧制御回路22とからなる。電流制
御回路21の具体的一例としては比較回路とPID
制御増幅器を組合せたものなどがあり、電圧制御
回路22としては、サイリスタレオナード方式の
もの、ワードレオナード方式のものなどがある。
そして、以上の電流制御回路21の指令値とし
て電流値または電流に対応した電圧値を与えれ
ば、ダイナモメータ1はその電流値に応じた制御
電流で制御されることになる。
以下、このように電流値に対応する電気信号を
指令値とするループを電流制御ループと呼ぶ。
一方、このダイナモメータ装置をそれぞれ負荷
制御、速度制御する場合には、切換スイツチ50
を介して負荷制御回路30または速度制御回路4
0の出力を導入することになる。もちろん、これ
らの負荷制御回路30と速度制御回路40には、
それぞれ指令値が負荷値、速度値に対応する電気
信号で与えられる。そして帰還値が負荷検出器1
4、速度検出器11の出力となるだけで、これら
各回路の構成は前記電流制御回路21と同様の構
成のものである。
したがつて、いま、負荷制御回路30に指令負
荷値Fcを与えておき、負荷制御回路30の負荷
偏差出力を電流制御回路21に指令値として送出
すれば、指令負荷値Fcに一致するようにダイナ
モメータ1の制御電流が制御されることになる。
以下、負荷制御回路30と前記電流制御ループを
結合したループを負荷制御ループと呼ぶことにす
る。
同様に、速度制御回路40に指令速度値Vcを
与えておき、速度制御回路40の速度偏差出力を
電流制御回路21に指令値として送出すれば、指
令速度値Vcに一致するようにダイナモメータ1
の制御電流が制御されることになり、以下速度制
御回路40と前記電流制御ループを結合したルー
プを速度制御ループと呼ぶことにする。
以上のように、ダイナモメータ1における電
流、負荷、速度の各制御ループは、いずれもダイ
ナモメータ1の制御電流を指令電流、指令負荷、
〓〓〓〓
指令速度に対応する電気信号に応じて調節するも
のであり、結局、ダイナモメータ装置が指令電
流、指令負荷、指令速度で制御されるようにダイ
ナモメータ1の負荷を制御することになる。
ところで、この種のダイナモメータ装置におい
て、走行抵抗を再現制御するに際して、いま、切
換スイツチ50を負荷制御回路30側に切換え、
負荷制御ループを形成すると共に、負荷制御回路
30の指令負荷値Fcを車輛の実際の走行抵抗値
Fsで与え、負荷制御を行うと、ダイナモメータ
1の発生する負荷は走行抵抗値Fsに制御される
ことになるが、被試験体4、すなわちエンジンあ
るいはドラム上の車輛に加えられる実際の負荷
は、ダイナモメータ1、回転軸2等の軸受摩擦な
どの機械的損失や回転部の風損に伴う損失負荷
Flがこの走行抵抗値Fsに加算されて抵抗値(Fs
+Fl)となる。したがつて、あらかじめ負荷制
御回路30の指令負荷値Fcを実際の車輛の走行
抵抗値と損失負荷の差(Fs−Fl)に設定した上
で、負荷制御することが必要となる。
このような損失負荷Flを考慮した走行抵抗値
Fsの再現制御は負荷制御ループにより実施可能
であり、以下、その制御方法につき第2図を参照
して簡単に説明する。
図において、前記第1図と同番号を付したダイ
ナモメータ装置は、前記第1図と同様のものであ
り、同様に動作する。そして、走行抵抗の設定部
60が別に付加されている。
設定部60は、あらかじめ路上試験によつて測
定された走行抵抗値Fsに基いて算出された走行
抵抗算出式、あるいは理論的に定められた走行抵
抗算出式、すなわち、 F=A+BV+CV2 (1) ここに F:演算走行抵抗値 V:速度 A、B、C:車輛の種類、路面状況などにより定
まる係数 が設定され、速度検出器11の速度出力Vに応じ
て前記(1)式を演算して演算走行抵抗値Fを算出す
る走行抵抗演算器61と、多数の異なる速度値が
設定されると共に、速度検出器11の速度出力と
比較し、順次両値が一致してから次の速度と一致
するまでの時間を順次測定、記録する多段プリセ
ツト付タイマ62とからなる。
以上のように構成された装置における制御は以
下のとおりである。
先ず、ダイナモメータ装置の指令値切換スイツ
