JPS6117034Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6117034Y2 JPS6117034Y2 JP5729681U JP5729681U JPS6117034Y2 JP S6117034 Y2 JPS6117034 Y2 JP S6117034Y2 JP 5729681 U JP5729681 U JP 5729681U JP 5729681 U JP5729681 U JP 5729681U JP S6117034 Y2 JPS6117034 Y2 JP S6117034Y2
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- Japan
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- container
- floating body
- liquid
- opening
- space
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 3
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
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- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、揮発乃至分解により容器内に生成し
たガスを容器外に排出できるようにした、液体用
容器に関する。
たガスを容器外に排出できるようにした、液体用
容器に関する。
容器内に収容した液体の性質によつては、該液
体からガスが発生することがあり、そのガス圧で
容器が過度に膨れたり、或いは、破裂することが
往々にしてある。従来は、これらの事故を防止す
るため、容器、殊に蓋にガス抜き孔を設け、また
ガス抜き孔を迷路構造とし、ガス抜き孔に内容液
が被着した際漏れを併せて防止したものである。
体からガスが発生することがあり、そのガス圧で
容器が過度に膨れたり、或いは、破裂することが
往々にしてある。従来は、これらの事故を防止す
るため、容器、殊に蓋にガス抜き孔を設け、また
ガス抜き孔を迷路構造とし、ガス抜き孔に内容液
が被着した際漏れを併せて防止したものである。
しかし、いずれも、長期的に転倒状態でガス抜
き孔が液面下の位置に没した場合には、液漏れは
避けられない。また、輸送取扱い中の振動等によ
り内液がガス抜き孔に付着し、乾燥、固化をくり
返せば、迷路が閉塞され、ガスによる容器の破裂
等の危険が生ずる。
き孔が液面下の位置に没した場合には、液漏れは
避けられない。また、輸送取扱い中の振動等によ
り内液がガス抜き孔に付着し、乾燥、固化をくり
返せば、迷路が閉塞され、ガスによる容器の破裂
等の危険が生ずる。
本願考案は、かかる問題を解決するためになさ
れたもので、その要旨とするところは、容器内の
液面上に浮遊せしめる浮体6の下方寄りには錘り
7を設け、かつ、該浮体の上方寄りには液面上空
間15に開口する開口6aを形成すると共に、こ
の開口6aと連通する少くも2つ以上の開口6
b,6c……を該浮体に伴設しかつその1つの開
口6bにはフレキシブルな管体9の一端を接続
し、該管体の他端は容器外部と連通して容器の器
壁部材に接続せしめて、容器内の前記液面上空間
15と外気とを連通せしめるようにしてなる液体
用容器にある。
れたもので、その要旨とするところは、容器内の
液面上に浮遊せしめる浮体6の下方寄りには錘り
7を設け、かつ、該浮体の上方寄りには液面上空
間15に開口する開口6aを形成すると共に、こ
の開口6aと連通する少くも2つ以上の開口6
b,6c……を該浮体に伴設しかつその1つの開
口6bにはフレキシブルな管体9の一端を接続
し、該管体の他端は容器外部と連通して容器の器
壁部材に接続せしめて、容器内の前記液面上空間
15と外気とを連通せしめるようにしてなる液体
用容器にある。
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説
明すると、第1図乃至第3図において1は金属ま
たは合成樹脂製の容器本体(例えばペール缶な
ど)であり、容器本体1上に穿設した口部2には
ポリエチレン又はポリ塩化ビニル製の内蓋体3を
嵌合し、その外側に通気孔4aを有する外蓋体4
がネジ等の嵌合手段などによつて着脱自在に嵌着
され容器の一部を構成せしめてある。しかして、
容器内に収容した液体5の液面上に浮遊せしめた
浮体6は、表皮層付きの独立気泡合成樹脂発泡体
で形成してあり、浮体6には錘り7を設けてあ
る。錘り7は浮体6の下方にフレキシブルな細線
8で垂下せしめてある。浮体6本体の下方寄り
に、錘り7自体を直接固定することもできるが、
容器の運搬時に、液体5の激しい揺動に浮体6が
追随して激しく揺動するのを緩和するために、錘
り7を前記フレキシブルな状態で垂下するのが好
ましい。
