JPS61151838A - 表面延伸された記録デイスク - Google Patents

表面延伸された記録デイスク

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JPS61151838A
JPS61151838A JP60284534A JP28453485A JPS61151838A JP S61151838 A JPS61151838 A JP S61151838A JP 60284534 A JP60284534 A JP 60284534A JP 28453485 A JP28453485 A JP 28453485A JP S61151838 A JPS61151838 A JP S61151838A
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    • G11B5/825Disk carriers flexible discs

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁性記録媒体に関し、特に平坦な記録表面を提
供するために、ディスク形の主たる表面にわたり延伸さ
れた。可撓性のある磁性記録シートに係る。本発明は、
更にデシスナック製のディスク形支持体の両面にわたっ
て延伸された。可撓性のある磁性記録フィルムによる両
面ディスクを準備することに関する。
従来の技術及び問題点 表面延伸された記録ディスクは一般的には、剛性で円形
の支持体と、この支持体の周辺部に対して適当に取付け
られた薄いポリマーフィルムとからなる。ディスクの形
状は記録された情報の異なった部分へのランダム アク
セスが可能なよ、うになっており、したがって全ての情
報が単一の平面上で使用可能となっており、リニアテー
プ装置の主な欠点、即ち、情報がテープの広範囲に分離
された個所に位置していて、アクセスのためにテープを
巻いたシ巻戻したりするのに比較的多くの時間が必要と
なるという欠点を克服する。表面延伸された記録ディス
クは両面式にすることができ。
複数の表面上の情報へのランダムアクセスが可能なよう
に積み上げることができる。
表面延伸された記録ディスクは、米国特許第2.662
,804号(ハツト/);同第3.310,110号(
シュミット);同第5.336,583号(カムストッ
ク);及び同第3.488,646号(スガヤ)に示さ
れている。表面延伸された記録ディスクの開発は、米国
特許第3.373,415号(トレセダー)に記載され
たような、2つの円形リングの間でフィルムが延伸、締
付けられた、どちらかというと簡単な形状から。
米国特許第3.509,274号によって示され友よう
な、延伸されたフィルムが周辺部分に取付けられた皿形
の支持体に至るまで、多年にわたシ進歩してきた。続い
て、米国特許85.537.083号は、フィルムを支
持体の周辺部分に加えて支持体の中心部においても接着
するという概念を導入し。
また米国特許第5.599,226号は、支持体の両面
上で、支持体の周辺部分及び中心に近い部分に対して取
付けられた2つの延伸されたフィルム面を含む表面延伸
された記録ディスクを記載している。
米国特許第4,328,607号は、記録シートが金輌
箔のバッキングを有したダラムヘッド状の記録媒体を示
している。
表面延伸された記録ディスクは、プレッシャパッドを必
要とぜず、記録面がそれを取付けている比較的大きな基
礎部分とほぼ同様な寸法的安定性を有する点でフロッピ
ィ ディスクより優れている。さらに1表面延伸された
記録ディスクはトランスデユーサ ヘッドに順応したり
、ヘッド面における不規則性に順応したシするためには
変形可能な、平坦な記録表面を提供する。
前述の特許では表面延伸された記録ディスクは一般的な
形状とある種の望ましい特徴が記載されているが1表面
延伸された記録ディスクの大量生産や全般的な受容度に
対する障害といった実際的な問題は残っている。これら
の問題の中には、非常に薄い記録媒体フィルムを比較的
