JPS61169558A

JPS61169558A - 補強筋

Info

Publication number: JPS61169558A
Application number: JP1052285A
Authority: JP
Inventors: 幸村　憲衛; 三田　健; 博大谷
Original assignee: Tokyu Construction Co Ltd
Current assignee: Tokyu Construction Co Ltd
Priority date: 1985-01-23
Filing date: 1985-01-23
Publication date: 1986-07-31
Anticipated expiration: 2009-06-15
Also published as: JPH0645952B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「発明の目的１産１」！ｌ引肝盆１一本発明は、補強筋の構造並びそれによる鉄筋コンクリー
ト構造物への施工法に関するものである。

Ｋ迷！υｌ側従来、補強筋としては外周に節状の突起やリブをつけた
異形鉄筋が使用されており、コンクリートとの付着強度
を大きくするようになっていた。

また、従来の鉄筋コンクリートの開口部の周囲の補強筋
としては、溶接金網等が用いられていた明が　　しよう
とする間　σ しかしながら、上記従来の異形鉄筋でもコンクリートに
対する付着強度が不十分であり、スッポ抜は現象が生じ
るため、付着強度の更に大きい補強筋の開発が望まれて
いた。また、上記従来の溶接金網等による鉄筋コンクリ
ートの開口部周囲の補強筋では鉄筋量が多くなり、過密
配筋状態になるため、コンクリートの充填性が悪い等の
欠点があった。

本発明は上記欠点を解消するためになされたもので、そ
の目的とするところはコンクリートとの喰付きが良くて
付着強度が向上し、コンクリートの開口部に補強筋とし
て配筋しても過密配筋状態にならないでコンクリートの
充填性が良くなり、コンクリートとの結合が確実になる
補強筋及びその施工法を提供するにある。

［発明の構成１題、ヴを　　するための手本発明の補強筋は、丸鋼又は異形棒鋼の適宜個所に、そ
の細線を通る面に沿って剪断状にずらせて両側または片
側にダボを突出形成させたことを特徴とするものであり
、また該特殊形状のダボを形成した補強筋をコンクリー
トの開口部の周囲やジヨイント部等に配筋することを特
徴とするものである。

犬ｍ以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。

第１図（Ａ）に於いて１は丸鋼や異形棒鋼等から成る鋼
材であって、その適宜位置には図示のようなダボ２，３
が形成されている。該ダボ２，３は第２図からも明らか
なように、上記鋼材１の軸＃！４を通る面５に沿って左
右の鋼材部分１１Ｌｔ　１　ｂを相互に剪断状にずらせ
て両側に突出させて形成しである。両ダボ２，３の突出
の程度、即ちダボ２，３の頂部間の幅りは、使用目的や
使用箇所等に応じて、例えば鋼材１の径ｄの２〜４倍程
度に設定する。また、ダボ２，３を図示のように複数個
を設ける場合、その間隔はその使用目的や使用箇所或い
は上記幅り等によって適宜設定すればよい。

上記ダボ２，３は第１図（Ｂ）に示すように、左右のダ
ボ２と３の突出方向を交互に入れ換えて形成配列しても
良く、また第１図（Ｃ）に示すように一方のダボ２のみ
を片側だけに突出させても良く、更に第１図（Ｄ＞に示
すように一方のダボ２を交互に入れ換えて形成配列させ
ても良い。

更にまた、上記ダボ２，３は第２図に示すように１８０
°の反対方向に突設させるだけでなく、例えば相互に９
０°や１２０°等の所定角度を以て突設させてもよい。

また、以上のように分断されたダボ２，３の開を相互に
溶接して強力な引張力に対する延びを防止するようにし
てもよい。

尚、以上のようなダボ２　、（３）を形成した鋼材１か
ら成る補強筋の一端部或いは両端部には第３図に示すよ
うな二股状アンカ一部６を形成しておいても良い。

第４図は、以上のようにして構成した補強筋を鉄筋コン
クリート壁７の開口部８の周囲に配筋した施工例であっ
て、開口部８の左右には補強たて筋９として、上下には
補強よ二筋１０として配筋されており、また開口部８の
隅部には補強斜め筋１１として配筋されている。尚、該
補強斜め筋１１は２列に配筋したりループ状に配筋した
、従来の補強斜め筋の配筋方法のいずれを採用してもよ
い。

第４図からも明らかなように、開口部８の隅部は補強斜
め筋１１の他に補強たて及びよこ筋等が集中して配筋さ
れているので過密状態にあるが、本発明の補強筋により
配筋すれば、第２図からも明らかなように、ダボ２，３
が上下のみに突出しているだけで、左右には鋼材１の径
より外方に突出していないので、それだけ上記過密が緩
和され、コンクリートの充填性が良くなる。

上記実施例は鉄筋コンクリート壁について説明したが、
本発明はこれに限定するものではなく、コンクリートス
ラブや梁等の構造物であってもよし１゜第５図は例えばクラック防止のために分離して構成した
コンクリート壁１２のジヨイント部１３に本発明の補強
筋を配筋した施工例を示すもので、付着強度が強く従来
のものより強力にジヨイントできる利点がある。

［発明の効果１（１）特殊形状のダボによりコンクリートに確実に喰込
むことが出来、付着強度が強い。

（２）構造が簡単で加工し易く、コストが安価である。

（３）補強筋の長さを短くして施工出来る。

（４）補強筋を配筋しても過密状態にならないので、コ
ンクリートの充填性が良い。

【図面の簡単な説明】

第１図（＾）〜（Ｄ）は本発明の補強筋の各実施例を示
す側面図、第２図は第１図の■−■線に沿った断面図、
第３図は端部二股状アンカ一部の部分拡大図、第４図は
壁開口部に於ける補強筋の配筋図、第５図は壁のジヨイ
ント部に於ける施工例を示す断面図である。１・・・鋼材、１　ａｔ　１　ｂ・・・鋼材部分、２，
３・・・ダボ、４・・・軸線、５・・・面、６・・・二
股状アンカ一部、７・・・壁、８・・・開口部、９・・
・補強たて筋、１０・・・補強よこ筋、１１・・・補強
斜め筋、１２・・・コンクリート壁、１３・・・ジヨイ
ント部、ｄ・・・径、Ｄ・・・幅。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）丸鋼又は異形棒鋼の適宜個所に、その軸線を通る
面に沿って剪断状にずらせて両側または片側にダボを突
出形成させたことを特徴とする補強筋。
（２）丸鋼又は異形棒鋼の適宜個所に、その軸線を通る
面に沿って剪断状にずらせて両側または片側にダボを突
出形成させて成る補強筋を、鉄筋コンクリートの開口部
の周囲またはコンクリートのジョイント部等に配筋した
ことを特徴とする補強筋の施工法。