JPS61158058A - 情報信号再生装置 - Google Patents

情報信号再生装置

Info

Publication number
JPS61158058A
JPS61158058A JP27646584A JP27646584A JPS61158058A JP S61158058 A JPS61158058 A JP S61158058A JP 27646584 A JP27646584 A JP 27646584A JP 27646584 A JP27646584 A JP 27646584A JP S61158058 A JPS61158058 A JP S61158058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
edge
signal
region
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27646584A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuzo Ujo
鵜城 達三
Koji Takahashi
宏爾 高橋
Kenichi Nagasawa
健一 長沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP27646584A priority Critical patent/JPS61158058A/ja
Publication of JPS61158058A publication Critical patent/JPS61158058A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は情報信号再生装置に関し、特に長手方向に複数
の領域が形成されたテープ状記録媒体の各領域より情報
信号の再生を行う情報信号再生装置に関する。
〈従来技術の説明〉 近年、磁気記録の分野では高密度記録が追求されており
、ビデオテープレコーダ(VTR)においてもテープの
走行速度を低下させ、更に高密度な磁気記録を行う様に
なっている。そのため従来の様に固定ヘッドを用いてオ
ーディオ信号を記録していたのでは、相対速度が大きく
とれず再生音質が劣化してしまうものである。
そこでその1つの解決方法として回転ヘッドで形成する
トラックの長さを従来より長くして、その延長部分に時
間軸圧縮したオーディオ信号を順次記録する方法がある
例えば回転2ヘツドヘリカルスキヤンタイプのVTRに
おいては、従来回転シリンダに磁気テープを1800以
上巻付けていたのであるが、回転シリンダに(180+
θ)0以上巻付け、余分に巻付けた部分にPCM化され
時間軸圧縮されたオーディオ信号を記録するVTRが考
案されている。第1図はこの様なVTRのテープ走行系
を示す図、第2図は第1図に示すVTRによる磁気テー
プ上の記録軌跡を示す図である。図において1は磁気テ
ープ、2は回転シリンダ、3.4はシリンダ2に位相差
180°で取付けられた互いに異なるアジマス角を有す
るヘッド、5はテープl上に形成されたトラックのビデ
オ領域部分、6は同じくオーディオ領域部分である。ビ
デオ領域5は回転シリンダ20180°分でヘッド3.
4がテープをトレースした部分、オーディオ領域6は回
転シリンダ2の00分でヘッド3,4がテープをトレー
スした部分である。又第2図中f1〜f4は周知の4周
波方式により各トラックに重畳されているトラッキング
用パイロット信号の周波数を示し、その周波数の関係は
(f2−f 1)=f3−f4:fHで、f4−f2中
2fHとなっている。但しf)(はビデオ信号の水平走
査周波数を示す。
この様にしてオーディオ領域にPCM化して時間軸圧縮
したオーディオ信号を再生した場合の音質はかなり高く
アナログ信号を記録再生するオーディオ専用器の音質に
勝るとも劣らないものである。
一方、上述の如きVTRに於いてビデオ領域5に対して
も別のオーディオ信号を記録しようという提案がなされ
ている。即ち、例えばθ=36°とした時、1800分
回転ヘッドが回転すれば6の如きオーディオ領域が他に
5つ設けられる。そして夫々の領域に独立に時間軸圧縮
したオーディオ信号を記録すれば計6チヤンネルのオー
ディオ信号を記録可能なオーディオ専用テープレコーダ
が得られるというものである。
以下、このテープレコーダについて簡単に説明しておく
。第3図は上述のテープレコーダのテープ走行系を示す
図、第4図はこのテープレコーダによるテープ上の記録
軌跡を示す図である。尚、第1図、第2図と付番は共用
する。
