JPS61161260A - 2−(3−カルボキシルメチルチオ−4−クロロフエニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2h−イソインド−ル−1,3−ジオンおよびその製造法 - Google Patents
2−(3−カルボキシルメチルチオ−4−クロロフエニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2h−イソインド−ル−1,3−ジオンおよびその製造法Info
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- JPS61161260A JPS61161260A JP60003655A JP365585A JPS61161260A JP S61161260 A JPS61161260 A JP S61161260A JP 60003655 A JP60003655 A JP 60003655A JP 365585 A JP365585 A JP 365585A JP S61161260 A JPS61161260 A JP S61161260A
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- acid
- carboxylmethylthio
- isoindole
- dione
- chlorophenyl
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、2−(8−カルボキシルメチルチオ−4−ク
ロロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H
−イソインドール−1,8−ジオン(以下、本発明化合
物と記す。)およびその製造法に関するものである。
ロロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H
−イソインドール−1,8−ジオン(以下、本発明化合
物と記す。)およびその製造法に関するものである。
本発明化合物を、一般式
%式%[]
[式中、Rは低級アルキル基、低級ハロアルキル基また
は低級シクロアルキル基を表わす。]で示されるアルコ
ール類と反応させることによって製造することができる
一般式 [式中、Rは前記と同じ意味を表わす。〕で示されるテ
トラヒドロフタルイミド誌導体は、ダイズ、トウモロコ
シ、コムギ、イネ等の主要作物に対して問題となる薬害
を示さず、且つ1多くの雑草に対して充分な除草効力を
有する(特願昭58−160855号)。
は低級シクロアルキル基を表わす。]で示されるアルコ
ール類と反応させることによって製造することができる
一般式 [式中、Rは前記と同じ意味を表わす。〕で示されるテ
トラヒドロフタルイミド誌導体は、ダイズ、トウモロコ
シ、コムギ、イネ等の主要作物に対して問題となる薬害
を示さず、且つ1多くの雑草に対して充分な除草効力を
有する(特願昭58−160855号)。
本発明化合物は、標準的には、5−アミノ−2−クロロ
フェニルチオ酢酸と、これに対して1、O〜1.1当量
の3,4,5,6−テトラヒドロフタル酸無水物とを、
酢酸、プロピオン酸、酪酸等の溶媒中、100″C〜溶
媒の沸点で、2時間〜lO時間、好ましくは8時間〜6
時間反応させることによって製造することができる。
フェニルチオ酢酸と、これに対して1、O〜1.1当量
の3,4,5,6−テトラヒドロフタル酸無水物とを、
酢酸、プロピオン酸、酪酸等の溶媒中、100″C〜溶
媒の沸点で、2時間〜lO時間、好ましくは8時間〜6
時間反応させることによって製造することができる。
反応終了後の反応液は、水を加えた後、生じた結晶をP
別するかまたは有機溶媒抽出および濃縮等の通常の後処
理を行い、必要ならば、クロマトグラフィー、再結晶等
の操作により、精製することによって、目的の本発明化
合物を得ることができる。
別するかまたは有機溶媒抽出および濃縮等の通常の後処
理を行い、必要ならば、クロマトグラフィー、再結晶等
の操作により、精製することによって、目的の本発明化
合物を得ることができる。
なお、原料化合物である5−アミノ−2−クロロフェニ
ルチオ酢酸は、以下の方法により製造することができる
。すなわち、2−クロロ−5−ニトロベンゼンスルホニ
ルクロリドと、これに対して6〜20当量、好ましくは
6〜12当量の塩化第一錫、亜鉛等の金属還元剤とを、
溶媒中、40″C〜105”C,好ましくは80″C〜
105°Cで、瞬時〜10時間反応させることによって
5−アミノ−2−クロロベンゼンチオールを製造するこ
とができる。m媒としては、塩化第一錫の場合は塩酸、
亜鉛の場合は塩酸もしくは希塩酸があげられる。
ルチオ酢酸は、以下の方法により製造することができる
。すなわち、2−クロロ−5−ニトロベンゼンスルホニ
ルクロリドと、これに対して6〜20当量、好ましくは
6〜12当量の塩化第一錫、亜鉛等の金属還元剤とを、
溶媒中、40″C〜105”C,好ましくは80″C〜
105°Cで、瞬時〜10時間反応させることによって
5−アミノ−2−クロロベンゼンチオールを製造するこ
