JPS6134716Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6134716Y2 JPS6134716Y2 JP15742779U JP15742779U JPS6134716Y2 JP S6134716 Y2 JPS6134716 Y2 JP S6134716Y2 JP 15742779 U JP15742779 U JP 15742779U JP 15742779 U JP15742779 U JP 15742779U JP S6134716 Y2 JPS6134716 Y2 JP S6134716Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coils
- heated
- heating
- coil
- heating coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 20
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 101100298222 Caenorhabditis elegans pot-1 gene Proteins 0.000 description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 2
- 235000013601 eggs Nutrition 0.000 description 2
- 235000015220 hamburgers Nutrition 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は誘導加熱調理器の加熱コイルに関する
ものである。
ものである。
従来、誘導加熱を利用した調理器は種々考案さ
れており、その構成はうず巻き状のコイルの上面
に絶縁板を介して被加熱物を載置している。
れており、その構成はうず巻き状のコイルの上面
に絶縁板を介して被加熱物を載置している。
この構成であると磁界分布の不均一のため加熱
コイルの半径1/2の部分近辺に置かれた部分が、
加熱物の中心部と外周縁部に比べて温度が高くな
り卵、ハンバーグ等の焼きムラが生じあまり好ま
しくない。
コイルの半径1/2の部分近辺に置かれた部分が、
加熱物の中心部と外周縁部に比べて温度が高くな
り卵、ハンバーグ等の焼きムラが生じあまり好ま
しくない。
本考案は、以上のような背景のもとに、複数個
のドーナツ状のコイルを同心円状に配置し、さら
に隣接したコイルを、通電によつて発生する磁界
の向きが相反する方向となるように、巻き方向を
互いに逆にすることなどにより、温度分布を均一
にして、焼けムラをなくそうとするものであり、
以下一実施例について添付図面とともに説明す
る。
のドーナツ状のコイルを同心円状に配置し、さら
に隣接したコイルを、通電によつて発生する磁界
の向きが相反する方向となるように、巻き方向を
互いに逆にすることなどにより、温度分布を均一
にして、焼けムラをなくそうとするものであり、
以下一実施例について添付図面とともに説明す
る。
第1図において、同心円状に配置されたドーナ
ツ状のコイル3,4の上面に絶縁板2を介して被
加熱物、例えば鉄鍋1を載置しており、加熱コイ
ルによつて生じさせられた磁界によつて被加熱物
にうず電流損を生じて加熱するものである。
ツ状のコイル3,4の上面に絶縁板2を介して被
加熱物、例えば鉄鍋1を載置しており、加熱コイ
ルによつて生じさせられた磁界によつて被加熱物
にうず電流損を生じて加熱するものである。
上記ドーナツ状の加熱コイル3と4は、例えば
第2図に示されるように、右巻きと左巻きにして
おき、通電によつて、加熱コイル3により発生す
る磁界と、加熱コイル4により発生する磁界の向
きが相反する方向となり、加熱コイル3と加熱コ
イル4とのすき間部分であるコイル半径1/2近辺
においては相反する方向の磁界が互いに打ち消し
合い、この部分に対応した鉄鍋1の半径1/2近辺
に生じるうず電流が小さくなり、加熱が抑えられ
る。この結果、鉄鍋1の中心部と外周縁部が局部
的に加熱される状態になる。
第2図に示されるように、右巻きと左巻きにして
おき、通電によつて、加熱コイル3により発生す
る磁界と、加熱コイル4により発生する磁界の向
きが相反する方向となり、加熱コイル3と加熱コ
イル4とのすき間部分であるコイル半径1/2近辺
においては相反する方向の磁界が互いに打ち消し
合い、この部分に対応した鉄鍋1の半径1/2近辺
に生じるうず電流が小さくなり、加熱が抑えられ
る。この結果、鉄鍋1の中心部と外周縁部が局部
的に加熱される状態になる。
かくして、従来の加熱コイルに比べて、被加熱
物の中心部と外周縁部が加熱されるため温度が高