チ50を速度制御回路40側に切換え、速度制御
ループを形成すると共に、速度制御回路40の指
令速度値Vcとしてダイナモメータ装置の試験上
限速度に対応した速度指令値を与える。この結
果、ダイナモメータ装置は、試験上限速度に制御
されることになる。なお、上記は、ダイナモメー
タ1が直流モータ式のものの場合であり、渦電流
式のものにおいては、回転軸2に別にモータを結
合して駆動するか、エンジンまたは車輛により駆
動して所定の上限速度とすることになり、この操
作は単にダイナモメータ装置を上限速度に達する
まで駆動するだけのことである。
次に、この状態で指令値切換スイツチ50を負
荷制御回路30側に切換え、負荷制御ループを形
成する。もちろん、エンジンあるいは車輛により
駆動した場合は、変速ギヤを中立位置に切換える
か、あるいは車輛をジヤツキアツプ(走行抵抗理
論式がダイナモメータ装置の発生抵抗で規定され
ている場合)して駆動力を除くことになる。
このときの負荷制御回路30の指令負荷値Fc
は走行抵抗演算器61で演算された演算走行抵抗
値Fであり、これは前記のようにダイナモメータ
装置で再現しようとする走行抵抗値Fsあるいは
理論的に定められた走行抵抗値に等しいものであ
る。
以下、ダイナモメータ1は演算走行抵抗値Fで
制御されるため、その速度は徐々に低下してい
く。この間、多段プリセツト付タイマ62には、
速度の低下に伴つて、各設定速度区間ごとの運転
時間が順次測定、記録されている。以上の制御は
ダイナモメータ1の負荷を演算走行抵抗値F、す
なわち式(1)に示すように路上試験により測定され
た走行抵抗値Fs、あるいは理論的に定められた
走行抵抗値に対応した値に制御したものであり、
いま、演算走行抵抗値Fを前者の試験により測定
した走行抵抗値Fsと対応した値で制御すると、
このときのダイナモメータ装置の負荷FD、すな
わち、損失負荷Flも含めた装置全体の負荷は、
(Fs+Fl)であつて、このダイナモメータ装置の
負荷FDは、多段プリセツト付タイマ62に記録
〓〓〓〓
された速度区間ごとの運転時間から次式で算出さ
れることになる。
D=W/g・dV/dtK(Vi+1−V
/T(2) ここに、 W:ダイナモメータ装置の回転部の慣性量の等価
重量(車輛重量) g:重力加速度 K:W/g(車輛により定まる定数) dV/dt:減速度 Ti:速度Vi+1からViに達するまでの運転時間 これで、ダイナモメータ装置が速度(Vi+1
i)/2の状態で発生した負荷が求められるこ
とになり、以下、各速度区間ごとの平均速度にお
ける負荷を同様にして算出することになる。
以上により算出されたダイナモメータ装置の負
荷FDは、負荷制御回路30の指令負荷値Fcを走
行抵抗値Fsに対応した演算走行抵抗値F(すな
わちF=Fs)として制御した場合であり、FD
Fsより損失負荷Flだけ大きい。したがつて、次
には、このFDと指令負荷値Fc(=Fs)の差、す
なわち、損失負荷Flを求め、走行抵抗演算器6
1が新らたな指令負荷値Fc′(=Fs−Fl)を送出
するようにそこに設定された係数A、B、Cを調
節する修正操作を行うことになる。
このような指令値の修正後、ダイナモメータ装
置における負荷FDを路上試験による走行抵抗値
Fsと同じにする再現制御が可能となり、以下、
被試験体4をダイナモメータ1と結合させると共
に、運転させ、その速度に応じて走行抵抗演算器
61から送出される新らたな指令負荷値Fc′(=
Fs−Fl)に基いてダイナモメータ1を負荷制御
ループにより制御し、ダイナモメータ装置には、
再現させようとする走行抵抗値Fsを発生させて
いる。
しかしながら、この種の制御方法および装置に
おいては、次のような欠点が避けられない。
(i) 損失負荷Flを算出するのに多大の時間を要
する。
(ii) 損失負荷Flを算出した後、新らたな指令負
荷値Fc′を形成するのに、係数A、B、Cを調
整する必要があるが、極めて煩雑である。
なお、ダイナモメータ1を無負荷状態にし、試
験上限速度から惰行させ、各速度区間ごとの時間
あるいは負荷検出器14の出力を測定し、直接損
失負荷Flを求める方法も米国還境保護局(E.P.
