JPS61162843A - 光磁気信号再生装置 - Google Patents

光磁気信号再生装置

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JPS61162843A
JPS61162843A JP386585A JP386585A JPS61162843A JP S61162843 A JPS61162843 A JP S61162843A JP 386585 A JP386585 A JP 386585A JP 386585 A JP386585 A JP 386585A JP S61162843 A JPS61162843 A JP S61162843A
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JP
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signal
output
amplifier
optical
amplitude
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Application number
JP386585A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Kimoto
木本 輝代志
Akihiro Takagi
高木 晶弘
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Nikon Corp
Original Assignee
Nippon Kogaku KK
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B11/00Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複合元信号記録媒体に記録された信号を光学
的に再生する装置に関する。
(発明の背景) 従来、光磁気記録媒体に記録された信号を光学的に再生
する光磁気再生装置では、再生信号に含まれる雑音成分
を除去するため差動方式が用いられている(特開昭57
−169947号、同58−203646号)。
第4図は差動方式をとる従来の光磁気信号記録媒体再生
装置の一例を示したブロック図で、再生光を光磁気記録
媒体で反射させたときのカー効果による偏光面の回転を
利用して信号を再生する方式を例にとっている。
第4図において、1は垂直磁気記録で情報を記録した光
磁気記憶媒体であり、モータにより定速回転されている
。この光磁気記録媒体1には半導体レーザを使用したレ
ーザ光源2からの直線偏光を受けたレーザ光出力(平行
光束)がビームスプリッタ−3で全反射され対物し/ズ
4で光の回折限界程度まで絞り込まれた後にビームスポ
ットとして入射される。
光磁気記録媒体1からの反射光は、ビームスプリッタ−
3を透過してλ/2板5に入射する。
このλ/2板5は、偏波面の回転機能を有する光学素子
であり、その回転によって偏光ビームスプリッタ−6へ
入射する光線束の偏波面を回転させており、基準面に対
する両側の回転角θ1と02を調整して光電変換素子7
,8への光量の振り分けを行ない、例えば光電変換素子
7で光量が少なく、光電変換素子8で光量が多くなるよ
うに振り分けてりる。
偏光ビームスプリッタ−6は、S偏光の入射光は全反射
、P偏光の入射光は全透過する機能をも   −った光
学素子であり、基準面に対する入射光の偏光面の変化を
光の強さに変換する0 この偏光ビームスプリッタ−6の働きを第2図のベクト
ル図を参照して説明すると、まず光磁気記録媒体lから
の反射光はカー効果により偏’x面が記録した垂直磁気
の方向(上向き又は下向き)K応じ入射光5o(it直
偏光)の偏光面を基準として±θにの範囲で偏光向が変
化する反射光S1、S2となる。ここで、偏光ビームス
プリッタ−6をS方向に設定すると、λ/2板5による
基準面(対する回転角が01.θ2のように異なってい
るため、±θにで変化する反射光81とS2のS成分と
P成分の光の強さが異なり、光電変換素子7には少ない
光量変化abが、また光電変換素子8には大きな光量変
化cdば振り分けられ、それぞれ電気信号に変換される
光電変換素子7,8の出力電流はバッファア/プ9.1
0で電圧信号に変換され、バッファアンプ9の出力はそ
のまま差動増幅器12の正入力端子に、またバッファア
ンプ10の出力はアッテネータ11でバッファアンプ9
の出力とバランスするように減衰調整した後に差動増幅
器12の負入力端子に接続される。差動増幅器12は、
偏光面の回転で位相が反転関係にある再生信号について
は差動増幅で両信号を加え合せた信号を出力し、一方、
入力信号に含まれる一音成分については光の強度にのみ
依存した同相成分であることがら差動増幅によす相殺除
去し、その結果、レーザ光源2の光強度の変動、光磁気
記録媒体lの反射率の変動、傷、はこシ等による雑音成
分を確実に除去して記録信号のみを再生することができ
る。
しかしながら、このような従来の光磁気再生装置にあっ
ては、差動増幅器に対し信号レベルが大きい入力側にア
ッテネータを設けて2つの入力信号レベルをバランス調
整できるようにしているが、このアッテネータ−整は、
差動増幅器の出力を測定器で見ながら手動により調整し
なければならず、調整に精度が要求されるとともに、時
間がかかるという問題がめった。
また、製造段階で調整が完全にできていても、使用環境
、例えば温度の変化、わるいは経年変化による光学系の
汚れ等が起きると調整が狂ったこととなり、再生信号の
S/N比が悪くなって性能が低下するとわう問題があっ
た。
更に、従来はアッテネータで信号レベルのみを調整して
―るが、光路長や線路長の相違に基因した両信号の位相
差については考慮されておらず、精度の高い一音成分の
除去が崩御であった。
(発明の目的) 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、差動方式を用いた再生信号の雑音除去について、
差動増幅器に入力する2つの信号の信号レベルを自動的
にパラ/ス制御すると共に両方の信号の位相差を無くす
回路設定または位相制御により全く調整を必要とするこ
となく環境の変化や光学系の汚れ等に対しても雑音成分
を略完全に除去した信号を再生して性能低下を起こすこ
とのな一光磁気再生装置を提供することを目的とする。
(発明の概要) この目的を達成するため本発明は、光強度信号をららか
しめ記録した光磁気記録媒体を使用し、その光強度信号
をパイロット信号として差動増幅器の入力または出力の
再生信号に含まれるパイロット周波数信号をフィルタで
敗出し、差動増幅器の入力信号に含まれるパイロット周
波数信号の振−差を最小とするように可変利得アンプを
利得制御することを基本とし、この利得制御による信号
レベルの自動バランス調整に加えて、差動増幅器の入力
信号に含まれるパイロット周波数信号の位相差を最小と
するように遅延回路の遅延時間を制御するようにしたも
のである0 光強度信号をあらかじめ記録した光磁気記録媒体は、例
えは特開昭59−82646にて公知でおるが、この種
