JPS61157586A - 高濃度石炭水スラリの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高濃度石炭水スラリの製造方法において、スラ
リの性状を良好にするための製造方法に関するものであ
る。

〔従来の技術〕

高濃度石炭水スラリとは、微粉砕した石炭６０〜９０重
量％と水１０〜４０重量％とに若干の添加剤を加えた混
合物で、脱水を行なうことなくそのｉまボイラ等で燃焼
可能な流体燃料のことであり、固体燃料である石炭を流
体化することにより利用範囲を飛躍的に拡大するもので
ある。なお、以下石炭水スラリを単にスラリと略記する
。

従来、高濃度スラリの製造法には、大別して乾式法、高
濃度湿式法及び低濃度湿式法の３種類があった。

乾式法はミルを使用し空気中で石炭を微粉砕した後、こ
れを水及び添加剤と一緒に混合・攪拌（以下、混合攪拌
と記す）して高濃度スラリとするものである。

また、高濃度湿式法はチューブミルに石炭。

水及び添加剤を同時に投入し、微粉砕と混合攪拌を同時
に行なうものである。

さらに、低濃度湿式法はチューブミルに石炭と水とを投
入して低濃度で微粉砕し、いったん石炭２０〜６０重量
％と水４０〜８０重量％の低濃度スラリとしたのち、こ
れを脱水機にて脱水して脱水ケーキとし、これを混合攪
拌機内において改めて少量の調整水と添加剤と一緒に混
合攪拌して高濃度スラリとするものである。

第１２図に図示するものは、従来の低濃度湿式高濃度ス
ラリの製造方法に関するフローシートである。

第１２図において、ａは石炭の供給用貯留槽、ｂは石炭
の供給ライン、Ｃはミル供給水用のタンク、ｄはミル供
給水の供給ライン。

Ｃは湿式ミル、ｆは湿式ミルｅで得られた低濃度スラリ
の輸送ライン、ｇは脱水機、ｈは脱水機ｇで脱水して得
られた脱水水の排水ライン、１は脱水機ｇで脱水して得
られたスラリ（以下脱水ケーキと記す）の輸送ライン。

」は混合攪拌機、には混合攪拌機ｊに調整水の供給ライ
ンａを介して調整水を供給する調整水用のタンク、ｍは
混合攪拌機Ｊに添加剤を供給ラインｎを介し添加剤を供
給する添加剤用のタンク、０は製品である高濃度スラリ
の輸送ライン、ｐは製品である高濃度スラリの貯蔵タン
ク又はボイラ等の燃焼手段（以下製品スラリ用タンクと
記す）である。

このようなフローシイ−１・において貯留槽ａ及びタン
クＣからラインｂ及びｄを介して石炭及びミル供給水を
湿式ミルｅに供給し。

低濃度で粗粉砕処理して低濃度スラリを作る。

この低濃度スラリをラインｆによって脱水機ｇへ供給す
る。脱水機ｇでは低濃度スラリを脱水し、脱水水はライ
ンｈから排水し、脱水ケーキはライン１を介して混合攪
拌機Ｊに供給する。この混合攪拌機Ｊでは供給されてき
た脱水ケーキにタンクｋ及びｍからラインｌ及びｎを介
して供給される調整水及び添加剤を一緒に混合攪拌して
粘性の低い高濃度スラリに調整し製品として高濃度スラ
リのライン０から製品スラリ用ダンクｐに供給する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような従来の低濃度湿式性高濃度スラリの製造方法
において、混合攪拌機Ｊからライン０を介して製品とし
て出て来る高濃度スラリは、湿式ミルｅで石炭を粗粉砕
するのみであるので石炭粒の形状は角ばっており、した
がって添加剤と混合攪拌した場合、添加剤がうまく分散
しなかった。このため、添加剤の効果が充分に発揮でき
ず、また粘度の低い高濃度スラリを得ることが出来なか
った。

また、湿式ミルｅで石炭を粗粉砕するのみであるので微
小又は超微小石炭粒は少量しか生成されなかった。した
がって、従来の高濃度スラリ中にも微小又は超微小石炭
粒は少量しか含まれてなく、そのため高濃度スラリのレ
オロジー特性はダイラタントとなり貯蔵安定性が劣ると
いう欠点があった。

さらに、高濃度スラリのレオロジー特性を擬塑性とし、
貯蔵安定性を向上させるために何らかの方法でミル内に
おいて微小又は超微小石炭粒を生成させたとしても、低
濃度スラリ中に微小又は超微小石炭粒が多量に含まれる
場合には脱水機の脱水性能が著しく低下し。

脱水ケーキ中の水分が増加し、したがって出来上がった
高濃度スラリの濃度が低下するという欠点があった。さ
らにまた、従来の低濃度湿式性高濃度スラリの製造方法
においては。

混合攪拌機Ｊからライン０を介して製品として出て来る
高濃度スラリにはノくラツキすなわち品質の均一性の問
題があり、その結果ボイラ等で使用した場合に燃焼状態
がマチマチになる可能性があった。

本発明は、上記する従来の低濃度湿式高濃度スラリの製
造方法の諸問題を解消し、粘性の低い均一性のある良質
の高濃度ステ１ノを得ることを目的として提供するもの
である。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の第１発明は９石炭を水中で粗粉砕ミルによって
粗粉砕して低濃度スラリを作す。

ついで−に記低濃度スラリを脱水し、得られる脱水ケー
キをスラリ調整槽に導き、同スラリ調整槽で供給される
調整水、添加剤及び上記脱水ケーキを返送されてくる返
送超微小粒含有熟成スラリとともに混合攪拌しながら調
整して調整高濃度スラリを作り、さらに上記調整高濃度
スラリを熟成機で攪拌して均一性のある熟成高濃度スラ
リに熟成して製品として供給し、かつ上記熟成高濃度ス
ラリの１部を超微粉砕ミルに導き、同超微粉砕ミルで上
記熟成高濃度スラリの石炭粒を超微粉砕しながら摩砕し
て超微小粒含有熟成スラリとしたのち上記スラリ調整槽
に返送循環させることを特徴とする高濃度スラリの製造
方法である。