とができる。m媒としては、塩化第一錫の場合は塩酸、
亜鉛の場合は塩酸もしくは希塩酸があげられる。
次いで、得られた5−アミノ−2−クロロベンゼンチオ
ールと一般式 %式%] し式中、Xは塩素原子、臭素原子または沃素原子を表わ
す。〕 で示される八日酢酸とを、溶媒中、塩基の存在下、O−
C〜100−C,好ましくは室温(20−C)〜60′
Cで、瞬時〜5時間反応させ、次いで濃塩酸等にて酸性
にすることによって5−アミノ−2−クロロフェニルチ
オ酢酸を製造することができる。
ールと一般式 %式%] し式中、Xは塩素原子、臭素原子または沃素原子を表わ
す。〕 で示される八日酢酸とを、溶媒中、塩基の存在下、O−
C〜100−C,好ましくは室温(20−C)〜60′
Cで、瞬時〜5時間反応させ、次いで濃塩酸等にて酸性
にすることによって5−アミノ−2−クロロフェニルチ
オ酢酸を製造することができる。
塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭
酸カリウム、水素化すトリウム等があげられる。
酸カリウム、水素化すトリウム等があげられる。
溶媒としては、水、N’ 、 N−ジメチルポルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド等があげられる。
ド、ジメチルスルホキシド等があげられる。
但し、塩基として、水素化ナトリウムを用いる場合には
、水は用いない。
、水は用いない。
この反応に供される試剤の量は、5−アミノ−2−クロ
ロベンゼンチオール1当量に対して、ハーロ酢酸[11
1]は1.0〜2.0当量、塩基は2〜5当量である。
ロベンゼンチオール1当量に対して、ハーロ酢酸[11
1]は1.0〜2.0当量、塩基は2〜5当量である。
なお、原料化合物である2−クロロ−5−二トロベンゼ
ンスルホニルクロリドハ、P、 Fischer。
ンスルホニルクロリドハ、P、 Fischer。
f3er、、 24 3194(1891) に記載
されている公知化合物である。
されている公知化合物である。
次に、本発明を製造例および参考例でさらに詳しく説明
する。
する。
製造例
5−アミノ−2−クロロフェニルチオ酢酸11.0g、
8,4.’5,6−テトラヒドロフタル酸無水物8,6
yとを酢酸44+++e、に懸濁させ、5時間加熱還流
した。反応混合物が冷えてから水を加え、酢酸エチルで
抽出した。抽ゝ 出液を水洗、乾燥、濃縮し、2−(
3−カルホキシルメチルチオ−4−クロロフゴニル)−
4,5,6,7−チトラヒドロー2 H−イソインドー
ル−1,8−ジオン3,7yを得た。
8,4.’5,6−テトラヒドロフタル酸無水物8,6
yとを酢酸44+++e、に懸濁させ、5時間加熱還流
した。反応混合物が冷えてから水を加え、酢酸エチルで
抽出した。抽ゝ 出液を水洗、乾燥、濃縮し、2−(
3−カルホキシルメチルチオ−4−クロロフゴニル)−
4,5,6,7−チトラヒドロー2 H−イソインドー
ル−1,8−ジオン3,7yを得た。
m、I)、162〜1 6 8 ”C
参考例1
無水塩化第一錫16 ]、 f/を濃塩酸160 me
。
。
に溶かし、0”Cで徐々に2−クロロ−5−二トロベン
ゼンスルホニルクロリドs4yを加えた。その後、昇温
し、100”Cで15分間加熱した。反応混合物が冷え
てがら濃塩酸24Qm/!を加え、析出した結晶を戸数
した。
ゼンスルホニルクロリドs4yを加えた。その後、昇温
し、100”Cで15分間加熱した。反応混合物が冷え
てがら濃塩酸24Qm/!を加え、析出した結晶を戸数
した。
この結晶を重曹水で中和し、酢酸エチルで抽出した。抽
出液を乾燥、#縮し、5−アミノ−2−クロロベンゼン
チオール21ffz得た。
出液を乾燥、#縮し、5−アミノ−2−クロロベンゼン
チオール21ffz得た。
参考例2
5−アミノ−2−クロロベンゼンチオール18・oy、
io%水酸化ナトリウム水溶液87m1!、ブ。お酢酸
12.1 flを懸濁。□1.。 ゛Cで1時間加
熱した。反応混合物が冷えてから濃塩酸でI) H=
4とし、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、濃縮し
、残渣をエーテルより結晶させ、5−アミノ−2−クロ
ロフェニルチオ酢酸11.0yを得た。
io%水酸化ナトリウム水溶液87m1!、ブ。お酢酸
12.1 flを懸濁。□1.。 ゛Cで1時間加
熱した。反応混合物が冷えてから濃塩酸でI) H=
4とし、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、濃縮し
、残渣をエーテルより結晶させ、5−アミノ−2−クロ
ロフェニルチオ酢酸11.0yを得た。
m、p、 152〜154°C
(7完)
6、補正の内容
手続補正書
昭和t6年3月2!日
1、事件の表示
昭和60年 特許願第 3655 号
2、発明の名称
2−(8−カルボキシルメチルチオ−4−クロロフェニ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H−イソイン
ドール−1,3−ジオンおよびぞの製造法3、 補正を