の記録媒体として本発明に適するものは、光強度信号の
周波数が検出できるものでわればよい。例えは、 (1)周波数が一定の光強度信号が記録されているもの (2)2種以上の周波数の光強度信号が重ねて記録され
ているもの などである。
第3図は本発明において使用可能な複合光信゛号記録媒
体の記録面の−Sを示す図で光磁気記録媒体である。
第3図は、光磁気記録媒体で構成される(口)転ティス
クの面に多数存在するビット列(以後、トラックと称す
)の内の2本のトラックについて描いである。
図中、実線で表わしたビットは光強度ビットpRであり
、一定の長さ及び間隔で、6らかしめ形成されている。
また、斜線を施した点憇は、磁気ピッ)PMである。磁
気ビットpMは、説明を簡単にするため、第3図におい
ては、大きさ、間隔を全て同一としたが、実際には、長
さ及び間隔が記録信号によって変調されている。
この光磁気記録媒体を不図示の再生ビームによって掃引
した場合、光強度信号の基本周波数をflとすると、こ
の光強度信号は、基本周波数flの他 f2=3fl f 3=5 f 1 等の、゛基本周波数の奇数倍の周波数成分を含んでいる
。本発明は、これらの光強度信号に含まれる周波数の内
、任意の1つ又は2つの周波数成分をパイロット信号と
し、主目的である光磁気再生装置を常に安定に作動させ
ようとするものである。
第1図は、本発明の一実施例を示した回路ブロック図で
ある。
まず、構成を説明すると、14は半導体レーザであり、
レーザ枢動回路15で枢動され、再生用のレーザ光を出
力する。
18は半導体レーザ14からのレーザ光出力を使用して
光磁気記録媒体1に記録された情報を光学的に再生する
ための光学系であり、第4図の従来例に示したと四じ光
学系が用いられ、光磁気記録媒体1からの再生光を偏向
面の角度に応じて2つの光路に分けて出力する。
19は第1の光電変換中段、20は第2の光電変換手段
であり、第1の光電変換手段置9は光学系18からの一
方の再生光を電気信号に変換するビンフォトダイオード
等を用いた光電変換素子21と、光電変換素子21″の
出力電流を固定的に定めた増41!利得で増幅して電圧
信号に変換する固定利得アンプ22で構成される。一方
、第2の光“電焚換手段20は光学系18からの他方の
再生光を電気信号に変換するヒフフォトダイオード等を
用いた光電変換素子23と、この光電変換素子23の出
力電流を電圧信号に変換する可変利得アンプ24を備え
、可変利得アンプ24の増幅利得は外部信号により可変
制御される。25は差動増幅器であり、固定利得アンプ
22の出力を負入力端子に接続すると共に、可変利得ア
ンプ24の出力を正入力端子Km続し、光強度信号に関
して2つの入力信号の振幅及び位相が一致していること
を条件に、2つの入力信号に含まれる同相の雑音成分を
相殺により除去し、2つの入力信号に含ま敷 れる180°位相の異なった再僕信号を加えあわせ叱出
力を得るようにしている。
16は、加算増幅器であり、その入力端子には、固定ア
ンプ22の出力と、可変利得アンプ24の出力が接続さ
れており、光強度信号に関して、2つの入力信号の振幅
及び位相が一致していることを条件K、加算出力を得る
ようにしている。
26.27は差動増幅器250入力信号に含まれる光強
度信号を抽出するだめの帯域通過フィルタであり、この
帯域通過フィルタ26.27で抽出した再生信号に含ま
れる光強度信号を使用して差動増幅器25の2つの入力
に対する光強度信号の振幅差を最小にする可変利得アン
プ240制御系が設けられる。
即ち、帯域通過フィルタ26.27の各出力は掛算器2
8.29の一方に入力され、掛算器28 、29の他方
には加算増幅器16からの光強度信号が参照信号として
与えられており、掛算器28.29の出力はローパスフ
ィルタ31.32を介して差動増幅器3)に与えられて
いる。ここで掛算器28とローパスフィルタ31、及び
掛算器29とローパスフィルタ32のそれぞれは良く知
られた位相敏感振幅検出回路34.35を構成している
この様に帯域通過フィルタ26.27で取り出されたパ
イロット周波数信号の振幅検出に掛3iL器とローパス
フィルタで成る位相敏感振幅検出回路を使用するのは次
の理由による。
即ち、得生信号に含まれる光強度信号の振幅検出には他
の各種の回路が存在するが、帯域通過フィルタ26.2
7の出力には周波数f1の光強度信号の他に光磁気記録
媒体1にすでに記録されている情報信号のうち同じ周波
数f1の信号が混入する。この様に光強度信号のみの振
幅検出を行ないたい時に情報信号のうちの周波数f1の
信号も含まれている場合は、再生信号VC重畳した光強
度信号と一定関係の位相差を持つ参照信号(この実施例
では参照信号を基準位相としている)を使用したPSD
が最も有利である。
光強度信号をめらかしめ記録した光磁気記録媒体から、
本発明に使用するための参照信号を得る方法は公知技術
に属することから詳述せず(例えは前述の特開昭59−
82646KIji示されている。)ここでは、その原
理のみを第5図に示す。
第5図(a)、(b)は、それぞれ、第1の光電変換手
段19及び、第2の光電変換手段20の出力を示してお
り、光磁気ビット成分(第5図では、高周波成分とし、
て描いである)に、光強度ビット成−分(第5図では低
周波成分として描いである)がXiしている様子を示し
ている。ここで、第5図(jL)と第5図(b)を比較
すると、光磁気ビット成分は、位相が180’異なって
おり、逆に、光強度ビット成分は、位相が0’  (同
相)でおる。
従って、第5図(a)と第5図(5b)にお℃て、光傅
度ビット成分の振幅及び位相が一致していれば、第5図
(a)と第5図(b)の差及び和は、それぞれ第5図(
e)及び(d)の様になり、第5図(e)は、光磁気ビ
ット再生信号、また第5図(d)は光強度ビット再生信
号となる。なお、第5図においては、説明の都合上、光
強度ピッ覧信号を強調して描いたため、第5−(c)の
光磁ビット信号が、明らかに光強度ビット信号によって
振幅変調されているが、実用上は、光強度ビット信号の
レベルを下けることができ、光磁気ビット信号を問題な
く再生することができる。
なお、本発明においては、第5図(d)の光強度ビット
信号を、光磁気再生装置の安定化のための制御信号とし
て使用するものであり、以後光強度−ビット信号のこと
を、パイロット信号と呼ぶことにする。
即ち、再生した光磁気ビット信号(情報信号)と光強度
ビット信号として記録媒体に重畳したパイロット周波数
信号には相関性がなく、PSDは同じ周波数f1であっ
ても相関性のない情報信号の影響は受けず、相関性のあ
るパイロット周波数信号のみについて、振幅検出を行な
うことができる。
更に、PSDによる位相敏感振幅検出回路34゜35の
回路機能を説明すると、加算増幅器16よりの参照信号
をSr=虐ωtで表わし、また帯域通過フィルタ26ま
たは27で抽出されたパイロット周波数信号をS=Am
(ωを十〇)とすると、掛算器28.29の出力は S * Sr = Ag1aQlt ”gfn (ωを
十〇)=A/2(可θ−■(2ωを十〇)) で与えられる。
この掛算器28.29の出力をローパスフィルタ31.
