JPS6116623Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6116623Y2 JPS6116623Y2 JP12257081U JP12257081U JPS6116623Y2 JP S6116623 Y2 JPS6116623 Y2 JP S6116623Y2 JP 12257081 U JP12257081 U JP 12257081U JP 12257081 U JP12257081 U JP 12257081U JP S6116623 Y2 JPS6116623 Y2 JP S6116623Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil set
- insulating
- coil
- present
- insulating sheets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、誘導加熱の原理を利用した電磁調理
器に使用されるコイルセツトに関する。
器に使用されるコイルセツトに関する。
従来のこの種のコイルセツトは、第１図に示す
ように、複数本のエナメル線を撚り合わせてなる
リツツ線１を平面内でうず巻き状に巻回し、これ
を絶縁板２上に取付けることにより構成されてい
る。
ように、複数本のエナメル線を撚り合わせてなる
リツツ線１を平面内でうず巻き状に巻回し、これ
を絶縁板２上に取付けることにより構成されてい
る。
このコイルセツトは高周波電力を供給されると
高周波磁界を生じ、この高周波磁界中に、磁性体
で形成された調理鍋を置くことにより、この調理
鍋に渦電流損失等を起こして、いわゆる誘導加熱
を行なう。
高周波磁界を生じ、この高周波磁界中に、磁性体
で形成された調理鍋を置くことにより、この調理
鍋に渦電流損失等を起こして、いわゆる誘導加熱
を行なう。
しかるに、上記従来のコイルセツトは、自己イ
ンダクタンス値を変更する場合、リツツ線１の巻
数を変えることにより行なうが、このためコイル
外径D1又は内径D2が変化する。
ンダクタンス値を変更する場合、リツツ線１の巻
数を変えることにより行なうが、このためコイル
外径D1又は内径D2が変化する。
これは製造過程の簡略化を図る上で不利であつ
た。
た。
本考案は、かかる点に着目してなされたもの
で、径を変えないで自己インダクタンス値を変更
できる電磁調理器用コイルセツトを提供するもの
である。
で、径を変えないで自己インダクタンス値を変更
できる電磁調理器用コイルセツトを提供するもの
である。
すなち、本考案は、複数のうず巻き状の導体箔
と複数の絶縁シートとを交互に重ね合わせると共
に導体箔を絶縁シートで被覆するよう配置してこ
れらを圧着してなるものである。
と複数の絶縁シートとを交互に重ね合わせると共
に導体箔を絶縁シートで被覆するよう配置してこ
れらを圧着してなるものである。
以下、本考案を図面に示す実施例について説明
する。
する。
第２図は本考案の一実施例を示す図である。同
図において、３はうず巻き状の導体箔、４は絶縁
シートであり、これらの複数枚が交互に重ね合わ
されて圧着されている。
図において、３はうず巻き状の導体箔、４は絶縁
シートであり、これらの複数枚が交互に重ね合わ
されて圧着されている。
しかして、導体箔３は銅あるいはアルミニウム
の極薄板をうず巻き状に打抜いて形成されたもの
である。また絶縁シート４として半架橋のポリエ
ステルシートが用いられ、各導体箔３の両面を覆
うように配置され、加熱下でプレスされて一体に
圧着されている。導体箔３と絶縁シート４とは所
望の自己インダクタンス値に応じて積層枚数が設
定されている。
の極薄板をうず巻き状に打抜いて形成されたもの
である。また絶縁シート４として半架橋のポリエ
ステルシートが用いられ、各導体箔３の両面を覆
うように配置され、加熱下でプレスされて一体に
圧着されている。導体箔３と絶縁シート４とは所
望の自己インダクタンス値に応じて積層枚数が設
定されている。
このような積層体は必要に応じて絶縁板５上に
固着され、図示を省略したが、電磁調理器の誘導
磁界発生部品として組込まれて使用される。
固着され、図示を省略したが、電磁調理器の誘導
磁界発生部品として組込まれて使用される。
なお、図中６，７は導体箔の内、外端に接続さ
れたリード線である。
れたリード線である。
以上説明したように、本考案のコイルセツト
は、複数のうず巻き状の導体箔と絶縁シートとを
積層させ一体に圧着させてなるから、自己インダ
クタンス値を変更する場合には導体箔と絶縁シー
トとの枚数を適宜変えるだけでよく、コイル径が
変化しない。
は、複数のうず巻き状の導体箔と絶縁シートとを
積層させ一体に圧着させてなるから、自己インダ
クタンス値を変更する場合には導体箔と絶縁シー
トとの枚数を適宜変えるだけでよく、コイル径が
変化しない。
したがつて、異種のコイルセツトの製造に際し
て寸法変化がほとんどないから、コイルセツト自
体の製造および電磁調理器の部品としての組込み
時に設計変更を要せず、また同一設備を使用でき
るから作業の煩雑さを回避し得、製造工程の簡略
化を図ることが可能である。
て寸法変化がほとんどないから、コイルセツト自
体の製造および電磁調理器の部品としての組込み
時に設計変更を要せず、また同一設備を使用でき
るから作業の煩雑さを回避し得、製造工程の簡略
化を図ることが可能である。
第１図は従来のコイルセツトを示す断面図、第
２図は本考案のコイルセツトの一実施例を示す断
面図である。 １……リツツ線、２，５……絶縁板、３……導
体箔、４……絶縁シート。
２図は本考案のコイルセツトの一実施例を示す断
面図である。 １……リツツ線、２，５……絶縁板、３……導
体箔、４……絶縁シート。
Claims (1)
- 複数のうず巻き状の導体箔と、複数の絶縁シー
トとを交互に重ね合わせると共に導体箔を絶縁シ
ートで被覆するよう配置しこれらを圧着してなる
ことを特徴とする電磁調理器用コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12257081U JPS5827891U (ja) | 1981-08-19 | 1981-08-19 | 電磁調理器用コイルセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12257081U JPS5827891U (ja) | 1981-08-19 | 1981-08-19 | 電磁調理器用コイルセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5827891U JPS5827891U (ja) | 1983-02-23 |
| JPS6116623Y2 true JPS6116623Y2 (ja) | 1986-05-22 |
Family
ID=29916491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12257081U Granted JPS5827891U (ja) | 1981-08-19 | 1981-08-19 | 電磁調理器用コイルセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827891U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012003844A (ja) * | 2010-06-14 | 2012-01-05 | Panasonic Corp | 誘導加熱調理器 |
-
1981
- 1981-08-19 JP JP12257081U patent/JPS5827891U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012003844A (ja) * | 2010-06-14 | 2012-01-05 | Panasonic Corp | 誘導加熱調理器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5827891U (ja) | 1983-02-23 |
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