JPS6115355Y2 - - Google Patents

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JPS6115355Y2
JPS6115355Y2 JP1981043242U JP4324281U JPS6115355Y2 JP S6115355 Y2 JPS6115355 Y2 JP S6115355Y2 JP 1981043242 U JP1981043242 U JP 1981043242U JP 4324281 U JP4324281 U JP 4324281U JP S6115355 Y2 JPS6115355 Y2 JP S6115355Y2
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JP
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wall
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JP1981043242U
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JPS57155390U (ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、室内の壁や柱等に沿う室内配管にか
ぶせて、室内配管により美感が損なわれるのを防
ぐ為の配管カバーに関するものである。
(従来の技術) この種の配管カバーとしては、従来、第1図〜
第2図に示すものがある。各図において、1は壁
もしくは柱、2は配管を示す。第1図のものは、
両側端に内向のフランジを持つ長尺の字状カバ
ー本体3と、適当な間隔をあけて壁等1にネジ止
めされる複数のカバー受け4からなる。このカバ
ー受け4は板ばねでできており、その両側端面
が、壁等1との間に作るすき間gにカバー本体3
の内向きフランジ3aを挿込んで該カバー本体3
を止めるようになつている。また、第2図に示す
配管カバーのカバー受け4は、段付側部を持つ
字状をなし、他方、カバー本体3の側端には長手
方向に沿つて鉤突起3bが形成され、この鉤突起
3をカバー受け4の段部4aに係合させてカバー
本体3を止める構成になつている。
実公昭52−10754号公報では、本体と蓋体を係
止して管挿通用空洞を形成したものにおいて、該
係止部分の外側部に長手方向と直角となる水平方
向への滑動を阻止する突条と溝よりなる係合部を
設けたものが記載されている。
(本考案が解決しようとする問題点) 第1図〜第2図に示す従来の配管カバーでは、
カバー本体3を複数個のカバー受け4で部分的に
止める為に、 (イ) 図示矢印方向の外力に対して強度が低い、 (ロ) カバー受け4を壁等1に固定する場合、各カ
バー受け毎に中心を出さなくてはならない、 (ハ) 壁等1は完全な平面ではないので、相隣るカ
バー受け4間では、カバー本体3と壁等1との
間にすき間が生じやすく、このすき間から害虫
等が入つてカバー本体3内で繁殖することがあ
り、衛生上好ましくない、 (ニ) 配管2が給水管や冷水管である場合等、結露
水により壁にしみができる、 等の欠点があり、更に、カバー本体3を止める場
合、第1図のものでは、上記内向きフランジ3a
を巾方向から上記すき間gに挿込み、第2図のも
のも開脚状になつた後鉤突起3bが巾方向から段
部4aに係止するから、点線で示す如く、巾方向
の外力に対してカバー本体3がはずれやすく、ま
た、コーナ部に使用した場合には、壁等との間
に、どうしてもすき間ができ、見栄えがよくない
という欠点があつた。
また、実公昭52−10754号公報記載のものは、
表面に凹凸のない完全な平面の壁等に固定して使
用する場合は何ら問題はないが、表面に凹凸のあ
る壁等に使用する場合、係止部分に遊びがないの
で、本体と蓋体の係止力が蓋体の変形力、即ち、
自己の変形をもとにもどそうとする修正力に打ち
勝つことができず、この結果、蓋体の一部の係止
部分がはずれ、部分的に美感が損なわれるという
問題がある。また、係止部分の一部が外れる結
果、カバー本体とカバー受けとの間にすき間が生
じ、このすき間から害虫等が入つて、カバー本体
内で繁殖したりして衛生上好ましくないという欠
点もある。
かかる欠点が除去された配管カバーとして、本
考案出願人は先に、長尺のカバー本体の側壁に、
内側へ段違いする係合壁を延設すると共に、長尺
のカバー受けを2重側壁構造とし、その外側壁も
くしは内側壁を、内面側もしくは外面側で上記係
合壁に2重側壁の高さ方向にスライド可能に係合
する係合壁とするものを出願している(実願昭56
−43241号)が、このものに完全なものでなく、
次のような欠点があることがわかつた。表面に凹
凸のある壁等に使用する場合、カバー本体の係合
壁が、カバー受けの2重側壁の高さ方向にスライ
ドすることにより、カバー本体とカバー受けとの
間に段差が生じて見栄えがよくないという欠点が
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、長尺のカバー受けが、長尺のカバー
本体によつてほぼ完全におおわれる構造の配管カ
バーにおいて、カバー本体の側壁に〓字状に分岐
する係合壁を設けると共に、カバー受けを2重側
壁構造を有するものとし、その外側壁を、内面側
で上記係合壁と2重側壁の高さ方向にスライド可
能に係合する係合壁とすることにより、上記した
欠点が除去された配管カバーを提供することを目
的とする。
(作用) カバー本体の係合壁がカバー受けの2重側壁内
面に沿つてスライド可能に係合されるので、表面
に凹凸のある壁等に使用しても、カバー本体の変
形力は、カバー受けの2重側壁内面内でのカバー
本体の係合壁のスライドにより緩和される。この
為、カバー本体がカバー受けから外れることがな
い。
(実施例) 以下、本考案の一実施を図について説明する。
第3図、第4図において、5は長尺のカバー受
けであつて、長手方向両側に、背の低い2重側壁
5a,5bを持つ断面外形字状をなし、例えば
合成樹脂により作られている。この2重側壁の外
側壁5aは係合壁であつて、その長手方向壁端に
内向き係合突条5a1が形成されている。内側壁5
bは補強壁であつて、外側壁5aとの間に差込み
間隙g1をへだてている。
6は例えば合成樹脂製の長尺のカバー本体であ
つて、カバー受け5の外径巾より小さくない内径
巾を有し、両側壁6a,6aから〓字状に分岐し
た係合壁6bを具えている。この係合壁6bは、
