JPS61159419A - シリル末端重合体の製造法 - Google Patents

シリル末端重合体の製造法

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JPS61159419A
JPS61159419A JP28166685A JP28166685A JPS61159419A JP S61159419 A JPS61159419 A JP S61159419A JP 28166685 A JP28166685 A JP 28166685A JP 28166685 A JP28166685 A JP 28166685A JP S61159419 A JPS61159419 A JP S61159419A
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Katsuhiko Isayama
諫山 克彦
Fumio Kawakubo
文夫 川久保
Toshibumi Hirose
広瀬 俊文
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は末端に水分硬化性珪素基を有する高分子量のポ
リエーテル又はポリエステルの製造法に関する。
〔従来の技術と問題点〕
末端にヒドロキシル基を有するポリエーテルを出発原料
として末端にオレフィン基を有するポリエーテルを製造
する方法としては、既にゼネラル・エレクトリック・コ
ンパニー(特公昭45−36319、特公昭46−12
154)、ダウ・コーニング・コーポレーション(特公
昭48−36960)より提案されている。ゼネラル・
エレクトリック・コンパニーより提案されている製造法
は全末端にヒドロキシル基を有するポリエーテルを原料
とし、該ヒドロキシル基とアリルイソシアネートを反応
させる事により末端にアリルウレタン基を導入する方法
、又は該ヒドロキシル基とトルエンジイソシアネートの
如き多官能性イソシアネート化合物とを反応させて末端
にイソシアネート基を有するポリエーテルとし、更に該
イソシアネート基とアリルアルコールとを反応させる事
により末端にアリルウレタン基を導入する方法でアル。
ダウ・コーニング・コーポレーションより提案されてい
る製造法はヒドロキシル基を有するポリエーテルを原料
とし、該ヒドロキシル基とアリルクロロホルメートとを
ピロリジンの存在下で反応させる事により末端にアリル
カーボネート基を導入する方法である。該製造法では低
分子量のヒドロキシ末端ポリエーテルを原料とするため
得られるオレフィン基末端ポリエーテルも低分子量(こ
ならざるを得ないという問題を有する。低分子量である
と末端のオレフィン基にシリコン化合物を反応させて反
応性珪素末端ポリエーテルを製造した際、該反応性珪素
末端ポリエーテルの硬化物はゴム弾性体としては非常(
こ伸びの小さいもの(こなるという大きな問題を有する
〔問題点を解決するための手段及び作用効果〕本発明者
らは、これら問題を解決すべく種々検討を進めた結果、
末端にオレフィン基を有する高分子量のポリエーテル又
はポリエステルを製造し、しかる後、該ポリエーテル又
はポリエステルに水素化珪素化合物を反応させて水分硬
化性珪素基を末端に有するポリエーテル又はポリエステ
ルとし、硬化させれば伸びの大きいゴム弾性体が得られ
る事を見出し本発明に到達した。
すなわち、本発明は主鎖中に、 式  −0C−凡1−00−           (
υ式  −000−(3) (式中、R1は炭素数1〜20の2価の有機基)よりな
る群から選ばれる結合単位を平均して少なくとも1個含
有し、かつ分子末端に、 式  Hg0=C−R”+0→1(4)(式中、R2は
水素、又は炭素数1〜20の1価の有機基;R8は炭素
数1〜20の2価の有機基;bはO又は1の整数) で示される末端基を全末端基中で70%以上含有するポ
リエーテル又はポリエステルに、R4゜ 弐  X8−a−8i−H(5) (式中、又はハロゲン原子;かは炭素数1〜12の1価
の炭化水素基) で示される水素化珪素化合物を反応させ、で表わされる
珪素基を少なくとも1つの末端1ζ有するポリエーテル
又はポリエステルを製造した後、X基を更に他の加水分
