JPS6117070Y2 - - Google Patents

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JPS6117070Y2
JPS6117070Y2 JP3988481U JP3988481U JPS6117070Y2 JP S6117070 Y2 JPS6117070 Y2 JP S6117070Y2 JP 3988481 U JP3988481 U JP 3988481U JP 3988481 U JP3988481 U JP 3988481U JP S6117070 Y2 JPS6117070 Y2 JP S6117070Y2
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JP
Japan
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cover
bellows
soundproofing
soundproof cover
shaped
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JP3988481U
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JPS57151445U (ja
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、杭打機の防音装置に関する。
デイーゼルハンマーを用いた杭打機は騒音を発
するので、騒音防止のために防音カバー等から成
る防音装置を設ける必要がある。この様な防音装
置としては、グラスウール、空気層、制振板等を
組合せた防音カバーが使われるが、カバー重量が
大きくなり、杭打機本体への負担が増大すること
になる。これを避けるために軽量の簡易型の防音
装置を採用することが可能である。
本考案は、この様な簡易型の防音装置におい
て、杭や鋼管矢板の周囲を囲むカバーとして蛇腹
状防音カバーを用い、かつ該蛇腹状防音カバーの
上端部がハンマ装置から飛散する油などによつて
汚損するのを防止した防音装置の提供を目的とす
る。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。1は杭打機本体であつて、鉛直方向に立設
されたリーダ2を備えている。3はリーダ2の長
手方向に沿つて付設されたガイド棒4によつて昇
降自在に案内され、ワイヤーロープ5によつて昇
降操作可能に吊下げ支持されたハンマ装置で、そ
の下端の打撃部3aが打設すべき杭又は鋼管矢板
Aの上端に衝合している。6はハンマ装置3のま
わりを取囲む防音カバーであつて、第2図及び第
4図に示す様に、多孔板から成る内面板7と、そ
の外側に配置したグラスウールなどの吸音材8
と、その外側に空間9をあけて配置した外面板1
0とから成る複層構造を有し、外部に対して比較
的大きな減音効果を持つている。この防音カバー
6の横断面形状は円形又は長円形の一部を切欠い
た形状を呈し、その一対の遊端6a,6bが、リ
ーダ2から延出された案内部材11にリーダ長手
方向に摺動自在に嵌合している。該防音カバー6
の上端は蓋12で閉鎖されると共に下端は杭又は
鋼管矢板を挿入しあるいはハンマ装置3の打撃部
3aが通過できる様に開口している。また、この
防音カバー6はワイヤーロープ13によつて昇降
操作可能に吊り下げ支持されている。第4図にお
いて、14は防音カバー6下端開口外周に突設さ
れた接続フランジであつて、接続環15を介して
杭又は鋼管矢板Aのまわりを取囲む蛇腹状防音カ
バー16の上端フランジ17が接続されている。
前記蛇腹状防音カバー16は、厚手のシート状体
を蛇腹状に形成してなるもので、前記ハンマ装置
3からは離れているので外部に洩れる騒音を所定
の範囲内に抑え、かつ杭又は鋼管矢板Aの打込み
に伴うハンマ装置3の下降と共に前記防音カバー
6の下降を許すものとして用いられている。この
蛇腹状防音カバー16は、第3図に示す様にその
横断面形状が円形又は長円形の一部を切欠いた形
状を呈し、その一対の遊端16a,16bが、リ
ーダ2から延出された前記案内部材11にリーダ
長手方向に摺動自在に嵌合している。また必要に
応じて、第3図の如くその屈曲部が適宜補強材1
8で補強され、また第4図の如く蛇腹の最大伸長
量を規制する帯材19が設けられている。そして
この蛇腹状防音カバー16の上端部内周には、そ
の伸縮を許す様に若干の間隔をあけて覆板20が
嵌合され、該覆板20の上端外周から延出された
鍔部21が、前記接続環15と蛇腹状防音カバー
の上端フランジ17との間に挾持され、ボルトナ
ツトで着脱自在に固定されている。この覆板20
は薄鋼板又はゴム等の低廉で加工の容易な材料か
ら成り、その長さは通常1m程度であれば良い。
第4図において22は接続フランジ14と接続環
15との連結具である。
以上の構成において、第1図に示した状態でハ
ンマ装置3を起動することにより、杭又は鋼管矢
板Aが地中に打込まれる。その間、このハンマ装
