JPS6115282Y2 - - Google Patents

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JPS6115282Y2
JPS6115282Y2 JP18795380U JP18795380U JPS6115282Y2 JP S6115282 Y2 JPS6115282 Y2 JP S6115282Y2 JP 18795380 U JP18795380 U JP 18795380U JP 18795380 U JP18795380 U JP 18795380U JP S6115282 Y2 JPS6115282 Y2 JP S6115282Y2
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pipe
hydraulic
piping
valve
self
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は非常用手動ポンプを備えた圧力回路
に関する。
〔従来の技術〕
油圧を利用して各種の機器を操作する車輛など
においては、例えば特開昭49−50388号公報や実
開昭54−17926号公報に見るように、油圧ポンプ
故障した時でもそれらの機器を操作できるように
手動用等の何等かの非常用ポンプを設けている。
従来のこの種の非常用手動ポンプを備えた油圧回
路の基本的なものを第1図により説明すると、非
常用の手動ポンプ1が圧油の流路を切り替えるソ
レノイド式切替弁などの自動の油圧バルブ2の圧
力ポート(図示略)側において油圧ポンプ3と並
列的に接続されており、この手動ポンプ1により
油タンク4から吸い込まれた油は一旦油圧バルブ
2を通つてからシリンダ5などの油圧アクチユエ
ータに送られる構造となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記従来の油圧回路の構成では、油
圧バルブ2が故障した場合には、手動ポンプ1に
より油圧アクチユエータを作動させることができ
ない、という問題点がある。勿論、上記の場合に
おいても、手動ポンプ1の圧油流路を、シリンダ
5などの油圧アクチユエータに故障油圧バルブ2
をバイパスするようにして接続し直せば、手動ポ
ンプ1によりその油圧アクチユエータを作動させ
ることはできるが、時間がかかつて急場の用をな
さないばかりか、油の漏洩など、予期しない事態
を生じやすく、理論上はともかく実際には容易で
はない。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、第1戻り配管と、油圧ポンプを備
えた吐出配管とが切替弁を介して油圧アクチユエ
ータに連結された油圧回路において、上記切替弁
と油圧アクチユエータとを連結している2本の配
管には接続自在な一対のセルフシール継手をそれ
ぞれ設け、第2戻り配管と、非常用手動ポンプを
備えた圧力配管とを、上記第1戻り配管と吐出配
管とにそれぞれ並列に設けるとともに、上記第2
戻り配管と圧力配管の管端には、上記油圧アクチ
ユエータ側の上記セルフシール継手に切替自在に
接続されるセルフシール継手をそれぞれ設ける一
方、吐出配管に油圧ポンプへの油の逆流を阻止す
るチエツキ弁を設け、また圧力配管に非常用手動
ポンプへの油の逆流を阻止するチエツキ弁を設け
るとともに、吐出配管に設けられたチエツキ弁と
上記切替弁との間の上記吐出配管に、バルブを備
えた連結配管の一端を接続し、また圧力配管に設
けられたチエツキ弁と上記圧力配管の管端に設け
られた上記セルフシール継手との間の圧力配管に
上記連結配管の他端を接続することによつて前記
の問題点を解消したものである。
〔作用〕
切替弁や吐出配管等の配管、及び油圧ポンプに
異常がない通常の場合は、バルブを閉じて油圧ポ
ンプと切替弁を作動させ、油圧アクチユエータを
動かす。
油圧ポンプのみが故障した場合には、バルブを
開き、非常用手動ポンプを操作して油を切替弁を
介して油圧アクチユエータに送る。この場合、油
圧ポンプに設けられたチエツキ弁が油の油圧ポン
プへの逆流を阻止する。
また、のみが故障した場合には、油圧アクチユ
エータ側のセルフシール継手に圧力配管と第2戻
り配管の管端に設けられたセルフシール継手を接
続するとともに、バルブを開き、油圧ポンプを作
動させて油圧アクチユエータを動かす。この時
は、圧力配管のチエツキ弁が油の手動ポンプへの
逆流を阻止する。なお、上記において故障した切
替弁から油が洩れるような場合には、バルブを閉
じ手動ポンプを操作して油を油圧アクチユエータ
に送る。
さらにまた、油圧ポンプと切替弁の両方がこわ
れた際には、上記のように、油圧アクチユエータ
側のセルフシール継手に圧力配管と第2戻り配管