A.)発行のフエデラル レジスタ(federal
register)Vol.37 No.221、Part (1972年11月
15日)に開示されているが、損失負荷Flは小さ
いので、結果が得られるまでに多大の惰行速度時
間を要し、しかも上述の欠点を除くことはできな
い。
そこで、上記(i)、(ii)の問題点を改善するため
に、本出願人は先に特願昭53−53435号(特公昭
58−57696号公報)「走行抵抗制御方法」を提案し
た。これは前記と同様に負荷制御回路の指令負荷
値Fcを走行抵抗値Fsとして負荷制御させながら
惰行試験し、ダイナモメータ装置の負荷FD(=
Fs+Fl)を自動演算して速度と対応させてメモ
リに記憶させておき、走行抵抗の再現制御にあた
つては、再現しようとする走行抵抗値Fsと前記
メモリに記憶させたダイナモメータ装置の負荷F
D(=Fs+Fl)に基づき、(2Fs−FD)の演算を
実行させることによりダイナモメータの指令負荷
値Fc(=Fs−Fl)を算出するようにしたもので
ある。
これによれば、指令負荷値Fcの形成は、走行
抵抗算出器の係数を調整して行なう必要はなく、
直接メモリに記憶されたFDと既知の2Fsとの差
を算出するだけでよく、前記の(ii)の問題点は解消
される。但し、ダイナモメータ装置に負荷FD
演算及び指令負荷値Fcの演算(2Fs−FD)を行
なわせる演算器を必要とし、構成が多少復雑化す
ることは避けられない。
また、負荷指令値Fcの形成には、ダイナモメ
ータ装置の負荷FDが用いられるが、これは惰行
試験のある速度範囲間の運転時間から算出される
ものであり、多段プリセツト付タイマの段数の制
約上、連続的な速度に対してのFDの測定は困難
となる。このため、前記負荷指令値Fcの形成に
際しては、求めようとする速度の前後の速度に対
してメモリに記憶されているFDから補間演算す
る必要があり、演算が複雑化することが避けられ
ない。
本発明の主要な目的は、指令負荷値の形成に際
し、演算を一切不要とした簡略な制御方法および
装置を提供することにある。
第1の発明の走行抵抗制御方法は、回転部の慣
〓〓〓〓
性量が試験車輛の慣性量と等価に設定されたダイ
ナモメータ装置を、車輛により定まる所定の惰行
速度信号を指令速度値として惰行速度制御運転す
ると共に、その間同時に、各速度におけるダイナ
モメータの吸収負荷値をメモリ回路に記憶させて
おき、次いで、ダイナモメータ装置において走行
抵抗を再現制御するに際しては、運転速度と対応
する前記メモリに記憶されている吸収負荷値をダ
イナモメータの指令負荷値として負荷を制御する
ようにしたものである。すなわち 路上において、車輛をある速度から惰行(変速
ギヤを中立位置にセツト)させると、車輛の速度
は徐々に低下し、ついには停止に至る。これは車
輛が抵抗を受けているからであり、この抵抗は、
路面状況、車輛形状、気候条件、車輛の重量など
により定まり、その抵抗値の大きさは前記(2)式に
示すように車輛の慣性量W/gと減速度(惰行時
の負の加速度)dV/dtの積で表わされる。
したがつて、ダイナモメータ装置において、こ
の車輛の走行抵抗を再現するにあたつては、先
ず、ダイナモメータ装置の回転部の慣性量を車輛
の慣性量と等価に設定する必要がある。
次にはダイナモメータ装置において、各速度ご
とに所定の減速度を生じさせる必要がある。そこ
で本発明は、車輛の惰行試験時に惰行速度信号を
採取する。続いて、この惰行速度信号を指令値と
して速度制御ループによりダイナモメータ1の負
荷を調節することにより速度制御を行う点に先ず
第1の特徴がある。このことは、ダイナモメータ
装置が惰行試験時の車輛の惰行速度と同一の速度
で惰行することになるので、結局、車輛の減速度
と全く同じ減速度、すなわち、同一の抵抗をダイ
ナモメータ装置に再現して発生させていることに
なる。第2の特徴は、この速度制御の間、ダイナ
モメータ1が制御している負荷の大きさを速度と
対応させてメモリ回路に記憶させるようにした点
にある。このことは、ダイナモメータ装置が車輛
の走行抵抗と同じ負荷を発生している状態におけ
るダイナモメータ自体の発生した負荷を記憶して