32を通すと、 5−8r#A/(2)θ   ・・・・・・(1)の出
力が得られる。
この第+1)式において、フィルタ出力信号Sと参照信
号Srとの位相差θが一定であったとすると、ローパス
フィルタ31.32の出力はフィルタ出力信号Sの振幅
Aに比例した直流レベルを持つようKなシ、パイロット
周波数信号の振幅に応じた直流検出電圧を得ることがで
きる。
位相敏感振幅検出回路34.35の出力は、差動増m器
3)に入力接続され、差動増幅器3)は2つの入力信号
の差に応じた信号を出力し、積分器36に与えている。
この位相敏感振幅検出回路34.35及び差動増幅器3
)により、差動増幅器2502つの入力信号に含まれる
パイロット周波数信号の振幅差を検出する振幅比較回路
37が構成されている。
積分器36は振幅比較回路37の出力を平滑し1直流電
圧に変換し、可変利得ア/フ′24にAGC信号38と
して供給しており、この様な構成をもって差動増幅tF
25の2つの入力信号レベルの振幅差を最小にする可変
利得ア/フー240AGC制御ルーツが形成される。
次に、差動増@V%25に入力する2つの入力信号の位
相差を零にする手段として、この第1図の実施例では第
1の光電変換手段19及び第2の光電変換手段20から
差動増幅器250入力に接続した信号線38.39の線
路長の調整により固定的に差動増幅器25の入力端にお
ける2つの入力信号の位相差が零となる様に回路設定を
行なっている。具体的にはw、1図の回路ブロックがプ
リント配線で形成されることから、信号線38と39の
線路バター/の長さを位相差が零となる様に実   ′
現すればよい。
次に第1図の実施例の動作を説明する。
まず光学系18で得られ丸2つの再生光を光電変換し之
第1及び第2の光電変換手段19.20の出力に含まれ
る再生信号と雑音信号の周波数特性は第6図(a)(b
)に示す様になる。
即ち、巣6図Ca)は振り分は光量の大きい第1の光電
変換手段19の出力周波数特性を示し、ま尭同図<b)
は振り分は光量の少ない第2の光電変換手段20の出力
周波数特性を示しており、再生信号81.S2と雑音成
分nl 、n2が含まれている。
ここで、雑音成分nlを  − n1=An@自(ωnt (t++))とし、雑音成分
n2を n2=An@*(ωnt) とする。但し、ml 、n2は雑音成分であることから
、振幅Anは時々刻々変化している。この雑音成分ml
 、n2の差動増幅器25による出力ndは n d=n 1−n 2 で与えられ、雑音出力ndの振幅は時間に無関係な項と
なる Z Anm (h/267n ) Aなる。即ち、差動増幅器250入力に対する信号@3
8.’39の線路長の設定で2つの入力信号゛の位相差
が零で6つ九とすると、雑音成分n1とn2の振幅差を
最小とするように可変利得アンプ24の利得制御が行な
われ尭場合、第6図Cc)に示す様に差動増幅器25の
出力には再生信号S1ζ82の加算出力が差動出力Sd
として得られ、一方、振幅調整、及び位相調整が不充分
な場合には第6図(d)に示す様に、振幅差については
破線で示す周波数と無関係に一定レベルの雑音成分n3
が差動増幅器25の出力に現れると共に、位相調整の不
良による雑音は前記第(2)式から明らかな様K、周波
数f(=ω/2π)に比例して増加する雑音成分n4と
して現れる。
この様な差動増幅器25に現れる振幅調整及び位相調整
の不良による雑音成分n3 、n4に対し、第1図の実
施例ではパイロット周波数信号で光磁気記録媒体からの
反射光を振幅変調して重畳させ、光学系18の再生光を
振り分けて得た第1及び第2の光電変換手段19.20
の出力に重畳し九パイロット周波数信号が含まれておシ
、このパイロット周波数信号を帯域通過フィルタ27.
26で抽出して振幅比較回路37によシ振幅差に応じた
出力をとりだし、振幅比較回路37に於ける差動増幅器
3)の出力を最小若しくは零とするように可変利得アン
プ2,4の増幅利得を制御している叱め、差動増幅器2
5に入力する2つの入力信号に含まれる雑音成分n1と
n2の振幅レベル(平均レベル)が自動的(バランスさ
れ、差動増幅による同相の雑音成分nlとn2の差し引
きにより、第6図(d)に示す振幅差による雑音成分n
3を除去する。
ま九、差動増幅器250入力に対する信号線38.39
の線路長の設定で2つの入力信号の位相差を零にしてい
ることから、第6図(d)に示す位相差により周波数に
比例して増加する雑音成分n4は、全く生じない。
尚、線路長の設定による位相差(遅延時間)を完全に零
とすることは困難であるが、例えは、遅で 延時間もの値は、3 n sec以下にすれは充分であ
り、位相角に換算すると、f=lOM■2で10.8第
7図は本発明の他の実施例を示した回路ブロック図であ
り、この実施例は第1図の実施例に差動増幅器の2つの
入力信号の位相差を遅延回路の制御により零とする位相
制御系を付加したことを特徴とする。
即ち、第1の光電変換手段19から差動増幅器25に対
する信号線38に固定遅延時間をもった遅延回路40を
設けるとともに、第2の光電変換手段20と差動増幅器
25の間の信号線39に遅延時間を可変制御することの
できる遅延回路41を設け、更に、帯域通過フィルタ2
6.27で抽出した2つのパイロット周波数信号の位相
差を検出して、遅延回路41の遅延時間を制御する位相
比較回路42を新たに設けておシ、他の回路構成は第1
図の実施例と同じになる。
位相比較回路42は振幅比較回路37と同様に掛算54
3とローパスフィルタ44で成るPSDを使用した位相
検出回路45、掛算器46とローパスフィルタ47で成
るPSDを用いた位相検出回路48、及び比較器49を
備え、掛算器43゜46に対するフィルタ出力信号を振
幅調整増幅器50.51で同一振幅レベルに!!1N!