解性基Yに変換する事を特徴とする、式 で表わされる珪素基を少なくとも1つの末端に有するポ
リエーテル又はポリエステルの製造法を提供するもので
ある。
本発明において主鎖に式(1)で示される結合単位を少
なくとも1個有するポリエーテル又はポリエステルは例
えば具体的には以下の方法暑こで製造される。
(1)ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロ
ピレングリコール、ポリオキシプロピレントリオール、
ポリオキシプロピレンテトラオール、ポリオキシブチレ
ングリコール、ポリテトラメチレングリコール、ポリオ
キシエチレンオキシプロピレングリコールなどの如きポ
リオキシアルキレンポリオールをヒドロキシル基に対し
1/2モル以下の +1 で示される酸無水物、又は (式中、2はハロゲン原子、ヒドロキシル基および炭素
数1〜6のアルコキシ基から選ばれる基) で示されるカルボン酸誘導体と反応させる。
CI+)  モノアリルモノヒドロキシポリアルキレン
オキシドを1/2モル以下の式(8)で示される酸無水
物、または式(9)で示されるカルボン酸誘導体と反応
させる。
(lft)  マレイン酸、アジピン酸、フタル酸等の
如きポリカルボン酸、これらの無水物、これらのエステ
ル、またはこれらのハロゲン化ψを化学量論的過剰量の
エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリ
ン等の如きポリオールと反応させる事により得られるポ
リエステルポリオールをヒドロキシル基に対し1/2モ
ル以下の式(8)で示される酸無水物、または式(9)
で示されるカルボン酸誘導体と反応させる。
(1■)ラクトン類の開環重合により得られるラクトン
ポリオールをヒドロキシル基に対し1モル以下の式(8
)で示される酸無水物、または式(9)で示されるカル
ボン酸誘導体と反応させる。
(v)  l)〜+V)で示されるポリオキシアルキレ
ンポリオール、モノアリルモノヒドロキシポリアルキレ
ンオキシド、ポリエステルポリオール、およびラクトン
ポリオールから選ばれるポリヒドロキシ化合物を2種類
以上混合使用し、ヒドロキシル基に対し1/2モル以下
の式(8)で示される酸無水物、または式(9)で示さ
れるカルボン酸誘導体と反応させる。
本発明において主鎖に式(2λで示される結合単位を少
なくとも1個有するポリエーテル又はポリエステルはポ
リオキシアルキレンポリオール、モノアリルモノヒドロ
キシポリアルキレンオキシド、ポリエステルポリオール
およびラクトンポリオールなどから選ばれるポリヒドロ
キシ化合物を単独もしくは2種類以上混合使用し、該ポ
リヒドロキシ化合物のヒドロキシル基に対し172モル
以下の 式  0ON−R”−NC!OC1O で示されるイソシアネート化合物と反応させる事により
得る事が出来る。
本発明において主鎖に式(3)で示される結合単位を少
なくとも1個有するポリエーテル又はポリエステルはポ
リオキシアルキレンポリオール、モノヒドロキシモノア
リルポリアルキレンオキシド、ポリエステルポリオール
およびラクトンポリオールなどから選ばれるポリヒドロ
キシ化合物を単独もしくは2種類以上混合使用し、該ポ
リヒドロキシ化合物のヒドロキシル基に対して1/2モ
ル以下の00012を反応させる事により得る事が出来
る。
本発明において分子末端に式(4)で示される末端基を
有するポリエーテル又はポリエステルが使用されるが、
該末端基はエーテル結合、エステル結合、ウレタン結合
およびカーボネート結合から選ばれる結合基によりポリ
エーテル又はポリエステルと結合されている。例えば具
体的には以下の方法が挙げられる。
(1)ポリエーテル又はポリエステルの末端のヒドロキ
シ基をアルカリ金属、アルカリ金属水酸化物、およびア
ルカリ金属水素化物から選ばれるアルカリ金属化合物を
反応させる事によりアルコキシ基に転換し、続いて 式  働0=O−♂−Q           01)
(式中、Qは塩素、臭素、およびヨウ素から選ばれるハ
ロゲン原子) で示される不飽和ハロゲン化合物と反応させる。エーテ
ル結合、エステル結合又はカーボネート結合を介して式