第4図に於て、CHI−CH6は夫々ヘッド3またはヘ
ッド4が第3図に於てAからB、 BからC,Cからり
、DからE、EからF、FからGをトレースしている期
間にオーディオ信号が記録される領域である。各領域に
は夫々別々にオーディオ信号を記録することが可能であ
り、夫々いわゆるアジマス重ね書きが行われるが、各領
域Cl l−CH6のトラックは同一直線上にある必要
はない、また各領域には夫々トラッキング制御用のパイ
ロット信号が記録されるが、各領域毎に所定のローテー
ション(f1→f2→f3→f4)で記録されているも
のとし、これも領域間に相関性はない。
又CHI〜CH3に示す領域は第3図に於てテープlが
所定の速度で矢印7に示す方向に走行している記録再生
され、CH2−CH2に示す領域は同じく矢印9に示す
方向に走行している時記録再生される。従って第4図に
示す如<、CHI−CH3に示す領域の各トラックの傾
きと、CH2−CH2に示す領域の各トラックの傾きと
は若干異なる。但し、この時相対速度の差については、
ヘッド3.4の回転によるものに比べ、テープlの走行
によるものは極めて小さいため問題とならないものとす
る。
第5図は上述の如きテープレコーダの記録再生のタイム
チャートである。図中(a)はシリンダ2の回転に同記
して発生される位相検出パルス(以下PG)で、1/6
0秒に°6ノ\イレベル(H)”と°゛ローレベルL)
”を繰り返す30H2の矩形波である。また、(b)は
PGC&)と逆極性のPGである。ここでPG(a)は
ヘッド3が第3図のBからGまで回転する間H,PG(
b)はヘッド4が同じくBからGまで回転する間iであ
るものとする。
第5図(c)はPG (a)より得たデータ読み込み用
パルスで、ビデオ信号の1フイ一ルド分(1760秒)
に対応する期間のオーディオ信号を1フイールドおきに
オーディオ信号をサンプリングするためのものである。
第5図(d)はサンプリングされたlフィール1分のオ
ーディオデータをRAM等を用いて誤り訂正用冗長コー
ド等を付加したり、配列を変えたりするための信号処理
機関をHで示す、第5図(e)はデータ記録の機関をH
で示し、上述の信号処理で得られた記録用データをテー
プ1に記録するタイミングを示す。
例えば第5図を用いて時間的に信号の流れを追うと、t
i−t3の期間(ヘッド3がB−Gに移動中)サンプリ
ングされたデータは、t3〜t5(ヘッド3がG−A)
で信号処理が施され、t5〜t6(ヘッド3がA−B)
の期間で記録される。即ちヘッド3によって第4図のC
HIの領域に記録される。一方PG (b)がHの期間
にサンプリングされたデータは同様のタイミングで信号
処理され、ヘッド4によってCHIの領域に記録される
PG (a)を所定位相(ここではl領域分の36°)
移相したPGを第5図(f)に示す。
以下PG (f)及び不図示のこれと逆特性のPGによ
ってオーディオ信号を記録する場合について説明する。
第5図t2〜t4にサンプリングされたデータは、t4
〜t6の間第5図(g)に示す信号に従って信号処理さ
れ、t6〜t7の期間第5図(h)に示す信号に従って
記録される。即ちヘッド3によって、該ヘッド3がB−
Cをトレースする期間、第4図のCH2に示す領域に記
録される。同期にt4〜t7の期間にサンプリングされ
たデータはヘッド4によってCH2に示す領域に記録さ
れる。
次にCH2に示す領域に記録された信号を再生する動作
について説明する。
ヘッド3によるテープ1からのデータの読取は第5図(
h)に示す信号に従いt6〜t7(ti−t2も同様)
に行われ、第5図(i)に示す信号に従いt7〜t8(
t2〜t3)に記録時とは逆の信号処理が行われる。即
ちこの期間で誤り訂正等を行い、更に第5図(j)に示
す信号に従いt8〜t9(t3〜t6)で再生オーディ
オ信号が出力される。もちろんヘッド4による再生動作
は上述の動作と180’の位相差をもって行われ、これ
で連続した再生オーディオ信号が得られる。
また他の領域CH3〜CH6についても。
PG (a)をnX36°分移相し、これに基いて上述
の記録再生動作を行えばよいことは云うまでもなく、ま
たこれはテープの走行方向には依存しない。
上述の如きテープレコーダにあっては、第4図に示す様
に領域CHI〜CH3は正方向(矢印7に示す方向)に
テープlを走行させつつ記録し、領域CH4〜CH6は
負方向(矢印9に示す方向)にテープlを走行させつつ
記録した。
しかし、もちろんテープ走行方向はこの様に一義的に決
定できるものではなく、各領域毎に本来は自由に決定で
さる。また2つ以上の領域を同時に利用して、より情報