〔作　用〕

粗粉砕ミルに石炭と水とを供給して粗粉砕処理し水分の
多い低濃度スラリを作る。この低濃度スラリは水分が多
いのでここまではボイラ等での燃焼効率に悪影響を与え
るため。

またスラリ調整槽で得られるスラリの水分濃度を均一化
するために脱水する。

整水、添加剤及び上記脱水ケーキと、超微粉砕ミルで作
られた超微小粒含有熟成スラリとを一緒に混合攪拌しな
がら調整して調整高濃度スラリを得る。この調整高濃度
スラリは熟成機に送り込み、この熟成機でさらに混合か
つ攪拌して熟成することによって粘性の低い均一性のあ
る良質の熟成高濃度スラリを得る。

この熟成高濃度スラリは製品として供給する一方、その
１部は上記超微粉砕ミルに供給し調整高濃度スラリに含
有されている石炭粒を超微粉砕しながら摩砕して丸味の
ある超微小の石炭粒を作って再度上記スラリ調整槽に返
送させながらさらに均一性のある良質の製品を作る。

〔実施例〕

本発明の第１発明の好ましい実施例を第１図に図示する
実施例で詳述する。

第１図に図示する実施例は、第１発明に係る実施例のフ
ローシイ〜１・である。

第１図において、１は石炭の供給貯留槽。

２は石炭の供給ライン、３１ｄ粗粉砕湿式ミル供給水用
のタンク、４は粗粉砕湿式ミル供給水（以下粗粉砕ミル
供給水と記す）の供給ライン、５は粗粉砕湿式ミルＣ以
下祖粉砕ミルと記す）、６は粗粉砕ミル５で得られる低
濃度スラリの輸送ライン、７は脱水機、８は脱水機７で
得られる脱水水の排水ライン、９は脱水機７で得られる
脱水ケーキの輸送ライン。

１０はスラリ調整槽又は混合攪拌機（以下スラリ調整槽
で代表する）、１１はスラリ調整槽１０のスラリの水分
濃度を調整するために供給する水（以下調整水と記す）
を貯蔵する調整水用タンク、１２は調整水の（Ｊｆ−給
ライン１３はスラリ調整槽１０に供給する界面活性剤な
どの添加剤Ｃ以下添加剤と記す）を貯蔵するタンク（以
下添加剤用タンクと記す）、１４は添加剤の供給ライン
、１５はスラリ調整槽１０で調整された高濃度スラリ（
以下調整高濃度スラリと記す）の輸送ライン１６は調整
高濃度スラリの輸送ポンプ、１７はラインミキサなどの
熟成機、１８は熟成機１７で攪拌されて熟成された均一
性のある良質の高濃度スラリ（以下熟成高濃度スラリと
記す）の輸送ライン、１９は調整高濃度スラリの分配器
。

２０は熟成高濃度スラリの１部（以下返送熟成高濃度ス
ラリと記す）の返送循環ライン。

２１は返送熟成高濃度スラリの輸送ポンプ。

２２は超微粉砕ミル、２３は超微粉砕ミル２２で得られ
た超微小粒含有熟成スラリの返送循環ライン、２４は製
品として又は次の工程へ供給される高品質の高濃度スラ
リ（以下製品高濃度スラリと記す）の輸送ライン、２５
は製品として又は次工程へ供給する製品高濃度スラリを
貯留するタンク（以下製品高濃度スラリ用タンクと記す
）である。なお、ライン２４は図示省略のボイラ等の燃
焼手段に直接連結されることもあるが、この事について
の説明は以下同様なので省略する。

第１図に図示するこのようを実施例において１石炭貯留
ｍｌの石炭及び供給水用タンク３の粗粉砕ミル供給水を
ライン２及び４を介して粗粉砕ミル５に供給し、低濃度
で粗粉砕処理し石炭２ｏ−６部重量％の低濃度スラリを
作る。この低濃度スラリをライン６によって脱水機７に
供給し、脱水して生じる脱水水はライン８から排出し、
一方脱水ケーキはライン９を介してスラリ調整槽１ｏに
供給する。

スラリ調整槽１０では脱水ケーキ、スラリの水分濃度を
調整するために調整水用タンク１１からライン１２を介
して供給される調整水。

添加剤用タンク１３からライン１４を介して供給される
添加剤および超微粉砕ミル２２で得られる超微小粒含有
熟成スラリーを一緒に混合攪拌しながら濃度などが適当
なものになるように調整する。このスラリ調整槽１ｏで
調整して得られる調整高濃度スラリをライン１５からポ
ンプ１６によって熟成機１７に送り込み、この熟成機１
７でさらに混合かつ攪拌して熟成することによって粘度
の低い均一性のある良質の熟成高濃度スラリを得る。こ
の熟成高濃度スラリを分配器１９に供給し、その１部は
ライン２０を介してポンプ２１によって超微粉砕ミル２
２に供給する。この超微粉砕ミル２２に供給される返送
熟成高濃度スラリ中の石炭粒は超微粉砕されながら摩砕
され：混合攪拌される。こうして得られる丸味のある超
微小粒の石炭粒を多量に含み適当な濃度に練られた返送
超微小粒含有熟成スラリをライン２３を介してスラリ調
整槽１ｏに返送し、上述したようにスラリ調整槽１ｏで
脱水ケーキ、調整水、添加剤とともに混合攪拌すること
によって粘度の低い均一性のある良質の調整高濃度スラ
リを得る。この良質の調整高濃度スラリは上述するよう
に熟成機１７で混合攪拌しかつ熟成しかつ熟成したのち
分配器１９に供給し、　ｌ＋部はライン２０に返送され
、他の熟成高濃度スラリは分配器１９がら製品高濃度ス
ラリとしてライン２４から製品高濃度スラリ用のタック
２５に輸送して貯留する。

第２図は、第１発明の第２実施例であり。

２６は超微粉砕ミル２２のスラリの水分濃度を調整する
ために供給される水ｃ以下、超微粉砕ミル調整水と記す
）を貯蔵する超微粉砕ミル調整水用タンク、２７は超微
粉砕ミル調整水の供給ライン、２８は超微粉砕ミル２２
に供給する界面活性剤などの添加剤ｒ以下超微粉砕ミル
と記す）を貯蔵するミル添加剤用タンク、２８は超微粉
砕ミル添加剤の供給ラインである。