(4)の末端基が導入される。
(11)ポリエーテル又はポリエステルの末端のヒドロ
キシ基をアリルイソシアネートなどの如き不飽和インシ
アネート化合物と反応させれば、ウレタン結合を介して
末端に不飽和基が導入される。
(lit)  ポリエーテル又はポリエステルの末端ヒ
ドロキシ基を、 又は (式中、■は塩素、臭素およびヨウ素から選ばれるハロ
ゲン原子、アルコキシ基、又はヒドロキシ基:R5は構
成原子が水素、酸素、炭素であり、これらより組合わさ
れた炭素数1〜20の2価の有機基) で示される不飽和エステル化合物、不飽和活性ハロゲン
化合物、又は不飽和カルボン酸と反応させる。エステル
結合、カーボネート結合を介して末端に不飽和基が導入
される。
(1v)ポリエーテル又はポリエステルの末端ヒドロキ
シ基を式Q1で示される多価イソシアナート化合物と反
応させる事により、イソシアナート基を末端に有するポ
リエーテル又はポリエステルとなし、続いて該イソシア
ナート基とアリルアルコールの如き不飽和アルコール、
アリルアミンの如き不飽和アミン(1級、2級)、又は
アクリル酸の如き不飽和カルボン酸と反応させる。ウレ
タン結合を介して末端暑ζ不飽和基が導入される。
(V)  ポリエーテル又はポリエステルの末端ヒドロ
キシル基をホスゲンと反応させる事により末端に−00
1基を有するポリエーテル又はポリエステルとなし、続
いて一001基と反応しうる不飽和アルコール、不飽和
アミン又は不飽和カルボン酸と反応させる。カーボネー
ト結合を介して末端に不飽和基が導入される。
(Vl)  ポリエーテル又はポリエステルの末端ヒド
ロキシ基を式(8)、又は式(9)で示される化合物と
反応させる事により末端に−C2基を有するポリエーテ
ル又はポリエステルとなし、続いて−C2基と反応しう
る不飽和アルコール、不飽和アミン、又は不飽和カルボ
ン酸と反応させる。カーボネート結合、エステル結合を
介して末端に不飽和基が導入される。
(Vll)  モノアリルモノヒドロキシポリアルキレ
ンオキシドなどの如き、末端に(4)式で示される不飽
和基とヒドロキシ基を有するポリエーテル又はポリエス
テルを使用し、該ヒドロキシ基と化学量論的等量の多価
イソシアネート化合物、多価カルボン酸、カルボン酸無
水物、多価カルボン酸エステル、多価カルボン酸ハライ
ド、又はホスゲンを反応させる。この際ポリオキシアル
キレンポリオール、ポリエステルポリオール、ラクトン
ポリオールなどのポリエーテル又はポリエステルを混合
使用しうる。
本発明においては、主鎖中に式(4)、(2)、(3)
から選ばれる結合単位が平均して少なくとも1個含有す
るポリエーテル又はポリエステルが使用されるが、式中
1は炭素数1〜20の2価の有機基である。妃としては
特に炭素数1〜20のアルキレン基、シクロアルキレン
基、アリーレン基、アラルキレン基が好ましい。
本発明においては、末端に式(4)で示される末端基を
有するポリエーテル、又はポリエステルが使用されるが
、式中lは水素、又は炭素数1〜20の1価の有機基で
ある。1価の有機基としてはアルキル基、シクロアルキ
ル基、アリール基、アラルキル基が好ましい。更に特に
R1としては水素が好ましい。式中R8は炭素数1〜2
0の2価の有機基である。R8としては特にカルボニル
基、炭素数1〜20の2価の炭化水素基、エーテル結合
、エステル結合、カーボネート結合、ウレタン結合、尿
素結合、アミド結合を含む炭素数1〜20の2価の有機
基が好ましい。
本発明においては末端基のaHfc−R8−+ o+b
基に 式  xs  a−8i−H(5) で示される水素化珪素化合物を反応させる事によゆ、ま
ず で示されるシリル基を少なくとも1つの末端に有するポ
リエーテル又はポリエステルが製造される。
水素化珪素化合物を具体的に例示すると′トリクロルシ
ラン、メチルジクロルシラン、ジメチルクロルシランお
よびフェニルジクロルシランの如きハロゲン化シラン類
が挙げられる。
(5)式の水素化珪素化合物を反応させるにあたっては
白金系の触媒を使用する必要がある。特に塩化白金酸、
白金金属、白金付活性炭、塩化白金および白金オレフィ
ン錯体などの如き触媒を使用すると好ましい結果が得ら