側壁6aに対して、係合壁5aの壁厚より小さく
ない間隙をへだけると共に、上記差込み間隙g1
高さより大きくない長さを有し、壁端には、長手
方向に沿つて外向き係合突条6b1が形成され、こ
の壁端が、側壁6aの壁端に対して、少なくとも
カバー受け5底壁の壁厚相当分の段差を持つよう
に形成されている。
上記係合突条5a1,6b1はその突条間に間隙が
生じるように形成されている。
この配管カバーを、図示のように、コーナ部へ
使用する場合には、カバー受け5の一側面をコー
ナ部の一面に当接せしめてネジ等7で、壁等1に
固定し、次に、このカバー受け5上に配管2を支
持金具2aで抱持するようにして布設した後、カ
バー本体6の両側の係合壁6bの突条6b1を、そ
れぞれ、カバー受け5の両側係合壁5aの突条5
a1に当てて、カバー本体6の長手方向一方端側よ
り、ほぼ真上から押力を加えてゆく。この時、カ
バー本体5の一側面がコーナ部の上記一面に当接
しているが、係合壁6bが、係合壁5aより内側
にある為、上記押力が加わると、巾方向内側へ弾
性変位してその突条6b1が係合壁5aの突条5a1
を乗りこえ、差込み間隙g1内に係合壁6bがスラ
イド状に嵌入する。勿論、係合壁5aはカバー本
体6の側壁6aと係合壁6b間に嵌入する。従つ
て、カバー本体5を開脚状にすることなく、係合
壁5aと6bの面係合が達成され、カバー受け5
はカバー本体6によつて完全におおわれる。
そして、係合壁6bは、その高さが2重側壁5
a,5bで形成される差込み間隙g1の高さにほぼ
等しいか小さくなされ、且つ係合突条5a,6b
間にはすき間が形成されるようになされているの
で、壁等1に凹凸があつても、カバー本体6とカ
バー受け5の係合深さを調節することによつて、
カバー本体6の上面高さを一定にすることができ
るので、壁等に凹凸があつても見栄えを良くする
ことができ、しかも、係合壁6bは2重側壁内面
に沿つて2重側壁の高さ方向にスライド可能であ
るので、カバー本体の変形力は、2重側壁内面内
での係合壁6bのスライドにより緩和され、カバ
ー本体がカバー受けから外れることはない。
(考案の効果) 以上の如く、本考案によれば、カバー本体と、
このカバー本体により完全におおわれるカバー受
けを具える配管カバーにおいて、前者の側壁か
ら、後者の外側壁内面側と係合する係合壁を分岐
させたことによつて、カバー本体を開脚状にする
ことなくカバー受けと連結しうるので、コーナ部
にもぴつたりと取付けることができる。
また、カバー受けが、カバー本体と同じく長尺
であるから、前記(ロ)で述べた様な作業が不要であ
り、カバー本体がその全長でカバー受けに止めら
れる上、カバー受けに補強壁があり、カバー本体
の係合壁が、カバー受けの2重側壁内面に沿つて
2重側壁の高さ方向にスライド可能に係合される
ので、表面に凹凸のある壁等に固定して使用する
場合であつても、凹凸によりカバー本体が受ける
変形力は、カバー受けの2重側壁内面内でのカバ
ー本体の係合壁のスライドにより緩和される。こ
のため、カバー本体がカバー受けから外れる恐れ
がない。
更に、本考案による配管カバーは、カバー本体
が全長に亘つて、カバー受けと嵌め合わされるこ
とにより、実質上、一体構造の管状体であるか
ら、害虫等の侵入を防ぐことができるので衛生的
であり、配管に結露が生じても、結露水が、直接
壁に落ちることはないので壁等を汚す恐れがない
等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図イおよびロは、従来の配管カバーの平面
図及び断面図、第2図イ及びロは、それぞれ配管
カバーの他の従来例の平面図及び断面図、第3図
イ及びロは、それぞれ本考案による配管カバーの
実施例の平面図及び断面図、第4図は第3図イの
A部拡大図である。 5……カバー受け、5a……係合壁、5a1……
突条、5b……補強壁、6……カバー本体、6a
……側壁、6b……係合壁、6b1……突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長尺のカバー本体と、このカバー本体によりほ
    ぼ完全におおわれる長尺のカバー受けを具える配
    管カバーにおいて、上記カバー受けが、外側係合
    壁と内側補強壁をもつ2重側壁構造を有し、上記
    カバー本体の側壁内側から該側壁との間に上記係
    合壁の嵌入を許す間隙をへだてると共に外面側で
    上記係合壁と2重側壁の高さ方向にスライド可能
    に係合する係合壁が〓字状に分岐していることを
    特徴とする配管カバー。
JP1981043242U 1981-03-26 1981-03-26 Expired JPS6115355Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981043242U JPS6115355Y2 (ja) 1981-03-26 1981-03-26

Applications Claiming Priority (1)

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JP1981043242U JPS6115355Y2 (ja) 1981-03-26 1981-03-26

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Publication Number Publication Date
JPS57155390U JPS57155390U (ja) 1982-09-29
JPS6115355Y2 true JPS6115355Y2 (ja) 1986-05-13

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ID=29840238

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JP2006070539A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 配管化粧カバー
JP5271584B2 (ja) * 2008-03-28 2013-08-21 因幡電機産業株式会社 化粧カバー

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5210754U (ja) * 1975-07-10 1977-01-25

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