JPS61151860A - 磁気記録再生装置のバツクテンシヨン制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は磁気記録再生装置に保シ、特に記録再生時にお
ける、最適なテープとヘッドとの接触を得るためのテー
プバックテンシ嘗ン制御装置に関する。

〔発明の背景〕

従来の装置におけるテープバックテンシ、ンの付与は、
供給リール台に弾性的に付勢されて摩擦係合するブレー
キレバーの一端に供給リールから引き出されるテープに
当接するピンを設け、前記テープ張力の変化に応じて前
記ブレーキのブレーキ力を変化させ、テープ張力を一定
化する方法が多く採用されている。しかし、これらの装
置は、バンドブレーキ、テンシランアーム等配置上の制
約を受けていた。また、これらテンションビンによりテ
ンシランを検出してｆ　−フチｙシ璽ンを制御するもの
においては、特にボータフルの場合、ＶＴＲ本体の動き
によりテンシ璽ンアームが回動してテンシ璽ン変動を誘
起しヘッドタッチの不安定をまねいていた。

これらに対し、実公昭５５−１３８０４号公報に記載の
ように、供給リール軸と供給リール駆動モータ軸とを同
軸に設け、繰り出されるテープにより前記モータのステ
ータコイルに発生する逆起電力に応じて、ステータコイ
ルに設けた可変インピーダンス手段と整流器による閉回
路のインピーダンスを制御してテープに生ずるバ。

クテンシッンを制御するものがある。

この方法はリール台に加わる負荷トルクを段階的に切替
えるものであり、切替時におけるバックテンシ、ンの急
変によるテープとヘッドとの接触状態の急変を避けるだ
めに多段の切替え手段が必要であった・ 〔発明の目的〕 本発明の目的は、テープの巻始めから、巻終υにかけて
安定したテープパックテンシ、ンを与えるテープバック
テンシ璽ンｍＪ１１　ｔｃ　ｒｔを提供することにある
。

〔発明の概要〕

この目的を達成するために、本発明は、供給リールと供
給リール台駆動用モータを同軸で弾性体により遍結し、
リール駆動用モータ軸と供給リール台との回転ズレによ
り供給リール台に、負荷トルクを与える構成とし、リー
ル台の回転速度から求まるテープ巻径に応じたブレーキ
トルクがリール台に与えられる様、前記回転ズレ量を検
出し、供給リール駆動用モータの制御を行なう方式であ
る。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により説明する・ Ｍ１図は、磁気記録再生装置の概略を示す。

１は供給側リール、２は巻取側リールであり、それぞれ
供給側リール台３、巻取側リール台４にＴＩＩＩＬ置さ
れている。供給側リール１に巻かれたチーグアはキャプ
スタン５及びピンチローラ６により挟持されキャプスタ
ン５の回転により供給側リール１よりｍｂ出される。

供給側リール１より繰り出されたチーグアは、条内ガイ
ド８、巻付は用ピン９、走行尚さ調整ガイド１０、食中
消去ヘッド１１、インピーダンスロー２１２、ガイドロ
ー２１３、＃４斜ビン１４にガイドされ、シリンダ１５
に至る。シリンダ１５にはテープ７と映像信号の記録又
は再生の授受を行なうためのビデオヘッドが載置されて
いるｔシリンダ１５に１８０度以上巻付けられたテープ
７は傾斜ピン１６、ガイドローラ１７、インピーダンス
ローラ１日、オーディオヘット１９、コントロールヘッ
ド２０に摺接しながらキャプスタン５ニ至る。キャプス
タン５部から繰り出されたテープは巻取側リール２と同
軸的に設けられた巻取側リールモータ２１により巻取側
リール２に巻取られる。繰り出し側リール台３にも巻取
り側リール駆動用モータ２１と同様にｌｓυ出し側リー
ル駆動用モータ２２が同軸的に設けられている・第２図
によυリール台の構成を説明する。

第１図と同一部品には同−帯号を記す、リール駆動用モ
ータ２２のロータ２２αとモータ軸２３は一体で回転す
る。サブロータ２４もモータ軸２３と一体で回転を行な
う・サブロータ２４とリール台３はバネ２５により連結
され、リール台３は軸受２＆２７により、モータ軸２３
を回転軸として回動可能に保持されている。

リール台３とサブロータ２４の対向部３４及び。

２４αは共に鋸刃状に複数の＃斜が設られ、リー・ル台
３の一部はサブロータ２４の内径側に位置し反射部３ｂ
が設けられている。第３図にリール台３の側面図を示す
、リール台３に近接して発光部、受光部を備えた検出器
２８及び２９が鋸刃のピッチと異なる間かくで配置され
、投光し前記反射部３ｂからの反射を受光する。

第４図は、本実施例の回路図を示す。

３０は供給リール駆動モータ２２のステータコイル部に
設けた逆起電圧検出用コイルの起電圧を入力としモータ
２２の回転速度を算出し、その時のテープ巻径及び最適
ブレーキトルク値を算出する演算回路である。３１はロ
ータ２２αに設けたマグネットの磁界変化を入力とする
検出器２８．２９の切替信号発生回路である。３２は切
替信号発生回路３１の信号により検出器２８．２９の出
力を切替える切替回路を示す。

