JPS61161259A - テトラヒドロフタルイミド誘導体の製造法 - Google Patents
テトラヒドロフタルイミド誘導体の製造法Info
- Publication number
- JPS61161259A JPS61161259A JP60003654A JP365485A JPS61161259A JP S61161259 A JPS61161259 A JP S61161259A JP 60003654 A JP60003654 A JP 60003654A JP 365485 A JP365485 A JP 365485A JP S61161259 A JPS61161259 A JP S61161259A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solvent
- dione
- chlorophenyl
- acid
- carboxylmethylthio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式
L式中、Rは低級アルキル基、低級ハロアルキル基ま′
たは低級シクロアルキル基を表わす。〕で示されるテト
ラヒドロフタルイミド誘導体の製造法に関するものであ
る。
たは低級シクロアルキル基を表わす。〕で示されるテト
ラヒドロフタルイミド誘導体の製造法に関するものであ
る。
一般式[1]で示されるテトラヒドロフタルイミド誘導
体は、ダイズ、トウモロコシ、コムギ、イネ等の主要作
物に対して問題となる薬害を示さず、且つ、多くの雑草
に対して充分な除草効力を有しく特願昭58−1608
55号)、次のような方法によって効率よく製造するこ
とができる。
体は、ダイズ、トウモロコシ、コムギ、イネ等の主要作
物に対して問題となる薬害を示さず、且つ、多くの雑草
に対して充分な除草効力を有しく特願昭58−1608
55号)、次のような方法によって効率よく製造するこ
とができる。
すなわち、2−(8−カルボキシルメチルチオ−4−ク
ロロフェニル)−4、5、6、7−テトラヒドロ−2H
−イソインドール−1,8−ジオンと、これに対して1
当量〜大過剰量、好ましくは1〜3当量の一般式 %式% L式中、Rは前記と同じ意味を表わす。〕で示されるア
ルコール類とを、ベンゼン、トルエン、キシレン、モノ
クロロベンゼン等の溶媒中または無溶媒で、触媒量のパ
ラトルエンスルホン酸(−水和物)等の酸の存在下、8
0“C〜溶媒またはアルコール類[I[]の沸点にて、
o、5時間〜10時間、モレキュラーシーブ8A1デイ
ーンスターフトラツプ等にて反応中生成される水を抜き
ながら、反応させることによって製造することができる
。
ロロフェニル)−4、5、6、7−テトラヒドロ−2H
−イソインドール−1,8−ジオンと、これに対して1
当量〜大過剰量、好ましくは1〜3当量の一般式 %式% L式中、Rは前記と同じ意味を表わす。〕で示されるア
ルコール類とを、ベンゼン、トルエン、キシレン、モノ
クロロベンゼン等の溶媒中または無溶媒で、触媒量のパ
ラトルエンスルホン酸(−水和物)等の酸の存在下、8
0“C〜溶媒またはアルコール類[I[]の沸点にて、
o、5時間〜10時間、モレキュラーシーブ8A1デイ
ーンスターフトラツプ等にて反応中生成される水を抜き
ながら、反応させることによって製造することができる
。
反応終了後の反応液は、水を加えた後、有機溶媒抽出お
よび濃縮等の通常の後処理を行い、必要ならば、クロマ
トグラフィー、再結晶等の操作により精製することによ
って、目的の一般式[I]で示されるテトラヒドロフタ
ルイミド誘導体を製造することができる。
よび濃縮等の通常の後処理を行い、必要ならば、クロマ
トグラフィー、再結晶等の操作により精製することによ
って、目的の一般式[I]で示されるテトラヒドロフタ
ルイミド誘導体を製造することができる。
なお、原料化合物である2−(8−カルボキシルメチル
チオ−4−クロロフェニル)−4。
チオ−4−クロロフェニル)−4。
5.6.7−テトラヒドロ−2H−イソインドール−1
,3−ジオンは、以下の方法により製造することができ
る。すな゛わち、2−クロロ−5−ニトロベンゼンスル
ホニルクロリドト、コれに対して6〜20当量、好まし
くは6〜12当量の塩化第一錫、亜鉛等の金属還元剤と
を、溶媒中、40°C−105”C,好ましくは80℃
