JPS61168122A - 磁気デイスク - Google Patents

磁気デイスク

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Publication number
JPS61168122A
JPS61168122A JP717185A JP717185A JPS61168122A JP S61168122 A JPS61168122 A JP S61168122A JP 717185 A JP717185 A JP 717185A JP 717185 A JP717185 A JP 717185A JP S61168122 A JPS61168122 A JP S61168122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
magnetic
base layer
substrate
magnetic disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP717185A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Muramatsu
村松 康彦
Yoshihiko Tachikawa
義彦 立川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP717185A priority Critical patent/JPS61168122A/ja
Publication of JPS61168122A publication Critical patent/JPS61168122A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、「発明の目的」 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固定磁気ディスク記憶装置(以下ディスク装
置と記す)に使用される磁気ディスクに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第2図は、従来例及び本発明に係る磁気ディスクの外観
例である。近年の技術革新に伴い、磁気ディスクは、情
報の高密度書込み化、小径化、薄形化の方向にある。そ
こで、情報を記録する11竹層の形成手段は、従来用い
られている塗布媒体(アルミナ粉と磁性材を高分子材の
バインダに混合して、基板の表面に1μm程度の厚さに
塗布して磁性層を形成したもの)から、薄り磁性層を形
成することが可能な、めっき、スパッタ等へ移行しつつ
ある。
第3図は、以上のようなめつき、スパッタにより磁性層
を形成した従来の磁気ディスクの断面を示す図である。
同図において、1はアルミ材からなる基板であり、表面
の平均粗さが約0.005μm程度、最大突起が0.0
211m程度に仕上げられている。2は耐接触強度を持
たせるための基層で、厚さ30μm程度のニッケルーリ
ン合金(以下N1−Pと記す・)が無電解めっきにより
形成されている。この基層2の表面をポリッシュし、表
面粗さを小さくした後、無電解めっきによりN ’+ 
−C0−Pを0.08μm8度の厚さに形成する。この
層が情報を記録する磁性層3となる。磁性層3は、この
状態のままでは、耐食性、耐摩耗性が劣り、また、コン
タクト・スタート・ス1−ツブ式により磁気ヘッドを使
用する場合は、磁気ヘッドが磁気ディスクに吸着する恐
れがあるので、この磁性層3の上にO,OI3μmNI
の保護層4、及びo、 o8’μm程度の潤滑層5を形
成する。
ここで、磁気ヘッド(通常は1yln−7nフエライト
で構成)の硬度(ビッカース値l」v = 600kg
f mm’ )との関係上、保護層4の材質としては、
5uO2(112化シリコン)が優れている。この保i
iI層4を均一に、しかも簡単に形成する手段として、
通常、シラノール(商品名・・・5J(OH)、、)を
回転塗布し、これを焼成、脱水して、5uO2層を形成
している。
S、、j(Of−I)a→Si○2+2H20潤滑層5
は液体テフロンを塗布して形成する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、以上のような手段は次の問題点を有している。
シラノールを焼成する場合200°C以下で行なうと、
SiO2である保護層4の硬度がHV k 600kg
f mm2以上にならず、磁気ヘッドによる摩耗を防ぐ
という目的を達成できない。
シラノールを200℃以上にすると、SJ、02からな
る保護層4の硬度も増すが、今度は、次の重大な問題が
発生ザる。
シラノールの部分、即ち保護層4を加熱すると、近接し
て配置される基層2も加熱される。基層2は非晶質のN
+−Pで構成されるが、加熱のPi!度によっては、こ
れが結晶化し、N1−Pが磁性を帯びる。しかし、情報
を記憶する磁性層3に近接した基層2が、磁性を帯びる
とすれば、これは、全く磁気ディスクとして役に立たな
い。従って、悪影響及ぼさない範囲(飽和磁束密度B5
≦3gaUSS )に基層2の磁化特性を押える必要が
ある。
これを第4図を用いて説明する。第4図は、無電解N1
−pめっきを行なう場合に、通常、用いられるめっき液
(ブルーシコーマ、シューマBO9非磁性シューマ・・
・以上商品名)で形成されたN1−P層に温度を加えた
場合の加熱−磁化特性を示した図である。第4図から分
るように、非磁性シューマを用いれば、加熱温度200
℃程度では、磁化されず好都合である。しかし、この非
磁性シューマにより得られる、N1−Pめつきは、高リ
ン(P)・パーセントであって、耐摩耗性、硬度の点で
磁気ディスクの基層2には使用できない。
シューマSoを用いた場合は、200℃を越えないよう
にして加熱しなければならない。又は、シラノールのみ
加熱して基層2には、熱が伝導しないような特殊な手段
を用いなければならない。そのための設備として、フラ
シュランプとかCO2レーザが必要であり、製造コスト
の上昇と高価な製造設備を必要としていた。また、基層
S+jOz、の硬度は、加熱温度につれて増すが、20
0℃では、保護層4のSiO2の硬度はHv= 500
kgf mm’が限度である。
以上のことを言替えると、’4 Fli 2の材料とし
てN1−Pを用い、渇13J200℃程度で加熱して、
保護層4に用いたシラノールS ’ (OH)=1を焼
成することは、実用化に適さないと結論することができ
る。
本発明の目的は、シラノールの焼成温度をもつと高くし
ても(250℃まで)基層2が磁性化しない手段を提供
することである。
口、「発明の構成」 〔問題点を解決するだめの手段〕 本発明は、上記問題点を解決すめために基層2として、
無電解めっきによりニッケル−タングステン−リン合金
を用いたものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明する
。なお、従来技術と同一要素には、同一符号を付して、