３３は比較回路であり、演算回路３０からの出力と検出
器２８又は２９からの出力とを比較を行ない、その差を
モータ駆動回路３４に出力する。

モータ駆動回路３４は比較回路３３の出力により供給リ
ールモータ２２の駆動を行なう。

次にこの装置の動作の説明を行なう。

記録又は再生時においては、第１図に示すようにピンチ
ローラ６は、定速回転を行なうキャプスタン５にチーグ
アを圧接し、供給リール１からテープを引出しテープの
定速駆動を行なうＯ。

テープの巻始めの時、繰出し側リール１に巻かれたテー
プ童は多く、リールはゆっくりした速度で回転し、テー
プの巻終りになるとテープ巻径が小さくなっているため
早く回転する。

＃＃υ出されるテープに付与すべき理想的なテープテン
ションがＦの時、巻始めのテープ巻半径をＲとするとそ
の時付加すべきトルクはＦ×Ｒであり、巻終９のテープ
半径をＲＯとするとその時のトルクはＦｘＲｏとなる。

つまりリールから繰シ出されるテープのバックテンシ１
ンを一定に保つには、リルに付加される負荷トルクをテ
ープ巻径に比例して与える必要がある・第５図は繰シ出
し側リールのテープ巻径と最適負荷トルクの関係を示す
、キャプスタンとピンチローラで駆動されるテープによ
り繰シ出し側リール台は回転駆動される。Ｔ１時におけ
る繰り出し側部動用モータのステータ部に設けた逆起電
力検出用コイルに電圧ｖ１を鋳起する。逆起電圧と回転
速度は既知の関係であり、Ｔ１時における回転速度ω１
がわかる。また、テープの走行速度も既知でありω１と
テープ走行速度によりテープ巻径ｒｌが既知となる。

練り出し側リールから引出されるテープのバ、クテンシ
、ンをＦとするには、テープ巻径Ｒ・に対しＲｘＦの負
荷トルクを与えれば艮い。

これらの演算を演算回路３０にて行なう。

一方、繰り出し側リール台とサブロータに設けたバネに
よる負荷トルクと、前記両者の回転ズレは既知の関係で
ある。前にリール部の構造で述べた様に、リール台側に
設けた反射部はサブロータに設けた鋤刃状傾斜によりあ
る程度おおわれその嶺われる量は、ｓｂ出し側リール台
とサブロータの回転ズレ童により変化し、既知の関係で
ある。よた、反射部に対向した基板上の位置に発光部及
び受光部を−えた検出器を設け、その検出器からの信号
により、繰シ出し側リール台とサブロータの回転ズレを
検知し、付加されているトルク値を知る事ができる。

逆起電圧から算出された必要負荷トルクと検出器により
求めた負荷トルクが一致するようそれらを比較回路３３
により比較しその差信号により繰り出し側リール駆動用
モータのｆＩｌ＋−を駆動回路３４により行なうことに
より、テープの巻始めには強い負荷トルクを、又テープ
の巻ｌｆ％シには弱い負荷トルクを与えることにより、
リールから繰り出されるテープには一定のテープテンシ
ョンＦが与えられ、磁気ヘッドとテープとの安定したコ
ンタクトが実現される。第６図は巻終シ時のリール台を
示す。

本芙施例において反射部を鋸刃状傾斜により構成してい
るため、その階段部において、反射出力の不連続点が生
ずるため、繰シ出し側リール駆動用モータのロータに設
けたマグネット及び、マグネットに対向して磁気センサ
ー（例えばホール素子）を配置し、センサー出力により
切替信号を切替信号発生回路３１により生成し、切替回
路３２により前記受光素子の出力を切替え、連続的な回
転ズレの信号を比較回路に出力する。

以上記録、再生時のモードについて説明を朽なったが、
逆転再生についても同様の方式により、最適なテープバ
ックテンシ冒ン制御を行なうことができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、テンシ璽ン検出ピンを用いることなく
テープの巻始めから巻終りにかけて、テープの巻径に応
じた、供給側リール台に負荷トルクを付加することによ
り、供給側リール台より繰り出されるテープのバックテ
ンションを一定にする効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はＶＴＲのテープ走行の概要を示す斜視図、第２
図は本発明の一実施例の供給側ＩＪ−ル台の断面図、第
３図は第２図の側面図、第４図は実施例の回路図、第５
図はチーブ巻径とブレーキトルクの関係を示すグラフ、
第６図はリール台の正面図である。 １供給側リール ３供給側リ一ル台 ３α・・・・・・鋸刃状傾斜部 ３ｈ・・・・・・反射部 ２２・・・・・・供給側リール駆動用モータ２４・・・
・・・サブロータ ２４α・・・・・・鋸刃状傾斜部 ２８．２９・・・・・・検出器 笛１　団 茗Ｚ図 ２乙

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、供給リール駆動用モータに直結したフランジと該フ
   ランジと同軸に設けた供給リール台をリール軸と垂直方
   向にバネにより付勢するとともに、前記フランジと供給
   リールの一部に対向した複数の鋸刃状の端部を設け、前
   記フランジの内径側にリール台の一部である反射部を備
   え、該反射部に対向した基板上に鋸刃のピッチと異なる
   ピッチで複数の発光、受光素子を備え、前記供給リール
   駆動用モータのステータ部に供給リール台の回転による
   逆起電力発生コイルと該起電力による制御信号発生回路
   と前記供給リール駆動用モータのロータ回転位相検出手
   段と該検出信号による前記受光素子出力を切替える切替
   手段と、該切替手段を経由した受光素子出力と前記起電
   力による制御信号の差出力により供給リール駆動用モー
   タの駆動回路を制御してなることを特徴とする磁気記録
   再生装置のバックテンション制御装置。