れる。この反応を行なうにあたっては30〜150℃の
任意の温度が使用しうるが、特に50〜120″Cの範
囲で行なうのが好ましい。溶剤は使用してもしなくても
よいが、使用する場合はエーテル類、脂肪族炭化水素類
、芳香族炭化水素類およびハロゲン化炭化水素類のよう
な活性水素を持たない不活性溶剤が適当である。
本発明においては(6)式で得られる末端シリル基中の
加水分解性基を他の加水分解性基Yに変換し、式 で示されるシリル基を少なくとも1つの末端に有するア
ルキレンオキシド重合体を製造する。(6)式において
X基はハロゲン原子であり、水分による硬化曇ζ際し刺
激臭の強いハロゲン化水素を発生させるので他の加水分
解性基に変換する。変換しうる加水分解性官能基として
はアルコキシ基、アシルオキシ基、ケトキシメート基、
アミド基、酸アミド基、アミノオキシ基、およびメトカ
プト基などが挙げられる。ハロゲン官能基をこれら加水
分解性官能基1こ変換する方法としては植々の方法が挙
げられる。例えばアルコキシ基に変換する方法としては
■メタノール、エタノール、2−i14−ジェタノール
およびフェノールなどの如きアルコール類およびフェノ
ール類、■アルコール類およびフェノール類のナトリウ
ム、カリウム、リチウムなどのアルコキシド類−〇オル
トギ酸メチル、オルトギ酸エチルなどの如きオルトギ酸
エステル類;■エチレンオキシド、プロピレンオキシド
、アリルグリシジルエーテルなどの如きエポキシ化合物
類;などをハロゲン官能基と反応させる方法が具体的に
挙げられる。待に■と■を組み合わせたアルコール類お
よびフェノール類とオルトギ酸エステル類とからなる反
応系、■と■を組み合わせたアルコール類およびフェノ
ール類とエポキシ化合物類とからなる反応系を使用すれ
ば容易に反応を行う事ができ好ましい結果が得られる。
同様に酢酸およびプロピレン酸の如きカルボン酸類;N
、N−ジメチルヒドロキシルアミン、N、N−ジエチル
ヒドロキシルアミンの如きヒドロキシルアミン類; N
、N−ジメチルアミン、N、N−ジエチルアミン、ピロ
リジンの如き1級および2級アミン類;アセトアミド、
ホルムアミドの如き窒素1京子上に少なくとも1個の水
素原子を有する酸アミド類;アセトキシム、メチルエチ
ルケトキシムの如きケトキシム類;n−オクチルメール
カプタン、t−ブチルメルカプタンの如きメチルカプタ
ン類とオルトギ酸エステル類又はエポキシ化合物類とを
組合わせた反応系を使用すれば、それぞれアシルオキシ
基、アミノオキシ基、アミド基、酸アミド基、ケトキシ
メート基、およびメルカプト基に一部分変換させる事が
でき、他の部分はオルトギ酸エステル又はエポキシ化合
物から誘導されるアルコキシド基音ζ変換させる事がで
きる。
上述した如くハロゲン官能基の場合にだけ、他の加水分
解性官能基に変換するだけでなく、種々の加水分解性官
能基を別の加水分解性官能基に変換し使用する事も可能
である。
本発明の珪素末端ポリエーテルは、大気中に暴露される
と水分の作用により、3次元的に網状組織を形成し、ゴ
ム状弾性を有する固体へと硬化する。硬化速度は大気温
度、相対湿度、および加水分解性基の1類により変化す
るので、使用するにあたっては、特に加水分解性基の種
類1充分考慮する必要がある。加水分解性基Yとしては
、既に述べたように種々のものが使用されるが、特にア
ルコキシ基が好ましい。アルコキシ基の中でもメトキシ
基が更に好ましい。又、本発明の珪素末端ポリエーテル
は実際に使用する時まで水と接触しないような無水の状
態下に保存した方が好ましい結果が得られる。
本発明の珪素末端ポリエーテルおよび該ポリエーテルを
有効成分とする組成物を硬化させるにあたっては、シラ
ノール縮合触媒を使用してもしなくてもよい。縮合触媒
を使用する場合はアルキルチタン酸塩;有機珪素チタン
酸塩;オクチル酸錫、ジブチル錫ラウレートおよびジブ
チル錫マレエート、ジブチル錫フタレートなどの如きカ
ルボン酸の金属塩;ジブチルアミン−2−エチルヘキソ
エートなどの如きアミン塩;ならびに他の酸性触媒およ
び塩基性触媒など公知のシラノール縮合触媒が有効に使
用される。これら縮合触媒の量は、珪素末端ポリエーテ
ルに対し、O〜10ffi!5%で使用するのが好まし