する者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地名称 (20
9)住友化学工業株式会社代表者 土 方
武 4、代理人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地[bS、Nf
42.SHJとあるのを「b r 、 Nl2゜SHJ
に訂正する。
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H−イソイン
ドール−1,3−ジオンおよびぞの製造法3、 補正を
する者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地名称 (20
9)住友化学工業株式会社代表者 土 方
武 4、代理人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地[bS、Nf
42.SHJとあるのを「b r 、 Nl2゜SHJ
に訂正する。
以 上
(2完)
Claims (2)
- (1)2−(3−カルボキシルメチルチオ−4−クロロ
フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H−イ
ソインドール−1,3−ジオン。 - (2)5−アミノ−2−クロロフェニルチオ酢酸と3,
4,5,6−テトラヒドロフタル酸無水物とを反応させ
ることを特徴とする2− (3−カルボキシルメチルチオ−4−クロロフェニル)
−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H−イソインドー
ル−1,3−ジオンの製造法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60003655A JPS61161260A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 2−(3−カルボキシルメチルチオ−4−クロロフエニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2h−イソインド−ル−1,3−ジオンおよびその製造法 |
US06/817,667 US4902832A (en) | 1983-08-31 | 1986-01-10 | 2-Substituted phenyl-4,5,6,7-tetrahydro-2H-isoindole-1,3-diones, and their production and use |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60003655A JPS61161260A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 2−(3−カルボキシルメチルチオ−4−クロロフエニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2h−イソインド−ル−1,3−ジオンおよびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61161260A true JPS61161260A (ja) | 1986-07-21 |
Family
ID=11563482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60003655A Pending JPS61161260A (ja) | 1983-08-31 | 1985-01-11 | 2−(3−カルボキシルメチルチオ−4−クロロフエニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2h−イソインド−ル−1,3−ジオンおよびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61161260A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59212472A (ja) * | 1983-05-16 | 1984-12-01 | Sumitomo Chem Co Ltd | 4,5,6,7−テトラヒドロ−2h−イソインド−ル−1,3−ジオン誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする除草剤 |
-
1985
- 1985-01-11 JP JP60003655A patent/JPS61161260A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59212472A (ja) * | 1983-05-16 | 1984-12-01 | Sumitomo Chem Co Ltd | 4,5,6,7−テトラヒドロ−2h−イソインド−ル−1,3−ジオン誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする除草剤 |
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