JPS60474Y2 - 装飾部材付きガラス障子 - Google Patents

装飾部材付きガラス障子

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Publication number
JPS60474Y2
JPS60474Y2 JP1979056300U JP5630079U JPS60474Y2 JP S60474 Y2 JPS60474 Y2 JP S60474Y2 JP 1979056300 U JP1979056300 U JP 1979056300U JP 5630079 U JP5630079 U JP 5630079U JP S60474 Y2 JPS60474 Y2 JP S60474Y2
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JP
Japan
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glass
shoji
frame
decorative member
stile
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Expired
Application number
JP1979056300U
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English (en)
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JPS55156188U (ja
Inventor
良治 高橋
Original Assignee
ワイケイケイ株式会社
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Publication date
Application filed by ワイケイケイ株式会社 filed Critical ワイケイケイ株式会社
Priority to JP1979056300U priority Critical patent/JPS60474Y2/ja
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Publication of JPS60474Y2 publication Critical patent/JPS60474Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガラス障子に格子を取付けた装飾部材付きガラ
ス障子に関する。
ガラス障子、特に金属サツシ製のガラス障子はビルや洋
風建物には適しているが、和風建物あるいは和室等にお
いては和風情緒に欠ける難点がある。
これを改善するためガラス障子に格子や紙障子等の装飾
部材を取付けたものが種々提案されている。
その一つとしてガラス障子の框にガラス嵌込み部とは別
に装飾部材の取付は部を並設したもの(例えば実開昭4
7−12035号)があるが、これは障子框の見込幅が
犬きくなり、そのため障子が大型、大重量のものになる
ばかりでなく、材料消費量も多くなり、かつ通常のガラ
ス障子の框とは異なった特別の框を必要とするため生産
や資材管理もそれだけはん雑になる。
又、別の装飾部材付きガラス障子としてガラス板の端縁
を嵌着しているビードに装飾部材の端縁部を嵌着したも
の(例えば実公昭49−38351号、実開昭54−8
851号)も知られているが、このものでは装飾部材の
端縁部がガラス板と共にビードに支持されているに過ぎ
ないから、装飾部材にガラス面に向う外力が加わると、
その外力が全てガラス板にか)す、装飾部材にガラス保
護の機能が殆んどないという欠点があった。
本考案は上述の点に着目してなされたもので、框構造に
変更を加えることなく、しかも装飾部材によるガラス保
護の効果を充分に期待できる装飾部材付きガラス障子を
提供することを目的とする。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
図に示す実施例は本考案を二重サツシに適用した例で、
外付けの上枠1、下枠2、袋枠3,3に外側障子Aが、
内付けの上枠4、下枠5、袋枠6゜6に内側障子Bが設
けられている。
この内側障子Bに本考案の装飾部材付きガラス障子が用
いられる。
該装飾部材付きガラス障子Bはガラス障子本体7と装飾
部材8とからなる。
ガラス障子本体7は、上框9、竪框10および下框11
と、各框の取付溝12に嵌着されたビード13と、該ビ
ード13の凹溝14に保持されたガラス板15とからな
る。
前記装飾部材8は上格子枠16、竪格子枠17および下
格子枠18を方形に組立てた格子枠19と、該格子枠1
9に取付けられた格子20とからなる(第1図参照)。
図示の実施例では格子20が縦横に組合された組子の例
を示しているもちろんこれに限定されず、斜めに組合せ
たもの、縦方向又は横方向のみでもよい。
前記格子枠19は外周方向に突出する内側フランジ21
と外側フランジ22とを有する。
該内側フランジ21は前記ビード13の凹溝14にガラ
ス板15と共に嵌め込まれている。
前記竪格子枠17の外側フランジ22は竪框10の外側
面に当接される。
なお第5図のように竪框10に手がかり用の突出フラン
ジ10aを有している場合はこの突出フランジ10aの
外側面に外側フランジ22が当接される。
上下框9,11は通常竪框10の内周側に形成した切欠
部に嵌め込むことによって組立てているため、上下框9
,11の周外側面23,23’は竪框10の周外側面2
4,24’よりも竪框10の肉厚を分だけ幅が小さい(
第4図参照)。
したがって上下框9,10の外側面23と、上下格子枠
16.18の外側フランジ22の内面との間にこの肉厚
を分に相当する間隙がてきる。
好ましくは上下格子枠16,18の外側フランジ22の
内側に塩化ビニル樹脂等の硬貨合成樹脂からなる塞ぎ材
25を取付け、この塞き材25を上下框9,11の外側
面33に当接させることによって前記間隙を塞ぐように
する。
これによって全ての格子枠16.17,18の外側フラ
ンジ22がガラス障子本体7の框9,10,11の外側
面に当接しているから、装飾部材8にガラス板15方向