VLで振幅の規格化を行ない、2つのパイロット周波数
信号の位相のみを検出できる様にしている点が異なる。
この位相比較回路420回路機能は、前記第(,1)式
から明らかなINK、振幅Aが振m調整増幅器50.5
1で一定に保たれることから参照信号を基準位相とした
帯域通過フィルタ26.27からのパイロット周波数信
号の位相差のみに比例した信号出力が得られ、比較器4
9で2つのパイロット信号の位相差に応じ叱信号を取り
出し、積分器52で平滑し′Pcvkに遅延回路41の
遅延時間を位相比較回路42に於ける差動増幅器49の
出力を零とする様に、即ち差動増幅器2502つの入力
信号の位相差を零とする位相制御ループを形成している
この第7図の実施例によれば、振幅比較回路37の出力
に基す九司変利得アンプ24の利得制御に依る差動増幅
器25の2つの入力信号の振幅レベルのバランスに加え
て位相比較回路42に依る遅延回路41の遅延時間の制
御で差動増幅器25の2つの入力信号の遅延時間、即ち
位相差を一致させているなめ、前記第(2)式から明ら
かな様に差動増幅器25の差動出力SdK現れる雑音成
分をほぼ完全に除去することができる。
次に第7図の実施例で用いる遅延時間の制御可能な遅延
回路41としては、可変容量ダイオードを用いたLC遅
延回路、超音波遅延線あるいは本来固定遅延線として用
いられるものに発熱体を敗り付け、温度を可変すること
によって固定遅延線の温度特性を利用して遅延時間を制
御する遅延回路等を使用することができる。更に第8図
に示す様に、2つの固定遅延線53.54を直列接続し
、3つの切り換えスイッチを並列的に備えた切換スイッ
チ55により非遅延、遅延線53のみ、遅延線53と5
4の加算遅延時間の三段階の遅延時間の切り換えができ
る様に構成し、第7図の積分器52からの制御電圧をA
D変換器56でスイッチ制御信号に変換して切換スイッ
チ55に与え、遅延時間を切り換える様にしても良い。
勿論、第8図の実施例では固定遅延線の数を適宜に増や
すことにより、任意の段階の遅延時間切り換えを行なう
ことができる。
第9図は本発明の他の実施例を示した回路ブロック図で
1、この実施例は前述したように、光強度ビット信号は
、2種以上の異なる周波数成分を含んでいることを利用
して、差動増幅器の出力に含まれる2つのパイロット周
波数信号を個別に取り出し、一方のパイロット周波数信
号に基ついて可変利得アンプの利得制御を行ない、他方
のパイロット周波数信号に基づいて遅延回路の遅延時間
制御を行なうようにしtことを特徴とする。 。
まず構成を説明すると、光学系18から差動増幅器25
に至る回路構成は第7図の実施例と同じであり、振幅制
御のための可変利得アンプ24、及び遅延時間の制御可
能な遅延回路41を有する。
可変利得アンプ24の利得制御及び遅延回路41の遅延
制御を行なうためのパイロット信号の取出しは差動増I
I&器25の出力から行なっており、帯域通過フィルタ
58で差動出力に含まれる周波数f1のパイロット周波
数信号を抽出して振幅積ア 出を行なっており、また帯域通過フィルタ5→で周波数
f2のパイロット周波数信号を抽出して位相検出を行な
っている。
ここで、振幅検出に低い周波数f1を、位相検出に高い
周波数f2を使用する理由は次のとおりである。
即ち、差動増幅器25の出力に含lれる雑音酸が小さい
とき周波数ωnに比例して増加する関係にあり、時間差
iを検出して遅延時間を制御する叱めには周波数の高い
方が雑音振幅レベルが太きく、従ってこの雑音検出のた
めに重畳させるバイロフト周波数信号としては周波数の
高いパイロット周波数信号を位相検出に用いる方が有利
であることによる。
次に、帯域通過フィルタ58で抽出した周波数flのパ
イロット周波数信号に基づいて可変利得アンブ24の増
幅利得を制御する回路部は、掛算器59とローパスフィ
ルタ60を備えたPSDとして知られた位相敏感振幅検
出回路61が用いられ、掛算器59には加算増幅器16
より帯域通過フィルタ63で抽出された周波数f1のパ
イロット周波数信号が参照信号Srとして与えられてお
り、位相敏感振幅検出回路61の出力は加算器62によ
って電圧源64による一定電圧を加えられた後積分器3
6に与えられ、積分器36の出力電圧に基づいて可変利
得アンプ24の増幅利得を制御している。
この位相敏感振幅検出回路61を有する振111ii調
整の閉ループ回路は、周波数f1のパイロット周波数信
号の差動出力が零となるか、あるいは差動出力に極く僅
かに残留する周波数f工のパイロット周波数信号と参照
信号との位相差が90″ となるように可変利得アンプ
24の増幅利得を制御する回路機能を有する。即ち、位
相敏感振幅回路61の掛算器59に対する参照信号をS
r、第1の光電変換手段19の出力信号に含まれる周波
数flのパイロット周波数信号をSl、第2の光電変換
手段20の出力信号に含まれる周波数f工のパイロット
周波数信号を82、史に差動増幅器25の差動出力に残
留する周波数flのパイロット周波数信号Sdとすると
、差動増幅器25に入力する2つの周波数f1のパイロ
ット周波数信号Slと82の大小関係について、第10
図に示す信号波形の関係が得られる。即ち、第10図(