いることになり、結局自動的にダイナモメータ装
置の損失負荷を車輛の走行抵抗から差引いてダイ
ナモメータ自体の発生すべき負荷を記憶したこと
になる。
したがつて、ダイナモメータ装置において、走
行抵抗を再現制御するに際しては、前記メモリ回
路に記憶された負荷値を速度と対応させて読出
し、それを負荷制御ループの指令負荷値としてダ
イナモメータの負荷制御を行うだけでよく、この
点に第3の特徴がある。
要するに、本発明は車輛が惰行中に吸収された
エネルギと、ダイナモメータ装置の吸収するエネ
ルギを等しくするには、両者の慣性量が同じであ
れば、各速度ごとの速度変化率を同一にすればよ
く、このことは両者の惰行速度を同一にすること
と全く同じであることに着目すると同時に、その
条件下でのダイナモメータ1の各速度ごとの負荷
は、各速度ごとに上記吸収エネルギを発生するた
めにダイナモメータ1で受持つ吸収負荷となるこ
とに着目したものである。
また、第2の発明の走行抵抗制御装置は、前記
第1の発明の方法を実施するための装置であり、
回転部の慣性量が試験車輛の慣性量と等価に設定
されたダイナモメータ装置の制御装置であつて、
ダイナモメータに印加する制御電流を電流検出器
および電圧検出器の出力を帰還値として制御する
電流制御器と、所定の惰行速度信号が記憶された
第1のメモリ回路と、書込み端と読出し端の切換
スイツチ回路を有し、ダイナモメータの負荷検出
器の出力をダイナモメータの速度検出器の出力に
対応する所定の番地に順次書込端から書込む書込
みと読出端から速度検出器の出力に対応する番地
に書込まれた負荷検出器の出力を読出す読出しと
が選択的に行なわれる第2のメモリ回路と、前記
第1のメモリ回路の出力が指令速度値として、速
度検出器の出力が帰還値として各導入される速度
制御回路と、前記第2のメモリ回路の読出し出力
が指令負荷値として、負荷検出器の出力が帰還値
として各導入される負荷制御回路と、前記速度制
御回路と負荷制御回路の出力を選択的に切換えて
前記電流制御器の指令値として導入する指令値切
換スイツチとからなるものである。
これにおいては、先ず、指令値切換スイツチに
より速度制御回路の出力を電流制御器を指令値と
し、ダイナモメータ装置を第1のメモリ回路から
読出される惰行速度信号に沿つて惰行速度制御運
転させ、この間、第2のメモリ回路は書込端側に
切換え、負荷検出器により検出されるダイナモメ
ータの負荷値を速度と対応させて記憶させる。次
〓〓〓〓
いで、ダイナモメータ装置において走行抵抗を再
現制御するに際しては、指令値切換スイツチによ
り負荷制御回路の出力を電流制御器の指令値と
し、第2のメモリ回路は読出端側に切換え、速度
に対応して読出される第2のメモリ回路の記憶負
荷値に沿つて負荷制御運転させる。
以下、先ず、第2発明を第3図の実施例に基づ
いて詳細に説明する。
図において、ダイナモメータ装置の機構系を構
成するダイナモメータ1、回転軸2、慣性円板
3、被試験体4は、前記第1図のものと同様であ
り、同様に動作する。また、検出系を構成する速
度検出器11、電流検出器12、電圧検出器3、
負荷検出器14も前記第1図と同様のものであ
り、同様に動作する。また、電流制御器20、負
荷制御回路30、速度制御回路40および切換ス
イツチ50も前記第1図と同様のものであり、同
様に動作する。したがつて、ダイナモメータ装置
の構成、動作は、第1図のダイナモメータ装置と
全く同じである。そして、別に第1のメモリ回路
71、第2のメモリ回路72を有する設定器70
が付加されている。
その第1のメモリ回路71には、車輛の路上試
験時に測定、記録された惰行速度信号が記憶さ
れ、速度制御回路40にスイツチ80を介して指
令速度値として導入されるようになつている。
また、第2のメモリ回路72には、書込みと読
出し切換用スイツチ回路73が設けられており、
スイツチ73の閉成時には、速度検出器11の出
力に応じた所定番地に、そのときの負荷検出器1
4の出力を記憶し、スイツチ73の開成時には、
その読出端から速度検出器11の出力と対応する
所定番地の記憶値が読出され、負荷制御回路30
