JPH01276508A - 電磁コイル用導線及び電磁コイル - Google Patents

電磁コイル用導線及び電磁コイル

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JPH01276508A
JPH01276508A JP63105337A JP10533788A JPH01276508A JP H01276508 A JPH01276508 A JP H01276508A JP 63105337 A JP63105337 A JP 63105337A JP 10533788 A JP10533788 A JP 10533788A JP H01276508 A JPH01276508 A JP H01276508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic coil
coil
conductor
magnetic
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP63105337A
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English (en)
Inventor
Masaki Saka
正樹 坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インダクタンスを大きくできる電磁コイル及
びこの電磁コイルを形成するための導線に関する。
[従来の技術] 自己誘導や相互誘導を利用する一般的な電磁コイルは、
筒状のコイルとその中心部に設けられる磁芯とからなっ
ている。筒状のコイルは、電気伝導の優れた銅や銀のワ
イヤ表面を絶縁処理した電磁コイル用導線を所定数巻回
したものである。また、磁芯は磁束を増大させてコイル
の自己インダクタンスを大きくするためのものである。
−殻内には、これら筒状のコイルと磁芯とはそれぞれ別
個に製造し、その後一体化している。
[発明が解決しようとする課題] ところで上記構造の電磁コイルは、形態上の制約から磁
芯とコイルとに距離があり、この距離を縮めることに物
理的な限界がある。したがって、磁芯とコイルとの結合
が弱く、漏れ磁束によるインダクタンスの低下が生じて
いた。
そこで本発明の目的は、インダクタンスを大きくする電
磁コイル及びこのための電磁コイル用導線を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を達成するため、本発明に係る電磁コイル用導
線は、磁性体と導体とを平行に接合一体化して線材化し
たことを特徴とする。
また、電磁コイルはこの電磁コイル用導線を巻回してコ
イルとしたことを特徴とする特[発明の作用] 本発明に係る電磁コイル用導線は、磁性体と導体とを接
合−伴侶して線材化したので、この電磁コイル用導線を
巻回すると、磁路とコイル巻線とが同時に形成された電
磁コイルを構成する。
また、このようにしてなる電磁コイルは、磁芯とコイル
とが密着された状態となり、磁芯とコイルとの結合度を
強化し、漏れ磁束が減少してインダクタンスが大きくな
る。
[実施例] 第1図乃至第3図は、本発明の電磁コイル用導線を巻回
して通常の円筒状をなす中空の電磁コイルを形成した例
を示し、第1図は電磁コイルの外観、第2図は第1図中
に点線で囲んだ部分の拡大断面、第3図はこの電磁コイ
ルを形成するための導線の部分をそれぞれ示している。
この電磁コイルは、表面に絶縁処理された電磁コイル用
導線1を所定回数多層に巻回してなるものである。電磁
コイル用導線lは、導体2と磁性体3とを平行に接合−
伴侶して線材化したものであり、このような線材の構造
例を第3図に示す。
第3図Aの電磁コイル用導線1は、パーマロイやフェラ
イト(樹脂バインドを含む)等の強磁性体からなる磁性
体3の表面に銅や銀等の導体2を被覆した同心円状をし
ている。このような同心円状の電磁コイル用導線lを成
形するには、例えば管形の導体2内に粉状の磁性体3を
入れて押し出し機により線材化する。あるいは磁性体3
のワイヤ上に銅又は銀メツキして導体2を形成する。こ
のように導体2を磁性体3の外側に設けると、高周波使
用時における電流の表皮効果に対応できて好都合である
一方、磁性体3と導体2とを貼り合せ状に接合−伴侶し
てなる電磁コイル用導線lの一部分を第3図B、Cに示
す。これらの図において、電磁コイル用導線1は板状又
は断面半円状の導体2と磁性体3とを接合−伴侶した後
、例えば押し出し機により角状(第3図B)又は断面円
状(第3図C)に線材化したものである。ここで、導体
2及び磁性体3は第3図Aと同様のものである。
このように、電磁コイル用導線1を巻回して中空コイル
を成形した場合、導体2と磁性体3とが密接しているこ
とから、磁束が増大してインダクタンスの大きな電磁コ
イルを形成する。但し、中空コイルとしての透磁率が従
来の中空コイルより高いので、電磁コイルの中心に、別
体の磁芯を通せば、磁束の結合がさらに高くなり、より
一層インダクタンスの大きな電磁コイルを容易に得るこ
とができる。
次に、パターン成形により平面状に電磁コイルを形成し
た実施例を第4図乃至第8図に示す。
第4図は電磁コイルの構成図であり、−次コイルを構成
する平面コイル4A及び4B並びに二次コイルを構成す
る平面コイル5A及び5Bを積層してなるものである。
平面コイル4Aは、第1の一次巻線用基板に1□上に電
磁コイル用導線1を反時計方向へ矩形渦巻状に平面巻回
し、その周囲に帰環磁路6Aを配置して所定のパターン
を形成したものである。
この平面コイル4Aをパターン成形するには、fJSS
図に示すように、ガラスエポキシ等からなる第1の一次
巻線用基板に11上に、例えば板厚1100ILのパー
マロイ箔からなる磁性体層3aとその上に積層した例え
ば膜厚35gmの銅メツキからなる導体層2aとによっ
て導線用原板1aを形成した後、エツチング等によって
電磁コイル用導線1と同時に所望の矩形渦巻状をなすパ
ターンを形成したものである。これにより、磁路とコイ
ル巻線とを同時に形成するので、高透磁性と高電気伝導
性を兼ねた銅電材貼付シートを構成できる。
なお、帰環磁路6A  (第4図参照)も基板に11上
に積層されたパーマロイ箔等をエツチングにより形成す
る。このとき各四辺を分離させてパターンを形成し、渦
電流に対する抵抗を大きくして渦電流損失を低減させる
