JPS61153899A - シフトレジスタ - Google Patents

シフトレジスタ

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JPS61153899A
JPS61153899A JP59276294A JP27629484A JPS61153899A JP S61153899 A JPS61153899 A JP S61153899A JP 59276294 A JP59276294 A JP 59276294A JP 27629484 A JP27629484 A JP 27629484A JP S61153899 A JPS61153899 A JP S61153899A
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shift
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data
terminal
signal
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Tatsuo Yamada
山田 達雄
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C19/00Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers

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  • Shift Register Type Memory (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、任意のビット長のデータブロックを任意の
ビット数高速にシフトすることができ、かつシフトされ
ない部分のデータを保持することのできるシフトレジス
タに関するものであるヶ〔従来の技術〕 第5図は従来のシフトレジスタの一構成例の概要を示す
ものであり、これは並列入力、並列出力のシフトレジス
タの一例である。1は全ビット長lのシフトレジスタ、
2はシフトレジスタ1の1番目のセル、3〜7は同じく
それぞれ2番目のセル、3番目のセル、  (N−2)
番目のセル、  (1−1)番目のセル、1番目のセル
である。8は1番目のセル2のデータ入力端子、9〜1
3は同じくそれぞれ2番目のセル3のデータ入力端子、
3番目のセル4のデータ入力端子、  (ml!−2)
番目のセル5のデータ入力端子、  (7!−1)番目
のセル6のデータ入力端子、1番目のセルフのデータ入
力端子である。14は1番目のセル2のデータ出力端子
、15〜19は同じくそれぞれ2番目のセル3のデータ
出力端子、3番目のセル4のデータ出力端子、  <1
−2)番目のセル5のデータ出力端子、  (j?−1
)番目のセル6のデータ出力端子、7!番目のセルフの
データ出力端子である。20はデータ入力端子8〜13
よりシフトレジスタ1を構成するセル2〜7ヘデータを
入力するためのデータ入力制御端子、21は前記セル2
〜7に蓄えられたデータをシフトするシフト制御端子、
22は前記セル2〜7に蓄えられたデータをシフトレジ
スタ1から読み出すためのデータ出力制御端子である。
第6図は第5図のシフトレジスタ1のセル2〜7の具体
的構成例を示し、NチャネルMO3FETと論理記号と
を用いて示したものである。この第6図に示したものは
、単一方向のみのシフトを行なうシフトレジスタのセル
の一例である。
図において、23はシフトレジスタlを構成する1つの
セル、24は第5図の端子8〜13に相当するセル23
のデータ入力端子、25は第5図の端子14〜19に相
当するセル23のデータ出力端子である。また、26.
27はそれぞれセル23のシフト時のシフトデータ入力
端子、シフトデータ出力端子であり、シフトデータ入力
端子26には該セル23の前段のシフトデータ出力端子
よりのデータが入力され、シフトデータ出力端子からの
データは該セル23の次段のセルのシフトデータ入力端
子に入力されるようになっている。
また、このセル23が1番目のセル2として用いられる
場合には、シフトデータ入力端子26には任意のデータ
が入力され、1番目のセルフとして用いられる場合には
、シフトデータ出力端子は開放される。28はシフト制
御端子21に入力される信号を入力とするインバータ、
29はインバータ28の出力信号であるランチ信号であ
る。
30〜34はNチャネルエンハンスメント型MO3FE
Tによるトランスファゲートで、トランスファゲート3
0〜32のそれぞれの一端は接続点35に接続され、ト
ランスファゲート33゜34のそれぞれの一端は接続点
37に接続される。
トランスファゲート30の他の一端はデータ入力端子2
4に、トランスファゲート31の他の一端はシフトデー
タ入力端子26に接続され、トランスファゲート32.
33のそれぞれの他の一端は接続点36に、トランスフ
ァゲート34の他の一端は接続点38に接続される。
またデータ出力端子25及びシフトデータ出力端子27
には接続点3日の信号が出力される。トランスファゲー
ト30のゲートにはデータ入力制御端子20に入力され
る信号が、トランスファゲート31及び34のゲートに
はシフト制御端子21に入力される信号が、そしてトラ
ンスファゲート32及び33のゲートにはラッチ信号2
9が接続される。
39.40及び41.42はそれぞれ直列に接続された
インバータであり、インバータ39は接続点35の信号