に負荷指令値として送出するようになつている。
そしてスイツチ50と第2のメモリ回路72のス
イツチ回路73は連動し、スイツチ50を速度制
御回路40の出力側に切換えられたときのみ、ス
イツチ回路73が閉成して書込みが行われるよう
にしてある。
次に、本発明の要部である第1、第2のメモリ
回路71,72の実施例につき、詳細に説明す
る。
先ず、第1のメモリ回路71は、車輛の路上惰
行試験時に車載用記録器で採取した惰行速度信号
を設定するもので、従来公知の各種メモリあるい
は関数発生器により構成される。
第4図は、惰行速度信号を測定するための車載
記録器の実施例であり、先ず、車輪あるいは車輛
に取付けた別の測定用車輪等にパルス型の速度検
出器91を取付け、車輛の速度をパルス信号の周
期に変換して取出す。そして、そのパルス周期の
逆数を演算して速度値を算出する周期−速度変換
器92からの速度出力Vをサンプリングパルス発
生器94の出力と同期させ、例えば、磁気テープ
メモリよりなるランダムアクセスメモリ93に記
憶させる。その際、メモリ93には速度検出器9
1の出力が所定の上限速度から所定の下限速度の
間のみ記憶されるように、例えば、二つのプリセ
ツト値が設定されたタイミング制御回路95を設
け、速度検出器91の出力に応じてランダムアク
セスメモリの記憶開始、終了時が制御されるよう
にしてある。
以上で、車輛の惰行速度信号、すなわち、速度
と時間経過のデータが記録されることになり、通
常、車輛の惰行試験は、路上の往復を組として複
数回繰返されるので、それらの各惰行速度信号を
記憶させることになる。
次に、このランダムアクセスメモリ93に記憶
された速度と時間を、コンピユータのメモリに転
送し、異常データの削除、平均、試験条件に基い
た補正が行われた後、その最終データが例えば、
インテル2102よりなるランダムアクセスメモ
リをもつて構成される前記第1のメモリ回路71
に書き込まれ、以下、メモリ回路71内の記憶値
は例えば、水晶発振器とカウタよりなり、一定時
間ごとに順次次の読出番地を指示する時間掃引回
路からの番地信号で順次読出され、D−A変換器
を介して出力されるようになつている。
もちろん、このように複数回の惰行試験を行わ
ない場合は、直接車載用記録器を第1のメモリ回
路71を置き換えてもよい。また、第1のメモリ
回路71は、ランダムアクセスメモリ93の記憶
値を読出し、速度と時間の関係を求め、適宜時間
ステツプごとの速度をポテンシヨメータ、デイジ
スイツチなどで設定すると共に、その間を折線関
数で結んだ関数信号を発生するものなど、従来公
知の信号記憶、発生手段を有するメモリ回路とし
てもよい。
〓〓〓〓
次に、第2のメモリ回路72は、負荷検出器1
4の出力を速度検出器11の出力に対応して一旦
書込み、次には速度検出器11の出力に対応する
番地に記憶された負荷検出器14の出力を読出す
ものであり、第5図に示すようにランダムアクセ
スメモリ721と、速度番地指定回路722と、
書込み信号となる負荷検出器14の出力のA−D
変換器723と、読出し信号のD−A変換器72
4とからなり、D−A変換器724の出力が負荷
制御回路30に送出されることになる。なお、7
3は前記した書込みと読出しの切換スイツチで、
ランダムアクセスメモリ721に付属してある。
また、前記速度番地指定回路722は、ランダ
ムアクセスメモリ721の番地数に応じた数の番
地指定出力が得られればよく、例えば、速度検出
器11の出力がパルス信号であれば、番地数に対
応したビツト数を有するパルス周期の逆数演算
器、あるいは、出力が電圧信号であれば、所定の
ビツト数を有するD−A変換器を用いるなど、従
来公知のもので構成される。
次に、上記第2発明の装置を用いた第1発明の
制御方法につき、第3図を参照して詳細に説明す
る。
先ず、スイツチ50を速度制御回路40の出力
側に切換え、速度制御ループを形成すると共に速
度制御回路40の指令速度値Vcとして、所定の
試験上限速度に対応した電気信号を導入する。こ
の結果、直流モータ式のダイナモメータ1は、駆
動源として働き、その速度を試験上限速度に制御