そして、第２図に図示する実施例にふ・いては、超微粉
砕ミル２２内のスラリの水分濃度。

粘性などを調整するために超微粉砕ミル２２にタンク２
６からライン２７を介して超微粉砕ミル調整水及びタン
ク２８からライン２９を介して超微粉砕ミル添加剤を供
給して供給されてくる返送熟成高濃度スラリと一緒に超
微粉砕しながら摩砕しかつ混合攪拌して適当な水分濃度
（例えば石炭５５％）、粘度にしてスラリ調整槽１０へ
返送する。

以上、第１発明に係る実施例を示す第１図および第２図
のフローンイ−１・に基づいて詳述したように第１発明
によって次のような効果が得られる。

〔発明の効果〕

（１）粗粉砕ミルでは、粉砕動力が最小となる低濃度（
石炭２０・〜６０重量％）で粉砕を行なうので、粉砕動
力が最小の点で運転が可能となる。

（２）石炭を粗粉砕ミルで粗粉砕したのち、スラリ調整
槽を経て熟成機から得られる熟成高濃度スラリ中の石炭
粒を超微粉砕ミルで摩砕するので９石炭粒は丸味を帯び
る。したがって、添加剤の分散が良好となり、その結果
微小及び超微小石炭粒が石炭粒間に充填され石炭濃度が
高くて、しかも粘度の低い均質な製品高濃度スラリを得
ることが出来る。

（３）　　石炭を粗粉砕ミルで粗粉砕（７たのちスラリ
調整槽を経て熟成機から得られる熟成高濃度スラリ中の
石炭粒を超微粉砕ミルで摩砕するとともにさらに超微小
粒化するので。

製品として出て来る製品高濃度スラリには粒径４０〜数
μの微小石炭粒および粒径数μ以下の超微小石炭粒が多
量に含まれるのでレオロジー特性が擬塑性となりきわめ
て貯蔵安定性が向上する。

（４）　　ラインミキサなどの熟成機で攪拌して粘度の
低い均一性のある良質の熟成高濃度スラリの１部を返送
熟成高濃度スラリの返送循環ラインから超微粉砕ミルに
供給し、この超微粉砕ミルで返送熟成高濃度スラリの石
炭粒を再度摩砕しながら超微粉砕して丸味のある超微小
粒含有熟成スラリを作って返送循環ラインからスラリ調
整槽に返送するので、スラリ調整槽では常に均一性のあ
る良質の返送超微小粒含有熟成スラリか供給されながら
調整高濃度スラリと混合攪拌される。したがって、熟成
機からの熟成高濃度スラリすなわち製品高濃度スラリは
常に均一のものとなり、製品としてボイラ等の燃焼手段
等に供給された場合、定常の燃焼状態を得ることが出来
る。

（５）石炭を粗粉砕ミルで粗粉砕したものを脱水するの
で、脱水機の脱水性能が著しく向上し、ｉた脱水ケーキ
中の水分が減少するので、その後の高濃度スラリの水分
を低目におさえることが出来る。また、水分の調整濃度
を広い範囲で選ぶことが出来る。

次に１本発明の第２発明は、上記第１発関門をさらに改
良するために提出されたものである。

すなわち１本発明の第２発明は１石炭を水中で粗粉砕ミ
ルによって粗粉砕して低濃度スラリを脱水し、得られる
脱水ケーキを塊砕装置又はトルク均等型塊砕装置で塊砕
し小塊状脱水ケーキとしてスラリ調整槽に導き、同スラ
リ調整槽で供給される調整水。

添加剤及び上記小塊状脱水ケーキを返送されてくる返送
超微小粒含有熟成スラリとともに混合攪拌しながら調整
して調整高濃度スラリを作り、さらに上記調整高濃度ス
ラリリを熟成機で攪拌して均一性のある熟成高濃度石炭
水スラリに熟成して製品として供給しかつ上記熟成高濃
度スラリの１部を超微粉砕ミルに導き、同超微粉砕ミル
で上記熟成高濃度スラリの石炭粒を超微粉砕しながら摩
砕して超微小粒含有熟成スラリとしたのち上記スラリ調
整槽に返送循環させることを特徴とする高濃度スラリの
製造方法である。

このような構成で、第２発明の特徴は第１発明において
脱水機から得られる脱水ケーキをスラリ調整槽に導く前
に塊砕装置又はトルク均等型塊砕装置で微小な脱水ケー
キに塊砕することにある。

以下９本発明の第２発明の好ましい実施例を第３図に図
示する実施例で詳述する。

第３図に図示する実施例は、第２発明に係る実施例のフ
ローシイ−１・である。

第３図に図示する実施例において、符号１及至２５は第
１図に図示する実施例における符号１及至２５と均等物
であるので説明を省略する。そして、３０は塊砕装置又
はトルク均等型塊砕装置であり、この塊砕装置３０でラ
イン９を介して供給される板状又は塊状の脱水ケーキを
小塊状又は微小塊状に塊砕するものである。３１はこの
小塊状又は微小塊状の脱水ケーキ（以下小塊状脱水ケー
キと記す）を輸送するラインである。

第３図に図示するこのような実施例は。

第１図に図示する実施例の場合において。

状の脱水ケーキを小塊状又は微小塊状に塊砕して小塊状
脱水ケーキとし、これを小塊状脱水ケーキライン３１．
を介してスラリ調　（７）整槽１０に供給する点に特徴
がある。

なお、この場合も第２図にて図示するように、超微粉砕
ミル２２に超微粉砕ミル調整水、超微粉砕ミル添加剤を
供給して適正　（８）を水分濃度、粘度等を調整しても
良い。以下、第３発明及至第６発明に係る実施例におい
ても同様である。

以上、第２発明に係る実施例を示す第３図の７０−シイ
ーｊ・に基づいて詳述したように、第２発明は、第１発
明で得られる上記（１）及至（５）に記載の効果の他に
次のような効果が得られる。