厚い支持体に対して経済的かつ信頼度高く取付け、フィ
ルムを支持体に対して望みの張力がかかった状態でかつ
平坦に維持するという問題が含まれている。
磁性記録シートを表面延伸された記録ディスクの支持体
に接着するということについては以下の基準を満足させ
なければならない。
a)延伸された媒体の張力に耐える高いぜん断強度。
h)  ?−タトラックの安定性を維持するための。
記録媒体フィルムと支持体との間の最小クリープ値。
C)滑らかな記録表面を提供するための滑らかな接着面
d)生産量を上げるための短かい硬化時間。
代表的には、下側がポリエチレン テレフタレートにな
っている磁性記録媒体フィルムを、各種材料(例えば、
金属、プラスチック、複合物)の支持体に接着させるた
めの、各種装置が試験されてきている。感圧性の接着剤
は一般的にせん断強度とクリープ強度の要求には合致し
ない。熱可塑性接着剤は接着のために熱を要し、lIi
#らかな接着面を与えるには高過ぎる粘度を有している
ことがある。熱硬化性接着剤(例えば、シアンアクリル
樹脂あるいはエポキシ接着剤)は制御困難な硬化時間を
有する。
ぴんと延伸された記録媒体フィルムを剛性の支持体に取
付けるのに、接着剤としてヒダントインへキサアリクル
樹脂のようなアクリル系ポリマーを用い、この接着剤を
イオン化照射によって硬化させる方法が見つかっている
。この方法では温度上昇や、長硬化サイクルや、al性
媒体あるいは支持体の特性に悪影4Iを及ぼすような多
量の溶剤の使用といったことを防ぐことが、でき、急速
硬、化、信頼性のある接着作用を与える。
本発明は要約すると、長面延伸された記録ディスクにお
いて。
A)(1) 内径外径との間における少なくとも1つの
基礎部分と。
■ 前記基礎部分に取付けられ、かつそこから突起した
外側の盛上った環状リッヂと。
■ 前記外側の盛上った環状リッヂの最も内側部分の直
径よシも大きな直径を有した。
少なくとも1つの円形の外側取付は表面と。
を有する円形支持体と; B)前記外側の盛上った環状リッヂによって支持され、
かつ前記支持体の前記外側取付は表面に接着された。前
記基礎部分にわたり半径方向に張力がかか)、かつそれ
とは接触しないようにして保持された、前記円形支持体
と同心の円形の記録媒体フィルムと: C)前記接着は、イオン化照射によって硬化可能で、か
つ前記円形の記録媒体フィルムの半径方向張力を効果的
に維持するためのせん断強度を有した。アクリル樹脂及
びメタアクリル樹脂の機能的な接着剤からなるグループ
から選択された硬化接着剤によって行われる; ことを特徴とする表面延伸された記録ディスクを提供す
る。
ここで用いている°最も外側°という用語は、支持体の
外径部に最も近いことを意味し、°最も内側”という用
語は支持体の内径部に最も近いことを意味している。
ここで用いられている゛イオン化闇射1という用語は1
例えば電子ブーム、エックス線、及びコバルト−60照
射線によってイオンを形成させる照射のことを、tK−
しており、紫外線照射あるいは赤外線照射は含まれない
ここで用いられている°半径方向張力”という用語は、
環状になった記録媒体フィルムの全ての半径に分った、
はぼ同一の力で外側へ引張る張力を意味する。このタイ
プの張力は、フィルムを円形リングあるいはフープの上
で延伸させるに生じる。
°接着剤”という用語は、2つの物体を密接に対面接触
させて、この境界面を介して機械的な力を伝達させるよ
うに保持することのできる物質を意味し、°硬化された
”という用語は、硬い、剛性の状態に重合あるいは交差
結合されることを意味する。
闇討硬化可能なポリマーの分野においては有効なアクリ
ル樹脂及びメタクリル樹脂の機能的な接着剤が知られて
おり、1976976年ケンタラキースプイルにおける
ケイ、エム出版による。コツプ、ジエー、ティー及びマ
ツチイングリ−、ジー・ニス著の「照射プロセス」を参
照するとよい。
そのような材料の幾つかの有用なりラスのものとしては
、アクリル エポキシ樹脂、アクリル ビス・フェノー
ルA m 脂、ポリエステル アクリル樹脂、アクリル