ようにする。但し、フェライト等の絶縁性の高い磁性体
ではこのように分離させる必要がない。
また、他の平面コイル4B、5A及び5Bも、同様にし
て第2の一次巻線用基板に12ならびに第1及び第2の
二次巻線用基板に2□、K2□上に成形する。このとき
、それぞれに帰環磁路6B、7A及び7Bも所定のパタ
ーンで成形する。
これら各平面コイル間の積層は、巻き線方向が反対のも
のを交互に重ねることにより行う。すなわち、反時計方
向に巻回する平面コイル4A及び5Aと時計方向に巻回
する平面コイル4B及び5Bとを交互に積層する。また
、各平面コイル間の接続は、第6図に示すように、例え
ば、平面コイル5Aの巻終端と平面コイル5Bの巻始端
とを接続している。また、二次巻線層をさらに多層化す
る場合には、例えば、新に平面コイル5cを用意し、こ
の巻始端と平面コイル5Bの巻終端とを接続すればよい
。第7図は二次コイル側を第1乃至第4の二次巻線用基
板に21乃至に24上に形成した平面コイル5A乃至5
Dからなる4層構造としたものの断面構造を示すもので
あり、上記の接続方法によって、リベット8からなる接
続部の位置が変化する。このように接続した場合、各層
間で発生する磁束の方向を一致させることができるので
、磁気的結合を強化することができる。
さらに、この平面コイルからなる積層体の周囲を磁性体
枠9で覆って磁路を形成し、電磁コイルを完成させる。
ただし、平面コイル4Aの上面と磁性体枠9の間には絶
縁層10を介装する。
第8図はこのようにして得られた電磁コイルの概略断面
を示すものであり、図中の点線は磁束経路である。すな
わち、−次コイルC1と二次コイルC2からの磁束は、
磁性体枠9を介してそれぞれ左右に形成している。この
場合、電磁コイルはニアギャップ付の磁路となり、空心
コイルと閉磁路コイルの中間的特性を有することとなる
が、必要に応じて従来の鉄芯と組合せることも可能であ
り、この場合特性の選択範囲が広くなる。
このように電磁コイルをパターン形成で積層することに
より、絶縁層のピンホールや傷による絶縁不良を起こす
ことがなく、また従来のように巻き線に対するテンショ
ンによって特性が変化するおそれもなくなる。さらにコ
イル形状の選択の自由度が大きいため、装置の小型化が
可能となる。
そのうえ、本実施例のような平面コイルにすれば、パタ
ーン形成時に導体断面積を自由に設計することができる
ので、1ターンあたりのインピーダンスを調節すること
ができる等、電磁コイルの所望特性に応じて最適設計が
可能となる。
[発明の効果] 本発明に係る電磁コイル用導線は、磁性体と導体が密着
していることから、これを巻回するだけて磁路とコイル
巻線とが同時に形成された電磁コイルを製造することが
できる。
また、このようにしてなる電磁コイルは、漏れ磁束を減
少できるので、インダクタンスを大きくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は実施例を示し、第1図は本発明の電
磁コイル用導線を巻回して得られた電磁コイルの外観図
、第2図は第1図の電磁コイルの一部分を拡大して示す
断面図、第3図は電磁コイル用導線の部分図、第4図は
パターン化した平面コイルを用いた電磁コイルの構成図
、第5図はこの平面コイル部分を成形するための材料を
一部破断して示す斜視図、第6図は平面コイルを積層す
る場合の各層間の接続構造を示す説明図、第7図は平面
コイルを多層に積層してなる電磁コイルの断面図、第8
図はそのコイル断面の磁束経路を示した概念図である。 (符号の説明) 1・・・電磁コイル用導線、2・・・導体、3・・・磁
性体、4A、4B、5A、58.5c、5o””平面コ
イル。 特 許 出 願 人  本田技研工業株式会社代理人 
弁理士 小 松 清 光 第1図  第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性体と導体とを平行に接合一体化して線材化し
    たことを特徴とする電磁コイル用導線。
  2. (2)請求項1項記載の電磁コイル用導線を巻回するこ
    とにより形成したことを特徴とする電磁コイル。
JP63105337A 1988-04-27 1988-04-27 電磁コイル用導線及び電磁コイル Pending JPH01276508A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63105337A JPH01276508A (ja) 1988-04-27 1988-04-27 電磁コイル用導線及び電磁コイル

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JP63105337A JPH01276508A (ja) 1988-04-27 1988-04-27 電磁コイル用導線及び電磁コイル

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JP63105337A Pending JPH01276508A (ja) 1988-04-27 1988-04-27 電磁コイル用導線及び電磁コイル

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1143461A1 (de) * 2000-04-06 2001-10-10 Philips Patentverwaltung GmbH Spule für automatisierte Montage
WO2013046399A1 (ja) * 2011-09-29 2013-04-04 古河電気工業株式会社 電磁石用線材およびコイル
WO2013051102A1 (ja) * 2011-10-04 2013-04-11 古河電気工業株式会社 インダクタ用線材およびインダクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1143461A1 (de) * 2000-04-06 2001-10-10 Philips Patentverwaltung GmbH Spule für automatisierte Montage
WO2013046399A1 (ja) * 2011-09-29 2013-04-04 古河電気工業株式会社 電磁石用線材およびコイル
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