a)はSl>Szの場合を示しておシ、このとき参照信
号Srと差動出力の残留成分Sdの位相差は180° 
となる。
また、第10図(b)に示すように31 = 82′の
ときには参照信号Srと差動出力Sdは、振幅が零か、
或いはSrに対して位相差が90°の残留成分となる。
更に、第10図(c)に示すように81<82の場合に
は参照信号Srと差動出力の残留成分Sdとの位相差は
0″ となる。ここで周波数f1の差動出力における残
留成分Sdが完全に零とはならず、第10図(b)に破
線で示すように僅かな残留成分が存在するのは、制御系
が必ずしも理想的に作動しないことによる。但し、第1
0図(b)において、残留成分は強調して描いである。
第11図は第10図の信号波形における差動増幅器の入
力成分S1と82の大小関係に対する差動出力の残留成
分Sdと参照信号Srの位相差の相関関係を示し九グラ
フ図でおり、理想的には位相差90°で81=82とな
るが制御系が必ずしも理想的に作動しないことから位相
差が90°であっても入力成分S1と82が完全に一致
せず、差動出力に僅かな残留成分Sdが残るようになる
以上の説明から明らかなように、周波数f1のパイロッ
ト周波数信号について差動増幅1tiF25の差動出力
が零、あるい岐差動出力に極く僅かに残留する周波数f
1のパイロット周波数信号と参照信号との位相が90’
  となるように可変利得アンプ24の増幅利得を制御
すれは、差動出力に含まれる雑音成分を零または最小限
に抑えることができる。
次に、位相敏感振幅検出回路61の出力、即ちローパス
フィルタ60の出力に加算器62で基準電源64による
一定電圧を加算している理由を説明する。
即ち、ローパスフィルタ60の出力は周波数f1のパイ
ロット周波数信号にりφて位相出力信号と参照信号との
位相差が約90°になると、前記第(1)式から明らか
なようにローパスフィルタ60の出力は零となる。ここ
で、約901′の位相差と表現したのは、光磁気媒体に
、光強度信号として重量されなパイロット周波数信号は
光学系18、光電変換手段19.20及び帯域通過フィ
ルタ58を通過する際に光の速度や電気信号の伝搬速度
によって参照信号に対し極く僅かな時間遅れをもつ。そ
こで、この固定的な時間遅れを補正する叱め、ローパス
フィルタ60の出力に基準電源64により正または負の
補正電圧を加算しな後に積分器36に入力させている。
尚、この固定遅延時間の補正は参照信号を取り出す帯域
通過フィルタ63の出力に遅延回路を挿入して参照信号
にパイロット周波数信号と同じ固定的な時間遅延を行な
わせるようにしてもよい。
尚、後述するが、本実施例には、可変遅蝉線41が可変
利得アンプ24の出力に接続されているが、後述する位
相制御ループが、作動した場合には、この振幅調整のた
めの回路系は全く問題なく作動する。更に、位相制御ル
ープの動作が不完全な場合(例えば、完全に作動するま
でに多少時間がかかる等)においても、はとんど問題な
く作動する。つまり、可変遅延線41の遅延量はせいぜ
い3nsec程度、位相角に換算して、f=10M H
zで10.8°程度であるのに対し、振幅調整のために
用いる周波数11のパイロット信号Sdの位相変化量は
θ〜180’ と十分大きく、わずか10.8°程度の
位相誤差が生じるのみで、振幅調整のための回路系が、
作動不能になることはない。
次に、第9図の実施例における位相調整の制御系を説明
する。
即ち、位相調整の制御系は周波数f2のパイロット周波
数信号を差動増幅器25の出力から取り出す帯域通過フ
ィルタ59に続いて設けられ、帯域通過フィルタ59の
出力を振幅調整回路65で一定の振幅レベルに規格化を
行なった後掛算器66とローパスフィルタ67を備え+
PSDとして知られた位相敏感振幅検出回路に接続して
位相検出回路68を構成している。位相検出回路68の
出力は加算器69で基′$電源70による補正電圧分加
え合わされ、スイッチ71を介して積分器52に与えら
れ、積分器52の出力に応じて遅延回路41の遅延時間
を制御している。
一方、帯域通過フィルタ59の出力は、振幅検出回路7
2に与えられており、この振幅検出回路72は周波数f
2のパイロット周波数信号の振幅レベルが小ざくなった
とき、スイッチ71を開放して位相制御をロックするよ
うにしている。
即ち、振幅検出回路72には掛算器73とローパスフィ
ルタ74を備えた位相敏感振幅検出回路75が設けられ
、この位相敏感振幅検出回路75の出力を□絶対値比較
FF76に入力して基準電圧Vrと比較しており、振幅
の検出電圧が基準電圧Vr以下となったときの絶対値比
較器76のLレベル出力でスイッチ71を開放するよう
にしている0 勿論、掛算器66及び73に対する参照信号としては加
算増幅器16の出力に含まれる周波数f2の参照信号を
帯域通過フィルタ77で抽出して与えるようにしている
次に、前述し友回路構成をもつ位相制御の回路系の動作
分説明する。
まず、差動増幅器25の差動出力に台筐れる像幅検出回
路72の位相敏感振幅検出回路75で検出した振幅レベ
ルが基準電圧Vr以上のときには比較器76のHレベル
出力でスイッチ71が閉じ、位相制御の閉ループが形成
されている。