することになる。なお、渦電流式のダイナモメー
タ1の場合は、別に回転軸2と結合したモータを
駆動させるか、あるいは、被試験体4により駆動
し、所定速度状態に達した際には被試験体4の結
合を解くようにする。
次に、スイツチ80を第1のメモリ回路71側
に切換え、そこに記憶されている惰行速度信号を
速度指令値として速度制御回路40に送出し、同
時にスイツチ50を速度制御回路40側に切換え
て速度制御ループにより惰行速度制御運転を行
う。
このとき、第2のメモリ回路72のスイツチ回
路73は閉成しているので、負荷検出器14の出
力が速度検出器11の出力に対応する所定番地に
書込まれていることになる。
そして、試験体4を結合し、ダイナモメータ装
置において走行抵抗を再現制御するに際しては、
スイツチ50を負荷制御回路30側に切換え(こ
のとき、スイツチ回路73は連動して読出端側に
切換えられる)、試験体4の運動速度に応じた速
度検出器11の出力と対応する第2のメモリ回路
71の所定番地の記憶値を負荷制御回路30の指
令負荷値として導入し、負荷制御ループによつて
ダイナモメータ1の負荷制御を行わせることにな
る。
以上の結果、第2のメモリ回路72に記憶され
る負荷は、ダイナモメータ装置が車輛の路上走行
抵抗値と同一の負荷を発生する状態のもとで、ダ
イナモメータ1自体が発生している負荷と対応し
たものとなり、結局、第2のメモリ回路72の負
荷値を指令負荷値として負荷制御した際は、ダイ
ナモメータ装置には車輛の走行抵抗が再現される
ことになる。
また、上記実施装置例においては、速度制御回
路40を比較器、あるいは比較器とPID増幅器、
それに加算器とからなる公知のものにつき、構成
した場合を例示したが、第6図に例示するように
フエイズロツクドループを付加して構成し、さら
に速度制御の精度を向上させてもよい。すなわ
ち、第6図のごとく、第1のメモリ回路71から
送出される惰行速度信号をD−A変換器41でア
ナログ電圧に変換した指令値と、パルス型の速度
検出器11の出力パルス信号をF−V変換器42
によりアナログ電圧に変換した帰還値を比較器4
3により偏差出力に変換後、PID制御増幅器44
を介して加算器45で加算し、スイツチ50の一
方の端子に送出する従来公知の速度制御回路に対
して、指令値(惰行速度信号)をパルス信号に復
調する例えば、間引回路と水晶発振器からなるパ
ルス復調回路46と、その出力パルスを速度検出
器11の出力パルスの位相検波回路47と、検波
出力のローパスフイルタ48と、そのフイルタ出
力の大きさを前記F−V変換器42の出力、すな
わち、制御速度に応じて調節する自動ゲイン制御
増幅器49とを有するフエイズロツクドループを
付加し、自動ゲイン制御増幅器49の出力も加算
器45に導入するようにしたものである。こうす
ると、パルス復調回路46から送出される指令値
に対応するパルス信号と、速度検出器11から送
〓〓〓〓
出される帰還値に対応するパルス信号の位相を常
時所定値に保つ制御信号が加算器45に加えられ
ることになり、より一層過度応答時の制御精度が
向上することになる。
また、上記実施例においては、第1のメモリ回
路71に、車輛の路上走行時に測定、記録した惰
行速度信号を記憶させる場合につき例示している
が、車輛によりあらかじめ走行抵抗が前記(1)式に
示す理論式で示されている場合には、次式の微分
方程式が成立し、 F=A+BV−CV2=W/g dV/dt (3) したがつて、これを解くことにより、速度と時
間の関係式、すなわち、理論式で示される走行抵
抗のもとでの惰行速度が次のように求められる。
V=C1tao(C2−C3t)+C4 (4) ここに、 V:速度、 t:時間 C1〜C4:走行抵抗の理論式(3)式により定まる定
数 したがつて、(4)式で示される惰行速度信号を第
1のメモリ回路71に設定すればよい。
以上のとおりであり、本発明は速度制御ループ
によつて、車輛の種類により定まる所定の惰行速
度信号を再現制御すると共に、この間、ダイナモ
メータ自体の制御負荷を速度と対応して記憶して
いるので、自動的にダイナモメータで制御すべき
