JPH0339916Y2 - - Google Patents

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JPH0339916Y2
JPH0339916Y2 JP530586U JP530586U JPH0339916Y2 JP H0339916 Y2 JPH0339916 Y2 JP H0339916Y2 JP 530586 U JP530586 U JP 530586U JP 530586 U JP530586 U JP 530586U JP H0339916 Y2 JPH0339916 Y2 JP H0339916Y2
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JP
Japan
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heating coil
ferrite
coil unit
ferrite plate
secondary coil
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JP530586U
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JPS62116490U (ja
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【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は電磁調理器の加熱コイルユニツトに関
する。
ロ 従来の技術 電磁調理器は誘導加熱コイルから発せられる高
周波交番磁界により金属製調理具を誘導加熱する
ものである。このような電磁調理器では、加熱コ
イルからの磁気エネルギーを加熱コイル近傍の2
次コイルで受けて、電磁調理器の制御回路用の電
源として用いることが考えられている。このよう
な2次コイルを有した電磁調理器としては例えば
実開昭60−3691号公報がある。ところでこの先行
技術で示される加熱コイルユニツトは第5図の上
面図及び第6図の断面図のように、加熱コイル1
の巻回中心位置に2次コイル2を設ける構成にな
つている。
ハ 考案が解決しようとする問題点 ところが、加熱コイル1における磁束密度はコ
イル巻回内周部3や外周部4では低く、コイル巻
回中心部5で高くなつている。このため、前述し
た加熱コイルユニツトでは2次コイルから十分な
電力を得るには2次コイルの巻回数を多くしなけ
ればならず、製造工程が煩雑になるとともに、巻
回用のボビンも必要となり、コスト高になると云
う問題があつた。
ニ 問題点を解決するための手段 本考案はこのような点に鑑みて為されたもので
あつて、加熱コイル下に加熱コイル中心から外方
へ向かつて放射状に複数本配されたフエライト板
を設け、この各フエライト板をコイル内周側と外
周側に分割して配置するとともに、これ等、内周
側フエライト板と外周側フエライト板間を通して
2次コイルを巻回配置する構成を採る。
ホ 作用 加熱コイル巻回中心部に沿つて2次コイルが巻
回されるので、少い巻回数で、十分な電力が得ら
れるとともに、巻回用のボビンも不用となる。
ヘ 実施例 第1図は本考案加熱コイルユニツトの裏面図、
第2図は本考案加熱コイルユニツトの上面図、第
3図は本考案加熱コイルユニツトの要部断面図、
第4図は第3図における○イ部分の拡大断面図であ
る。これ等の図において6は導電性の細線を複数
本束ねて成るリツツ線を平面状に巻回した加熱コ
イル、7はこの加熱コイル6が配置される樹脂製
の加熱コイル台を示し、裏面側には内周側フエラ
イト板8,8…及び外周側フエライト板9,9…
が加熱コイル中心から外方へ向かつて直列に並べ
られた状態で放射状に配置されている。また、こ
れ等内周側フエライト板8,8…と外周側フエラ
イト板9,9…の間はわずかに間隔が開けられて
いて、加熱コイル台7と一体的に形成されたフツ
ク10,10…が設けられている。11はこれ等
のフツク10,10…に引つ掛けるように上記内
周側フエライト板8,8…と外周側フエライト板
9,9…との間を介して数ターン巻回された2次
コイルを示し、その信号取出し端は結束バンド1
2で固定されている。
従つて、このような加熱コイルユニツトでは、
2次コイル11の巻回位置は丁度加熱コイル6の
巻回中心位置に対応するようになるので、使用
時、十分な磁束が2次コイル11に与えられ、2
次コイル11からは十分な電力が得られる。
ト 考案の効果 以上述べた如く、本考案加熱コイルユニツト
は、加熱コイル裏面に設けられた放射状のフエラ
イト板を内周側と外周側に分割し、これ等内周側
のフエライト板と外周側のフエライト板間を通し
て2次コイルを巻回しているので、2次コイルは
巻回ターン数を多くせずとも、加熱コイルの巻回
中央部に位置して、加熱コイルから十分な磁束を
得て電力に変換することが出来るとともに、巻回
用のボビン等も不要となる。従つて、製造工程が
簡単で、コストの低い加熱コイルユニツトが提供
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案加熱コイルユニツトの下面図、
第2図は本考案加熱コイルユニツトの上面図、第
3図は本考案加熱コイルユニツトの要部断面図、
第4図は第3図の要部拡大断面図、第5図は従来
の加熱コイルユニツトの上面図、第6図は従来の
加熱コイルユニツトの要部断面図である。 6……加熱コイル、7……加熱コイル台、8,
8,9,9……フエライト板、10,10……フ
ツク、11……2次コイル、12……結束バン
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平板状に巻回された加熱コイルと、この加熱コ
    イル下に加熱コイル中心から外方へ向かつて放射
    状に複数本配されたフエライト板と、から成る加
    熱コイルユニツトにおいて、上記放射状に配され
    た各フエライト板をコイル内周側とコイル外周側
    に分割して配置するとともに、これ等内周側フエ
    ライト板と外周側フエライト板間を通して2次コ
    イルを巻回配置して成る加熱コイルユニツト。
JP530586U 1986-01-17 1986-01-17 Expired JPH0339916Y2 (ja)

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JP530586U JPH0339916Y2 (ja) 1986-01-17 1986-01-17

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JP530586U JPH0339916Y2 (ja) 1986-01-17 1986-01-17

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JPS62116490U JPS62116490U (ja) 1987-07-24
JPH0339916Y2 true JPH0339916Y2 (ja) 1991-08-22

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JPS62116490U (ja) 1987-07-24

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