を入力とし、その出力はインバータ40の入力に接続さ
れる。インバータ40の出力は接続点36に接続される
。インバータ41は接続点37の信号を入力とし、その
出力はインバータ42の入力に接続される。インバータ
42の出力は接続点38に接続される。
このように、トランスファゲート’30〜34及びイン
バータ39〜42により、2人力のラッチ型シフトレジ
スタのセル23が構成されている。
なお、データ入力制御端子20に入力されるデータ入力
制御信号と、シフト制御端子21に入力されるシフト制
御信号及びラッチ信号29は全てのセルにおいて共通に
用いられる。
ここで、上記接続点とは以下を含め信号が電気的に接続
されることを示す。また以下の動作の説明においては正
論理を用い、論理的に正の状態を“1”とし、論理的に
非圧の状態を“0”として表わす。  。
次に動作について説明する。
第6図において、シフト制御端子21に入力する信号を
“0″に保つことによりセル23はラッチ状態となり、
シフトレジスタ1はシフト動作を行なわない。このとき
データ入力制御端子2oに入力する信号を“1”にし、
データ入力端子24よりラッチ状態を変えるに十分な駆
動力にてデータを入力することにより、入力されたデー
タがセル23にラッチされる。この後、データ入力制御
端子20に入力する信号を“0”にし、その後、シフト
制御端子21に“l”を入力することによりデータは1
ビツト分だけシフトされる。
第7図は第6図におけるシフトレジスタの動きを具体的
かつ模式的に示したものであり、シフトされるデータの
動きが明確になるように簡略に示している。第7図では
6ビツトのシフトレジスタ43の例を示しており、セル
は左から右へ1番目。
・・・、6番目と位置している。第7図(a)は、6ビ
ントシフトレジスタ43に左から順にA、B、・・・。
Fというデータがセ・ノドされた状態を示す。このとき
、1番目のセルのシフトデータ入力端子26には“1”
の信号を入力するとする。この状態で2ビツト右側ヘシ
フトすると、第7図(b)に示す状態となる。
このように2ビツトのシフトを行なうためには、シフト
制御端子21に2回″1”を入力する必要がある。また
一般的にnビットのシフトを行なうにはn回のシフト制
御信号を入力する必要があり、その場合シフト回数の制
御を行なうことが必要となる。
また、シフト動作により全セルの内容が変化するため、
例えば第7図(C)に示すようなAからFのうち、Bか
らDまでの3ビツトを右へ1ピントだけ移動し、Aもし
くはFの状態を変化させないといったことを行なうため
には、各セル毎にシフト制御信号を別々に入力しなくて
はならない。いずれにせよ、1回のシフトで1ビツトず
つしかシフトできないため、ビット幅の広いシフトレジ
スタでは高速化しにくい。
第8図は、上述のようにnビットのシフトにn回のシフ
ト制御信号を入力しなければならないという点を改善し
たものの一例を示し、一般にバレルシフタと呼ばれるも
のである。そしてこのバレルシフタは、1回で全てのビ
ットを転送することができる。
この第8図に示したものは、4ビツトのバレルシフタの
、NチャネルエンハンスメントMO3FETによる一構
成例で、シフト方向は単一方向であり、かつローテート
機能は含ませていない。
また簡略に示すために、入力データのラッチ回路や出力
データのラッチ回路及びシフト制御信号に関する制御部
分は示していない。図において、44〜47は第1〜第
4データ入力端子、48〜51は第1〜第4データ出力
端子である。52は0ビツトシフト制御端子、53は1
ビツトシフト制御端子、54は2ビツトシフト制御端子
、55は3ビツトシフト制御端子、56〜65はトラン
スファゲートである。
次に各トランスファゲート56〜65と各データ入力端
子44〜47及び各データ出力端子48〜51との電気
的接続状態について示す。トランスファゲート56は第
1データ入力端子44と第1データ出力端子48とに接
続される。以下同様に、トランスファゲート57は端子
45と49に、トランスファゲート58は端子46と5
0に、トランスファゲート59は端子47と51に、ト
ランスファゲート60は端子44と49に、トランスフ
ァゲート61は端子45と50に、トランスファゲート
62は端子46と51に、トランスファゲート63は端
子44と50に、トランスファゲート64は端子45と
51に、トランスファゲート65は端子44と51にそ
れぞれ接続される。
続いて各シフト制御端子52〜55と各トランスフアゲ
ート56〜65のゲートとの電気的接続状態について記
す。0ビツトシフト制御端子52はトランスファゲート
56〜59のゲートに接続される。以下同様に、1ビツ
トシフト制御端子53はトランスファゲート60〜62
のゲートに、2ビツトシフト制御端子54はトランスフ
アゲ−)63.64のゲートに、3ビツトシフト制御端
子55はトランスファゲート65のゲートにそれぞれ接
続されている。
次にこの第8図で示したバレルシフタの動作について説
明する。
シフトしようとするデータ4ビツトは、各データ入力端
子44〜47に入力される。このとき、各ビットシフト
制御端子52〜55には“0”を入力しておく。次いで
、例えば2ビツトシフトをする場合には、2ビツトシフ
ト制御端子54を“1”にする。これにより第1データ
入力端子44に入力されたデータはトランスファゲート
63を通り第3データ出力端子50に出力される。また
第2データ入力端子45に入力されたデータはトランス
ファゲート64を通り、第4データ出力端子51に出力