指令負荷値が得られ、走行抵抗を再現制御するに
際しては負荷制御ループによつて運転速度に対応
する記憶負荷に基いてダイナモメータを制御すれ
ばよいことになり、制御方法、装置とも簡略化さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来公知のダイナモメータ装置のブ
ロツク線図、第2図は、従来公知の走行抵抗制御
装置を示すブロツク線図、第3図は、本発明の一
実施装置を示すブロツク線図、第4図は、車輛の
路上試験時に惰行速度信号を測定、記録する車載
用記録器の実施例を示すブロツク線図、第5図
は、本発明の第2のメモリ回路の実施例を示すブ
ロツク線図、第6図は、本発明の速度制御回路の
他の実施例を示すブロツク線図である。 1:ダイナモメータ、2:回転軸、3:慣性円
板、4:被試験体、11:速度検出器、12:電
流検出器、13:電圧検出器、14:負荷検出
器、20:電流制御器、30:負荷制御回路、4
0:速度制御回路、50:スイツチ、70:設定
器、71:第1のメモリ回路、72:第2のメモ
リ回路。 〓〓〓〓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転部の慣性量が試験車輛の慣性量と等価に
    設定されたダイナモメータ装置を、車輛により定
    まる所定の惰行速度信号を指令速度値として惰行
    速度制御運転すると共に、その間同時に、各速度
    におけるダイナモメータの吸収負荷値をメモリ回
    路に記憶させておき、次いで、ダイナモメータ装
    置において走行抵抗を再現制御するに際しては、
    運転速度と対応する前記メモリに記憶されている
    吸収負荷値をダイナモメータの制御指令負荷値と
    して負荷を制御するところの走行抵抗制御方法。 2 所定の惰行速度信号は、車輛の路上試験時に
    測定、記録された惰行速度信号としたところの特
    許請求の範囲第1項に記載の走行抵抗制御方法。 3 所定の惰行速度信号は、車輛によりあらかじ
    め決定された理論式から算出される惰行速度信号
    としたところの特許請求の範囲第1項に記載の走
    行抵抗制御方法。 4 回転部の慣性量が試験車輛の慣性量と等価に
    設定されたダイナモメータ装置の制御装置であつ
    て、ダイナモメータに印加する制御電流を電流検
    出器および電圧検出器の出力を帰還値として制御
    する電流制御器と、所定の惰行速度信号が記憶さ
    れた第1のメモリ回路と、書込み端と読出し端の
    切換スイツチ回路を有し、ダイナモメータの負荷
    検出器の出力をダイナモメータの速度検出器の出
    力に対応する所定の番地に順次書込端から書込む
    書込みと読出端から速度検出器の出力に対応する
    番地に書込まれた負荷検出器の出力を読出す読出
    しとが選択的に行なわれる第2のメモリ回路と、
    前記第1のメモリ回路の出力が指令速度値とし
    て、速度検出器の出力が帰還値として各導入され
    る速度制御回路と、前記第2のメモリ回路の読出
    し出力が指令負荷値として、負荷検出器の出力が
    帰還値として各導入される負荷制御回路と、前記
    速度制御回路と負荷制御回路の出力を選択的に切
    換えて前記電流制御器の指令値として導入する指
    令値切換スイツチとからなるところの走行抵抗制
    御装置。 5 速度制御回路は、指令値と帰還値のアナログ
    比較器と、その比較出力の比例、積分、微分増幅
    器と、各増幅器出力の加算器と、指令値のパルス
    復調回路と、そのパルス出力と帰還パルス出力値
    との位相検波回路と、その出力のローパスフイル
    タと、その出力を前記アナログ帰還値に応じて可
    変すると共に前記加算器に印加する自動ゲイン制
    御増幅器としたところの特許請求の範囲第4項に
    記載の走行抵抗制御装置。
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