量の多い情報信号を記録することも考えられ、この場合
これらの領域の記録方向は当然同方向となる。
従って、他のテープレコーダとの互換を考慮すれば再生
はテープlをいずれの方向に走行させても各領域につい
て行い得ることが望ましい、しかし、再生時のテープの
走行方向が記録時のそれと逆になってしまうと聴取に堪
えないオーディオ信号が再生される。更に所望の領域を
再生しようとしれば、一旦停止モードにした後テープの
走行方向を反転させる必要がある。
また、各領域の先頭、即ち始端からの再生を行おうとし
た場合、テープを逆の端部まで送らねばならない、これ
らの一連の動作をユーザーがマニュアル操作で行うこと
は非常に煩わしい。
〈発明の目的〉 本発明は、上述の背景に鑑みてなされたものであって、
長手方向に複数の領域が形成されたテープ状記録媒体の
各領域より情報信号を再生する場合に、極めて使い勝手
の良い情報信号再生装置を提供することを目的とする。
〈実施例による説明〉 以下、本発明を実施例に基いて詳細に説明する。
第6図は本発明の一実施例としてのテープレコーダの概
略構成を示す図であり、第3図と一部の付番を共用する
11はシリンダ2の回転位相検出信号(PG)を発生す
る位相検出器であり、該検出器11で検出されたPGは
ドラムモータ制御回路l2へ供給される。これに応じて
制御回路12はシリンダ2を定速回転させる。また、こ
のPGは後述するタイミングパルス発生回路25及びパ
イロット信号発生回路26へも供給される。
13.14は夫々キャプスタン17.20のフライホイ
ールの回転速度検出信号(FG)を発生する検出器であ
り、これらによるFGはキャプスタンモータ制御回路1
5に供給される。
制御回路15は検出器13.14より得たFGを択一的
に用いて、キャプスタン17.20の回転を制御する。
操作部22はユーザーの操作に基いて、記録、再生、早
送、巻戻等の動作モードに対応するデータ及びCHI−
CH6の内1つの領域を指定する領域指定データをシス
テムコントローラ23に供給する。システムコントロー
ラ23は後に詳説する様に端部検出機構29・、正逆判
別回路33よりのデータ及び操作部22よりのデータに
基いて装置各部を制御する。また領域指定回路24を制
御して記録または再生を行う領域を決定する機能も有し
ている。
領域指定回路24は指定領域に対応したデータをタイミ
ングパルス発生回路25に供給し。
タイミングパルス発生回路25はこの領域指定データ及
びPGに基いて録再信号処理回路31及びゲート回路2
7の動作タイミングを制御するタイミングパルスを発生
する。このタイミングパルスについては85図に示す通
りである。
端子34より入力されたアナログオーディオ信号は録再
信号処理回路31で周知の処理、例えば標本量子化、変
調1時間軸圧縮、等が行われて後加算器30へ供給され
る。加算器30へはパイロット信号発生回路26よりf
1→f2→f3→f4の順でトラッキング用バイロフト
信号が供給され、この加算器30の出力    ゛信号
はゲート回路27を介してヘッド3.4にて指定領域へ
記録される。
他方ヘッド3.4から指定領域より再生信号がピックア
ップされると、ゲート回路27でゲートされて後録再信
号処理回路31へ供給される。録再信号処理回路31で
は記録時と逆の信号処理、例えば時間軸伸長、復調、誤
り訂正等が行われ、再生アナログオーディオ信号を端子
35へ出力する。
ATF回路32は周知の如く再生信号を用いてヘッド3
,4の記録トラックに対するトラッキングエラー信号を
形成し、これをキャプスタンモータ制御回路15に供給
する。これによってキャプスタン17または20の回転
位相が制御され、ヘッド3.4は記録トラック上を忠実
にトレースすることになる。
このトラッキングエラー信号は再生信号中に含まれるト
ラッキング用パイロット信号中、主にトレースしている
主走査トラツクの両隣接トラックに記録されているパイ
ロット信号成分を夫々検出し比較することによって得ら
れる。
例えばまず記録時と同じローテーションfl−f2→f
3→f4で、再生パイロット信号にリファレンス信号を
乗算する。この乗算出力に含まれるf)(,3f)l成
分を分離し、夫々検波した後比較する。更に、この比較
出力を指定領域に応じたタイミングでサンプルホールド
し、1フイ一ルド期間毎にこのサンプルホールド出力を
反転することによってトラッキングエラー信号が得られ
る。
このトラッキングエラー信号は後述する正逆判別回路3
3へも供給され、再生時のテープ走行方向が記録時のそ
れと合致しているかどうかを判別するのに用いられる。