（６）　　スラリ調整槽に供給する脱水ケーキを小塊状
に塊砕して供給するために、スラリ調整槽に供給される
スラリ調整のための調整水。

添加剤及び返送超微小粒含有熟成スラリとの均一な混合
攪拌及び調整がスムーズに行き良質で均一な製品高濃度
スラリを得ることが出来る。

また、均一混合がスムーズに出来るので。

製品高濃度スラリの単位時間当りの生産量が著しく多く
なす、シたがって生産性が向上する。

トルク均等型塊砕装置を用いた場合にはモータにかかる
トルクが均等になりモータのオーバヒートも防止でき小
容量のモータで塊砕作業がスムーズに行く。このように
塊砕作業が非常にスムーズに行くので、大量の製品高濃
度スラリをスムーズに作ることが出来る。

次に９本発明の第３発明は上記第１発明をさらに改良す
るために提供されたものである。

すなわち２本発明の第３発明は２石炭を水中で粗粉砕ミ
ルによって粗粉砕して低濃にて粗粒を含む低濃度スラリ
（以下組粒含有低濃度スラリと記す）と粗粒が除去され
た低濃度スラリ（以下粗粒カット低濃度スラリと記す）
とに分級し、上記粗粒カット低濃度スラリは脱水し、得
られる粗粒カット脱水ケーキをスラリ調整槽に導き、同
スラリ調整槽で供給される調整水、添加剤及び上記粗粒
カット脱水ケーキを返送されてくる返送超微小粒含有熟
成スラリとともに混合攪拌しながら調整して調整高濃度
スラリを作り、さらに上記調整高濃度スラリを熟成機で
攪拌して均一性のある熟成高濃度石炭水スラリに熟成し
て製品として供給しかつ上記熟成高濃度スラリの１部を
超微粉砕ミルに導き、同超微粉砕ミルで上記熟成高濃度
スラリの石炭粒を超微粉砕しながら摩砕して超微小粒含
有熟成スラリとしたのち」―記スラリ調整槽に返送循環
させることを特徴とする高濃度スラリの製造方法である
。

このような構成で第３発明の特徴は第１発明において、
粗粉砕ミルから得られる低濃度スラリを脱水機に導く前
に分級器で粗粒含有低濃度スラリと粗粒カッＩ・低濃度
スラリとに分級し、粗粒カット低濃度スラリとに分級し
、粗粒カット低濃度スラリのみを脱水機に導くことにあ
る。

以下２本発明の第３発明の好ましい実施例を第４図及び
第５図に図示する実施例で詳述する。

第４図及び第５図に図示する実施例は。

第３発明に係る第１実施例及び第２実施例のフローシイ
−１・である。

第４図及び第５図に図示する実施例において、符号１及
至２５のうち同符号のものは第１図に図示する実施例に
おける符号１及至２５のうち同符号のものと均等物であ
るので説明を省略する。そして、　ｇａは粗粒カット脱
水ケーキの輸送ライン、３２はライン６から供給されて
きた低濃度スラリ中の粗粒を分離し粗粒含有低濃度スラ
リと粗粒カット低濃度スラリとに分級する分級器、３３
は分級器３２で分級された粗粒含有低濃度スラリの排出
ライン、３４は分級器３２で分級された組粒カット低濃
度スラリの輸送ラインである。

第４図に図示するこのような実施例は。

第１図に図示する実施例の場合において。

粗粉砕ミル５で得られる低濃度スラリをライン６によっ
て分級器３２に供給して粗粒含有低濃度スラリと粗粒カ
ット低濃度スラリとに分級し、粗粒カット低濃度スラリ
のみをライン３４から脱水機７に供給する点に特徴があ
る。

以上、第３発明に係る第１実施例を示す第４図のフロー
シイ−１・に基づいて詳述したように第３発明は、第１
発明で得られる」１記（１）及至（５）に記載の効果の
他に次のような効果が得られる。

（９）分級器で分級し、粗粒カット低濃度スラリのみを
製品の製造ラインに供給するので。

製品高濃度スラリ中には粗粒が非常に少なくなり微少又
は超微小石炭粒が増大することにより製品高濃度スラリ
のレオロジー特性が擬塑性となり貯蔵安定性が向上する
。

Ｑｌ　　分級器で分級するので製品高濃度スラリ中の粗
粒の最大径を任意に選ぶことが出来る。

したがって、所望の粒度分布の製品高濃度スラリを得る
ことが容易になる。

αυ　分級器で分級し、粗粒カット低濃度スラリのみを
製品の製造ラインに供給するので。

製品高濃度スラリ中の粗粒が非常に少なくなる。したが
って、ボイラ等の燃焼手段で燃焼させた場合に、未燃炭
分が極めて少なくなりボイラ内の残滓も殆んどなくなっ
てしかも燃焼効率が良くなる。

また、第５図は第３発明の第２実施例であり１分級器３
２で得られる粗粒含有低濃度スラリを粗粒含有低濃度ス
ラリの返送Ｉ循環ライン３３ａを介して粗粉砕ミル５に
返送し、含有されている粗粒をさらに粗粒砕ミル５で細
小又は微小石炭粒に粉砕するものである。

このように、第５図に図示する第３発明の第２実施例で
は次の効果がさらに得られる０ ■　粗粒含有低濃度スラリを再度粗粉砕ミル５で粗粉砕
するので、製品高濃度スラリ中には粗粒がさらに非常に
少さくなり。

一方微小及び超微小石炭粒が増大することにより製品高
濃度スラリのレオロジー特性が非常に擬塑性となり貯蔵
安定性が向上する。

■　分級器３２で分級し、粗粒含有低濃度スラ１１は再
度粗粉砕ミルで粉砕するので。

製品高濃度スラリ中の粗粒の最大径をきわめて任意に選
ぶことが出来る。したがって、所望の粒度分布の製品高
濃度スラリを得ることがきわめて容易になる。

■　分級器３２で分級し粗粒含有低濃度スラリは再度粗
粉砕ミル５で粉砕するので。

製品高濃度スラリ中の粗粒が非常に少なくなる。したが
って、ボイラ等の燃焼手段で燃焼させた場合に、未燃炭
分がさらに極めて少なくなりボイラ内の残滓もきわめて
少なくなり、しかも燃焼効率がさらに良くなる。