に向く外力が加わっても外側フランジ22を介して框の
外側面て受止められ、ガラス板15を破損することがな
い。
上記実施例ては各格子枠16,17,18が同一形状の
ものを用いているが、上下格子枠16゜18を、その外
側フランジ22が上下框9,10の外側面に当接するよ
うな形状、例えば外側フランジ22と内側フランジ21
間の間隔を肉厚を分だけ小さくしたり外側フランジ22
の内側に前記塞ぎ材25に相当する突出部を設けるよう
にすれば、塞ぎ材25は用なくてもよい。
前記格子枠19および格子20の内側面には塩化ビニル
樹脂等の目地材26が設けられている。
該目地材26は装飾部材8とガラス板15間の緩衝の役
目を果し、ガラス面に傷をつけたり、ガラス板を破損す
ることがより有効に防止される。
しかし、前述のように装飾部材8は外側フランジ22に
より框外側面に係止されているので目地材26はなくて
もガラス板を破損することはない。
なお、必要に応じて装飾部材8の内側面に障子紙を貼り
付けることも可能である。
以上のように本考案によれば框の取付溝に嵌着している
ビードに装飾部材の内側フランジをガラス板と共に嵌着
しているので、嵌着するガラス厚よりも若千厚いガラス
厚のものが嵌入できるビードを使用するだけで框自体に
は何等変更を加えることなく装飾部材の取付ができ、し
たがってガラス障子が必要以上に大型化することがなく
、かつ従来の框をそのまま製造すればよいから、框の材
料消費が特別多くなることがなく、又製造管理もはんさ
つにならないから製造コストの節減をはかることができ
る。
さらに又、装飾部材の内側フランジがビードの凹溝に嵌
着され、外側フランジが框の外側に直接又は塞ぎ材を介
して当接しているから、装飾部材はガラス板に対してそ
の前後のいずれの方向にも動かないように固定されてお
り、したがって特にガラス面に向う押圧力が装飾部材に
加わったとしても外側フランジが框の外側で受止められ
、ガラス面には殆んど押圧力が加わらないためガラスの
破損も有効に防止される。
すなわち、装飾部材は装飾機能のみならず、ガラス保護
の機能をも充分に有している。
なお、上記実施例ては二重サツシの内側障子に本考案を
適用した例を示したが、通常のガラス障子にも適用てき
ることはいうまてもない。
二重サツシの場合は内外障子が共に金属製ガラス障子で
あるため和室に適応しにくかったが、本考案の装飾部材
ガラス障子を使用すればそのような難点が解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装飾部材付きガラス障子の実施例を示
す正面図、第2図は二重サツシの内側障子に適用した本
考案の実施例を示す水平断面図、第3図は同上の縦断側
面図、第4図および第5図は各々上框および竪框の部分
の拡大断面図である。 7・・・ガラス障子本体、8・・・装飾部材、9・・・
上框、10・・・竪框、11・・・下框、12・・・取
付溝、13・・・ビード、14・・・凹溝、15・・・
ガラス板、20・・・格子、21・・・内側フランジ、
22・・・外側フランジ、25・・・塞ぎ材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 格子を有する方形の装飾部材の外周に内側フランジと外
    側フランジとを形成し、ガラス障子本体の框の取付溝に
    嵌着しているビードの凹溝に前記内側フランジをガラス
    板と共に嵌着し、かつ前記外側フランジを前記框の外側
    部に直接又は塞ぎ材を介して当接させたことを特徴とす
    る装飾部材付きガラス障子。
JP1979056300U 1979-04-26 1979-04-26 装飾部材付きガラス障子 Expired JPS60474Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979056300U JPS60474Y2 (ja) 1979-04-26 1979-04-26 装飾部材付きガラス障子

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JP1979056300U JPS60474Y2 (ja) 1979-04-26 1979-04-26 装飾部材付きガラス障子

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Publication Number Publication Date
JPS55156188U JPS55156188U (ja) 1980-11-10
JPS60474Y2 true JPS60474Y2 (ja) 1985-01-08

Family

ID=29290442

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JP1979056300U Expired JPS60474Y2 (ja) 1979-04-26 1979-04-26 装飾部材付きガラス障子

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60138994U (ja) * 1984-02-27 1985-09-13 新日軽株式会社 格子取り付け装置
JPS6120686U (ja) * 1984-07-05 1986-02-06 ワイケイケイ株式会社 ガラスと格子の取付装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524443B2 (ja) * 1973-02-12 1980-06-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6224711Y2 (ja) * 1978-08-05 1987-06-24

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JPS5524443B2 (ja) * 1973-02-12 1980-06-28

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JPS55156188U (ja) 1980-11-10

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