 ウレタン樹脂、及びアルキドアクリル樹脂がある。
驚いたことに、ヒダントイン ヘキサ アクリル樹脂に
電子ビームで照射すると、必要な条件に合致し、記録媒
体フィルムと支持体との境界の中に閉じ込められた接着
剤を実際に硬化させ、損傷を与えることなく、製品の有
効性をとにかく減少させることもない。接着領域にはふ
くらんだ部分や、穴、イヤツブが存在しない。接着剤は
19部分や、未硬化なあるいは粗い点を伴Vないで完全
に硬化可能であり、記録媒体フィルムは支持体に対して
完全にシールされる。記録媒体フィルムと支持体との間
のクリープもまたこの接着剤によってほぼ防止できる。
さらに、接着工程において熱(歪の原因となる)が不要
であ夛、浴剤も不要で。
溶剤の臭いをなくシ、溶剤回収の必要もなくなる。
完全な使用性を維持する環境試験に対しても1本発明に
よる表面延伸された記録ディスクのサンプルは生き残っ
てきた。
好ましくは1表面延伸された記録ディスクは以下のよう
な付加的な特徴を有している。
a)円形状の支持体と円形状の記録媒体フィルムとは両
方とも環状形体となっている。
h)前記環状支持体はさらに、基礎部分に取付けられか
つそこから突起した内側の盛上、つた環状リッヂと、前
記内側の盛上った環状リッヂの最外部の直径よ)も小さ
な直径を有した円形状の内側の取付は表面とからなる。
C)環状記録媒体フィルムもまた内側取付は表面に接着
されている。
実施例 第1図及び第2図を参照すると、全体的に10で示され
た表面延伸された記録ディスクは、環状の支持体12f
、有し、これには外側及び内側の盛上った環状リッヂ2
8.42がそれぞれ設けられている。支持体12の基部
24は、そのようなリッヂと一緒になって、支持体の中
に環状の凹所を形収しており、その上に記録媒体フィル
ム14゜16が延伸される。前記環状支持体は非磁性体
材料でできてお勺1寸法的に安定、剛性であシ、マた多
くの駆動体がアルミニウムのディスクに関して設計され
ているので、アルミニウムKmた熱膨張係数を有してい
る。
前記環状支持体はアルミニウムそれ自身で作っても、あ
るいは熱硬化性樹脂あるいは熱可塑性樹脂で作ってもよ
い。それは代表的には射出成形、充填されたポリマー材
料でできてお勺、そのポリマー材料としては、−リスル
フオン、硫化ポリフェニレン、ポリエステル、ポリエー
テルイミド。
アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン、ポリスチレ
ン及びガラスビードやガラス繊維とマイカ(例えば20
重量%のガラス繊維と、20重量%のマイカと、60%
のポリマー樹脂とからなる)のような材料t−元充填た
ポリアミド(ナイロン)あるいはポリカーボン樹脂があ
る。
前記支持体の基部は、前記第1及び第2の盛上った環状
リッヂ、あるいはこれらのリッヂを連結しているスポー
クを連結している平坦な領域である。硬い連続的な基部
の代わりスポークの入った支持体は、製造がよシ困難で
、多分寸法的な安定性も小さいであろう。
記録媒体フィルム14.16は、記録媒体として有効で
、半径方向の張力がかかった状態で保持することのでき
る材料ならどのような材料でできたクエプであってもよ
い。代表的には、そのような記録媒体は顔料と結合剤を
含んだ記録媒体を塗付された基板、あるいは薄い金属フ
ィルムのような磁化可能な記録媒体層からなっている。
この基板は1寸法的な安定性と、被延伸可能性と、滑ら
かな表面と、支持体材料に対する良好な接着の可能性(
多分、下塗りを行って)とを有していなければならない
。磁性媒体としてはポリエステル(ポリエチレン テレ
フタレート)とポリイミドが可能性のある基板材料であ
る。これは2軸方向性のあるポリエステル フィルムあ
るいは成形フィルムであってもよい。記録媒体技術にお
ける当業界に既知の他の層(例えば、写真乾板層あるい
は潤滑剤層)が記録媒体フィルムの部分を含んでいても
よい。
磁気記録媒体のための基板として普通に用いられるポリ
エチレン テレフタレートは、電子ビームで硬化させる
ことのできる大部分の接着剤に対する接着性が比較的低