くなり、逆にコイル半径1/2近辺部分では磁界が
互いに打ち消すので温度上昇が低く抑えられるの
で、第3図に示すように均一な温度分布が得られ
焼きムラが生じなくなる。
物の中心部と外周縁部が加熱されるため温度が高
くなり、逆にコイル半径1/2近辺部分では磁界が
互いに打ち消すので温度上昇が低く抑えられるの
で、第3図に示すように均一な温度分布が得られ
焼きムラが生じなくなる。
なお、本実施例では加熱コイルの巻き方向を外
側と内側のコイルで互いに逆にしているが、本考
案はこのような構成に限定されることなく、例え
ば図示はしないが、コイル半径1/2近辺部分に生
じる磁界が打ち消すように内側と外側のコイルの
接続を第2図と逆にしてもよいということはいう
までもない。つまり、外側と内側とのコイルに流
れる電流の向きが逆であればよい。
側と内側のコイルで互いに逆にしているが、本考
案はこのような構成に限定されることなく、例え
ば図示はしないが、コイル半径1/2近辺部分に生
じる磁界が打ち消すように内側と外側のコイルの
接続を第2図と逆にしてもよいということはいう
までもない。つまり、外側と内側とのコイルに流
れる電流の向きが逆であればよい。
以上述べたように、ドーナツ状の加熱コイルを
同心円状に配置し、かつ、通電によつて発生する
磁界の向きが相反する方向となるように巻き方向
を逆にすることにより、コイル半径1/2近辺部分
に生じる磁界を互いに打ち消させてその部分の発
熱を抑えることにより、被加熱物の温度分布を均
一にすることができ、温度分布に影響する調理
物、例えば、卵、ハンバーグ等については焼けム
ラがなくなり実用効果が大きくなる。
同心円状に配置し、かつ、通電によつて発生する
磁界の向きが相反する方向となるように巻き方向
を逆にすることにより、コイル半径1/2近辺部分
に生じる磁界を互いに打ち消させてその部分の発
熱を抑えることにより、被加熱物の温度分布を均
一にすることができ、温度分布に影響する調理
物、例えば、卵、ハンバーグ等については焼けム
ラがなくなり実用効果が大きくなる。
第1図は本考案の一実施例における誘導加熱コ
イルの断面図、第2図は同誘導加熱コイルの平面
図、第3図は同温度分布を示す図である。 1……被加熱物、2……絶縁板、3,4……加
熱コイル。
イルの断面図、第2図は同誘導加熱コイルの平面
図、第3図は同温度分布を示す図である。 1……被加熱物、2……絶縁板、3,4……加
熱コイル。
Claims (1)
- 複数個の加熱コイルを同心円状に設け、上記複
数個の加熱コイルのうち相隣る一対の加熱コイル
を、通電によつて発生する磁界の向きが相反する
方向となるように、巻き方向を互いに逆にして接
続した誘導加熱コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15742779U JPS6134716Y2 (ja) | 1979-11-12 | 1979-11-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15742779U JPS6134716Y2 (ja) | 1979-11-12 | 1979-11-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5678095U JPS5678095U (ja) | 1981-06-25 |
JPS6134716Y2 true JPS6134716Y2 (ja) | 1986-10-08 |
Family
ID=29668719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15742779U Expired JPS6134716Y2 (ja) | 1979-11-12 | 1979-11-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6134716Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2621379B2 (ja) * | 1988-07-14 | 1997-06-18 | 松下電器産業株式会社 | 誘導加熱炊飯器 |
JP4701930B2 (ja) * | 2005-09-02 | 2011-06-15 | パナソニック株式会社 | 誘導加熱式炊飯器 |
-
1979
- 1979-11-12 JP JP15742779U patent/JPS6134716Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5678095U (ja) | 1981-06-25 |
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