さて、ここで記録時と逆方向にテープを走行させた時に
得られるトラッキングエラー信号について考察してみよ
う。今、f1→f2−f3→f4の順に前述の乗算用リ
ファレンス信号を供給し、この時の主走査トラツクより
得られるトラッキング用パイロット信号がf1→f4→
f3→f2、またはf3→f2→f1→f4であり、か
つヘッド3.4が主走査トラツクについてサンプリング
タイミングで完全にジヤストドラッキングしていればト
ラッキングエラー信号は常にゼロとなる。
しかしこの様な状態は極めて希にしか起こり得す、通常
はキャプスタンモータ制御回路15の速度制御回路は位
相進み方向または位相遅れ方向に若干ずれてしまうため
常にジャストトラッキングを保てない、今、少しでもト
ラッキングにずれが生じると、f)l成分、3f)l成
分が得られる方向は常に同方向となるため、■フィール
ド毎にエラー電圧の発生方向が反転する。
また、fl→f2→f3→f4の順に乗算用リファレン
ス信号を供給している時の主走査トラツクより得られる
トラッキング用パイロット信号がf2→f1→f4→f
3、またはf4→f3→f2→f1であればfH酸成分
み、または3fH成分のみが検出されることになり、3
0Hzの矩形波信号となる。
従って正逆判別回路33はトラッキングエラー信号を3
0Hzのバンドパスフィルタを介して検波し、この検波
出力が基準値以上になればハイレベルの出力を行う様に
構成してやれば良い。
第7図、第8図は夫々第6図の正逆判別回路33の他の
具体例を示す図である。
第7図中50はトラッキングエラー信号が供給される端
子で、トラッキングエラー信号はバイパスフィルタ51
へ供給され高周波成分のみが検波回路52にて検波され
る。この検波出力は比較回路53で基準電圧と比較され
る。前述の如く記録時と逆方向にテープを走行させて再
生を行った場合、30Hzの矩形波が発生する。従って
高周波成分が多く含まれるということに着目すれば、比
較回路53の出力がハイレベルの時、逆方向再生を行っ
ていることが判別できる。この判別信号は端子55を介
してシステムコントローラ23へ供給される。
第8図に於いて端子60に供給されたトラッキングエラ
ー信号は比較回路61.62に供給される。比較回路6
1.62では基準電圧63に比べ十の絶対値、−の絶対
値が大きいことを検出する。トラッキングエラー信号は
逆方向再生した時30Hzの矩形波信号となるのである
から、l/60秒毎に比較回路61.62の出力がハイ
レベルとなり、モノマルチ64.65が順次トリガされ
る。モノマルチ64.65は反転期間が1/30秒以上
に設定してあり、再トリガ可能としている。
これによって逆再生を行った時、モノマルチ64.65
ともハイレベルの出力を保ちアンドゲート66の出力も
ハイレベルとなる。従ってアンドゲート66の出力は正
逆判別信号として端子67を介してシステムコントロー
ラ23へ供給される。  ′ 逆方向再生を行おうとした場合、トラッキングサーボは
上述の如く全く働かないので、上述の方法で十分逆方向
再生の検出は可能である。
但し応答速度を更に速くする等の目的でジャストトラッ
ク時にも検出しようとすれば、次の様な方法がある。
今、f1→f2→f3→f4の順に乗算用リファレンス
信号を供給した時のジャストトラックする主走査トラツ
クのパイロット信号ローテーションをf1→f4→f3
→f2、またはf3→f2→f 14f4とすれば、そ
れぞれ2f)4.4f)4成分が存在する。これらを検
波すれば、前述の如き特殊な場合の逆方向再生が検出で
きる。従ってトラッキングズレがある場合の検出信号と
、このジャストトラッキング時の検出信号との論理和を
とれば、逆方向再生検出の応答速度、確実性を向上させ
ることができる。゛ 次に端部検出回路29について簡単に説明しておく、端
部(テープ端)の検出は様々な方法で従来より実行され
ている0例えばテープテンションの検出、テープ端の透
明部、導電部、反射部等の検出、端部を示す記録信号の
検出等が知られている。また、リールの回転数または2
つのリールの回転数の比を検出しテープ残量、テープ使
用量等の検出を行うことが知られている。この残量もし
くは使用量が所定値より少なくなった時、これを端部と
して取扱うこともできる。
以下、これらの正逆方向判別、終端検出等のデータ、更
には操作部22よりの動作モードデータ、領域指定デー
タ等により装置全体をコントロールするシステムコント
ローラ23の動作に′ついて説明する。第9図はシステ
ムコントローラ23の動作の一例を説明するためのフロ
ーチャートであり、以下、該フローチャートを用いて説
明する。