い。このことを克服するために用いられる1つの方法は
、ポリエチレン テレフタレートの背面(即ち、支持体
12に接着される方の側面)に対して、接着性を強化す
るための下塗り溶液を下塗りすることである。下塗り溶
液としては以下のものが用いられる。fillち、メチ
ルエチルケトンの中に5%から20%のヒダントイン 
へキサアクリル樹脂と0.1%から0.4%のイルがキ
ュア651写真イニシエータ(チパがイヤー社製)を溶
かした溶液;メチルエチルケトン溶剤に20%から10
0%のN、N−ジメチルアクリル アミ−を溶かした溶
液;n−ブタノールに95%のN、N−)メチル アク
リル アミドと5%の硝酸t−溶かした溶液;95%の
N、N−ジメチル アクリル アミドと5%のジクロロ
ヘキサ/;及び95%のN、N−ジメチル アクリル 
アミドと5%のジクロロエタンの混合物である。そのよ
うな下塗り液はロートグラビア技術によって塗布された
シ、あるいはポリエステルフィルムの背面に対して約0
.1ミクロンから0.2ミクロンの厚さで吹きつけ、紫
外線によって硬化あるいは部分硬化される。前記下塗シ
溶液はよく混合しなければならず、また新しい下塗シ剤
社使用直前に準備しなければならない。下塗り作業はポ
リエステル フィルムの押出し、カレンダー加工、配向
加工という連続工程の一部として行われる。
記録媒体フィルム14.16の厚さは1代表的には、約
5ミクロンから200ミクロンである。
それは2つの盛上った環状リッヂの間における記録媒体
フィルム14.16の支持されていない部分であり、こ
れは磁気記録ヘッドのようなトランスデユーサからの信
号を記録するために使用される変形可能な弾性的表面を
提供する。
外側の盛上った環状リッヂ28の端部は基準表面32に
なっていて、これは記録媒体フィルム14を支持し、フ
ィルムと中間部分の表面との間の空間を画定している。
外側の取付は表面36は支持体12の外周30を外側の
盛上った環状リッヂ28に連結している曲面を含んでい
る。第1の盛上った環状リッヂには接着溝40が設けら
れておシ、フィルム14によって取付は表面36から押
出されるすべての接着剤を断つために設けられておシ、
そのような接着剤が外側の基準表面32へ到達するのを
防いでいる(多分、フィルムと外側の基準表面との間が
接触することを防いでいる)。
支持体12の内径22の付近には第2の盛上った環状リ
ッヂ42があシ、これは第1の盛上った環状リッヂ28
と同様にその末端が内側の基準表面44となっており、
中間部分24の表面より上へ間隔をおいている。この間
隔の長さは、中間部分より上の外側の基準表面32の間
隔の長さとほぼ等しい。記録媒体フィルム14の内径部
18と接着している内側の取付は表面48は、内側の盛
上った環状リッヂ42とともに支持体の中で曲つた連結
逃がし溝60を含む。第2の盛上った環状リッヂに位置
した接着溝52は前記接着#40と同様である。
第1及び第2の盛上った環状リッヂ28.42は、第2
図に示した断面形状とは別の断面形状を有していてもよ
い。例えば、前記リッヂは先端が丸くなった三角形断面
を有していてもよい。この先端部は記録媒体フィルム1
4.16の九めの基準表面となり、またフィルムを引き
出す場合のてこの支点となる。
支持体12がポリスルフォン、ポリ硫化フエニレ/、あ
るいはポリエーテルイミドでできている場合には、電子
ビームによって硬化された大部分の接着剤に対して一般
的に接着性の低い表面を有しているので、内側と外側の
取付表面36.48には下塗シ剤が塗付される。以下の
ような下塗)剤、即ち、写真イニシータを加えたメチル
ケトンに2x量%から5重量%のヒダントインへキサア
クリル樹脂の溶液、純粋なN、N−ジメチルアクリルア
ミド、あるいはシアンアクリル樹脂が用いられ、支持体
の上に塗付され、室温で乾燥される。
ヒダントインへキサアクリル樹脂とジメチルアクリルア
ミドの両方の下塗多剤は、紫外線に照射される。これら
の下塗シ剤は、支持体と電子ビームによって硬化される
接着剤との間の接着性を増大させる。