次に２本発明の第４発明は２本発明の 第２発明及び第３発明が有する効果の相乗効果をねらっ
てさらに良質の製品高濃度スラリを得る目的で提供され
たものである。

すなわち７本発明の第４発明は１石炭 を水中で粗粉砕ミルによって粗粉砕して低濃度スラリを
作り、ついで上記低濃度スラリを分級器にて粗粒含有低
濃度スラリと粗粒カット低濃度スラリとに分級し。

上記粗粒カット低濃度スラリは脱水し。

得られる粗粒カット脱水ケーキを塊砕装置又はトルク均
等型塊砕装置で塊砕し小塊状脱水ケースとしてスラリ調
整槽に導き、同スラリ調整槽で供給される調整水。

添加剤および上記小塊状組粒カット脱水ケーキを返送さ
せてくる返送超微小組含有熟成スラリとともに混合攪拌
しながら調整して調整高濃度石炭水スラリを作り。

さらに上記調整高濃度石炭水スラリを熟成機で攪拌して
均一性のある熟成高濃度石炭水スラリに熟成して製品と
して供給しかつ上記熟成高濃度スラリの１部を超微粉砕
ミルに導き、同超微粉砕ミルで上記熟成高濃度スラリの
石炭粒を超微粉砕しながら摩砕して超微小粒含有熟成ス
ラリとしたのち、」―記スラリ調整槽に返送循環させる
ことを特徴とする高濃度スラリの製造方法である。

このような構成で、第４発明の特徴は 第２発明および第３発明において、粗粉砕ミルから得ら
れる低濃度スラリを脱水機に導く前に分級器で粗粒含有
低濃度スラリと粗粒カット低濃度スラリとに分級し、粗
粒カット低濃度スラリのみを脱水機に導くことと、脱水
機から得られる粗粒カット脱水ケーキをスラリ調整槽に
導く前に塊砕装置又はトルク均等型塊砕装置で微小な脱
水ケーキを塊砕することとにある。

以下１本発明の第４発明の好ましい実 施例を第６図及び第７図に図示する実施例で詳述する。

第６図及び第７図に図示する実施例は。

第４発明に係る第１実施例及び第２実施例のフローシイ
−１・である。

第６図及び第７図に図示する実施例に おいて、符号１及至３３のうち同符号のものは第２図及
至第４図に図示する実施例における符号１及至３３のう
ちの同符号のものと均等物であるので説明を省略する。

なお、９＝１は粗粒カット脱水ケーキの輸送ライン、３
１ａは小塊状粗粒カット脱水ケーキの輸送ラインである
。

第６図に図示するこのような実施例は。

第２図及至第４図に図示する実施例の場合において、粗
粉砕ミル５で得られる低濃度スラリをライン６によって
分級器 ３２に供給して粗粒含有低濃度スラリと粗粒カット低濃
度スラリとに分級し、粗粒カッ］・低濃度スラリのみを
ライン３４から脱水機７に供給すること及び脱水機７で
得られる粗粒カット脱水ケーキはライン９ａを介して塊
砕装置又はトルク均等型塊砕装置３０に供給し、板状又
は塊状の脱水ケーキを小塊状又は微小塊状に塊砕して小
塊状脱水ケーキとし、これをライン３１ａを介してスラ
リ調整槽１０に供給する点に特徴がある。

以上、第４発明に係る実施例を示す第 ６図のフローシイ−１・に基づいて詳述したように、第
４発明は第１発明及至第３発明で得られる７１−記（１
）及至（ＩＩ）に記載の効果の他に次のような効果が（
７７られる。。

０ｚ　　脱水する前に分級し、粗粒カット低濃度スラリ
のみを脱水し、さらに脱水後の板状又は塊状の組粒カッ
ト脱水ケーキを塊砕装置又は］・ルク均等型塊砕装置で
小塊状に塊砕してスラリ調整槽に供給するため、また。

スラリ調整槽では常に超微粉砕ミルで超微粉砕されかつ
摩砕された超微小粒含有熟成スラリか返送されて来て一
緒に調整されるのでこれらの相乗効果によって極めて良
質な製品高濃度スラリを得ることが出来る。

また、第７図は、第４発明の第２実施例であり、第６図
に図示する第４発明の第１実施例に、上記第３発明の第
２実施例を図示する第５図のフローシイ−１・で説明し
た構成２作用を付加して、上記の、■、■に記載した効
果のほかに次の効果をねらったものである。

■　脱水する前に分級し粗粒含有低濃度スラリは粗粉砕
ミル５へ返送して再度粉砕し。

粗粉カット低濃度スラリのみを脱水し。

さらに脱水後の板状又は塊状の粗粒カット脱水ケーキを
塊砕装置又はトルク均等型塊砕装置３０で小塊状に塊砕
してスラリ調整槽１０に供給するため、また、スラリ調
整槽１０では常に熟成機１７で熟成されたスラリか超微
粉砕ミル２２で超微粉砕されかつ摩砕された超微小粒含
有熟成スラリか返送されて来て一緒に調整されるのでこ
れらの相乗効果によって極めて良質な製品高濃度スラリ
を容易に得ることが出来る。

次に本発明の第５発明は２本発明の第 ３発明をさらに改良したものである。

すなわち２本発明の第５発明は２石炭 を水中で粗粉砕ミルによって粗粉砕して低濃度スラリを
作り、ついで上記低濃度スラリを希釈水にて希釈したの
ち分級器にて粗粉含有希釈低濃度スラリと粗粒カット希
釈低濃度スラリとに分級し、上記粗粒カット希釈低濃度
スラリは脱水し。

得られる粗粒カット脱水ケーキをスラリ調整槽に導き、
同スラリ調整槽で供給される調整水、添加剤および」二
記粗粒カット脱水ケーキを、返送されてくる返送超微小
粒含有熟成スラリとともに混合攪拌しながら調整して調
整高濃度スラリを作り、さらに上記調整高濃度スラリを
熟成機で攪拌して均一性のある熟成高濃度スラリに熟成
して製品として供給しかつ上記熟成高濃度スラリの１部
を超微粉砕ミルに導き、同超微粉砕ミルで上記熟成高濃
度スラリの石炭粒を超微粉砕しながら摩砕して超微小粒
含有熟成スラリとしたのち上記スラリ調整槽に返へ循環
させることを特徴とする高濃度スラリの製造方法である
。