置3から発生する騒音は防音カバー6で減音さ
れ、また防音カバー6の下端開口を通り、又は杭
又は鋼管矢板を伝わつて下方に伝播した騒音はす
でに相当減衰しており、蛇腹状防音カバー16で
減音される。従つて、ハンマ装置3による騒音は
十分に減音された後外部に洩れるので、騒音公害
とはならない。ハンマ装置3によつて杭又は鋼管
矢板の打込みが進行すると、ハンマ装置3はそれ
に伴なつて下降し、防音カバー6もハンマ装置3
と共に下降せしめられ、下降量だけ蛇腹状防音カ
バー16は収縮する。かくして、打込み中ハンマ
装置3は防音カバー6内で作動され、その際に飛
散する油や発生する煤煙が蛇腹状防音カバー16
の上部にも付着・堆積することになるが、上記構
成によるとこれらの油や煤煙は前記覆板20に付
着し、蛇腹状防音カバー16が汚損されるのは防
止される。汚損した覆板20は適当な時期に取替
えられる。
なお、上記実施例では蛇腹状防音カバー16は
横断面形状で一部切欠部を有するものを示した
が、杭又は鋼管矢板の周囲を完全に囲む筒状のも
のであつても良い。
以上述べたごとく本考案によれば、蛇腹状防音
カバーに半径方向に若干の間隙をあけて内嵌しか
つ収縮して最小長となつた状態の蛇腹状防音カバ
ーと略々等しい長さを有する覆板を設け、蛇腹状
防音カバーを防音カバーとの接続部に覆板の上端
を取外し可能に取付けたので、打込みの最終段階
に至るまで常に、ハンマ装置の打撃部から油や煤
煙が飛散し易い蛇腹状防音カバーの上端部を覆板
で汚染から保護できる。特に、杭又は鋼管矢板を
地表面近くまで打込むと、ハンマ装置の打撃部が
蛇腹状防音カバーの内側に侵入し、この状態では
杭又は鋼管矢板の先端部が既に支持層に達してお
り非常に打撃回数が多くなり、それに伴なつてハ
ンマ装置の打撃部から飛散する油や煤煙も多くな
るが、ハンマ装置の打撃部が蛇腹状防音カバーの
内側に侵入した状態では蛇腹状防音カバーの内周
面は覆板によつて覆われていることから、ハンマ
装置の打撃部から飛散する油や煤煙は覆板に付着
し、蛇腹状防音カバーの汚染が確実に防止され
る。したがつて、蛇腹状防音カバーの取替えの必
要がなく、覆板のみを適宜取替えればよいので非
常に経済的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は杭打
機の全体正面図、第2図は第1図の−矢視横
断面図、第3図は第1図の−矢視部分横断面
図、第4図は防音カバーと蛇腹状防音カバーとの
接続部の縦断面図である。 1……杭打機本体、2……リーダ、3……ハン
マ装置、4……ガイド棒、6……防音カバー、1
4……接続フランジ、15……接続環、16……
蛇腹状防音カバー、17……上端フランジ、20
………覆板、21……鍔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 杭打機のリーダーに沿つてかつハンマ装置とは
    独立に昇降可能に吊下げ支持された防音カバー
    と、この防音カバーの下端に接続された蛇腹状防
    音カバーと、この蛇腹状防音カバーに半径方向に
    若干の間隙をあけて内嵌しかつ収縮して最小長と
    なつた状態の蛇腹状防音カバーと略々等しい長さ
    を有する覆板とを備え、前記蛇腹状防音カバーと
    前記防音カバーとの接続部に前記覆板の上端を取
    外し可能に取付けた杭打機の防音装置。
JP3988481U 1981-03-19 1981-03-19 Expired JPS6117070Y2 (ja)

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JP3988481U JPS6117070Y2 (ja) 1981-03-19 1981-03-19

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JP3988481U JPS6117070Y2 (ja) 1981-03-19 1981-03-19

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JPS57151445U JPS57151445U (ja) 1982-09-22
JPS6117070Y2 true JPS6117070Y2 (ja) 1986-05-26

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JP5187580B2 (ja) * 2008-12-26 2013-04-24 丸紅建材リース株式会社 掘削機の泥土飛散防止装置
JP2015224527A (ja) * 2014-05-30 2015-12-14 若築建設株式会社 油圧ハンマ用防音装置

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JPS57151445U (ja) 1982-09-22

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