この状態で帯域通過フィルタ59で抽出された差動出力
に含まれる周波数f2のパイロット周波数信号は、まず
振幅調整回路65で規定の振幅レベルに増幅され、振幅
の影醤を取り除く振幅の規格化が行なわれる。振幅調整
回路65の出力は掛算666 トo−パスフィルタ67
よりなる位相敏感振幅検出回路に入力され、ローパスフ
ィルタ67からは帯域通過フィルタ77の参照信号に対
する周波数f2のパイロット周波数信号の位相差に応じ
た信号出力が得られる。この参照信号とパイロット周数
数信号との位相差dO°〜1800の範囲にあり、第1
0図の信号波形図及び第11図の特性グラフから明らか
なように、参照信号とパイロット周波数信号との位相差
が90° (ローパスフィルタ67の出力は零〕となる
ように積分器52の出力に基づいて遅延回路41の遅延
時間を制御すれば、位相差によシ差動出力に表われる周
波数f2のパイロット周波数信号の残留成分を最小にで
き、パイロット周波数信号と同等に、差動出力に含まれ
る雑音成分も最小に抑えるどとができる。
換言すれば、第9図の実施例における位相調整の制御系
は、差動増幅器25の差動出力に残留する周波数f2の
パイロット信号成分を最小とするように、遅延回路41
の遅延時間を制御できればよいのであって、そのための
手段として差動出力に残留する周波数f2のパイロット
周波数信号と参照信号の位相差が90° となるように
遅延回路41の遅延時間を制御する。
次に、加算器69で位相検出回路68、即ちローパスフ
ィルタ67の出力に補正電圧70を加え合わせているの
は、差動増幅器25に対する第1及び第2の光電変換手
段19.20からの信号ラインに遅延回路40.41が
設けられ、また光学系18や電気系での遅延が固定的に
存在しており、差動出力に含まれる周波数f2のパイロ
ット周波数信号と参照信号の位相差を90°となるよう
に遅延時間を制御しても誤差を生じてしまう。そこで、
固定的に存在する時間遅延による誤差を補正するため、
誤差の打消しに相当する補正電圧を基準電圧源70で発
生して加算器69で位相検出回路68の出力に加え合せ
ている。
また、絶対値比較器76のLレベル信号でスイッチ71
を開放にしているのは、以下の理由による。つまシ、帯
域通過フィルタ59の出力信号Sdの位相差のみを検出
するために、振幅調整回路65で、一定の振幅レベルに
規格化を行なっている訳であるが、制御が、完全にかか
りはじめると、帯域通過フィルタ59の出力信号はかな
り小ぎくなり、振幅調整回路65で振幅レベルを規格化
できなくなり、位相制御が良好に作動しないことがあっ
尭。そこで、振幅検出回路72により、帯域通過フィル
タ59の出力信号の振幅を検出しこれがかなり小さくな
れば、絶対値比較器76の出力信号によって、位相制御
ループを遮断するようにしている。ここで、比較器76
として絶対値比較器を使用しているのは、帯域通過フィ
ルタ59の出力信号Sdは、帯域通過フィルタ77の基
準信号に対して、0−180Qの位相変化を生じるため
(当然90″付近が振幅は最小である)PSD75の出
力は、正電圧であるか負電圧であるかは予想できないか
らである。
尚、第7図及び第9図の実施例では、第1及び第2の変
換手段19.20の各信号チャンネルに遅延回路40.
41を設けたが、光学系18における光路長あるいは線
路長の設定により予め一方の信号チャ/ネルに対し他方
の信号チャンネルの遅延時間を小さくしておき、遅延時
間の小ざい信号チャンネル側についてのみ遅延回路を設
けて遅延時間の制御を行なうようにしてもよい。
第12図は本発明の他の実施例を示した回路ブロック図
であシ、この実施例は帛7図の実施例に第9図の実施例
における周波数f1..f202つのパイロット周波数
を使用する方式を適用し叱ことを特徴とする。振幅調整
の制御を行なうために基本周波数flのパイロット周波
数信号を使用すると共に、位相調整の制御のなめに周波
数f2=3flとなるパイロット周波数信号を使用する
これに伴い、振偽比較回路37に対しては帯域通過フィ
ルタ78.79で差動増幅tF25に対する2つの入力
信号のそれぞれに含まれる周波数f1のパイロット周波
数信号を抽出しており、一方、位相比較回路42につい
ても帯域通過フィルタ80.81により差動増幅器25
に対する2つの入力信号に含まれる周波数f2のパイロ
ット周波数信号を取り出している。
東に、振幅検出回路37の掛算器28.29に対する参
照信号は加算増幅器の出力から帯域通過フィルタ63に
より周波数f1のパイロット周波数信号を取り出してお
り、また位相比較回路42の掛算@43.46に対する
参照信号は帯域通過フィルタ77で周波数f2のパイロ
ット周波数信号を取り出して与えている。
その他の回路構成は第7図の実施例と同じになり、振@
調整及び位相調整の各制御も使用するパイロット周波数
fltf2が異なるのみで、第7図の実施例と同じにな
る。
第13図は本発明の他の実施例を示した回路ブロック図
であり、この実施例は第9図の実施例における周波数の
異なる2つのパイロット周波数信号を使用した方式を単
一のパイロット周波数信号を使用するように変更したこ
とを特徴とする。
第9図の実施例における帯域通過フィルタ56゜58.
