JPS606546Y2 - 建具のガラス板保持用ガスケツト - Google Patents
建具のガラス板保持用ガスケツトInfo
- Publication number
- JPS606546Y2 JPS606546Y2 JP9475279U JP9475279U JPS606546Y2 JP S606546 Y2 JPS606546 Y2 JP S606546Y2 JP 9475279 U JP9475279 U JP 9475279U JP 9475279 U JP9475279 U JP 9475279U JP S606546 Y2 JPS606546 Y2 JP S606546Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasket
- glass plate
- holding
- main body
- side walls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はガラス板を建具の框または額縁に取付けるた
めのガラス板保持用ガスケットに関するものである。
めのガラス板保持用ガスケットに関するものである。
そしてこの考案の目的は、ガラス板の周囲にガスケット
をまき、このガスケットを介して框または額縁にガラス
板を嵌め付ける過程において、ガスケットをガラス板の
周囲に取付ける際に、ガラス板のコーナ部に対応するガ
スケット部分に適宜切込みをナイフ等で入れ、ガスケッ
トの取付けを行なっており、特にこの切込み時にガスケ
ットフランジの覆い縁を切込まないように配慮したガラ
ス板保持用ガスケットを提供することにある。
をまき、このガスケットを介して框または額縁にガラス
板を嵌め付ける過程において、ガスケットをガラス板の
周囲に取付ける際に、ガラス板のコーナ部に対応するガ
スケット部分に適宜切込みをナイフ等で入れ、ガスケッ
トの取付けを行なっており、特にこの切込み時にガスケ
ットフランジの覆い縁を切込まないように配慮したガラ
ス板保持用ガスケットを提供することにある。
直交する框材および隅丸額縁などにガラス板を装着する
際に、仕上り良く取付けるためのバッキング(ガスケッ
ト)として、そのバッキング(ガスケット)のフランジ
に下向きの折返部を設けたものが実開昭54−5144
6号公報として知られている。
際に、仕上り良く取付けるためのバッキング(ガスケッ
ト)として、そのバッキング(ガスケット)のフランジ
に下向きの折返部を設けたものが実開昭54−5144
6号公報として知られている。
ところで、ガラス板の周囲にガスケットを巻付ける際、
特にガラス板のコーナ部にガスケットを巻付ける際には
、当該ガスケットに所要の切込みを入れているが、この
切込みはナイフ等でガスケット主体に、フランジの近く
まで入れ、そのフランジに刃先が触れたと感じたところ
で切込みを止めていたから、前記した従来の考案のよう
に、フランジの下面に折返部のみを下向きに延設してい
る場合には、この折返部にも切込みが入って折返部を傷
付けてしまう恐れがあり、その切込み傷はガラス板コー
ナ部において大きく開拡され折返部を設けた効果が完全
に失われるだけでなく逆に建具を非常に見苦しくする欠
点があった。
特にガラス板のコーナ部にガスケットを巻付ける際には
、当該ガスケットに所要の切込みを入れているが、この
切込みはナイフ等でガスケット主体に、フランジの近く
まで入れ、そのフランジに刃先が触れたと感じたところ
で切込みを止めていたから、前記した従来の考案のよう
に、フランジの下面に折返部のみを下向きに延設してい
る場合には、この折返部にも切込みが入って折返部を傷
付けてしまう恐れがあり、その切込み傷はガラス板コー
ナ部において大きく開拡され折返部を設けた効果が完全
に失われるだけでなく逆に建具を非常に見苦しくする欠
点があった。
かくしてこの考案は、前記従来の欠点を解消するために
案出されたものである。
案出されたものである。
以下この考案を図面に示す実施例に基いて説明する。
第2図において符号1は縦断面略U字状のガスケット主
体を示す。
体を示す。
当該ガスケット主体1にはその両側壁2,2の各上端部
からそれぞれ横方向外側に延設しているフランジ3,3
を有している。
からそれぞれ横方向外側に延設しているフランジ3,3
を有している。
また前記両側壁2,2の各内側には複数のガラス板挾持
用突条片4・・・を有すると共に、前記両側壁2,2の
各外側には複数の型材喰付き用突条片5・・・をそれぞ
れ有している。
用突条片4・・・を有すると共に、前記両側壁2,2の
各外側には複数の型材喰付き用突条片5・・・をそれぞ
れ有している。
また、フランジ3,3の裏側にはガスケット主体1の長
手方向と平行し下向きに開口する溝条6.6を設けであ
る。
手方向と平行し下向きに開口する溝条6.6を設けであ
る。
そして当該溝条6,6の外側側壁を型材覆い縁7.7と
して形威しであると共に、溝条6,6の内側側壁を前記
覆い縁7の先端面7aと面一、あるいはその先端より下
方に位置する下端面8aを有する切込み用係止部8に形
威しである。
して形威しであると共に、溝条6,6の内側側壁を前記
覆い縁7の先端面7aと面一、あるいはその先端より下
方に位置する下端面8aを有する切込み用係止部8に形
威しである。
ところで、前記切込み係止部8,8に最も近い位置に設