このような構成で、第５発明の特徴は 第３発明において、粗粉砕ミルから得られる低濃度スラ
リを分級器に導く前に希釈水にて希釈したのち、この希
釈低濃度スラリを分級器に導くことにある。

以下２本発明の第５発明の好ましい実 施例を第８図及び第９図に図示する実施例で詳述する０ 第８図及び第９図に図示する実施例は。

第５発明に係る第１実施例及び第２実施例の７０−シイ
−１・である。

第８図及び第９図に図示する実施例に おいて、符号ｌ戊子３４のうち同符号のものは第１図戊
子第７図に図示する実施例における符号１及至３４のう
ちの同符号のものと均等物であるので説明を省略する。

そして、９ａは粗粒カット脱水ケーキの輸送ライン、３
３ｂは粗粒含有希釈低濃度スラリの排出ライン、３４ａ
は粗粒カット希釈低濃度スラリの輸送ライン、３５はラ
イン６を介して供給されてくる低濃度スラリを希釈水で
分級しやすい濃度まで薄める希釈用タック、３６は希釈
水用のタンク、３７は希釈水タンク３５の希釈水を供給
する希釈水の供給ライン、３８は希釈用タンク３２で希
釈されて得られる石炭１５〜４０重量％、水６０〜８５
重量％の低濃度スラリ（以下。

希釈低濃度スラリと記す）を輸送するラインである。

第８図に図示するこのような実施例は。

第４図に図示する実施例の場合において。

粗粉砕ミル５で得られる低濃度スラリをライン６によっ
て希釈用タンク３５に導き、この希釈用タンク３５でタ
ンク３６からライン３７を介して供給される希釈水で分
級しやすい濃度まで薄める。すなわち９石炭１５・〜４
０重量％の希釈低濃度スラリにする。この希釈低濃度ス
ラリをライン３８によって分級器３２に供給して粗粒含
有希釈低濃度スラリと粗粒カット希釈低濃度スラリに分
級する。そして。

この粗粒カット希釈低濃度スラリをライン３４ａから脱
水機７に供給する点に特徴がある。

また、第９図は第５発明の第２実施例 であり９分級器３２で得られる粗粒含有希釈低濃度スラ
リを粗粒含有希釈低濃度スラリの返送循環ライン３３Ｃ
を介して粗粉砕ミル５に返送し、含有されている粗粒を
さらに粗粉砕ミル５で細小又は微小石炭粒に粉砕するも
のである。

以上、第５発明に係る実施例を示す第 ８図及び第９図のフローシイ−１・に基づいて詳述した
ように、第５発明は第１発明及び第３発明で得られる上
記（１）及至ａ’ａに記載の効果の他に次のような効果
が得られる。

（１３１分級器で分級する前に石炭２０〜６０重量％の
低濃度スラリを希釈して石炭１５〜４０重量％の薄い希
釈低濃度スラリにするので。

分級器での分級能率が向」二し、製品高濃度スラリの大
量生産が可能である。

次に９本発明の第６発明は一ヒ記第１発明戊子第５発明
をさらに改良したものである。

すなわち１本発明の第６発明は７石炭を水中で粗粉砕ミ
ルによって粗粉砕して低濃度スラリを作り、ついで、上
記低濃度スラリを希釈水にて希釈したのち分級器にて粗
粒含有希釈低濃度スラリと粗粒カット希釈低濃度スラリ
とに分級し、上記粗粒カット希釈低濃度スラリは脱水し
、得られる粗粒カット脱水ケーキを塊砕装置又はトルク
均等型塊砕装置で塊砕し小塊状粗粒カット脱水ケーキと
してスラリ調整槽に導き、同スラリ調整槽で供給される
調整水、添加剤及び上記小塊状粗粒カット脱水ケーキを
返送されてくる返送超微小粒含有熟成スラリとともに混
合攪拌しながら調整して調整高濃度石炭水スラリを作り
、さらに上記調整高濃度石炭水スラリを熟成機で攪拌し
て均一性のある熟成高濃度石炭水スラリに熟成して製品
として供給しかつ上記熟成高濃度スラリの１部を超微粉
砕ミルに導き、同超微粉砕ミルで上記熟成高濃度スラリ
の石炭粒を超微粉砕しながら摩６麺微小粒含有熟成スラ
リとしたのち上記スラリ調整槽に返送循環させることを
特徴とする高濃度スラリの製造方法である。

このような構成で、第６発明の特徴は第５発明において
、脱水機から得られる粗粒カッｊ・脱水ケーキをスラリ
調整槽に導＜前に塊砕装置又はトルク均等型塊砕装置で
微小な脱水ケーキに塊砕することにある。

以下２本発明の第６発明の好ましい実施例を第１０図及
び第１１図に図示する実施例で詳述する。

第１Ｏ図及び第１１図に図示する実施例は、第６発明に
係る第１実施例及び第２実施例のフローシイ−１・であ
る。

第１０図及び第１１図に図示する実施例において、符号
１及至３８のうち同符号のもの及び符号９ａ、３１ａ、
３３ｂ、３３Ｃ，３４ａは第８図及び第９図に図示する
実施例における符号１及至３５のうち同符号のもの及び
符号９ａ、３１ａ、３３ｂ、３３Ｃ２３４ａと均等物で
あるので説明を省略する。

第１０図に図示するこのような実施例は。

第８図に図示する実施例の場合にふ・いて、脱水機７で
得られる組粒カット脱水ケーキをライン９ａを介して塊
砕装置又はトルク均等型塊砕装置３０に供給し板状又は
塊状の脱水ケーキを小塊状又は微小塊状に塊砕して小塊
状粗粒カット脱水ケーキとし、これをライン３１ａを介
してスラリ調整槽１０に供給する点に特徴がある。

以上、第６発明に係る実施例を示す第 １０図のフローシイ−１・に基づいて詳述したように、
第６発明は第１発明入手第５発明で得られる上記（ＩＩ
及戊子１３１に記載の効果の他に次のような効果が得ら
れる。