重複する説明は省略する。
第1図は、本発明に係る磁気ディスクの描成断面の例を
示した図である。同図と従来例である第3図と異なる点
は、基層2aの材質である。即ち、従来は、基層をN1
−pの無電解めっきとしたが、本発明では”、これを無
電解めっきによるニツケル−タングスデンーリン合金(
以下、N1−W−Pと記す)としている点である。
6一 以下、基層2aにN + −w−pを用いた理由を説明
する。
上述したように、第4図の非磁性シューマを用いた場合
は、加熱温度を250℃位にしても、N1−Pからなる
基層2の磁化は全く問題ない。しかし、この非磁性シュ
ーマを用いた場合は、高リンの含有量のため、これを材
料とする基層2の耐摩耗性と硬度の点が劣る。従って、
非磁性シューマを使用することが出来なかった。
本発明は、この非磁性シューマが持つ長所、即ち高リン
化により温度を上げても組織が結晶化しない(磁気特性
を帯びない)と言う特長をIIf持しつつ、欠点(耐摩
耗性と硬度が劣る点)を改良することができる手段を提
供するものである。その結果、高い温度(250℃位)
で加熱しても、基層2が磁気特性を帯びないようになっ
た。
第5図はタングステン含有量をパラメータにとり、研磨
材の回転速度とトラック幅(タングステンを含ませた部
材が研磨された幅)との関係を示した図である。第6図
はタングステン含有量をパラメータにとり、熱処理温度
と硬度との関係を示した図である。
タングステンをN1−Pめっき皮膜中に含有させると、
その含有量につれ耐摩耗性が改善されることが、第5図
から分る。また、硬度の点では、第6図よりタングステ
ンをN1−Pめつき皮膜中に含有させると、その含有量
につれ硬度が向上し、熱処理することでHv= 600
kgf mm2を実現することは、容易である。
以上のように、タングステンを含有させることにより、
耐摩耗性、硬度性が改良されることが第5図、第6図か
ら分る。
また、タングステンは非磁性であるため、これをNr−
pに加えても、磁気特性に関しては、影響しない。即ち
、本発明に用いるN;−w−p合金の磁気特性に関して
は、第4図に示す非磁性シューマの特性が紺持される。
N;−w−p合金めっきを得る具体例を上げると、例え
ば、次亜リン酸ナトリウムを還元剤とするニッケルめっ
きにタングステン酸ナトリウムを添加してN1−W−P
合金めつき皮膜を析出させる方法である。このめっき液
から析出するN1−W−P合金めつき皮膜中のタングス
テン含有量は、錯化剤として加えるクエン酸ナトリウム
の量に影響される。そして、錯化剤であるクエン酸ナト
リウムのff12h I!を用いたN i −W−Pに
おいて、タングステン〈W)ニリン(P)=3 : 1
が得られ、(W十P)  : N i =12: 88
という高リンN1−Pめつき乃至これと同等の組成比の
ものが、特に耐摩耗性、硬度性等について良い結果が得
られる。参考までに、通常のN1−Pめつきの組成比を
述べると、P:N+=8:92位である。
なお、第1図では、片面の磁気ディスクについて描いた
が、両面のものは、これと対象のものがこの下側に構成
される。即ち、本発明は、両面の磁気ディスクにも適用
されるものである。
ハ、「本発明の効果」 以上述べたように、本発明によれば無電解N1−Pめつ
きを高リン化すると高唱時においても磁性化が減少する
と言う特長を紺持しつつ、耐摩耗性、硬度の劣化をタン
グステンを添加することにより補っている。その結果、
保1層4 (SJ、 (OH)4)の焼成を250℃に
上げることができ、SJ、02化が促進でき、600k
gf mm 2以上の硬度を得ることができる。更に、
基層2の飽和磁束密度Bs≦3gaussとすることが
でき、良好な特性の磁気ディスクを構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る磁気ディスクの構成断面の例を示
した図、第2図は従来例及び本発明に係る磁気ディスク
の外観例を示す図、第3図は従来の磁気ディスクの断面
を示す図、第4図は各種めっき液で得られたN1−P層
に温度を加えた場合の加熱−磁化特性を示す図、第5図
はタングステン含有量と耐摩耗性との関係を示す図、第
6図はタングステン含有間と硬度との関係を示す図であ
る。 1・・・基板、2a・・・基層、3・・・磁性層、4・
・・保護層、5・・・潤滑層。 四裟譚嵌佃伽(朧C区) AH7A鹸 (−−9!1dl−(1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 基板と、その上に設けた基層と、この基層の上に設けた
    磁性層と、この磁性層の上に設けた保護層とを備え、磁
    性層に情報を書込むようにした磁気ディスクにおいて、 前記基層として、無電解めっきによりニッケル−タング
    ステン−リン合金めつき皮膜を用いたことを特徴とする
    磁気ディスク。
JP717185A 1985-01-18 1985-01-18 磁気デイスク Pending JPS61168122A (ja)

Priority Applications (1)

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JP717185A JPS61168122A (ja) 1985-01-18 1985-01-18 磁気デイスク

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JP717185A JPS61168122A (ja) 1985-01-18 1985-01-18 磁気デイスク

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JPS61168122A true JPS61168122A (ja) 1986-07-29

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ID=11658633

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JP717185A Pending JPS61168122A (ja) 1985-01-18 1985-01-18 磁気デイスク

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JP (1) JPS61168122A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61260420A (ja) * 1985-05-15 1986-11-18 Hitachi Ltd 磁気記録体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61260420A (ja) * 1985-05-15 1986-11-18 Hitachi Ltd 磁気記録体

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