63及び77を取り除き、差動増幅器25の出力から帯
域通過フィルタ85によって差動出力に含まれるパイロ
ット周波数信号を抽出し、振幅調整及び位相調整に使用
するようにしたことを特徴とする。尚、他の回路構成は
第9図と同じであり、その動作も74278周波数が単
一である点を除き第9図の実施例と同じくなる。
第14図は本発明で用りる可変利得アンプの他の実施例
を示したもので、アバランシエフオドダイオードの逆バ
イアス電圧の制御により利得調整できるようにしたこと
を特徴とする。
即ち、第1.7,9,12.13図の各実施例における
第1及び第20光電変換手段19.20として第14図
に示すようにアパラ/シェアオドダイオード86を設け
て光学系18からの再生元を入射し、アバランシェ7オ
トダイオード86と直列に逆バイアス電圧発生回路87
を接続し、積分器36または52の出力でアバランシエ
アオドダイオード86の逆バイアス電圧を調整し、パッ
ファアンプ88で電圧信号に変換して出力するように構
成する。アバランシエフオドダイオード86は逆バイア
ス電圧を変えることにより入射光の強さが同じであって
も光電変換電流が異なる特性をもち、この特性を利用し
て可変利得アン1と等価な再生信号の利得制御を行なう
尚、上記の実施例は光磁気記録媒体の記録面にレーザ光
を当てて得られ九反射光のカー効果を利用した光学的な
再生を例にとるものであっ之が、本発明はこれに限定さ
れず、光磁気記録媒体にレーザ光を透過させることによ
る7アラデイ効果をも 利用した光学的な再生方式についで七のまま適用するこ
とができる。
また、第1.7,9,12.13図の実施例では、光強
度ビットによるパイロット信号の周波数fl+f2を、
光学系18で再生され九信号の周波数とは無関係に適宜
に設定していたが、レーザ光出力を振幅変調するパイロ
ット周波数信号としては光磁気記録媒体lの再生で得ら
れる情報信号の周波数特性において、情報信号の周波数
成分が零となる周波数に一致させると、よシ効果的であ
る0 例えば、第15図は基本周波数をf、とするディジタル
記録方式をとる公知のパイ・7エーズ変調の情報信号の
周波数特性を示し、情報信号の周波数成分は2f0,4
fo、・・・・・・で情報信号が零となっている。従っ
て、レーザ光出力を振幅変調する2りのパイロット周波
数信号の周波数fl。
f2をf 1= 2 f o+ f 2 = 4 f 
oに設定すれば、振幅調整及び位相調整の不完全さによ
り作動出力に極〈僅かなパイロット周波数信号が残留し
ていても、パイロット周波数信号の周波数については情
報信号が存在しないことから、差動出力を公知の帯域遮
断フィルタを通すことで残留したパイロット周波数信号
を容易に取り除くことができ、情報信号の質的な低下を
完全に防ぐことができる。
(発明の効果) 以上説明してき友ように本発明によれば、わらかしめ、
光強度信号を記録した光磁気記録媒体の再生を行なう場
合、光強度信号をパイロット信号として利用し、再生信
号に含まれたパイロット周波数信号を取り出して差動増
幅信号に含まれるパイロット周波数信号を最小とするよ
うに差動増幅器に対する2つの入力信号の振幅レベル調
整及び遅延時間を制御するようにしたため、装置の使用
環境、使用状態、ある程度の経年変化により雑音成分や
遅延時間に変動を生じても自動的に差動出力に表われる
雑音成分を最小とする閉ループ制御が行なわれ、光磁気
再生装置を常に最適な状態に保りことができ、装置の性
能を長期間に亘って維持することができ、製造時の調整
作業も極めて簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
偏光ビームスプリッタ−の働きを説明するベクトル図、
第3図は複合光信号記録媒体の記録面の一部を示す図、
第4図は従来の光磁気信号記録媒体再生装置のブロック
図、第5図は本発明の実施例の信号分離の原理を示す波
形図、第6図は本発明の実施例の再生信号と雑音信号の
周波数特性図、第7図は本発明の第2実施例を示すブロ
ック図、第8図は遅延回路の他の実施例、第9図は本発
明の第3の実施例を示すブロック図、第1θ図は実施例
の信号波形図、第11図は差動増幅器の入力信号の大小
と、差動出力・参照信号の位相差との相関図、第12図
は第4実施例を示すブロック図、第13図は第5実施例
を示すブロック図、第14図は可変利得アンプの他の実
施例、第15図はバイフェーズ変調の情報信号の周波数
特性図である。 (主要部分の符号の説明)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光強度信号と光磁気信号とを同一媒体に記録可能
    に複合光信号記録媒体の再生装置に於いて、前記媒体は
    光強度信号によってパイロット周波数信号、光磁気信号
    によって再生すべき信号を記録し、 前記媒体に光ビームを照射する光源と、 該光源の出力光による前記媒体からの光を偏光面の角度
    に応じて2つの光路に分ける信号検出光学系と、 該信号検出光学系からの光路のそれぞれに設けられた光
    電変換手段と、 前記光電変換手段の出力をそれぞれ増幅する少くとも一
    方のアンプが可変利得アンプである2つのアンプと、 前記2つのアンプ出力のそれぞれに含まれるパイロット
    周波数信号を個別に抽出する帯域通過フィルタと、 前記2つのアンプ出力を加算する加算アンプと、該加算
    アンプの出力を参照信号とし、 前記2つの帯域通過フィルタの出力振幅を比較し振幅差
    に応じた信号を出力する振幅比較回路と、前記2つのア
    ンプの出力を差動増幅して再生信号を取り出す差動増幅
    器とを備え、 前記振幅比較回路の振幅差を最小とするように前記可変
    利得アンプの増幅利得を制御することを特徴とする光磁
    気信号再生装置。
  2. (2)光強度信号と光磁気信号とを同一媒体に記録可能
    の複合光信号記録媒体の再生装置に於いて、前記媒体は
    光強度信号によってパイロット周波数信号、光磁気信号
    によって再生すべき信号を記録し、 前記媒体に光ビームを照射する光源と、 該光源の出力光による前記媒体からの光を偏光面の角度
    に応じて2つの光路に分ける信号検出光学系と、 該信号検出光学系からの光路面のそれぞれに設けた光電
    変換手段と、 前記光電変換手段の出力をそれぞれ増幅する少くとも一
    方のアンプが可変利得アンプである2つのアンプと、 前記2つのアンプのうちの少なくとも一方の出力に設け
    た遅延時間の制御可能な遅延回路と、該遅延回路の出力
    と該遅延回路をもたない他方のアンプ出力に含まれるパ
    イロット周波数信号のそれぞれを個別に抽出する帯域通
    過フィルタと、前記遅延回路の出力と該遅延回路をもた
    ない他方のアンプ出力を加算する加算アンプと、該加算
    アンプの出力を参照信号とし、 前記帯域通過フィルタの出力振幅を比較し振幅差に応じ
    た信号を出力する振幅比較回路と、前記帯域通過フィル
    タの出力位相差を検出し位相差に応じた信号を出力する