操作部22よりテープの早送り指令がなされると(第9
図31ステツプ)、システムコントローラ23は正方向
または負方向にテープlを早送りする。この時のテープ
走行はキャプスタン機構制御回路28をしてピンチロー
ラ18゜21のキャプスタン17.20への圧着を解除
し、不図示のリールによって行う方法でも良いし、キャ
プスタン17.20の一方を回転させ、ピンチローラ1
8.21の一方の圧着を禁止する方法でも良い。
こうして装置は早送りモード(S 13)となり、端部
が検出されるか停止命令がされる(S l 2)まで早
送りを続ける。早送り時、指定されている領域は端部に
来ると再生できなくなる。そこで端部が検出されると(
S 11)、領域指定回路24をして指定領域を切換せ
しめる(S 10)。この指定領域の切換は本実施例装
置で記録時のテープ走行方向が異なる領域間で行われる
0例えばCHI→CH4、CH2MCH5、CH3→C
H6等の切換が行われる。
これに伴い使用するキャプスタンも選択され、これまで
指定領域の再生に用いられていたキャプスタンとは逆向
きにテープを駆動させるキャプスタンを動作可能状態と
する(S9)。
この後、新たに指定された領域について再生を開始しよ
うとするのであるが、この時の動作は装置が停止モード
にある時に再生命令が行われた時(S2)と全く同様で
ある。まずキャプスタン17または19の駆動の開始が
行われ、ゲート回路27よりはヘッド3.4よりの再生
出力が得られ正逆判別回路33での判別が可能な状態と
なる。
この時、逆方向再生が行われる結果となると(S4)、
装置を再び早送りモードとしく513)、この後操作部
を操作しなければテープは逆の端部まで送られる。
一方、正方向再生が行われればそのまま再生が行われ、
始めて再生オーディオ信号が出力され始める(S5)。
そして、操作部22で停止が命令されるか(S7)、逆
の端部に到達する(S6)まで再生が継続される。
そして、端部まで再生が終わると、オーディオ信号の出
力が停止され(S8)、再び指定領域が切換られて、切
換られた領域について再生が行われようとする。
これら一連の動作を以下簡単にまとめておく。端部が検
出されると、指定領域が切換、られ、新たに指定された
領域についてこの端部が始端であるか終端であるかが判
別される。そして始端であれば再生を行い、終端であれ
ば始端となるべき逆端へと自動的に早送りが行われる。
上述実施例のテープレコーダによれば、再生時のテープ
走行方向が記録時のそれと一致していると判別されるま
でオーディオ信号の再生出力を禁出している為、不快な
再生オーディオ信号が出力されることはない。
また、所望の領域の再生方向が逆方向であれば自動的に
早送りが行われる様に構成されているため、極めて使い
勝手の良いテープレコーダが得られるものである・ 尚、上述実施例の構成中、指定領域の切換については一
義的に行ったが、例えば端部以外で逆方向再生が検出さ
れた場合には指定領域の切換は行わない様なソフトを形
成してやることも可能である。また、指定領域の切換を
何度も行い、正常再生が行い得領域を指定することもと
能である。この場合、正常再生を行い得°る領域がない
時初めて全く逆の端部にまでテープを走行させてやれば
良い。
更に各領域への記録時間が極めて長い場合には、端部以
外での逆方向再生については、使用するキャプスタンの
切換のみを行う様に構成することも可能である。この様
に正逆判別回路33は単に端部が始端であるか終端であ
るかを検出するためだけのものではない。
く効果の説明〉 以上、説明した様に本発明によれば、テープ状記録媒体
の端部を検出すると共に、これが各領域について終端で
あるか始端であるかを検出可能に構成することにより、
極めて使い勝手の良い情報信号再生装置を得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のVTRのテープ走行系を示す図。 第2図は第1図に示すVTRによる磁気テープ上の記録
軌跡を示す図、 第゛3図は従来のテープレコーダのテープ走行系を示す
図。 第4図は第3図のチープレコータのテープ−Lの記録軌
跡を示す図、 第5図は第3図のテープレコーダの記録再生のタイミン
グチャート。 第6図は本発明の一実施例としてのテープレコーダの概
略構成を示す図、 第7図、第8図は夫々第6図の正逆判別回路の具体例を
示す図、 第9図は第6図のシステムコントローラの動作の一例を
示すフローチャートである。 図中1は記録媒体としての磁気テープ、7゜9はテープ
走行方向を示す矢印、29は検出手段としての端部検出
機構、33は判別手段としての正逆判別回路、CHI−
