JPH0645952B2 - 補強筋 - Google Patents

補強筋

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JPH0645952B2
JPH0645952B2 JP60010522A JP1052285A JPH0645952B2 JP H0645952 B2 JPH0645952 B2 JP H0645952B2 JP 60010522 A JP60010522 A JP 60010522A JP 1052285 A JP1052285 A JP 1052285A JP H0645952 B2 JPH0645952 B2 JP H0645952B2
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JP
Japan
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steel material
bump
projected
bar
reinforcing
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JP60010522A
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JPS61169558A (ja
Inventor
憲衛 幸村
健 三田
博 大谷
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Tokyu Construction Co Ltd
Original Assignee
Tokyu Construction Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 産業上の利用分野 本発明は、鉄筋コンクリートの開口部の周囲やジョイン
ト部等に配筋する補強筋の構造に関する。
従来の技術 従来、補強筋としては外周に節状の突起やリブをつけた
異形鉄筋が使用されており、コンクリートとの付着強度
を大きくするようになっていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の異形鉄筋でもコンクリートに
対する付着強度が不十分であり、スッポ抜け現象が生じ
るため、付着強度の更に大きい補強筋の開発が要請され
ていた。
本発明は、上記従来の要請に応えるためになされたもの
で、その目的とするところは、コンクリートに対する喰
付きが良くて付着強度が向上し、強力な引っ張り力に対
しても耐力を有する補強筋を提供することにある。
[発明の構成] 問題点を解決するための手段 本発明の補強筋は、丸鋼又は異形棒鋼等の棒状鋼材の軸
線を通る面に沿って左右の鋼材部材を相互に剪断状にず
らせて両側あるいは片側に複数のコブ状突起を適宜間隔
を保って突出させると共に、該両側あるいは片側に突出
させて剪断状にずらせた左右の鋼材部分を相互に溶接し
たことを特徴とする。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図(A)に於いて、1は丸鋼や異形棒鋼等から成る
鋼材であって、その適宜位置には図示のようなコブ状突
起2、3が形成されている。該コブ状突起2、3は、第
2図からも明かなように、上記鋼材1の軸線4を通る面
5に沿って左右の鋼材部分1a、1bを相互に剪断状に
ずらせて両側に突出させて形成してある。両コブ状突起
2、3の突出の程度、即ちコブ状突起2、3の頂部間の
幅Dは、使用目的や使用箇所等に応じて、例えば、鋼材
1の径dの2〜4倍程度に設定する。また各コブ状突起
2、3の間隔は、その使用目的や使用箇所あるいは上記
幅D等によって適宜設定すればよい。
上記コブ状突起2、3は、第1図(B)に示すように、
左右のコブ状突起2と3の突出方向を鉄筋の長手方向に
沿って交互に入れ換えて形成配列しても良く、また、第
1図(C)に示すように、一方のコブ状突起2のみを片
側だけに突出させても良く、更に、第1図(D)に示す
ように、片側だけに突出させた複数のコブ状突起2を、
鉄筋の長手方向に沿って交互に入れ換えて形成配列させ
ても良い。
更にまた、上記コブ状突起2、3は、第2図に示すよう
に、180°の反対方向に突設させるだけでなく、例え
ば、相互に90°や120°等の所定角度を以て突出さ
せても良い。
以上のように、剪断状にずらせて両側に突設させたコブ
状突起2、3或いは片側に突設させたコブ状突起2、す
なわち左右の鋼材部分を相互に溶接して強力な引張力に
対する延びを防止する。
尚、以上のようなコブ状突起2、(3)を形成した鋼材
1から成る補強筋の一端部あるいは両端部には、第3図
に示すような、二股状アンカー部6を形成しておいても
良い。
第4図は、以上のようにして構成した補強筋を鉄筋コン
クリート壁7の開口部8の周囲に配筋した施工例であっ
て、開口部8の左右には補強たて筋9として、上下には
補強よこ筋10として配筋されており、また開口部8の
隅部には補強斜め筋11として配筋されている。尚、該
補強斜め筋11は2列に配筋したりループ状に配筋し
た、従来の補強斜め筋の配筋方法のいずれを採用しても
よい。
第4図からも明らかなように、開口部8の隅部は、補強
斜め筋11の他に補強建て及びよこ筋等が集中して配筋
されているので過密状態にあるが、本発明の補強筋によ
り配筋すれば、第2図からも明らかなように、コブ状突
起2、3が上下のみに突出しているだけで、左右には鋼
材1の径より外方に突出していないので、それだけ上記
過密が緩和され、コンクリートの充填性が良くなる。
上記実施例は、鉄筋コンクリート壁について説明した
が、本発明はこれに限定するものではなく、コンクリー
トスラブや梁等の構造物であってもよい。
第5図は、例えば、クラック防止のために分離して構成
したコンクリート壁12のジョイント部13に本発明の
補強筋を配筋した施工例を示すもので、付着強度が従来
のものより強力にジョイントできる利点がある。
[発明の効果] 1)丸鋼又は異形棒鋼等の棒状鋼材の軸線を通る面に沿
って左右の鋼材部分を相互に剪断状にずらせて両側ある
いは片側に複数のコブ状突起を適宜間隔を保って突出さ
せたので、コンクリートに確実かつ強固に喰込むことが
でき、付着強度が強い。
2)両側あるいは片側に突出させて剪断状にずらせた左
右の鋼材部分を相互に溶接したので、強力な引っ張り力
に対する延びを効果的に防止し、補強筋としての機能を
低下させることがない。
3)構造が簡単で加工し易く、コストが安価である。
4)長さを短くして施工することができる。
5)過密状態にならない配筋ができるので、コンクリー
トの充填性がよい。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(D)は、本発明の補強筋の各実施例を
示す側面図、第2図は第1図のII−II線に沿った断面
図、第3図は端部二股状アンカー部の部分拡大図、第4
図は壁開口部に於ける補強筋の配筋図、第5図は壁のジ
ョイント部に於ける施工例を示す断面図である。 1…鋼材、1a,1b…鋼材部分、2,3…コブ状突
起、4…軸線、5…面、6…二股状アンカー部、7…
壁、8…開口部、9…補強たて筋、10…補強よこ筋、
11…補強斜め筋、12…コンクリート壁、13…ジョ
イント部、d…径、D…幅。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】丸鋼又は異形棒鋼等の棒状鋼材の軸線を通
    る面に沿って左右の鋼材部材を相互に剪断状にずらせて
    両側あるいは片側に複数のコブ状突起を適宜間隔を保っ
    て突出させると共に、該両側あるいは片側に突出させて
    剪断状にずらせた左右の鋼材部分を相互に溶接したこと
    を特徴とする補強筋。
JP60010522A 1985-01-23 1985-01-23 補強筋 Expired - Lifetime JPH0645952B2 (ja)

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JP2017203357A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 未来建築研究所株式会社 プレテンション緊張材及びプレテンション緊張材の製造方法並びにプレテンション緊張材を用いた工法、コンクリートにプレテンションを導入する方法

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