α滲　分級する前に分級しやすいように希釈し。

また２分級によって粗粒をカツトシ、粗粒カット希釈低
濃度スラリのみを脱水し、さらに脱水後の板状又は塊状
の粗粒カット脱水ケーキを塊砕装置又はトルク均等型塊
砕装置で小塊状に塊砕してスラリ調整槽に供給するため
、また、スラリ調整槽では常に超微粉砕ミルで超微粉砕
されながら摩砕され丸味を帯びた超微小粒を含有するス
ラリか返送循環されて来て一緒に調整されるので、これ
らの相乗効果によって極めて良質の製品高濃度スラリを
得ることが出来る。

また、第１１図は第６発明の第２実施例であり、第１０
図に図示する第６発明の第１実施例に、」二記第５１発
明の第２実施例を図示する第９図の７０−シイ−１・で
説明した構成２作用を付加して、上記■戊子■に記載し
た効果の他に次の効果をねらったものである。

６）分級する前に分級りやすいように希釈し。

また分級によって粗粒をカットし粗粒含有希釈低濃度ス
ラリは粗粉砕ミル５に返送して再度粉砕し、粗粒がカッ
トされた希釈低濃度スラリのみを脱水し、さらに脱水後
の板状又は塊状の粗粒カット脱水ケーキを塊砕装置又は
トルク均等型塊砕装置３０で小塊状に塊砕してスラリ調
整槽１０に供給するため、また、スラリ調整槽１０では
常に超微粉砕ミル２２で超微粉砕されながら摩砕され丸
味を帯びた超微小粒を含有するスラリか返送循環されて
来て一緒に調整されるので、これらの相乗効果によって
極めて良質の製品高濃度スラリを得ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１発明に係る第１実施例のフローシ
イ−１・、第２図はその第２実施例のフローシイ−１・
、第３図は第２発明に係る第１実施例のフローシイ−１
・、第４図は第３発明に係る第１実施例のフローシイ−
１・。 第５図は第３発明に係る第２実施例のフローシイート、
第６図は第４発明に係る第１実施例のフローシイ−１・
、第７図は第４発明に係る第２実施例のフローシイ−１
・、第８図は第５発明に係る第】実施例のフローシイ−
１・。 第９図は第５発明に係る第２実施例のフローシイ−１・
、第１０図は第６発明に係る第１実施例のフローシイ−
１・、第１１図は第６発明に係る第２実施例の７０−シ
イ−１・、第１２図は従来の低濃度湿式高濃度スラリの
製造方法に関するフローシイ−１・である。 ■・・・石炭の供給貯留槽、２・・・石炭の供給ライン
、３・・・粗粉砕ミル供給水用タンク、４・・・粗粉砕
ミル供給水の供給ライン。 ５・・・粗粉砕ミル、６・・・低濃度スラリの輸送ライ
ン、７・・・脱水機、８・・・脱水水のυ１水ライン、
９・・・脱水ケーキの輸送ライン、９ａ・・・粗粒カッ
ト脱水ケーキの輸送ライン、１０・・・スラリ調整槽、
１１・・・調整水用タンク、１２・・・調整水の供給ラ
イン、１３・・・添加剤用タンク、１４・・°添加剤の
供給ライン、１５・・・調整高濃度スラリの輸送ライン
、１６・・・調整高濃度スラリの輸送ポンプ、１７・・
・熟成機。 １８・・・熟成高濃度スラリの輸送ライン。 １９・・・分配器、２０・・・返送゛熟成高濃度スラリ
の返送循環ライン、２１・・・返送熟成高濃度スラリの
返送循環用輸送ポンプ。 ２２・・・超微粉砕ミル、２３・・・超微小粒含有熟成
スラリの返送循環ライン、２４・・・製品高濃度スラリ
の輸送ライン、２５・・・製品高濃度スラリ用タンク、
２６・・・超微粉砕ミル調整水用タンク、２７川超微粉
砕ミル調整水の供給ライン、２８・・・超微粉砕ミル添
加剤用のタンク、２９・・・超微粉砕ミル添加剤用の供
給ライン、３０・・・塊砕装置、３１・・・小塊状脱水
ケーキの輸送ライン、３１ａ・・・小塊状粗粒カット脱
水ケーキの輸送ライン、３２・・・分級器。 ３３・・・組粒含有低濃度スラリの排出ライン、３３ａ
・・・粗粒含有低濃度スラリの返送循環ライン＋３３ｂ
・・・粗粒含有希釈低濃度スラリの排出ライン、３３ｃ
・・・粗粒含有希釈低濃度スラリの返送循環ライン。 ３１Ｉ・・・粗粒カット低濃度スラリの輸送ライン、３
４ａ・・・粗粒カット希釈低濃度スラリの輸送ライン、
３５・・・希釈用タンク。 ３６・・・希釈水用タンク、３７・・・希釈水のｆｊＩ
：給ライン、３８・・・希釈低濃度スラリの輸送ライン 第２図 第３図 第４図 第Ｓ図 第６図 第７図 第８図 第９図 第１０図 第１１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）石炭を水中で粗粉砕ミルによつて粗粉砕して低濃度
   石炭水スラリを作り、ついで上記 低濃度石炭水スラリを脱水し、得られる脱 水ケーキをスラリ調整槽に導き、同スラリ 調整槽で供給される調整水、添加剤及び上 記脱水ケーキを返送されてくる返送超微小 粒含有熟成石炭水スラリとともに混合・攪 拌しながら調整して調整高濃度石炭水スラ リを作り、さらに上記調整高濃度石炭水ス ラリを熟成機で攪拌して均一性のある熟成 高濃度石炭水スラリに熟成して製品として 供給し、かつ上記熟成高濃度石炭水スラリ の１部を超微粉砕ミルに導き、同超微粉砕 ミルで上記熟成高濃度石炭水スラリの石炭 粒を超微粉砕しながら摩砕して超微小粒含 有熟成石炭水スラリとしたのち上記スラリ 調整槽に返送循環させることを特徴とする 高濃度石炭水スラリの製造方法。 ２）石炭を水中で粗粉砕ミルによつて粗粉砕して低濃度