けである型材喰付き用突条片5’、5’はガスケット主
体1の側壁2,2に密接した時に、この側壁2,2をガ
ラス板9側に押圧する作用を果たす厚みとしである。
けである型材喰付き用突条片5’、5’はガスケット主
体1の側壁2,2に密接した時に、この側壁2,2をガ
ラス板9側に押圧する作用を果たす厚みとしである。
さらにこの型材喰付き用突条片5’、5’は、前記切込
み係止部8,8と支承する大きさ、すなわち第5図に明
示するように切込み係止部8の下面を押上げ気味に作用
する長さLと厚みWを有する形状に戊っている。
み係止部8,8と支承する大きさ、すなわち第5図に明
示するように切込み係止部8の下面を押上げ気味に作用
する長さLと厚みWを有する形状に戊っている。
次にこの考案のガスケット使用状態につき説明する。
先ず、ガラス板9の周囲にこの考案によるガスケットを
エンドレス状態にして巻付ける。
エンドレス状態にして巻付ける。
この巻付けは、ガスケット主体1の略U字状取付溝条1
0内にガラス板9の端縁部を嵌込むことによって行なう
。
0内にガラス板9の端縁部を嵌込むことによって行なう
。
ところで、ガラス板9のコーナ部にガスケットを体嵌込
む際にはガラス板9が隅丸になっている場合でも第4図
に示すように、所要の切込みBを入れることが必要であ
る。
む際にはガラス板9が隅丸になっている場合でも第4図
に示すように、所要の切込みBを入れることが必要であ
る。
この考案においては、前述したようにフランジ3.3に
形成した溝条6,6の内側側壁を切込み係止部8に形威
しである。
形成した溝条6,6の内側側壁を切込み係止部8に形威
しである。
したがってナイフ等で切込みBを入れた場合、前記切込
み係止部8,8が切込みBを入れるナイフの切込み深さ
を規制する役目を果たすので、覆い縁7,7まで切込む
欠点を防止できる。
み係止部8,8が切込みBを入れるナイフの切込み深さ
を規制する役目を果たすので、覆い縁7,7まで切込む
欠点を防止できる。
なお、第6図に示すように、切込み係止部8の下端面8
aをフランジ3の型材覆い縁7よりも下方に位置させて
おけば、なおさら覆い縁7,7を切込む恐れはない。
aをフランジ3の型材覆い縁7よりも下方に位置させて
おけば、なおさら覆い縁7,7を切込む恐れはない。
以上のようにして、ガラス板9にガスケットを巻付ける
。
。
図面第5図at bt cはこの考案によるガスケット
を巻付けたガラス板9を額縁11に取付ける状態を示す
断面図である。
を巻付けたガラス板9を額縁11に取付ける状態を示す
断面図である。
先ずH状の額縁11内にガスケットを嵌入する。
すると型材喰付き用突条片5・・・が額縁11の縦フラ
ンジ片12.12に押圧され、ガスケットの側壁2,2
に密接すると共に、該側壁2,2をガラス板9側に押圧
する。
ンジ片12.12に押圧され、ガスケットの側壁2,2
に密接すると共に、該側壁2,2をガラス板9側に押圧
する。
また型材喰付き用突条片5’、5’は、切込み係止部8
,8を支承することとなり、フランジ3゜3の下向きの
捻傾を防止する。
,8を支承することとなり、フランジ3゜3の下向きの
捻傾を防止する。
よって額縁11の縦フランジ片12.12は容易に溝条
6,6内に嵌入する(第5図C参照)。
6,6内に嵌入する(第5図C参照)。
以上のようにこの考案によるガスケットは、切込み係止
部をフランジの覆い縁と並列して設けているから1、切
込み係止部がガスケットに切込みを入れる際のストッパ
一部として作用し、ガスケット切込み時にガスケットの
覆い縁を切傷することがない。
部をフランジの覆い縁と並列して設けているから1、切
込み係止部がガスケットに切込みを入れる際のストッパ
一部として作用し、ガスケット切込み時にガスケットの
覆い縁を切傷することがない。
従ってこの考案による建具のガラス板保持用ガスケット
によれば、ガスケット収まりが非常によく、優美な隅丸
建具を容易に提供できるという利点がある。
によれば、ガスケット収まりが非常によく、優美な隅丸
建具を容易に提供できるという利点がある。
図面第1図〜第6図はこの考案の実施例を示したもので
、第1図はこの考案のガスケットを使用して組立てた隅
丸建具を示す正面図、第2図はこの考案による建具のガ
ラス板保持用ガスケットを示す拡大斜視図、第3図は第
1図のI−I線断面図、第4図はガラス板のコーナ部に
この考案によるガスケットを巻付けた状態を示す概略図
、第5図a、 b、 cはこの考案によるガスケットを
巻付けたガラス板を額縁に嵌込む際の作用状態を示す各
断面図、第6図はこの考案の変形例を示す要部拡大断面
図である。 B・・・・・・切込み、1・・・・・・ガスケット主体
、2・・・・・・側壁、3・・・・・・フランジ、4・
・・・・・ガラス板挾持用突条片、5,5′・・・・・
・型材喰付き用突条片、6・・・・・・溝条、7・・・
・・・型材覆い縁、7a・・・・・・先端面、8・・・
・・・切込み係止部、8a・・・・・・下端面、9・・
・・・・ガラス板、10・・・・・・取付溝条、11・
・・・・・額縁、12・・・・・・縦フランジ片。
、第1図はこの考案のガスケットを使用して組立てた隅
丸建具を示す正面図、第2図はこの考案による建具のガ
ラス板保持用ガスケットを示す拡大斜視図、第3図は第
1図のI−I線断面図、第4図はガラス板のコーナ部に