〜105℃で、瞬時〜10時間反応させることによって
5−アミノ−2−クロロベンゼンチオールを製造するこ
とができる。溶媒としては、塩化第一錫の場合は塩酸、
亜鉛の場合は塩酸もしくは希塩酸があげられる。
,3−ジオンは、以下の方法により製造することができ
る。すな゛わち、2−クロロ−5−ニトロベンゼンスル
ホニルクロリドト、コれに対して6〜20当量、好まし
くは6〜12当量の塩化第一錫、亜鉛等の金属還元剤と
を、溶媒中、40°C−105”C,好ましくは80℃
〜105℃で、瞬時〜10時間反応させることによって
5−アミノ−2−クロロベンゼンチオールを製造するこ
とができる。溶媒としては、塩化第一錫の場合は塩酸、
亜鉛の場合は塩酸もしくは希塩酸があげられる。
次いで、得られた5−アミノ−2−クロロベンゼンチオ
ールと一般式 %式%[] [式中、Xは塩素原子、臭素原子または沃素原子を表わ
す。] で示されるハロ酢酸とを、溶媒中、塩基の存在下、0”
C〜100°C1好ましくは室温(20−C)〜60°
Cで、瞬時〜5時間反応させ、次いで濃塩酸等にて酸性
にすることによって5−アミノ−2−クロロフェニルチ
オ酢酸を製造することができる。
ールと一般式 %式%[] [式中、Xは塩素原子、臭素原子または沃素原子を表わ
す。] で示されるハロ酢酸とを、溶媒中、塩基の存在下、0”
C〜100°C1好ましくは室温(20−C)〜60°
Cで、瞬時〜5時間反応させ、次いで濃塩酸等にて酸性
にすることによって5−アミノ−2−クロロフェニルチ
オ酢酸を製造することができる。
塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭
酸カリウム、水素化ナトリウム等があげられる。
酸カリウム、水素化ナトリウム等があげられる。
mtsとしては、水、N、N−ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド等があげられる。
ジメチルスルホキシド等があげられる。
但し、塩基として、水素化ナトリウムを用いる場合には
、水は用いない。
、水は用いない。
この反応に供される試剤の量は、5−アミノ−2−クロ
ロベンゼンチオール1当量に対して、ハロ酢酸[mlは
1.0〜2.0当量、塩基は2〜5当量である。
ロベンゼンチオール1当量に対して、ハロ酢酸[mlは
1.0〜2.0当量、塩基は2〜5当量である。
さらに、得られた5−アミノ−2−クロロフェニルチオ
酢酸と、これに対して1.0〜1.1当量の8,4,5
.6−チトラヒドロフタル酸無水物とを、酢酸、プロピ
オン酸、酪酸等の溶媒中、100 ”C〜溶媒の沸点で
、2時間〜10時間、好ましくは8時間〜6時間反応さ
せることによ゛って2−(8−カルボキシルメチルチオ
−4−クロロフェニル) −4、5、6、7−テトラヒ
ドロ−2H−イソインドール−1,8−ジオンを製造す
ることができる。
酢酸と、これに対して1.0〜1.1当量の8,4,5
.6−チトラヒドロフタル酸無水物とを、酢酸、プロピ
オン酸、酪酸等の溶媒中、100 ”C〜溶媒の沸点で
、2時間〜10時間、好ましくは8時間〜6時間反応さ
せることによ゛って2−(8−カルボキシルメチルチオ
−4−クロロフェニル) −4、5、6、7−テトラヒ
ドロ−2H−イソインドール−1,8−ジオンを製造す
ることができる。
なお、原料化合物である2−クロロ−5−二トロベンゼ
ンスルホニルクロリドは、P、 Fischer。
ンスルホニルクロリドは、P、 Fischer。
Ber、、24 8194(1891)に記載されてい
る公知化合物である。
る公知化合物である。
次に、木兄、明を製造例および参考例でさらに詳しく説
明する。
明する。
製造例
2−(8−カルボキシルメチルチオ−4−クロロフェニ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H−イソイン
ドール−1,8−ジオン8.61f、シクロペンタノー
ル1.24f。
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H−イソイン
ドール−1,8−ジオン8.61f、シクロペンタノー
ル1.24f。
p−トルエンスルホン酸・−水和物0.189をトルエ
ン10−に懸濁させ、モレキュラーシーブ8A0.2y
を加え、6時間加熱還流した。反応混合物が冷えてから
水を加え、トルエンで抽出した。抽出液を水洗し、乾燥