   石炭水スラリを作り、ついで上記 低濃度石炭水スラリを脱水し、得られる脱 水ケーキを塊砕装置又はトルク均等型塊砕 装置で塊砕し小塊状脱水ケーキとしてスラ リ調整槽に導き、同スラリ調整槽で供給さ れる調整水、添加剤及び上記小塊状脱水ケ ーキを、返送されてくる返送超微小粒含有 熟成石炭水スラリとともに混合・攪拌しな がら調整して調整高濃度石炭水スラリを作 り、さらに上記調整高濃度石炭水スラリを 熟成機で攪拌して、均一性のある熟成高濃 度石炭水スラリに熟成して製品として供給 しかつ上記熟成高濃度石炭水スラリの１部 を超微粉砕ミルに導き、同超微粉砕ミルで 上記熟成高濃度石炭水スラリの石炭粒を超 微粉砕しながら摩砕して超微小粒含有熟成 石炭水スラリとしたのち上記スラリ調整槽 に返送循環させることを特徴とする高濃度 石炭水スラリの製造方法。 ３）石炭を水中で粗粉砕ミルによつて粗粉砕して低濃度
   石炭水スラリを作り、ついで上記 低濃度石炭水スラリを分級器にて粗粒を含 む低濃度石炭水スラリと粗粒が除去された 低濃度石炭水スラリとに分級し、上記粗粒 が除去された低濃度石炭水スラリは脱水し、得られる粗
   粒カツト脱水ケーキをスラリ調 整槽に導き、同スラリ調整槽で供給される 調整水、添加剤及び上記粗粒カツト脱水ケ ーキを、返送されてくる返送超微小粒含有 熟成石炭水スラリとともに混合・攪拌しな がら調整して調整高濃度石炭水スラリを作 り、さらに上記調整高濃度石炭水スラリを 熟成機で攪拌して均一性のある熟成高濃度 石炭水スラリに熟成して製品として供給し かつ上記熟成高濃度石炭水スラリの１部を 超微粉砕ミルに導き、同超微粉砕ミルで上 記熟成高濃度石炭水スラリの石炭粒を超微 粉砕しながら摩砕して超微小粒含有熟成石 炭水スラリとしたのち上記スラリ調整槽に 返送循環させることを特徴とする高濃度石 炭水スラリの製造方法。 ４）石炭を水中で粗粉砕ミルによつて粗粉砕して低濃度
   石炭水スラリを作り、ついで上記 低濃度石炭水スラリを分級器にて粗粒を含 む低濃度石炭水スラリと粗粒が除去された 低濃度石炭水スラリとに分級し、上記粗粒 が除去された低濃度石炭水スラリは脱水し、得られる粗
   粒カツト脱水ケーキを塊砕装置 又はトルク均等型塊砕装置で塊砕し小塊状 脱水ケーキとしてスラリ調整槽に導き、同 スラリ調整槽で供給される調整水、添加剤 及び上記小塊状粗粒カツト脱水ケーキを返 送されてくる返送超微小粒含有熟成石炭水 スラリとともに混合・攪拌しながら調整し て調整高濃度石炭水スラリを作り、さらに 上記調整高濃度石炭水スラリを熟成機で攪 拌して均一性のある熟成高濃度石炭水スラ リに熟成して製品として供給しかつ上記熟 成高濃度石炭水スラリの１部を超微粉砕ミ ルに導き、同超微粉砕ミルで上記熟成高濃 度石炭水スラリの石炭粒を超微粉砕しなが ら摩砕して超微小粒含有熟成石炭水スラリ としたのち上記スラリ調整槽に返送循環さ せることを特徴とする高濃度石炭水スラリ の製造方法。 ５）石炭を水中で粗粉砕ミルによつて粗粉砕して低濃度
   石炭水スラリを作り、ついで上記 低濃度石炭水スラリを希釈水にて希釈した のち分級器にて粗粒を含む希釈低濃度石炭 水スラリと粗粒が除去された希釈低濃度石 炭水スラリとに分級し、上記粗粒が除去さ れた希釈低濃度石炭水スラリは脱水し、得 られる粗粒カツト脱水ケーキをスラリ調整 槽に導き、同スラリ調整槽で供給される調 整水、添加剤及び上記粗粒カツト脱水ケー キを、返送されてくる返送超微小粒含有熟 成石炭水スラリとともに混合・攪拌しなが ら調整して調整高濃度石炭水スラリを作り、さらに上記
   調整高濃度石炭水スラリを熟成 機で攪拌して均一性のある熟成高濃度石炭 水スラリに熟成して製品として供給し、か つ上記熟成高濃度石炭水スラリの１部を超 微粉砕ミルに導き、同超微粉砕ミルで上記 熟成高濃度石炭水スラリの石炭粒を超微粉 砕しながら摩砕して超微小粒含有熟成石炭 水スラリとしたのち上記スラリ調整槽に返 送循環させることを特徴とする高濃度石炭 水スラリの製造方法。 ６）石炭を水中で粗粉砕ミルによつて粗粉砕して低濃度
   石炭水スラリを作り、ついで上記 低濃度石炭水スラリを希釈水にして希釈し たのち分級器にて粗粒を含む希釈低濃度石 炭水スラリと粗粒が除去された希釈低濃度 石炭水スラリとに分級し、上記粗粒が除去 された希釈低濃度石炭水スラリは脱水し、 得られる粗粒カツト脱水ケーキを塊砕装置 又はトルク均等型塊砕装置で塊砕し小塊状 粗粒カツト脱水ケーキとしてスラリ調整槽 に導き、同スラリ調整槽で供給される調整 水、添加剤及び上記小塊状粗粒カツト脱水 ケーキを返送されてくる返送超微小粒含有 熟成石炭水スラリとともに混合・攪拌しな がら調整して調整高濃度石炭水スラリを作 り、さらに上記調整高濃度石炭水スラリを 熟成機で攪拌して均一性のある熟成高濃度 石炭水スラリに熟成して製品として供給し かつ上記熟成高濃度石炭水スラリの１部を 超微粉砕ミルに導き、同超微粉砕ミルで上 記熟成高濃度石炭水スラリの石炭粒を超微 粉砕しながら摩砕して超微小粒含有熟成石 炭水スラリとしたのち上記スラリ調整槽に 返送循環させることを特徴とする高濃度石 炭水スラリの製造方法。