される。このとき第1データ出力端子48及び第2デー
タ出力端子49の状態は定まらない。
〔発明が解決しようとする問題点〕 このように、第8図に示したバレルシフタでは、nビッ
トのシフトを1回のシフト制御信号の入力で行なうこと
ができる。しかしながらバレルシフタのビット数が増え
るとトランスファゲートの数が増大し、またビットシフ
ト制御線の数も増大し、小型化することが難しくなる。
またデータの入力ライン、データの出力ライン、ピント
シフト制御ライン、及びトランスファゲートが交差する
ために同様に小型化することが難しい。更に第7図(C
1に示したようなシフトを行なわせるためにはトランス
ファゲート数の増大やビットシフト制御ラインの追加が
必要となり大型化す条。
この発明は、以上のような点に鑑みてなされたもので、
簡単な構成で任意のデータブロック長を任意のビット数
高速にシフトでき、かつシフトされない部分のデータを
保持することのできるシフトレジスタを提供することを
目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係るシフトレジスタは、シフト開始制御端子及
びシフト禁止制御端子と、当該セル及びそれに隣接する
セルの状態を示す信号と前記シフト禁止制御端子からの
信号とによりシフト許可信号を発生するシフト許可制御
回路と、前記シフト開始制御端子からの信号、前記シフ
ト許可制御回路の出力、及び各セルの状態信号によりデ
ータラッチ部のシフト動作を行なわせるとともに、隣接
セルに当該セルの状態信号を出力するシフト制御回路と
、前記シフト禁止制御端子からの信号、及び各セルの状
態信号により前記シフト制御回路にシフト動作終了FM
示信号を出力するとともに隣接セルへシフト動作終了信
号を出力するシフト終了制御回路とを設けたものである
〔作用〕
この発明においては、あるビットのセルとそれに隣接す
るセルの状態を検出し、各セルの状態信号及び外部から
任意のビットのセルに入力されるシフト禁止制御信号、
シフト開始制御信号により当該セル及び隣接セルのシフ
ト動作を制御し、任意の長さのデータブロックを任意の
ビット数高速にシフトするとともに、シフトされない部
分のデータを保持する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例によるシフトレジスタの構
成の概要を示すものである。図において、66は全ビッ
ト長lのシフトレジスタ、67はシフトレジスタ66の
1番目のデータラッチ、68は2番目のデータランチ、
69は(/−1)番目のデータラッチ、7oは1番目の
データランチである。71はシフトレジスタ66の1番
目のシフト制御部、72は2番目のシフト制御部、73
は(/−1)番目のシフト制御部、74は1番目のシフ
ト制御部である。
また、75は1番目のデータラッチ67のテ′−タ入力
端子、76は2番目のデータラッチ68のデータ入力端
子、77は(l−1)番目のデータラッチ69のデータ
入力端子、78は1番目のデータラッチ70のデータ入
力端子である。79は1番目のデータラッチ67のデー
タ出力端子、80は2番目のデータラッチ68のデータ
出力端子、81は(/−1)番目のデータラッチ69の
データ出力端子、82は1番目のデータラッチ70のデ
ータ出力端子である。83は1番目のシフト制御部71
に入力されるシフト開始制御端子、84は2番目のシフ
ト制御部72に入力されるシフト開始制御端子、85は
(1−1)番目のシフト制御部73に入力されるシフト
開始制御端子、86は1番目のシフト制御部74に入力
されるシフト開始制御端子である。87は1番目のシフ
ト制御部71に入力されるシフト禁止制御端子、88は
2番目のシフト制御部72に入力されるシフト禁止制御
端子、89は(A−1)番目のシフト制御部73に入力
されるシフト禁止制御端子、90は4番目のシフト制御
部74に入力されるシフト禁止制御端子である。91は
シフトレジスタ66にデータを入力するためのデータ入
力制御端子、92はシフトレジスタ66よりデータを出
力するためのデータ出力制御端子、93はシフトレジス
タ66を初期状態にするリセット端子、94はデータの
シフト方向を定める方向制御端子である。
次に第1図に示したレジスタの概略動作について説明す
る。
まず、シフトレジスタ66はリセット端子93にリセッ
ト信号が入力されると初期状態となる。
次いでデータ入力制御端子91に制御信号を入力1: するこt丁り、データ入力端子75〜78よりデータラ
ッチ67〜70にデータをラッチする。
このlビット長のシフトレジスタ66のmビット目から
nビット目までの(m−n+1)ビットのデータブロッ
クをpビット目までシフトしようとする場合、方向制御
端子94によりシフト方向を定め、mビット目及びpビ
ット目のシフト禁止制御端子を有効状態にする0次いで
nビット目の、シフトする方向と同一方向に隣り合うビ
ットのセルのシフト開始制御端子を有効にする。これに
よリシフトが開始され、そのシフトの速さはデータラッ
チ部のデータシフト及びラッチ速度とシフト制、御部の
速度により定まる固有の速度でシフトされる。なおここ
で、1≦m≦n<p≦E、もしくは1≦p<n≦m≦l
である。
以下の説明は、前者の場合、即ち、例えば16ビツトレ
ジスタにおいて3ビツト目から7ビツト目までを13ビ
ツト目までシフトするような場合を考える。
この場合、3ビツト目と13ビツト目のシフト禁止制御
端子を有効にし、8ビツト目のシフト開始制御端子を有
効にする。このようにしてシフトを行なうと、3ビツト
目から7ビツト目までのデータは9ビツト目から13ビ