記録媒体フィルム14.16が内側と外側の盛上った環
状リッヂの両者に対してうまくシールされているので、
気圧の変化によって支持体と記録媒体フィルムとの間に
入っている空気は膨張した夛収縮したりして、そのため
に記録媒体フィルムの延伸表面がふくらんだ9へこんだ
りすることになる。内側と外側の空気圧力を均等化させ
るために、内側の盛上った環状リッー〇近くにおいてフ
ィルム14.16の表面に小さな孔をあけておいてもよ
い。
上述したような表面延伸された記録ディスクを製造する
ためには、以下のような方法及び装置を開発することが
必要であった。即ち。
1)フィルムを支持体に接着させながら、支持体の両側
面上で記録媒体フィルムを同時に延伸させることができ
る。
2 支持体それ自身には歪を与えることがない。
3)内側と外側の両方の取付は表面に対して、同時に、
記録媒体フィルムを保持する。
4)記録媒体フィルムにかかる張力を制御することがで
きる。
さらに、開発される延伸用部品の寸法は、商業上利用可
能な電子ビーム装置の中へうまく納まるように十分小さ
くなければならない。第3図から第6図に示した延伸装
置、半組立体、及び部品は。
これらの基準を満たしている。
第3図及び第4図に示した実施例における延伸装置は、
基本的には2組のリングからなシ、その内の1組は記録
媒体シート122を固定的に締付け、他の組は下部取付
はリング130を所定位置に保持して、その上で記録媒
体を延伸させるためのものである。記録媒体シートを締
付けるために用いられるリングは基礎リング100と保
持す/グ124である。前記基礎リングは基礎リング支
持体101によってプラットホーム11 G上に支持さ
れている。筐た。プラットホーム110の上では媒体ロ
ケータ115と静止リング116が支持されておシ、こ
れらはプラットホームからのびた2本あるいはそれ以上
の柱の上でうまく支持されている。各種リングの整列状
態を正しく維持する目的で、静止リングにおけるロケー
タ穴119と下部取付はリングにおける穴131とを貫
通するロケータビン(図示せず)があってもよい。
下部取付はリング130はロケータホール119゜13
1を整列させて、静止リング116上に配置される。静
止リング116上のリッヂ117は下部取付リング13
0の中心法めの補助となる。
中心孔を有した下塗シされた記録媒体シート122が、
記録媒体シートの前記孔の中へ媒体ロケータビン114
を通して、シートを平坦に置くことによって、基礎リン
グの頂部に配置される。
次に保持リング124が記録媒体シートの頂部に置かれ
、この保持リング124を基礎リング100に対してび
ったシ押付けるために、複数個の(トグル クランプの
ような)締付装置120が用いられる。保持り/グと基
礎りング100との間で記録媒体シートを密に保持する
ために、保持リング124の底側における鋸歯状の突起
と組合わせて基礎リングがスケット102が用いられる
基礎リング100は降下装置を介して上下動することが
できる。この降下装置は、平坦な装置をその平面上の全
ての点が同じ速さで降下するように降下させるための、
当業界にとって既知のどのような装置であってもよい。
1つの実施例においては、この降下装置は基礎リング支
持体101として3つのねじを用いることからなシ、前
記ねじはプラットホーム110内のねじ大の中で係合し
ぢらに各ねじ上で同じ高さに位置したスプロケットを用
いることがあシ、これらのスプロケットはチ1−ン(チ
ェーンとスプロケットとの駆動装置に用いられるものと
して知られているローラチェー7のような)によって相
互連結されている。基礎リングを降下させるために1作
業員はねじ廻しを保持り/グの穴129の中へ入れて3
つのねじの内の1つと係合させ、このねじを廻すことに
より他の2つのねじはチェーンとスプロケット機構によ
って自動的に廻され、前記基礎リングは均一な速さで降
下される。この動きが静止リング116上に置かれた下
部取付はリング130上で、記録媒体シート122を延
伸させる。
記録媒体シートの延伸度は前記降下装置によって制御す