い。加水分解性基Yとして、アルコキシ基が使用される
場合には、この重合体のみでは硬化速度が遅いので縮合
触媒を使用する事が好ましい。この場合、縮合触媒とし
ては錫のカルボン酸塩が特に好ましい。
本発明の珪素末端ポリエーテルは、種々の充填剤を混入
する事により変性しうる。充填剤としては、ツユ−ムシ
リカ、沈降性シリカ、無水ケイ酸、含水ケイ酸およびカ
ーボンブラックの如き補強性充填剤;炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、ケイソウ土、焼成りレー、クレー、
タルク、酸化チタン、ベントナイト、有機ベントナイト
、酸化第二鉄、酸化亜鉛、活性亜鉛華およびシラスバル
ーン、などの如き充填剤;石綿、ガラス繊維およびフィ
ラメントの如き繊維状充填剤が使用できる。
これら充填剤で強度の高い硬化組成物を得たい場合には
、主にツユ−ムシリカ、沈降性シリカ、無水ケイ酸、含
水ケイ酸、カーボンブラック、表面処理微細炭酸カルシ
ウム、焼成りレー、クレー、および活性亜鉛華などから
選ばれる充填剤を珪素末端ポリエーテル100重量部に
対し、1〜100重虚部の範囲で使用すれば好ましい結
果が得られる。又、低強度で伸びが大である硬化組成物
を得たい場合には、主に酸化チタン、炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、タルク、酸化第二鉄、酸化亜鉛、お
よびシラスバルーンなどから選ばれる充填剤を珪素末端
ポリエーテル100mt部に対し5〜200 暇i部の
範囲で使用すれば好ましい結果が得られる。もちろんこ
れら充填剤は、1種類のみで使用してもよいし、2種類
以上混合使用してもよい。
本発明において、可塑剤を充填剤と併用して使用すると
硬化物の伸びを大きく出来たり、多量の充填剤を混入出
来たりするのでより有効である。
該可塑剤としては、一般によく使用されているものであ
る。例えばジオクチルフタレート、ジブチルフタレート
、ブチルベンジルフタレートなどの如キフタル酸エステ
ル類;アジピン酸ジオクチル、コハク酸イソデシル、セ
バシン酸ジブチルなどの如き脂肪族2塩基酸エステル頴
;ジエチレングリコールジベンゾエート、ペンタエリス
リトールエステルなどの如きグリコールエステル類;オ
レイン酸ブチル、アセチルリシノール賎メチルなどの如
き脂肪族エステル類;リン酸トリクレジル、リン酸トリ
オクチル、リン酸オクチルジフェニルなどの如きリン酸
エステル類;エポキシ化大豆油、エポキしステアリン酸
ベンジルなどの如きエポキシ可塑剤;塩素化パラフィン
などの可塑剤が単独又は2種類以上の混合物の形で任意
に使用出来る。
可塑剤量は、珪素末端ポリエーテル100ffifjL
部に対し、0〜1ooxi部の範囲で使用すると好まし
い結果が得られる。
本発明における珪素末端ポリエーテルを有効成分とする
配合組成物では充填剤、可塑剤、縮合触媒が主に使用さ
れるが、フェノール樹脂およびエポキシ樹脂などの如き
接着付与剤、頭材、老化防止剤、紫外線吸収剤などの如
き、添加剤も任意に使用される事も包含される。
本発明における珪素末端ポリエーテルを有効成分とする
組成物においては、1液組成物および2液組成物のいず
れも可能である。2液組成物として使用する場合1こは
、例えば珪素末端ポリエーテル、充填剤および可塑剤か
ら成る成分と充填剤、oJ塑刑および縮合触媒から成る
成分とに分け、使用直前に両成分を混合し使用すれば良
好な結果が得られる。1液組成物として使用する場合に
は、珪素末端ポリエーテル、充填剤、可塑剤および縮合
触媒を充分脱水乾燥してから水分非存在下で混合し、カ
ートリッジなどに保存しておけば保存安全性良好な1液
組成物としても使用可能である。
本発明において得られる珪素末端ポリエーテルを有効成
分とする組成物は1液および2液の弾性シーラントとし
て特に有用であり、建造物、船舶、自動車、道路などの
密封剤として使用しうる。更に、単独あるいはブライマ
ーの助けをかりてガラス、磁器、木材、金属、樹脂成型
物などの如き広範囲の基直に密着しうるので、種々のタ
イプの密封組成物および接着組成物としても使用可能で