ツト目までにシフトされ、1ビット目、2ビツト目及び
14ビツト目から16ビツト目までのデータは変化しな
い。また、もしmビット目、即ちここでは3ビツト目の
シフト禁止制御端子を有効にしなければ、1ビット目、
2ビツト目のデータもシフトされる。
また、m=1もしくはp=/lのような場合には、それ
ぞれ1ビツト目には0ビフト目に相当するビットが常に
シフト中ではないことを示す信号を、またpビット目に
は(p+1)ビット目に相当するビットが常にシフト中
ではないことを示す信号を入力する。
次にシフト動作について詳細に説明する。
シフト動作は、まずnビット目の(n+1)ビット目へ
のシフトにより開始される。(n+1)ビット目のシフ
ト開始制御端子を、必要な期間有効にすると、(rl+
1)番目のシフト制御部は、n番目及び(n+2)番目
のシフト制御部に対しシフト動作を禁止させる信号を出
力し、またn番目のデータラッチより(n+1)番目の
データランチへデータをシフトする。
そして(n+1)番目のシフト制御部は、シフト動作が
完了したことを検出すると、両隣りに出していたシフト
動作を禁止させる信号を解除し、また、両隣りに対して
シフト動作が完了したことを知らせる信号を出力する。
この後者の信号に対しn番目及び(n+2)番目のシフ
ト制御部は、それぞれがリセット後初めてシフト動作に
入れる条件の1つが整フたことを認識し、さらにn番目
のシフト制御部は(n−1)番目及び(n+1)番目が
シフト動作中でないことを認識し、その条件が成立する
と(n−1)番目よりのシフト動作を開始する。同じ<
(n+−2)番目のシフト制御部は、(n+1)番目及
び(n+3)番目がシフト動作中でないことを認識し、
その条件が成立すると(n+1)番目よりのシフト動作
を開始する。
以下同様にシフト動作が展開され、nビット目のデータ
がpビット目に達すると、そのpビット目のシフト制御
部は自分自身のシフト動作が完了した時点でpビット目
自身の以後のシフトを禁止し、かつ(p+1)ビット目
のシフト動作を禁止する。また、(p−1)ビット目に
、次の(p −1)′ビット目自身のシフトが完了した
時点で以後のシフトを禁止し、さらに(p−2)ビット
目に対し同様の信号を送れるようにする信号を入力する
。以下同様にしてシフト動作は進行しないようになる。
またmビット目のシフトが初めて1度目のシフトとする
と、通常ならば(m−1)ビット目がシフト動作に入る
が、mビット目のシフト禁止制御端子が有効であるため
、(m−1)ビット目に対しmビット目がリセット後初
めてシフトしたという情報を伝えない。従って(m−1
)ビット目はシフト動作が行なわれず、シフトされない
部分のデータが保存される。
第2図は、第1図におけるデータランチ及びシフト制御
部の構成の概要を示すものである。第2図において、9
5はデータラッチ部、96はシフト制御部であり、97
はデータ久方端子、98はデータ出力端子、99はデー
タラッチ回路である。
ここで、第2図の左側に隣接するビットを前段。
右側に隣接するビットを次段と定義する。なお、シフト
方向は前段から、シフトされる場合と次段からシフトさ
れる場合とがあり、シフト方向に制限はない、第2図の
矢印は信号の流れる方向を示すものであるが、2つの矢
印を持つものはシフト方向によりそのどちらかの矢印の
方向に信号が流れることを示す。
また、100は前段のデータラッチとの間でシフトされ
るデータが通るデータシフト端子、lOlは次段のデー
タラッチとの間でシフトされるデータが通るデータシフ
ト端子、102はシフト開始制御端子、103はシフト
禁止制御端子、104はデータラッチ回路99のシフト
制御を行なうシフト制御回路、105は1回目のシフト
動作を開始させることを許可するシフト許可制御回路、
106はシフト動作を終了させることを指示するシフト
終了制御回路である。
107.108はそれぞれ前段2次段のシフト制御部に
対し、現在、当該セルのデータラッチ部95及びシフト
制御部96がシフト動作中であることを示すシフト中信
号を出力する端子、109は前段がシフト中であること
を示す前段シフト中信号が入力する端子、110は次段
がシフト中であることを示す次段シフト中信号が入力す
る端子、111.112はそれぞれ前段9次段よりのシ
フト許可信号の入力する端子、113は前段よりのシフ
ト終了信号の入力もしくは前段へのシフト終了信号の出
力のためのシフト終了端子、114は次段よりのシフト
終了信号の入力もしくは次−へのシフト終了信号の出力
のためのシフト終了端子である。
115はシフト制御回路104にシフトを許可するシフ
ト許可制御回路105のシフト許可出力、116はシフ
ト制御回路104にシフト動作を終了させるためのシフ
ト終了制御回路106のシフト終了出力、117はデー
タラッチ回路99にデータをラッチさせるためのシフト
制御回路104のデータラッチ出力、118はデータラ
ッチ回路99においてシフト動作が完了したことをシフ
ト制御回路104において判断するための判定条件入力
、119はデータラッチ回路99でのシフト動作が完了
したことをシフト許可制御回路105゜シフト終了制御
回路106に示すシフト制御回路104のシフト動作完
了出力、120は前段へのシフト許可制御回路105の
出力でシフト継続許可を示す端子、121は同じく次段
へのシフト継続許可を示す端子である。
そして、データ入力制御端子91及びデータ出力制御端
子92よりの信号はデータラッチ回路99に接続され、
リセット端子93よりの信号はシフト制御回路104.