に取り付けられたセルフシール継手を接続すると
ともに、必要に応じてバルブを閉じ、手動ポンプ
を操作して油圧アクチユエータを動かす。
なお、切替弁が故障している場合において、油
圧シリンダ(油圧アクチユエータ)のピストン前
後に往復移動させるには、油圧シリンダ側の2本
の配管と、圧力配管及び第2戻り配管の接続を交
互に切り替えて行う。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第2図において、油圧ポンプ6は、チエツキ弁
10aを有する吐出配管10を介して、自動油圧
バルブ例えばソレノイド式四ポート切替弁7の圧
力ポート(図示略)に接続され、また切替弁7の
タンクポート(図示略)には油タンク8への第1
戻り配管9が接続され、負荷側の他の2つのポー
トに接続された各配管21,22には、相互に嵌
合されるオス型セルフシール継手12aとメス型
セルフシール継手12bが、上記切替弁7側にオ
ス型セルフシール継手12aを、また配管21,
22に接続された、油圧シリンダ13の可撓管1
4側にメス型セルフシール継手12bをそれぞれ
配して設けられている。なお、チエツキ弁10a
は、油圧ポンプ6への油の逆流を阻止するもので
ある。
また、非常用手動ポンプ15の圧力配管16と
第2戻り配管17とは、前記吐出配管10と第1
戻り配管9とそれぞれ並列に配設されている。そ
して非常用手動ポンプ15の圧力配管16並びに
戻り配管17の管端には、前記切替弁7側のオス
型セルフシール継手12a,12aと同型のオス
型セルフシール継手18,18が取り付けられ
て、油圧シリンダ13の可撓管14,14を前記
切替弁7を介さずに直接非常用手動ポンプ回路に
接続できるようになつている。
上記非常用手動ポンプ15の吐出側における圧
力配管16の途中には手動ポンプ15への油の逆
流を阻止するチエツキ弁16aが設けられてい
る。
なお、上述においてセルフシール継手は、オス
型とメス型とからなり両者をいに嵌合させること
によつて各々に接続された管を互いに連通させ、
両者を互いに離脱させたときはいずれも管路を閉
じるようにされたもので、一般に市販されている
周知のものであるので詳細説明は省略する。
また、この実施例においては、自動油圧バルブ
としてソレノイド式四ポート切替弁7が一台設け
られているが、これに限らず油圧ポンプ6と油圧
アクチユエータ13との間にあつて油の流れを自
動的に制御する種々のものが考えられるし、また
それも一台に限らず複数の自動油圧バルブで構成
される合も考えられる。
しかして非常用手動ポンプ15の吐出側におけ
る圧力配管16の前記チエツキ弁16aとオス型
セルフシール継手との間の管路は、中間に開閉バ
ルブ、例えばストツプバルブ19を設けた連結配
管20を介して油圧ポンプ6の吐出側における吐
出配管10の前記チエツキ弁10aと切替弁7と
の間の管路に連結している。
次に上述の油圧回路の作動について説明する。
(1) 通常使用時には、油は油圧ポンプ6により切
替弁7を経て油圧シリンダ13に送られこれを
作動させる。
(2) 油圧ポンプ6のみが故障した場合には、切替
弁7を操作しながら非常用手動ポンプ15を操
作し、ストツプバルブ19が開とされた連結配
管20および切替弁7を通じて油を油圧シリン
ダ13に供給してこれを作動させる。この場
合、チエツキ弁10aは油の故障油圧ポンプ6
側への流れを止める。
(3) 切替弁7のみが故障した場合、または油圧ポ
ンプ6および切替弁7がともに故障した場合に
は、第3図に示すように可撓管14,14側の
メス型セルフシール継手12b,12bをオス
型セルフシール継手12a,12aから取り外
し、非常用手動ポンプ回路側のオス型セルフシ
ール継手18,18に接続して非常用手動ポン
プ15を操作し、切替弁7を介すことなく油を
直接油圧シリンダ13に圧送してこれを作動さ
せる。油圧シリンダ13の動作方向の切替え
は、第3図に点線で示すようにメス型セルフシ
ール継手12b,12bの部分より可撓管1
4,14を圧力配管16と戻り配管17に交互
に切り替えることによつて行う。
なお、上記(3)の場合、ストツプバルブ19を開
としたまま非常用手動ポンプ15を使用すること
ができる場合もあるが、切替弁7の故障内容によ
つてはその圧力ポートとタンクポートとが連通状
態となる可能性もあり、その状態では非常用手動
ポンプ15よりの圧油が油タンク8に逃げてしま
うので、この場合はストツプバルブ19を閉じて
おく。
なおまた、切替弁7のみが故障し、かつその故
障内容が上記のように切替弁7の圧力ポートとタ
ンクポートとが連通状態とならない場合には、ス
トツプバルブ19を開とし、非常用手動ポンプ1
5を用いずに油圧ポンプ6を作動させて油圧シリ
ンダ13を動かすこともできる。この際、チエツ