この考案によるガスケットを巻付けた状態を示す概略図
、第5図a、 b、 cはこの考案によるガスケットを
巻付けたガラス板を額縁に嵌込む際の作用状態を示す各
断面図、第6図はこの考案の変形例を示す要部拡大断面
図である。 B・・・・・・切込み、1・・・・・・ガスケット主体
、2・・・・・・側壁、3・・・・・・フランジ、4・
・・・・・ガラス板挾持用突条片、5,5′・・・・・
・型材喰付き用突条片、6・・・・・・溝条、7・・・
・・・型材覆い縁、7a・・・・・・先端面、8・・・
・・・切込み係止部、8a・・・・・・下端面、9・・
・・・・ガラス板、10・・・・・・取付溝条、11・
・・・・・額縁、12・・・・・・縦フランジ片。
Claims (1)
- 断面略U字状のガスケット主体1と、その主体1の両側
壁2,2の各上端部からそれぞれ横方向外側に延設して
いるフランジ3,3と、前記両側壁2,2の各内側にガ
ラス板挾持用突条片4・・・を、各外側に型材喰付き用
突条片5・・・をそれぞれ有してなるガラス板挟持用ガ
スケットにおいて、前記フランジ3,3の裏側にガスケ
ット主体1の長手方向と平行する下向き開口溝条6を設
け、該溝条6の外側側壁を型材覆い縁7となすと共に、
内側側壁を前記覆い縁7の先端面7aと面一、あるいは
その先端より下方に位置する下端面8aを有する切込み
係止部8に形威しであることを特徴とする建具のガラス
板保持用ガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9475279U JPS606546Y2 (ja) | 1979-07-10 | 1979-07-10 | 建具のガラス板保持用ガスケツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9475279U JPS606546Y2 (ja) | 1979-07-10 | 1979-07-10 | 建具のガラス板保持用ガスケツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5612690U JPS5612690U (ja) | 1981-02-03 |
JPS606546Y2 true JPS606546Y2 (ja) | 1985-03-01 |
Family
ID=29327626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9475279U Expired JPS606546Y2 (ja) | 1979-07-10 | 1979-07-10 | 建具のガラス板保持用ガスケツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606546Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-10 JP JP9475279U patent/JPS606546Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5612690U (ja) | 1981-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4453585A (en) | Window thermal insulation device | |
US2635720A (en) | Metal sash surround | |
JPS606546Y2 (ja) | 建具のガラス板保持用ガスケツト | |
US3009516A (en) | Window sash frame construction | |
US3881580A (en) | Carrying case | |
ITCO940022A1 (it) | Telai espandibili per pittori e molle per la formazione dei detti telai | |
JPS594153Y2 (ja) | 建具のガラス板保持用ガスケツト | |
GB2258255A (en) | Lintel with adhesion enhancing means for mortar | |
JPS604475Y2 (ja) | 浴槽 | |
JPH06548Y2 (ja) | 曲面ガラス窓 | |
JPH0227117Y2 (ja) | ||
JPH032195U (ja) | ||
JPH035674Y2 (ja) | ||
JPS6134416Y2 (ja) | ||
JPS6018553Y2 (ja) | 密閉材 | |
JPH0743419Y2 (ja) | 平面アール状窓 | |
JPS6227667Y2 (ja) | ||
JPS6237490Y2 (ja) | ||
JPS6228499Y2 (ja) | ||
JPH0752944Y2 (ja) | 窓枠サッシの水切り用端部カバー | |
JPS5847196Y2 (ja) | 額縁における竪横額骨の連結構造 | |
JPS589984Y2 (ja) | 開口部枠 | |
JPS597513Y2 (ja) | 建具 | |
JPH0235943Y2 (ja) | ||
US1618728A (en) | Metal facing for window openings |