ることができ、また延伸されたフィルムの与えられた変
形量を達成するのに必要なグラム数を測定することによ
って測定することができ、例えば、延伸されたシートを
下方へ25ミクロン降下変形させる毎のグラム数で表さ
れる。この測定は延伸度が表面延伸された記録ディスク
の両側において同一になるように行われる。
上部取付はリング138は延伸された記録媒体シートの
上に配置され、そのロケータ穴139にロケータビンを
挿入することKよって位置づけされる。次に前記下部と
上部の取付はリングは1機械的な締付装置によって互い
に他に対して固定的に取付けられる。E示した実施例に
おいては、前記機械的な締付装置は、下部取付はリング
における多数のねじ穴132と、上部取付はリングにお
けるねじ穴14Gと、これらのねじ穴をねじ的に貫通し
く付随的に記録媒体シート122に穴をあける)、かつ
固定的に締付けられるねじ145とからなる。下部取付
はリングの合体面上は鋸歯状になっていて、これは下部
取付はリング138における薄いイムガスケット134
と一緒になって。
半径方向に張力のかかった記録媒体シートを把持するこ
とができる。上部と下部の取付はリング138.130
と1合体リング133とは普通はステンレス鋼でできて
おり、また延伸装置のリングは代表的にはアルミニウム
でできている。
上部と下部の取付はリング130と138との間で記録
媒体シートが固定的に保持されているので1士部取付は
リングの外直径よシも外側へはみ出た余分な記録媒体シ
ートの材料は取去るこ七ができ、取付はリングを延伸装
置から持ち上げることができる。上部と下部の取付はリ
ングの間に保持された延伸された記録媒体の組合わせは
、上部半組立体160として示されている。
下部の半組立体170は、前記合体リング133が上述
した下部取付はリングの代わシに用いられている点板外
は、同様な方法で組立てられる。合・体リング133も
また記録媒体シート172に面する表面上に鋸歯状の突
起を有している。下部取付はリング130と合体リング
133との側面で。
それぞれ記録媒体シートとは反対側の側面は、第6図に
示すように、2つの半組立体を支持体の上で重ねて整列
させるように、互いに他と合致するように設計されてい
る。
2軸方向性のあるポリτステルは、それの延伸が機械方
向(フィルムが押出し成形機を出てくる時の方向)横方
向(機械方向と90度の角度をなす)とに行われるので
、固有の異方性を有しているように感じられる。したが
って、延伸装置部品を組立てる場合は、この異方性が表
面延伸された記録ディスクの両側において同一の方向に
なるようにすることが好ましい(即ち1両面的な表面延
伸された記録ディスクの頂部におけるポリ、τステル基
板の機械方向と、その底部における基板の機械方向とが
整列されること)。この目的のために、基礎リング10
0と、保持リング124と、取付リング130と、合体
リング133と、上部取付リング138との上にはマー
クがつけられる。フィルムを延伸装置に関して同一方向
に方向づけ半組立体160,170の基礎リングと、保
持リングと、取付リングと、合体リングとにおけるマー
クを整列させることによシ、一方の側におけるフィルム
の異方性は他方の側における異方性とほぼ一致すること
Kある。
支持体12の盛上った環状リッヂは、研摩用のラッピン
グフィルム上を円形状に駆動させることによって磨かれ
る。
理想的には、この後で述べる組立工程は、空中からちり
や他の膣子のような空気中の汚染物質を除去した、清浄
な室内環境の中で行われる。半組立体における延伸フィ
ルムは、次に摂氏約166度で約3分間焼き戻される。
支持体12は清浄化のために、約1分間、超音波蒸気油
とシ機の沸とうしている溶液サンプ上の蒸気領域の中へ
挿入される。次に、内側と外側の取付は表面48.36
に対して、電子ビーム硬化性のある接着剤(例えば、5
0%のヒダントインへキサ アクリル樹脂と50%のジ
メチル アクリル アミド)が薄い層状になって塗付さ
れる。
ヒダントイン ヘキサ アクリル樹脂は、別名、1.3
−ビス−3(2,2,2−()リ アクリル ロキシ 