シフト許可制御回路105゜及びシフト終了制御回路1
06に接続される。方向制御端子94よりの信号はデー
タラッチ回路99及びシフト終了制御回路106に接続
される。
データシフト端子100.101は、それぞれ前段1次
段のデータシフト端子に接続され、データシフト端子1
00又は101がシフトレジスタ66の端のビットに位
置するとき、データシフト端子100又は101がデー
タの入力端子であるならば、任意の値を入力するか、も
しくは開放状態で用い、データの出力端子であるならば
、開放状態または図示せぬ他の回路の入力信号として用
いる。シフト中信号端子107.108は、それぞれ前
段の次段シフト中信号1次段の前段シフト中信号に接続
され、これらがシフトレジスタ66の端に位置する場合
は開放状態とする。前段シフト中信号端子109は前段
のシフト中信号端子に、次段シフト中信号端子110は
次段のシフト中信号端子に接続され、これらがシフトレ
ジスタ66の端に位置する場合は、該端子109.11
0を無効状態にする。シフト許可信号端子111.11
2には、それぞれ前段1次段のシフト継続許可端子を接
続し、これらがシフトレジスタ66の端に位置する場合
は、シフトを許可するに反しない信号を入力する。シフ
ト終了端子113,114の信号の方向は方向制御端子
94の信号により定まり、一方が入力ならば他方は出力
となる。シフト終了端子113.114にはそれぞれ前
段1次段のシフト終了端子を接続し、これらがシフトレ
ジスタ66の端に位置する場合に、それが出力としての
シフト終了端子ならば開放状態もしくは図示せぬ任意の
回路の入力信号として用い、またそれが入力としてのシ
フト終了端子ならば有効状態もしくはシフト終了制御回
路の動作を古さない状態とする。
第2図に従ってシフトレジスタ66の動作について詳述
する。例として、データのシフト方゛向は方向制御端子
94の信号により前段から次段の方向にシフトされる場
合について説明す号。また説明を容易にするため、第2
図に示したものはシフトレジスタ66のQビット目に当
たるとする。Qは1≦Q≦lであり、説明の便宜のため
に、Qの値は一定とせず、m < Q < nとしたり
、Q=fi+1としたりする。そしてQの値を変更する
まではQは1≦Q≦lの任意の値をとるものとする。
まず、リセット端子93へのリセット信号により、シフ
ト制御回路104はシフト動作を行なっフト制御回路1
04のシフト動作を禁止する状態に、シフト終了制御回
路106はシフト動作が終了していない状態にそれぞれ
初期化される。従っデークラッチ出力117は“0”に
、シフト許可0は“1゛に、レフト終了端子(出力)1
13は0mに、シフト終了出力116は“0”に騙れぞ
れ初期化されるものとする。
次に、データ入力制御端子91に入力する信号により、
データラッチ回路99にデータ入力端子97よりデータ
が入力され保持される。逆にデータランチ回路99より
データを読み出す場合には、データ出力制御端子92に
入力する信号により、データ出力端子98よりデータを
読み出す。なお、データ入力制御端子91.データ出力
制御端子92については図示せぬ外部回路に含まれたり
、存在しないことがある。また、データ入力端子97゜
データ出力端子98については、同一のものであったり
、存在しないことがある。
ここで、シフト許可制御回路105はリセット信号を解
除した後でシフト動作が勝手に開始されるのを防ぐため
に設番゛すられたものであり、前述のように、隣接する
ビットの少なくとも1つが初めてシフト動作を終了する
までシフトを行なわないようにする。またシフト動作が
シフトを必要とするビットに順序正しく伝搬するように
するためのものでもある。
そして次にmビット目とpビット目のシフト禁止側m端
子を有効にし、シフトされるビットのシフトが完了する
まで、少なくともシフト終了制御回路106内で有効で
あるようにする。
以下ではQ=n+lとして説明を進める。(n+1)ビ
ット目のシフト開始制御端子102を有効にし、シフト
制御回路104にシフト動作を開始させる。この信号に
よる起動では、前段シフト中信号端子1099次段シフ
ト中信号端子110及びシフト許可制御回路105より
のシフト許可出力115の状態は無視される。上記シフ
ト動作開始によりシフト中信号端子107及び108は
“l”になり、n番目及び(n+2)番目のビットのシ
フト動作を禁止させ、安定なデータがn番目から(n+
1)番目にシフトされ、また(n+2)番目がシフト中
のデータをシフトしないようにする。またデータラッチ
出力117も“l”になり、データラッチ回路99のシ
フト動作が行なわれ、シフト動作完了出力119もO”
になる。
シフト動作の完了は、判定条件入力118によリシフト
制御回路104において検出される。シフトの完了が検
出されると、データランチ出力117を“0”にしてシ
フトされたデータを保持する。またシフト中信号端子1
07及び108を“0゛にして、当該ビットではシフト
中でないということを隣接するn番目及び(n+2)番
目のビットに知らせる。またシフト制御回路104内に
おけるシフト動作の完了の判定も行なわれなくなり、シ
フト動作完了出力119は“l”になる。
これによりソフト許可制御回路105は、シフト許可信
号端子111.112が“O“ではあるが自分自身のシ
フトが完了したため、シフト禁止制御端子103の信号
により前段もしくは次段のシフトが許可されている場合
には、シフト継続許可端子120,121を“l”にし
て前段もしくは次段の引続くシフト動作を許可する。
またシフト終了制御回路106は、シフト禁止制御端子
103の信号により、この(n+1)ビット目がpビッ
ト目であるか否かの判断を行ない、n + l = p
ならばシフト終了端子113を“1″にし、これにより
次に前々段が前段へのシフトを行なった段階で同じく前
段がシフト動作を終了できるようにするとともに、当該
ビットのシフト終了出力116を−“1″にしてシフト
制御回路104が以後のシフト動作を行なわないように