CH6は夫々領域である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 長手方向に複数の領域が形成されたテープ状記録媒体の
    各領域より情報信号の再生を行う装置であって、前記テ
    ープ状記録媒体の端部を検出する検出手段と、該手段で
    検出された端部が前記各領域について始端であるか終端
    であるかを判別する判別手段とを具える情報信号再生装
    置。
JP27646584A 1984-12-28 1984-12-28 情報信号再生装置 Pending JPS61158058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27646584A JPS61158058A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 情報信号再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27646584A JPS61158058A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 情報信号再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61158058A true JPS61158058A (ja) 1986-07-17

Family

ID=17569823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27646584A Pending JPS61158058A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 情報信号再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61158058A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0375953B2 (ja)
US5003411A (en) Method for recording/reproducing and searching digital signals using a helical scan type rotary head
US4930031A (en) Apparatus for recording and reproducing digital signals using a helical scan
JPS63144484A (ja) 映像信号記録装置
JPS61114673A (ja) 信号記録再生方式
US5235479A (en) Digital video tape recorder with tracking central circuit for causing positions of existing recorded track and newly recorded track to coincide during editing
JPS61158058A (ja) 情報信号再生装置
JP2791554B2 (ja) 再生装置
JPH0475580B2 (ja)
JPS61296553A (ja) 記録再生装置
JPS61151804A (ja) 回転ヘッド型記録再生装置
JPS61144705A (ja) 記録及び記録再生装置
JP3008712B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2950570B2 (ja) 磁気録画再生装置
JPS61196472A (ja) 回転ヘツド型記録または再生装置
JPH0248976Y2 (ja)
JPH0644327B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS61144701A (ja) 記録及び記録再生装置
JPS61144703A (ja) 回転ヘッド型記録または再生装置
JPS61194602A (ja) 回転ヘツド型記録または再生装置
JPS61144706A (ja) 記録及び記録再生装置
JPS60216678A (ja) 磁気記録再生装置
JPS61150179A (ja) 回転ヘツド型記録または再生装置
JPH0792946B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS61196402A (ja) 回転ヘツド型記録または再生装置