メチル)エトキシ2−ヒげロキシデロビルm1−5.5
−ジメチル−2,4−イミデイゾリダインデイオーンと
して知られていて次の化学式を有している。
この混合物の準備については米国特許第4.249,0
11号に与えられている。純粋なヒダントイン へキサ
 アクリル樹脂の粘度はかな)高いので(室温において
約i o、o o oセンチポイズ)、本発明では電子
ビーム硬化性の接着剤(例エバ、ヒダントイン へキサ
 アクリル樹脂)と、低粘度の他の混合物(あるいは少
量の不安定で、非活性な溶剤)とを混合していることが
特徴であシ、これは記鎌媒体フィルムを支持体く接着結
合するという最終目標にかなっている。目標にかなって
いるということは、前記添加剤が不活性ではあるが接着
剤にとって有害ではないということを意味している。好
ましくは、前記添加剤は、粘度を低下させるということ
の他に、それ自身が接着剤あるいは又差結合剤であると
いうことによって接着結合に寄与する。N、N−ジメチ
ル アクリル アミドはそのような目的に適した添加剤
である。この材料は結果的に得られる混合物の粘度を純
粋なヒダントイン へキサ アクリル樹脂の粘度以下に
低下させ、環状支持体の周辺における接着領域に対して
、非常に薄い、均一な接着剤の模を与えることができる
。適当な接着剤混合物のプルツク フィールド粘度は、
約5センチボイズから5000センチボイズ、好IL<
はI Q−t=ンチボイズから90センチボイズの間で
なければならない。N、N−ジメチル アクリル アミ
ドとヒダントイン へキサ アクリル樹脂との混合物に
ついていうと、これは約10重量%から90重量%(好
ましくは30重量%から80重景%)のヒダントイン 
ヘキサアクリル樹脂と、残りのN。
N−ジメチル アクリル アミVとからなる混合物を意
味する。この他の目標にかなった添加剤とシテハ、2(
1−アジリヂイニル)メタアクリル散エチルあるいはメ
タアクリル酸アリルのようなメタアクリル酸エステル:
グリシド アクリル樹脂のようなアクリル樹脂:1,6
−ヘキサンジオル ジアクリル樹脂のようなジアクリル
樹脂:及びN−ビニル−2−ピロリドンがある。
両面的な4インチ(10an)直径の表面延伸された記
録ディスクの場合、各支持体には約20ミリグラムの接
着剤が塗付される。接着面に塗付される接着剤の層の厚
さを最小にすることが望ましいが、約13ミクロンの厚
さの層の場合、良好な接着性が得られる。
各々の半組立体における支持体12に面した方の延伸記
録媒体フィルムの側面は、アルコールで拭かれ、イオン
化された空気で吹き付けられて清浄にされる。次に、下
部半組立体170が下部ハブ154上に配置され、支持
体12が下部半組立体上の中心に置かれ、上部半組立体
160がこの支持体と下部半組立体との上に置かれ、上
部ハブ150が記録媒体シート122上の中心に配置さ
れる。上部と下部の半組立体はどのような便利な締付装
置で締付けて一緒にしてもよい。説明している実権例に
おいては、上部と下部の半組立体にはそれぞれ複数個の
ねじ穴146 、147があけられ、これらは2つの半
組立体を互いに他に対して固定するためのねじ(図示せ
ず)を受雷めるためにねじが切られている。ハブ150
の中心孔の中へもねじ149がねじ込まれ、これは下部
ハブ154の中心孔の中へねじ込まれる。ハブ150゜
154の外径は、内側の取付は表面48の直径よりわず
かに小さく、中心ねじ149が締付けられると、ハブの
エッヂは逃がし溝60の中へ引かれ、その結果記録媒体
シート122と172は内側取付は表面と密接に接触さ
せられる。
支持体が2つの半組立体の間に置かれる前に、支持体の
内径部22の中へぴったり納まる一詩的な挿入ディスク
168を配置すると都合よいことがわかっている。その
ような一時的な挿入ディスクはハブの中心カラー152
の直径よりほんの僅かに大きな直径の中心孔を有してお
夛、したがってハブ150,154は正しく中心に配置
されるであろう。この一時的な挿入ディスクは電子ビー
ム工程の後で取外される。