明すると、第1図乃至第3図において1は金属ま
たは合成樹脂製の容器本体(例えばペール缶な
ど)であり、容器本体1上に穿設した口部2には
ポリエチレン又はポリ塩化ビニル製の内蓋体3を
嵌合し、その外側に通気孔4aを有する外蓋体4
がネジ等の嵌合手段などによつて着脱自在に嵌着
され容器の一部を構成せしめてある。しかして、
容器内に収容した液体5の液面上に浮遊せしめた
浮体6は、表皮層付きの独立気泡合成樹脂発泡体
で形成してあり、浮体6には錘り7を設けてあ
る。錘り7は浮体6の下方にフレキシブルな細線
8で垂下せしめてある。浮体6本体の下方寄り
に、錘り7自体を直接固定することもできるが、
容器の運搬時に、液体5の激しい揺動に浮体6が
追随して激しく揺動するのを緩和するために、錘
り7を前記フレキシブルな状態で垂下するのが好
ましい。
浮体6には、その上方寄りに、液面上空間15
に臨んで開口する開口6a,6aを、容器内の空
間15に対して、上向きに傾斜して穿設してあ
る。
に臨んで開口する開口6a,6aを、容器内の空
間15に対して、上向きに傾斜して穿設してあ
る。
しかして、浮体6の内部は開口6a,6aに連
通する第3図示の空洞部16を設け、空洞部16
に連通して、液面上空間15に臨む開口6b及び
液面下に臨む他の開口6cを穿設してある。開口
6a,6bは通常5mm程度の口径に穿設する。
通する第3図示の空洞部16を設け、空洞部16
に連通して、液面上空間15に臨む開口6b及び
液面下に臨む他の開口6cを穿設してある。開口
6a,6bは通常5mm程度の口径に穿設する。
上記開口6bはゴム管の如きフレキシブルな管
体9の一端を接続し、該管体の他端は、容器壁部
材、第1図においては内蓋体3の通気孔3aに接
続してある。
体9の一端を接続し、該管体の他端は、容器壁部
材、第1図においては内蓋体3の通気孔3aに接
続してある。
かくして、容器内液面上の空間15は、浮体の
開口6a、空洞16、管体9内、外蓋体の通気孔
4aを介して容器外と同圧力に連通保持される。
開口6a、空洞16、管体9内、外蓋体の通気孔
4aを介して容器外と同圧力に連通保持される。
ここに、フレキシブルな管体9の長さは、浮体
6が容器1内のあらゆる位置に到達し得るに充分
な長さとしてある。即ち、容器が輸送中に、揺動
若しくは第2図の如く転倒しても、浮体6は開口
6a,6aを液面上に臨んだ姿勢に保持せしめる
ことができる。
6が容器1内のあらゆる位置に到達し得るに充分
な長さとしてある。即ち、容器が輸送中に、揺動
若しくは第2図の如く転倒しても、浮体6は開口
6a,6aを液面上に臨んだ姿勢に保持せしめる
ことができる。
なお、浮体6の直径は、容器の口部より稍小さ
くして、容器から取出し自在としてある。空洞1
6は開口6aから流入した液体の動きを緩和し、
フレキシブルな管体9中への液体の浸入を抑制す
る作用を発揮させるために設けてある。また、開
口6a,6aを、容器内の空間15に対して上向
きに傾斜して穿設してあるのは、開口6a内に流
入した粘性液体乃至固体含有液体を流下せしめ易
くするためである。
くして、容器から取出し自在としてある。空洞1
6は開口6aから流入した液体の動きを緩和し、
フレキシブルな管体9中への液体の浸入を抑制す
る作用を発揮させるために設けてある。また、開
口6a,6aを、容器内の空間15に対して上向
きに傾斜して穿設してあるのは、開口6a内に流
入した粘性液体乃至固体含有液体を流下せしめ易
くするためである。
次に、第4図は、フレキシブルな管体9を液面
方向に向けて水平に穿設した開口6bに接続せし
めてなる実施例であり、フレキシブルな管体9
は、浮体6から液面に沿つて浮遊して延在させ易
いので、浮体6は、管体9の重量で傾斜すること
なく、上下方向を安定に保持する作用がある。
方向に向けて水平に穿設した開口6bに接続せし
めてなる実施例であり、フレキシブルな管体9
は、浮体6から液面に沿つて浮遊して延在させ易
いので、浮体6は、管体9の重量で傾斜すること
なく、上下方向を安定に保持する作用がある。
更に、第5図乃至第6図は、本考案を実施する
簡易な構造の浮体についての実施例を示す。
簡易な構造の浮体についての実施例を示す。
第5図は、浮体6として、合成樹脂管体6′の
上方寄りに合成樹脂発泡体製円板体6″を嵌着せ
しめ該円板体6″の上方の該円板体6′の側壁に開
口6aを穿設したものを用いる例である。浮体6
の下方には、錘り7を垂下すると共に、管体6′
の上部端には、叙上の実施例と同様にフレキシブ
ルな管体9を接続してある。
上方寄りに合成樹脂発泡体製円板体6″を嵌着せ
しめ該円板体6″の上方の該円板体6′の側壁に開
口6aを穿設したものを用いる例である。浮体6
の下方には、錘り7を垂下すると共に、管体6′
の上部端には、叙上の実施例と同様にフレキシブ
ルな管体9を接続してある。
第6図は錘り7を浮体6を構成する合成樹脂管
体6′の下方寄りに直接固定した実施例である。
体6′の下方寄りに直接固定した実施例である。