する。
またこの場合、即ちシフト禁止制御端子103の信号が
有効で次段のシフトが許可されていない場合、シフト許
可制御回路105はシフト継続許可端子121を“1”
とせずに、次段のシフトを禁止する。このようにして次
段がシフトしないため、次々段以降もシフトしない。ま
た、n+l≠pならば、シフト終了端子113及びシフ
ト終了出力116は“Oゝのままであり、従って(n+
2)ビット目の引続くシフト動作を許可する。nビット
目は(n+1>ビット目のデータシフト完了により(n
−1)ビット目よりのデータをシフトさせる動作に入る
。また同じくn+1≠pならば、(n + 2)ビット
目も(n+1)ビット目よりのデータをシフトさせる動
作に入る。
ここでは、まずQ=nとしてnビット目のシフト動作に
ついて説明する。従って次段は(n+1)ビット目、前
段は(n−1)ビット目に当たる。
次段(n+1)ビット目のシフト継続許可端子からの信
号はシフト許可信号端子112に入力されているため、
(n+1)ビット目のシフト動作終了により、シフト許
可制御回路105はシフト制御回路104に対しシフト
許可出力115を“1”にしてシフトを許可する。シフ
ト制御回路104は、さらに前段シフト中信号109と
次段シフト中信号110が“0”で、かつシフト終了出
力116が“0”である条件が成立した時点で、nビッ
ト目の(n−1)ビット目よりのシフト動作を開始する
。シフトに関する動作は前記(n+1)ビット目のシフ
ト動作と同様である。
そしてnビット目のシフトが終わったことを示すシフト
動作完了出力119が“1”になると、シフト許可制御
回路105はシフト禁止制御端子103の信号に従い、
その信号が有効ならばシフ)II続許可端子120を“
1”にしない、従って引続く前段から1ビツト目までの
シフトは行なわれず、データは保存される。またシフト
禁止制御端子103の信号がシフトを禁止していなけれ
ば他のビットのシフト動作が同様にして行なわれる。
またH+l=pの場合については既に述べたようにシフ
ト終了制御回路106によりnビット目のシフト動作は
以後行なわれない。
ここでもう一度Q=n+2として、(n+2)ビット目
の(n+1)ビットよりのデータのシフトについて説明
する。従って前段は(n−1−1)ビット目1次段は(
n+3)ビット目に当たる。シフト許可信号端子111
には前段のシフト継続許可端子が接続されているため、
前段の(n+1)ビット目がシフトを完了し、シフト継
続許可端子が“l”になると、シフト許可制御回路10
5はシフト制御回路104にシフト許可出力115を“
1”にして送る。シフト制御回路104は(n+1)ビ
ット目のシフト中信号が0”になった時点、部ち(n+
1)ビット目のシフト動作が終わったことと、同様に次
段のシフト中信号が“0”であり、かつシフト終了制御
回路106の出力が有効でないという条件により、(n
←2)ビット目はシフト動作を開始する。シフト動作は
前記の(n+1)ビット目におけるものと同しである。
このようにして、以後同様にシフト動作が連続的に行な
われる。
なお、H+2=pならば、(n+1)ビット目のシフト
の説明において述べたと同様に、シフト終了制御回路1
06からシフト終了端子113に“1″を出し、以後の
(n+2)ビット目におけるシフト動作を行なわない。
またシフト継続許可端子1.21を“0”にし、(n+
3)ビット目以降のシフトを禁止する。n+2≠pであ
れば更に(n+3)ビット目のシフトが引続き開始され
る。
第3図は実際のデータのシフトの状態を模式的に示した
もので、7ビツトのシフトレジスタに1ビツト目から7
ビソト自まで)IlIにA、B、C,D。
E、F、Gというデータをセントした後、2ビツト目と
3ビツト目のブロックを6ビツト目までシフトする場合
の各ビットのデータの状態を示したものである。第3図
において、一番上の列はデータをセットした状態のシフ
トレジスタであり、ここで各条件をセットしシフトを開
始させると、シフトレジスタの内容は下の列に移って行
き、最終的に2.3ビツト目が5.6ビツト目までシフ
トされ、シフトされない部分の1ビツト目及び7ビツト
目のデータ、A及びGは変化しない。
このように、本実施例によれば、任意のビット長のシフ
トレジスタにおいて、任意の位置の任意の長さのデータ
のブロックを任意の位置に高速にシフトでき、またシフ
トされない部分のデータは保存されることになる。
第4図は各回路の具体的な一構成例を示すものである。
以下、この第4図の回路の構成を説明すると同時に、そ
の動作を説明する。同図においては、シフト方向を一定
とし、左から右へデータはシフトされるものと仮定する
ため、方向制御端子94とその信号を入力とするデータ
ラッチ回路99及びシフト終了制御回路106の方向制
御に関する回路は示していない。
データラッチ回路99は2人力AND回路を持つAND
NOR回路122と、同じく2人力AND回路を持つA
NDNOR回路123とによるフリップフロップで構成
されている。124及び125は第2図に示したデータ
シフト端子100に相当するデータシフト入力端子、1
26及び127はデータシフト端子101に相当するデ
ータシフト出力端子であり、データシフト出力端子12
6はANDNOR回路123の出力に接続され、データ
シフト出力端子127はANDNOR回路122の出力
に接続される。データシフト入力端子124.125に
は互いに逆相の信号を入力し、データシフト出力端子1
26,127には互いに逆相の信号が出力される。この
とき、データランチ出力117により、安定なデータシ
フト入力端子124.125の信号が取り込まれ、これ
がデータラッチ回路99に保持されると、データシフト
信号入力端子124とデータシフト出力端子126の信
号は同相であり、同じく入力端子125と出力端子12
7の信号も同相になる。このデータラッチ回路99にお
いては、データをセットすることも読み出すことも容易
であることは明らかなため、データ入力制御端子91.