ある。更薔こ、又、食品包装材料、注型ゴム材料、型取
り用材料、塗料としても有用である。
〔実施例〕
以下、具体的に実施例を挙げて述べる。
実施例1 窒素置換された撹拌機付耐圧反応容器Cζ、分子ff1
8.000のポリプロピレンオキシドを80of入れる
。該ポリプロピレンオキシドは1分子中に分子量増大の
ための結合単位として 末端は0H2= 0HOH20−基 85%、CH8C
■=C■〇−基 5%、■0基 10%からなっている
。メチルジクロルシランを23y窒素気流下にて加え、
続いて塩化白金酸の触媒溶液(H2PtCl4・6H2
02yを1so−プロパツール9ml、テトラヒドロフ
ラン82m/にとかした溶液)0.52g/を加え、8
0°Cで6時間反応させる。
反応系の温度を30°Cに下げプロピレンオキシドを2
39加え、dいてメタノール12.8f加えて撹拌下3
0°Cで2時間反応させた後、70゛Cに昇温し4時間
反応させる。反応終了後、減圧下で揮発分を除去すると
、末端基の80%が H8 (0H80)2S 1−0H20H20H20−基であ
る重合体が得られる。該重合体100ffi1部に対し
ジブチル錫ジラウレート1重量部、活性亜鉛華1.5這
λ部を加えてよく混合し、常温大気中に放置すると1〜
2日で硬化し、伸びの大きいゴム弾性体が得られる。
実施例2〜5 窒素置換された撹拌機付耐圧反応容器に、分子J18.
000のポリプロピレンオキシドを80of入れる。該
ポリプロピレンオキシドは1分子中に分子量増大のため
の結合単位として 末端はCH2=OHO)I20−基 85%、OH@O
H= 0HO−基 5%、HO基 10%からなってい
る。メチルジクロルシランを23F窒素気流下にて加え
、続いて塩化白金酸の触媒溶液(HgPtC16・6H
g02Fを1so−プロパツール9耐、テトラヒドロフ
ラン82m1にとかした溶液)0.52−を加え、80
°Cで6時間反応させる。反応終了後、減圧下、揮発分
を除去した後、60″Cまで内温を下げた後、オルトギ
酸メチル100Fを加え、続いて表1に示した化合物を
添加、60°Cにて5 Hr反応させる。反応終了後、
減圧下で揮発分を除去すると表1に示した末端基を有す
る重合体が得られる。
該重合体100重量部に対しジブチル錫ジラウレート1
重量部、活性亜鉛華1.5重量部を加えてよく混合し、
常温大気中に放置すると1〜2日で硬化し、伸びの大き
いゴム弾性体が得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主鎖中に、 式▲数式、化学式、表等があります▼、 式▲数式、化学式、表等があります▼、 式▲数式、化学式、表等があります▼、 (式中、R^1は炭素数1〜20の2価の有機基) よりなる群から選ばれる結合単位を平均して少なくとも
    1個含有し、かつ分子末端に、 式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^2は水素、又は炭素数1〜20の1価の有
    機基;R^3は炭素数1〜20の2価の有機基;bは0
    又は1の整数) で示される末端基を全末端基中で70%以上含有するポ
    リエーテル又はポリエステルに、式▲数式、化学式、表
    等があります▼ (式中、R^4は炭素数1〜12の1価の炭化水素基;
    Xはハロゲン原子;aは0、1、又は2の整数) で示される水素化珪素化合物を反応させ、 式▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる珪素基を少なくとも1つの末端に有するポ
    リエーテル又はポリエステルを製造した後、X基をY基
    に変換する事を特徴とする、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Yはアルコキシ基、アシルオキシ 基、ケトキシメート基、アミド基、酸アミド基、アミノ
    オキシ基およびメルカプト基より選ばれる基) で表わされる珪素基を小なくとも1つの末端に有するポ
    リエーテル又はポリエステルの製造法。
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