、濃縮し、析出した結晶をメタノールで洗浄し、2−(
8−シクロペンチルオキシカルボニルメチルチオ−4−
クロロフェニル)−4,5゜6.7−テトラヒドロ−2
H−イソインドール−1,8−ジオン1.91yを得た
。
ン10−に懸濁させ、モレキュラーシーブ8A0.2y
を加え、6時間加熱還流した。反応混合物が冷えてから
水を加え、トルエンで抽出した。抽出液を水洗し、乾燥
、濃縮し、析出した結晶をメタノールで洗浄し、2−(
8−シクロペンチルオキシカルボニルメチルチオ−4−
クロロフェニル)−4,5゜6.7−テトラヒドロ−2
H−イソインドール−1,8−ジオン1.91yを得た
。
m、1)、 57〜59°C
同様の方法にて、メタノールより、2−(8−メトキシ
カルボニルメチルチオ−4−クロロフェニル)−4,5
,6,7−テトラヒドロ−2H−イソインドール−1,
3−ジオンを得た。m、p。 1063°C 参考例1 無水塩化第一錫161yを濃塩酸16〇−に溶かし、0
℃で徐々に2−クロロ−5−二トロベンゼンスルホニル
クロリド54flx加えた。その後、昇温し、100”
Cで15分間加熱した。反応混合物が冷えてから濃塩酸
240 ntを加え、析出した結晶を沖取した。
カルボニルメチルチオ−4−クロロフェニル)−4,5
,6,7−テトラヒドロ−2H−イソインドール−1,
3−ジオンを得た。m、p。 1063°C 参考例1 無水塩化第一錫161yを濃塩酸16〇−に溶かし、0
℃で徐々に2−クロロ−5−二トロベンゼンスルホニル
クロリド54flx加えた。その後、昇温し、100”
Cで15分間加熱した。反応混合物が冷えてから濃塩酸
240 ntを加え、析出した結晶を沖取した。
この結晶を重曹水で中和し、酢酸エチルで抽出した。抽
出液を乾燥、濃縮し、5−アミノ−2−クロロベンゼン
チオール21Fを得た。
出液を乾燥、濃縮し、5−アミノ−2−クロロベンゼン
チオール21Fを得た。
NMR(CDC1B +1)6−DMSO) δI)
pm 4.0 (88、bS 。
pm 4.0 (88、bS 。
Nl2 、 SR) 6.8〜6.7(2H,m)、6
.8〜7.1 (IH,m)参考例2 5−アミノ−2−クロロベンゼンチオール18.0y1
10%水酸化ナトリウム水溶液87−、ブロモ酢酸12
.1 fを懸濁させ、90”Cで1時間加熱した。反応
混合物が冷えてから、濃塩酸でpH=4とし、酢酸エチ
ルで抽出した。抽出液を水洗、濃縮し、残渣をエーテル
より結晶させ、5−アミノ−2−クロロフェニルチオ酢
酸11.0yを得た。m、p、152〜154°C 参考例3 5−アミノ−2−クロロフェニルチオ酢酸11.0y、
8,4,5.6−チトラヒドロフタル酸無水物8.6y
とを酢酸44−に懸濁させ、5時間加熱還流した。反応
混合物が冷えてから水を加え、酢酸エチルで抽出した。
.8〜7.1 (IH,m)参考例2 5−アミノ−2−クロロベンゼンチオール18.0y1
10%水酸化ナトリウム水溶液87−、ブロモ酢酸12
.1 fを懸濁させ、90”Cで1時間加熱した。反応
混合物が冷えてから、濃塩酸でpH=4とし、酢酸エチ
ルで抽出した。抽出液を水洗、濃縮し、残渣をエーテル
より結晶させ、5−アミノ−2−クロロフェニルチオ酢
酸11.0yを得た。m、p、152〜154°C 参考例3 5−アミノ−2−クロロフェニルチオ酢酸11.0y、
8,4,5.6−チトラヒドロフタル酸無水物8.6y
とを酢酸44−に懸濁させ、5時間加熱還流した。反応
混合物が冷えてから水を加え、酢酸エチルで抽出した。
抽出液を水洗、乾燥、濃縮し、2−(8−カルホキシル
メチルチオ−4−クロロフェニル)−4、5、6、7−
テトラヒドロ−2H−イソインドール−1,3−ジオン
8.7gを得た。
メチルチオ−4−クロロフェニル)−4、5、6、7−
テトラヒドロ−2H−イソインドール−1,3−ジオン
8.7gを得た。
m、p、 162〜16 B−C
(9完)
手続補正書
昭和60年3月25日
特許庁長官 志 賀 学 殿
昭和60年 特許願第 3654 号
2、発明の名称
テトラヒドロフタルイミド語導体の製造法
8、補正をする者
事件との関係 持杆出願人
住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地名称 (20
9)住友化学工業株式会社代表者 上方 武 4、代理人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地6、補正の内
