JPS61164693A - 浄水器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の対象、産業上の利用分野） 本発明は浄水器の改良に関するものである。

（従来技術とその問題点） 一般に家庭で使用される浄水器において、導入される水
を濾過するフィルターは不可欠のものである。

もし仮に浄水器に水道水、井戸水などをフィルターを通
さずに直接導入すれば、水に含まれる、にごり、鉄分な
どの細かい固形物で浄水器内が汚れやすい。また浄水器
内が汚れればそれだけ活性炭などの処理層の浄水機能が
低下するので、処理層の浄水機能を永く維持するために
も導入水の濾過は重要な意味をもっている。

しかし従来の浄水器の濾過の方法は、布あるいは合成紙
などのフィルターを浄水器本体の水の導入部に備えただ
けのもので、濾過面が小さく目詰まりを起こしやすかっ
た。そして一度目詰まりを起こすと再生は難しく、その
たびごとに交換しなければならないので不経済であった
。

（本発明の目的） 本発明は、 （ａ）浄水体への導入水を濾過す′る濾過器の濾過面を
大きくして十分な濾過ができるようにし、浄水器内の汚
れを防止して長期間浄水効果を維持てきるようにするこ
と。

（ｂ）ｍ過器の濾材を再生可能な材質にして繰り返し使
用できるようにすること。

なとである。

（本発明の構成とその作用） 上記問題点を解決するために講じた本発明の技術的手段
は次の通りである。　即ち本発明は、（ａ）浄水器に導
入する水の中の固形物を濾過する濾過器と、濾過された
水を浄化する浄水体とが連通されていること。

（ｂ）Ｉ過器の濾材には素焼きを使用していること。

からなる浄水器であり、浄水器に導入された水は、まず
濾過器をとおすことによってあらかじめ水の中の固形分
が取り除かれる。そして濾過された水は濾過器に連通さ
れた浄水体で浄化され給水されるものである。

（実施例） 本発明を、図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明
する。

なお、本発明は図面に示した実施例に限られるものでは
なく、特許請求の範囲内において種々の変形が可能であ
る。

第１図は本発明の一実施例の内部構造を示す断面図で、
符号ｌは浄水器である。浄水器ｌは基台１０と、濾過器
２および浄水体３により構成される。

基台１０上面には内周壁にネジを形成した濾過器取付孔
１１と浄水体数付孔１２が形成されている。そして濾過
器取付孔１１には濾過器２の濾過筒２０が取り付けられ
、浄水体数付孔１２には浄水体３が取り付けられている
。

濾過器２は濾過筒２０と外筒２１からなる。

濾過筒２０は、本実施例では素焼きの円筒２０ａに二つ
の合成樹脂製の取付部材２０ｂ、２０ｃを上下に接着し
た構造のものであるが、この構造に限定するものではな
い。

取付部材２０ｂ、２０ｃには円盤の中心部に螺合部２２
が突出し、その中心には貫通孔２３を形成したものであ
る。また本実施例では上下の取付部材２０ｂ、２Ｏｃと
も同形であるが、上部の取付部材２０ｂには貫通孔２３
は必ずしも必要としない。

そして濾過筒２０は濾過器取付孔１１に取付部材２０ｃ
の螺合部２２を螺合して立設されている。

また外筒２１は有底円筒形で、上部面の中心部には取付
部材２０ｂの螺合部２２を貫挿させる挿着孔２４と、袋
ナツト２５０を螺着したエア抜き２５が形成されている
。

外筒２１は開口部を下にし、挿着孔２４に取付部材２０
ｂの螺合部２２を貫挿して、基台１０に設けられた溝部
１３にはめ込まれている。

溝部Ｉ３にはオーリング１３０が埋設され、取付部材２
０ｂと外筒２１との接面部にもパツキン２０１が配置さ
れている。モして挿着孔２４から突き出た螺合部２２に
袋ナツト２００をきつく螺着すれば、濾過器２内の水密
は保たれる。

また基台１０の側壁には注水口１４が形成されている。

注水口１４は基台１０の上面の注水口出口１４０と連通
している。注水口出口１４０は基台１０上面の濾過筒２
０と外筒２１との隙間部分に形成されている。

なお濾材２４の材質は素焼きであるので、汚れてもワイ
ヤブラシなどてこずり汚れを取り除けは簡単に再生でき
る。本実施例に使用される素焼きは、土をこねる際に、
草木あるいは豆などの粉末を土と一緒に練り込んだもの
である。これは普通の素焼きに比へ更に多孔質で浸水が
速い利点があるが、濾材となる素焼きの作り方について
は特に限定するものではない。また本実施例では辺過筒
２０は円筒２０ａと取付部材２０ｂ、２０ｃにより形成
されているが、素焼きで一体に形成しても構わない。