データ出力制御端子92.データ入力端子97.データ
出力端子98については図示していない。
次いでシフト制御回路104の構成について述べる。
128は3人力AND回路を2組持つANDNOR回路
、I2−9は2人力AND回路を持つANDNOR回路
で、ANDNOR回路128とともにフリップフロップ
を構成する。130は3人力のNOR回路である。そし
てフリップフロップを構成するANDNOR回路12B
の出力はシフト中信号端子107,108とデータラン
チ出力117に接続され、ANDNOR回路129の出
力はシフト動作完了出力119となる。NOR回路13
0には前段シフト中信号端子109.次段シフト中信号
端子110.及びシフト終了出力116が接続される。
そして上記ANDNOR回路128の出力はリセット端
子93よりのリセット入力により′0″になり、またこ
のANDNOR回路128の2つの3人力ANDには、
判定条件人力108に相当するデータシフト入力端子1
24,125及びデータシフト出力端子126,127
の4本の信号と、さ・らにANDNOR回路128の出
力が接続される。またANDNOR回路128の1つの
3人力AND回路には、データシフト入力端子124と
データシフト出力端子126とANDNOR回路128
の出力とが接続され、他の3人力AND回路には、デー
タシフト入力端子125とデータ信号出力端子127と
ANDNOR回路128の出力とが接続される。この部
分は、データラッチ回路99のシフト動作が完了したこ
と、即ち入力シフトデータと出力シフトデータとが一致
したことを検出する。従ってデータラッチ出力117が
有効になった時、−一タラッチが保持していたデータシ
フト出力と取り込もうとするデー、タシフト入力が一致
していれば、直ちにこの回路は一致を検出する。
NOR回路130は、前段及び次段がシフト中でな(、
かつシフト終了制御回路106の出力が有効でない、即
ちシフトをまだ終了しないという条件が成立すると有効
になる。このNOR回路130の出力は、さらにシフト
許可制御回路105の出力115と積がとられ、AND
NOR回路129に入力される。シフト許可制御回路1
05の出力であるシフト許可出力115は、リセット後
初めて前段又は次段もしくは自分自身のシフトが開始さ
れたときに有効になる。そしてリセ・7ト信号により、
シフト許可制御回路105は“O”になる。ANDNO
R回路128の出力が11111になり、シフト動作が
開始されるのは、シフト開始制御端子102に“1”が
入力され、シフトレジスタ66のシフト動作が初めて開
始される場合、もしくは前述したNOR回路130の出
力が“1”になり、かつ同じく前述したシフト許可制御
回路105、の出力であるシフト許可出力115を“1
”とする条件が成立したときである。反対に、ANDN
OR回路12.9の出力であるシフト?作完了出力11
9が11”、即ち有効になるのは、リセット端子93よ
りリセット信号が入力された場合か、シフト制御回路1
04で前述のデータラッチ回路99のシフト動作が完了
したことを検出した場合である。
シフト許可制御回路105は、4つの入力を持つNOR
回路131及び2つの入力回路を持つNOR回路132
によるフリップフロップと、シフト動作完了出力119
を入力とするインバータ133と、3つの入力を持つN
OR回路134とからなる。NOR回路132の出力は
シフト許可出力115である。シフト許可信号端子11
1.!I2及びインバータ133の出力はNOR回路1
31に入力され、リセット端子93よりの信号はNOR
回路132に入力される。シフト許可出力115が1”
になる条件については前述した通りである。NOR回路
134の出力はシフト継続許可端子120及び121に
接続される。NOR回路134の3つの入力はシフト動
作完了出力119、NOR回路131の出力、及びシフ
ト禁止制御端子103よりの入力信号である。NOR回
路134の出力が有効になり、ソフト継続許可端子12
0,121に“1″が出力されるのは、前述したシフト
許可出力115が“1”になる条件と、シフト動作完了
出力119が“O”になる条件と、かつシフト禁止制御
端子103よりの信号が有効でないように設定された場
合である。即ち、このシフト許可制御回路105は、例
で示したlピントシフトレジスタのmビット目でもpビ
ット目でもないビットにおいて、前段もしくは次段が初
めて1度シフト動作を行なった後で自分自身のシフト動
作が始まった時か、シフト開始制御端子102によりシ
フトが始まった時、即ち(n+1)ビット目である時か
に、シフト禁止制御端子103の入力が“O”のときに
引続き前段または次段のシフト動作が開始されるように
するものであり、またリセット後に無秩序にシフト動作
が発生しないようにするものである。またシフト禁止制
御端子103の入力が“1”のときには前段又は次段が
シフト動作を開始しないようにするためのものである。
シフト終了制御回路106は2つの2人力AND回路を
持つANDNOR回路135及びNOR回路136によ
るフリンブフロソプから構成されている。ANDNOR
回路135の1つのAND回路にはシフト動作完了出力
119とシフト禁止制御端子103の信号が入力され、
他のAN、D回路にはシフト終了端子114とシフト動
作完了出力119が接続される。NOR回路136の出
力はシフト終了端子113に接続され、かつシフト終了
出力116となる。そしてこのNOR回路136の出力
は、リセット入力端子93のリセット信号により“0”
になる。このシフト終了制御回路106の働きは、シフ
ト禁止制御端子103に“1”が入力された場合、即ち
mビット目もしくはpビット目である場合に、シフト動
作完了出力119により自分自身のシフト動作が終った
ことを確認するとシフト終了出力116を“l”にして
、以後のシフト動作が行なわれないようにすることであ
る。mビット目の場合にはシフト終了端子113から(
m−1)ビット目に対し信号を送るが、mビット目のシ
フト継続許可端子120の出力により(m−1)ビット
目のシフトは開始されないため影響を及ぼさない。また
もう1つの働きは、pビット目である場合にはシフト終
了端子113から(p−1)ビット目に対し送られた信