容 (1)明細書第3頁第11行目に1イーンスターフトラ
ツプ」とあるのを1イーンスタークトラツプ」に訂正す
る。
9)住友化学工業株式会社代表者 上方 武 4、代理人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地6、補正の内
容 (1)明細書第3頁第11行目に1イーンスターフトラ
ツプ」とあるのを1イーンスタークトラツプ」に訂正す
る。
(2)同第8頁第8行目〜同第4行目に「bS。
NH2,SHjとあるのを「br、NHs+、S旦」に
訂正する。
訂正する。
以 上
(2完)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 2−(3−カルボキシルメチルチオ−4−クロロフェニ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H−イソイン
ドール−1,3−ジオンと一般式 R−OH 〔式中、Rは低級アルキル基、低級ハロアルキル基また
は低級シクロアルキル基を表わす。〕で示されるアルコ
ール類とを反応させることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは前記と同じ意味を表わす。〕 で示されるテトラヒドロフタルイミド誘導体の製造法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60003654A JPS61161259A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | テトラヒドロフタルイミド誘導体の製造法 |
US06/817,667 US4902832A (en) | 1983-08-31 | 1986-01-10 | 2-Substituted phenyl-4,5,6,7-tetrahydro-2H-isoindole-1,3-diones, and their production and use |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60003654A JPS61161259A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | テトラヒドロフタルイミド誘導体の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61161259A true JPS61161259A (ja) | 1986-07-21 |
Family
ID=11563454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60003654A Pending JPS61161259A (ja) | 1983-08-31 | 1985-01-11 | テトラヒドロフタルイミド誘導体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61161259A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59212472A (ja) * | 1983-05-16 | 1984-12-01 | Sumitomo Chem Co Ltd | 4,5,6,7−テトラヒドロ−2h−イソインド−ル−1,3−ジオン誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする除草剤 |
-
1985
- 1985-01-11 JP JP60003654A patent/JPS61161259A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59212472A (ja) * | 1983-05-16 | 1984-12-01 | Sumitomo Chem Co Ltd | 4,5,6,7−テトラヒドロ−2h−イソインド−ル−1,3−ジオン誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする除草剤 |
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