浄水体数付孔１２に取り付けられる浄水体３は、はぼ同
形の二つの有底円筒３０．３０ａの開口部を螺合した構
造のものである。そして浄水体３の上面および下面の中
心部には、それぞれの面から突出し、周壁に螺合部を形
成した取付部３１．３１ａを形成している。

そして取付部３１．３１ａの中心部には貫通孔３３を形
成しており、浄水体３は濾過器取付孔１１と通水路１５
て連通した浄水体取付孔１２に取付部３１ａを螺合し立
設されている。

浄水体３の内部には水の処理層を内蔵している。

処理層は、本実施例においては下から活性炭層３４、イ
オン交換樹脂層３５、カルシウム剤層３６、活性炭層３
４ａの順であるが、特に限定はしない。

またそれぞれの処理層の境界部には細かい目の金網３７
と拡散盤３８が所要数配置されている。

金網３７と拡散盤３８は処理層に処理水を十分に行き渡
らせ、効率の良い処理ができるようにするものである。

またこれにより各処理層の処理剤が混じり合うことがな
いようにしている。

金網３７は本実施例では網の目の大きさは（４０メツシ
ユ）で、形状は平面視て円形のものを使用している。

第２図は本実施例における拡散盤３８の構造を示す平面
図である。

拡散盤３８はリング状の支幹３０１と放射状の支幹３０
２とで構成された二枚の円盤状物で金網３０３を挟着し
た構造のものである。

この構造によれば処理水は支幹３０１．３０２および金
網３０３により拡散されるので、水の道ができず、効率
良く処理される。

本実施例では金網３７および拡散盤３８は第１図に示す
ように配置されているが、配置位置および枚数などは限
定しない。なお符号３９はシート状のフィルターである
。

また基台ＩＯには濾過器２と浄水体３を内部に収容する
カバー１００が装着されている。カバー１００は有底筒
形て上面には浄水体３の取付部３１を貫挿する挿着孔１
０１を形成している。そしてカバー１００は開口部を下
にして挿着孔１０１に取付部３１を貫挿し、基台１０の
上面に形成された溝１１３にはめ込まれている。

挿着孔１０１から突出した取付部３１には給水管４０を
取り付けた袋ナツト３００が螺着され、浄水体３に給水
管４０を連結すると共にカバー１００を基台１０に固定
している。

なお本実施例は濾過器２と浄水体３を基台１０に並設し
ているが、濾過器２と浄水体３を直接ジヨイントする構
造でも構わない。また第１図において基台１０を二つに
分離し、濾過器２と浄水体３を備えたそれぞれの基台を
ジヨイントしてもよい。

次に本実施例の作用を説明する。

浄水器１の使用を開始するときには、まずカバー１００
をはずし濾過器２のエア抜き２５０袋ナツト２５０を緩
める。そして注水口１４から水を注入すると、水は外筒
２１と、・濾過器２４との間の隙間を上昇する。

濾過筒２０と外筒２１との間の隙間のエアが抜けきった
後、袋ナツト２５０を締めると、水は素焼きの円筒２Ｏ
ａ内に浸水し濾過される。モしてカバー１００を取り付
ける。以後はエア抜きの必要はない。

濾過された水は通水路１５を通り浄水体３に導入され、
浄水体３内の金網３７、拡散盤３８により拡散されなが
ら各処理層で処理されて給水管４０から給水される。

（発明の効果） 本発明は浄水器の浄水体への導入水を濾過する濾過器の
濾過面を大きくしており、また濾過器の濾材は素焼きで
あるので、 （ａ）水に含まれるにごり、鉄分なとの固形物を十分に
濾過することができ、浄水体内の汚れを最小限におさえ
ることにより、浄水体の浄水効果を長期間維持できる。

（ｂ）濾過器の濾材の再生が簡単にてき、繰り返し使用
てきるのて経済的である。

などの効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は実す犯例の浄水
器の内部構造を示す断面図である。 第２図は拡散盤の平面図である。 １：浄水器 ２；濾過器 ３；浄水体

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （ａ）浄水体に導入する水の中の固形物を濾過する濾過
   器と、濾過された水を浄化する浄水体とが連通されてい
   ること、 （ｂ）濾過器の濾材に素焼きを使用していること、から
   なる浄水器。