号により、(p−2)ビット目より (p−1)ビット
目へのシフトが完了した時点で該(pi)ビット目のシ
フト動作完了出力119を再び°1”にし、(p−1)
ビット目の以後のシフト動作を禁止することである。こ
のようにして順次(p−2)ビット目以降がシフトされ
るべきビットにシフトされて行く。なおこのためにシフ
ト動作が開始され、従ってシフト動作完了出力119が
“l”から“O”に変化するまでの時間よりもシフト終
了端子114に印加される信号の“0”から“1”への
変化までの時間を遅く設定する必要がある。
また後者の変化までに要する時間は、さらに前々段の前
段へのシフトが開始されるまでにしなくてはならない。
このように本実施例では、クロックを用いることなしに
、あるビットとそれに隣接するビア)のセルの状態を検
出し、隣り合うピントの動作を制御するようにしたので
、回路固有のスピードで無駄なく、従って高速なシフト
を行なうことができる。またシフトを行なう位置を指定
する信号を外部において容易に作成することができ、外
部制御回路の簡略化が図られ、かつ任意のビット長を持
つデータブロックを任意の場所ヘシフトすることができ
る。またその時シフトされない部分のデータを変化させ
ることなく保存することができる。
なお、上記実施例ではmビット目におけるシフト禁止制
御端子を有効とする例を示したが、1ビツト目から(m
−1)ビット目までのデータが保存される必要がなけれ
ば、mビット目におけるシフト禁止制御端子を有効と設
定する必要はない。
また各回路の構成は第4図に示したものに限られるもの
ではなく、第2図において示した動作に必要な信号を供
するものであればどのように構成してもよい。また、第
4図の実施例においては単一方向のみのシフト回路を示
したが、第2図において示した考え方により双方向化す
るごともでき、さらにシフト完了を検出する回路を付加
することもできる。
さらに、シフトレジスタを構成する全てのセルにつきシ
フト開始制御端子、シフト禁止制御端子を必ずしも設け
なくてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明に係るシフトレジスタによれば、
各ビットのセルにシフト制御部を設け、クロックを用い
ることなしにあるピントとそれに隣接するビットの状態
を検出し、該検出結果とシフト禁止制御入力及びシフト
開始制御入力とにより当該ビット及び隣接するビットの
動作を制御するようにしたので、回路固有のスピードで
無駄なく、従って高速なシフトを行なうことができ、ま
た外部制御回路の簡略化が図られ、かつ任意のビ・ノド
長を持つデータブロックを任意の場所ヘシフトすること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例によるシフトレ
ジスタを示し、第1図はその構成の概要を示す図、第2
図はより詳細な構成の概要を示す図、第3図はデータの
シフト状態を具体的に示す図、第4図は1つのセルの具
体的実施例を示す図、第5図は従来のシフトレジスタの
構成の概要を示す図、第6図は従来のシフトレジスタの
1つのセルの具体的実施例を示す図、第7図は従来のシ
フトレジスタのデータのシフト状態を具体的に示す図、
第8図は従来のシフトレジスタの一構成例であるバレル
シフタの一例を示す図である。 66・・・シフトレジスタ、67〜70.95・・・デ
ータラッチ部、71〜74.96・・・シフト制御部、
83〜86.102・・・シフト開始制御端子、87〜
90,103・・・シフト禁止制御端子、104・・・
シフト制御回路、105・・・シフト許可制御回路、1
06・・・シフト終了制御回路、107,108・・・
シフト中信号端子、109・・・前段シフト中信号端子
、110・・・次段シフト中信号端子、111.112
・・・シフト許可信号端子、113,114・・・シフ
ト終了端子、115・・・シフト許可出力、116・・
・シフト終了出力、117 用データランチ出力、11
8・・・判定条件入力、119・・・シフト動作完了出
力、120,121・・・シフト継続許可端子。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれデータラッチ部及びシフト制御部からな
    る複数のセルを有する外部クロックを要しないシフトレ
    ジスタであって、前記シフト制御部は、シフト開始制御
    端子及びシフト禁止制御端子と、当該セル又はそれに隣
    り合う隣接セルの各々がシフト状態にあるか否か及び隣
    接セルが当該セルにシフトを許可する状態にあるか否か
    の信号を入力とし、これらの状態と前記シフト禁止制御
    端子からの信号とに基づいて当該セル及び隣接セルに対
    しシフト許可信号を発生するシフト許可制御回路と、前
    記シフト開始制御端子からの信号、前記シフト許可制御
    回路の出力、当該セル及び隣接セルの状態信号を入力と
    し、前記データラッチ部のシフト動作を行なわせるとと
    もに前記隣接セルのシフト制御回路に対し当該セルのシ
    フト状態信号を出力するシフト制御回路と、前記シフト
    禁止制御端子からの信号、及び当該セル及び隣接セルの
    状態信号を入力とし、当該セルのシフト制御回路にシフ
    ト動作の終了指示信号を出力するとともに隣接セルへシ
    フト動作終了信号を出力するシフト終了制御回路とを備
    えたものであることを特徴とするシフトレジスタ。
  2. (2)前記シフト開始制御端子、シフト禁止制御端子は
    、所要のセルに設けられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のシフトレジスタ。
  3. (3)前記シフト制御部は、シフト方向を制御するため
    のシフト方向制御回路を有するものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項又は第2項記載のシフトレジ
    スタ。
JP59276294A 1984-12-27 1984-12-27 シフトレジスタ Granted JPS61153899A (ja)

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