    位相比較回路と、前記遅延回路の出力と他方のアンプの
    出力とを差動増幅して再生信号を取出す差動増幅器とを
    備え、 前記振幅比較回路の振幅差を最小とするように前記可変
    利得アンプの増幅利得を制御し、 前記位相比較回路の位相差を最小にするように前記遅延
    回路の遅延時間を制御することを特徴とする光磁気信号
    再生装置。
  3. (3)光強度信号と光磁気信号とを同一媒体に記録可能
    の複合光信号記録媒体の再生装置に於いて、前記媒体は
    光強度信号によって2つの異なる周波数を含むパイロッ
    ト周波数信号を、光磁気信号によって再生すべき信号を
    それぞれ記録し、前記媒体に光ビームを照射する光源と
    、 該光源の出力光による前記媒体からの光を偏光面の角度
    に応じて2つの光路に分ける信号検出光学系と、 該信号検出光学系からの光路面のそれぞれに設けられた
    光電変換手段と、 前記光電変換手段の出力をそれぞれ増幅する少くとも一
    方のアンプが可変利得アンプである2つのアンプと、 前記2つのアンプのうちの少なくとも一方の出力に設け
    た遅延時間の制御可能な遅延回路と、該遅延回路の出力
    と該遅延回路を持たない加算アンプと、他方のアンプの
    各出力を入力とした差動増幅器及び該差動増幅器の出力
    に含まれる一方のパイロット周波数信号を抽出する第1
    の帯域通過フィルタと、 前記差動増幅器の出力に含まれる他方のパイロット周波
    数信号を抽出する第2の帯域通過フィルタと、 前記遅延回路の出力と該遅延回路をもたない他方のアン
    プの出力とを入力とする差動増幅器及び加算アンプと、 該加算アンプの出力に含まれる一方のパイロット周波数
    信号を抽出する第3の帯域通過フィルタと、 該加算アンプの出力に含まれる他方のパイロット周波数
    信号を抽出する第4の帯域通過フィルタと、 前記第1の帯域通過フィルタの出力を入力信号とし、前
    記第3の帯域通過フィルタの出力を参照信号とした位相
    敏感振幅検出回路と、 前記第2の帯域通過フィルタの出力を入力信号とし、前
    記第4の帯域通過フィルタの出力を参照信号とした位相
    検出回路とを備え、 前記位相敏感振幅検出回路の出力に基づいて前記差動増
    幅器の出力に含まれるパイロット周波数信号を最小とす
    るように前記可変利得アンプの増幅利得を制御し、 前記位相検出回路の検出位相差を最小とするように前記
    遅延回路の遅延時間を制御することを特徴とする光磁気
    信号再生装置。
  4. (4)光強度信号と光磁気信号とを同一媒体に記録可能
    の複合光信号記録媒体の再生装置に於いて、前記媒体は
    光強度信号によって2つの異なる周波数を含むパイロッ
    ト周波数信号を、光磁気信号によって再生すべき信号を
    それぞれ記録し、前記媒体に光ビームを照射する光源と
    、 該光源の出力光による前記媒体からの光を偏光面の角度
    に応じて2つの光路に分ける信号検出光学系と、 該信号検出光学系からの光路のそれぞれに設けられた光
    電変換手段と、 前記光電変換手段の出力をそれぞれ増幅する少くとも一
    方のアンプが可変利得アンプである2つのアンプと、 前記2つのアンプのうちの少なくともいずれか一方の出
    力に設けた遅延時間の制御可能な遅延回路と、 前記遅延回路の出力と該遅延回路をもたない他方のアン
    プの出力とを入力とする差動アンプ及び加算アンプと該
    加算アンプの出力に含まれる一方のパイロット周波数信
    号を抽出する第3の帯域通過フィルタと、 該加算アンプの出力に含まれる他方のパイロット周波数
    信号を抽出する第4の帯域通過フィルタと、 該遅延回路の出力に含まれる一方のパイロット周波数を
    抽出する第1の帯域通過フィルタと、前記遅延回路をも
    たない他方のアンプ出力に含まれる他方のパイロット周
    波数信号を抽出する第2の帯域通過フィルタと、 前記第1及び第2の帯域通過フィルタの出力を入力信号
    とし、前記第3の帯域通過フィルタの出力を参照信号と
    し、前記入力信号の振幅を比較し振幅差に応じた信号を
    出力する振幅比較回路と、前記第1及び第2の帯域通過
    フィルタの出力を入力信号とし、前記第4の帯域通過フ
    ィルタの出力を参照信号とし、前記入力信号の位相を検
    出し両者の位相差に応じた信号を出力する位相比較回路
    とを備え、 前記振幅比較回路の振幅差を最小とするように前記可変
    利得アンプの増幅利得を制御し、 前記位相比較回路の位相差を最小とするように前記遅延
    回路の遅延時間を制御することを特徴とする光磁気信号
    再生装置。
  5. (5)光強度信号と光磁気信号とを同一媒体に記録可能
    の複合光信号記録媒体の再生装置に於いて、前記媒体は
    光強度信号によってパイロット周波数信号、光磁気信号
    によって再生すべき信号を記録し、 前記媒体に光ビームを照射する光源と、 該光源からの出力光による前記媒体からの光を偏光面の
    角度に応じて2つの光路に分ける信号検出光学系と、 該信号検出光学系からの光路のそれぞれに設けられた光
    電変換手段と、 前記光電変換手段の出力をそれぞれ増幅する少くとも一
    方のアンプが可変利得アンプである2つのアンプと、 前記2つのアンプのうちの少なくともいずれか一方の出
    力に設けた遅延時間の制御可能な遅延回路と、 該遅延回路をもたない他方のアンプの出力と該遅延回路
    の出力を入力とした加算アンプ及び差動増幅器と、 該差動増幅器の出力に含まれるパイロット周波数信号を
    抽出する帯域通過フィルタと、 該帯域通過フィルタの出力を入力信号とし、前記加算ア
    ンプの出力を参照信号とした振幅検出回路と、 前記帯域通過フィルタの出力を入力信号とし、前記加算
    アンプの出力を参照信号とした位相検出回路とを備え、 前記振幅検出回路の出力に基づいて前記差動アンプの出
    力に含まれるパイロット周波数信号を最小にするように
    前記可変利得アンプの増幅利得を制御し、 前記位相検出回路の位相差を最小とするように前記遅延
    回路の遅延時間を制御することを特徴とする光磁気信号
    再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03276918A (ja) * 1989-06-08 1991-12-09 Fuji Photo Film Co Ltd プリアンプ及び波形整形回路

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JPH03276918A (ja) * 1989-06-08 1991-12-09 Fuji Photo Film Co Ltd プリアンプ及び波形整形回路

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