本考案は叙上の構成からなるから、ガスが発生
する液体を収容して輸送する際に、液が揺動し、
或いは、容器がもし転倒しても、浮体の開口部6
aは液面上に保持されて容器内の液面上の空間は
常時容器外に連通する状態に保持でき、容器内の
内圧上昇を防止し、併せて液漏れを防止する効果
がある。
する液体を収容して輸送する際に、液が揺動し、
或いは、容器がもし転倒しても、浮体の開口部6
aは液面上に保持されて容器内の液面上の空間は
常時容器外に連通する状態に保持でき、容器内の
内圧上昇を防止し、併せて液漏れを防止する効果
がある。
また、輸送中の液の揺動によつて浮体の開口6
a乃至6bは適度に洗われ、液体が固形分を含有
するものであつても、固形分の付着による連通部
の閉塞は防止される。
a乃至6bは適度に洗われ、液体が固形分を含有
するものであつても、固形分の付着による連通部
の閉塞は防止される。
また、錘り浮体から隔てて垂下させるときは、
液体の揺動に伴う浮体の揺れを緩衝して緩和する
ことができる。
液体の揺動に伴う浮体の揺れを緩衝して緩和する
ことができる。
なお、殊に、浮体6に空洞16を設けるために
は、浮体の空洞部を通つて2つに分割された浮体
要素をそれぞれ発泡成形してから、両要素を接着
して製造すれば、各部位共に表皮層を有する浮体
を得るとができる。
は、浮体の空洞部を通つて2つに分割された浮体
要素をそれぞれ発泡成形してから、両要素を接着
して製造すれば、各部位共に表皮層を有する浮体
を得るとができる。
第1図及び第2図は、本考案容器の第1実施例
全体図であつて、第1図は静置状態、第2図は転
倒状態をそれぞれ示す部分断面図、第3図は、第
1実施例に用いた浮体の部分断面図、第4図乃至
第6図は、それぞれ他の実施例を示す浮体の部分
断面図である。 1……容器、2……口部、5……液体、6……
浮体、6a,6b,6c……開口、7……錘り、
8……細線、9……フレキシブルな管体。
全体図であつて、第1図は静置状態、第2図は転
倒状態をそれぞれ示す部分断面図、第3図は、第
1実施例に用いた浮体の部分断面図、第4図乃至
第6図は、それぞれ他の実施例を示す浮体の部分
断面図である。 1……容器、2……口部、5……液体、6……
浮体、6a,6b,6c……開口、7……錘り、
8……細線、9……フレキシブルな管体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 容器内の液面上に浮遊せしめる浮体6の下方
寄りには錘り7を設け、かつ、該浮体の上方寄
りには液面上空間15に開口する開口6aを形
成すると共に、この開口6aと連通する少くも
2つ以上の開口6b,6c……を該浮体に伴設
しかつそ1つの開口6bにはフレキシブルな管
体9の一端を接続し、該管体の他端は容器外部
と連通して容器の器壁部材に接続せしめて、容
器内の前記液面上空間15と外気とを連通せし
めるようにしてなる液体用容器。 (2) フレキシブルな管体の他端を接続せしめてな
る容器の器壁は、蓋体部3である実用新案登録
請求の範囲第1項記載の液体用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5729681U JPS6117034Y2 (ja) | 1981-04-21 | 1981-04-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5729681U JPS6117034Y2 (ja) | 1981-04-21 | 1981-04-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57169657U JPS57169657U (ja) | 1982-10-26 |
JPS6117034Y2 true JPS6117034Y2 (ja) | 1986-05-24 |
Family
ID=29853773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5729681U Expired JPS6117034Y2 (ja) | 1981-04-21 | 1981-04-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6117034Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4598997B2 (ja) * | 2001-07-05 | 2010-12-15 | 須賀工業株式会社 | 貯水槽気相部換気システム |
-
1981
- 1981-04-21 JP JP5729681U patent/JPS6117034Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57169657U (ja) | 1982-10-26 |
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