キ弁16aは油の非常用手動ポンプ15への流れ
を阻止する。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案の油圧回路は、
切替弁と油圧アクチユエータとを連絡している2
本の配管に接続自在な一対のセルフシール継手が
それぞれ設けられ、第2戻り配管と、非常用手動
ポンプを備えられた圧力配管とが、第1戻り配管
と吐出配管とにそれぞれ並列に設けられるととも
に、第2戻り配管と圧力配管の管端には、油圧ア
クチユエータ側の上記セルフシール継手に切替自
在に接続されるセルフシール継手がそれぞれ設け
られた構成となつているため、油圧ポンプの故障
の場合だけでなく切替弁が故障した場合にも、油
圧アクチユエータを非常用手動ポンプによつて直
ちに作動させることができる上、切替弁に接続さ
れた配管スルフシール継手と、第2戻り配管と圧
力配管の管端に設けられたセルフシール継手の接
続形態を第3図、点線のように自由に切り替える
ことができるので、油圧ポンプの作動で負荷を途
中まで動かした油圧シリンダを、その油圧ポンプ
の故障で非常用手動ポンプにより前後いずれかの
折返し点に戻す必要が生じたような場合、油圧シ
リンダを負荷のない逆方向に小さな力で動かすこ
とができ、至便である。
またこの考案の油圧回路は、吐出配管には油圧
ポンプへの油の逆流を阻止するチエツキ弁が設け
られ、また圧力配管には非常用手動ポンプへの油
の逆流を阻止するチエツキ弁が設けられるととも
に、吐出配管に設けられたチエツキ弁と切替弁と
の間の上記吐出配管に、バルブを備えた連結配管
の一端が接続され、また圧力配管に設けられたチ
エツキ弁と上記圧力配管の管端に設けられたセル
フシール継手との間の圧力配管に、上記連結配管
の他端が接続された構成となつており、切替弁と
油圧ポンプのうちの一方のみが故障したような場
合、故障しない他方の切替弁又は油圧ポンプを必
要に応じて使用することができるので、故障によ
る支障を最小限度に押えることができるととも
に、油の漏洩を完全に防止して急場をしのぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の非常用手動ポンプを備えた油圧
回路、第2図はこの考案の一実施例を示す非常用
手動ポンプを備えた油圧回路、第3図は第2図の
油圧回路の他の使用状態を示すものである。 6……油圧ポンプ、7……切替弁、9……戻り
配管、10……吐出配管、10a……チエツキ
弁、12a……(オス型)セルフシール継手、1
2b……(メス型)セルフシール継手、13……
油圧シリンダ(油圧アクチユエータ)、15……
非常用手動ポンプ、16……圧力配管、16a…
…チエツキ弁、17……戻り配管、18……オス
型セルフシール継手、19……ストツプバルブ、
20……連結配管、21,22……配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1戻り配管9と、油圧ポンプ6を備えた吐出
    配管10とが切替弁7を介して油圧アクチユエー
    タ13に連絡された油圧回路において、上記切替
    弁7と油圧アクチユエータ13とを連絡している
    2本の配管21,22には接続自在な一対のセル
    フシール継手12a,12bがそれぞれ設けら
    れ、第2戻り配管17と、非常用手動ポンプ15
    を備えた圧力配管16とが、上記第1戻り配管9
    と吐出配管10とにそれぞれ並列に設けられると
    ともに、上記第2戻り配管17と圧力配管16の
    管端には、上記油圧アクチユエータ13側の上記
    セルフシール継手12bに切替自在に接続される
    セルフシール継手18がそれぞれ設けられる一
    方、吐出配管10には油圧ポンプ6への逆流を阻
    止するチエツキ弁10aが設けられ、また圧力配
    管16には非常用手動ポンプ15への油の逆流を
    阻止するチエツキ弁16aが設けられるととも
    に、吐出配管配管10に設けられたチエツキ弁1
    0aと上記切替弁7との間の上記吐出配管10
    に、バルブ19を備えた連結配管20の一端が接
    続され、また圧力配管16に設けられたチエツキ
    弁16aと上記圧力配管16の管端に設けられた
    上記セルフシール継手18との間の圧力配管16
    に、上記連結配管20の他端が接続されて成るこ
    とを特徴とする非常用手動ポンプを備えた油圧回
    路。
JP18795380U 1980-12-29 1980-12-29 Expired JPS6115282Y2 (ja)

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