第6図に示すような完全に組立てられた表面延伸された
記録ディスクの延伸部品は、電子ビームに照射される。
この工程において有用な1つの電子ヒーム装置としては
、マサチューセッツ州りオパーンにあるエナジーサイエ
ンス社製のエレクトロ−カーテン(商品名)という機械
がある。表面延伸された記録ディスクの延伸部品はコン
ベアベルト上に配置された長方形のトレイの中へ置かれ
、これが電子ビーム装置の中を通される。数秒間で・表
面延伸された記録ディスクの延伸部品は電子ビーム硬化
チェンバーの中を通り、これは好ましくは酸素量が60
 ppm以下の不活性雰囲気(例えば窒素とフラッシン
グした雰囲気)の中に維持されている。前記電子ビーム
装置は代表的には175訝で操作され、またコンベアベ
ルト速度が約12m毎分である時には6.7 mAの電
流、また硬化チェンバー内のコンベアベルト速度が約6
 m 毎分である時には約5.3mAの電流で操作され
る。
表面延伸された記録ディスクの延伸部品が電子ビームに
各々照射される場合の強さは約10メがラド以下である
。表面延伸された記録ディスクの延伸部品の一方の側が
電子ビームに照射された後、両面形の表面延伸された記
録ディスクの反対の側についても同様な方法で照射され
る。
電子ビーム法を行うために、ハブ150と154はそれ
ぞれ斜面151.155を有していて、内側の取付は表
面48が実質的に電子ビームに照射されるようになって
いる。第6図かられかるように、外側の取付は表面36
もまた電子ビームに接近することができるようになった
状聾で残され、したがって上部と下部の半組立体160
と170は実質的に外側の取付は表面36の直径よりも
大きな内径を有している。電子ビームはポリマー材料と
記録媒体シー)122,172の磁性層(例えば、酸化
鉄の顔料/結合剤あるいはコバルトクロムの薄い金属層
)との両方を貫通できるが金属製の半組立体やハブは貫
通できない。したがって、接着領域が金属によって邪魔
されないことが重要である。
表面延伸された記録ディスクの両側において電子ビーム
硬化が行われた後、ハブ150と154とはねじ149
t−取外すことによって取外すことができる。次に、中
央部における記録媒体シート122と172の部分が、
内側の取付は面48の中に切込まないように注意しなが
ら、切取ることによって除去される。支持体からは余剰
の接着剤が木綿とアルコールで拭き取らねばならず、ま
たこの部品は再び両側を電子ビームで照射されて、ハブ
を取外した後で残った余剰の接着剤を照射、硬化させる
。支持体から接着剤を拭き取る目的は、駆動ハブ上で締
付けられた支持体の内径部分上に、硬化した接着剤が残
るのを防ぐことにある。その領域上に乾いた接着剤があ
ると、表面延伸された記録ディスクの動作に悪影響が生
じることがある。
この点において、上部と下部の半組立体160と170
が分解され、表面延伸された記録ディスクの支持体の外
径より外にある余剰の記録媒体フィルム−が切除される
適正に硬化された表面延伸された記録ディスクの記録媒
体フィルム14.16と支持体12との間の接着は非常
に強く、張力強度テスター(インストロン装置)で記録
媒体フィルムの試験片を支持体から、支持体の表面に対
して90度の角度で引きはがす場合、記録媒体のポリエ
ステル膜の方が接着剤自身より先に破れるような強さを
有している。
例えば、表面延伸された記録ディスクの接着剤の張力強
度のような特性は、接着剤のタイプや量、また電子ビー
ム暉射法におけるパラメータ(例えば照射量、電圧、強
さ)によって左右され、これは用いられる各々の材料に
よって異なるであろう。
しかしながら、電子V−ム法の業界においては、最少限
の実験で必要な接着強度を得るために必要な調節を行う
ことが可能である。
電子♂−ムで硬化可能な接着剤の硬化は非常に速い0表
面延伸された記録ディスクは電子ビーム装置の中を毎分
約40個のディスクが通過し、これは約1秒の硬化時間
であることを意味している。
他方、シアン アクリル樹脂の接着剤は各種硬化時間に
なるように組成することができる。速いもので1分間で
硬化されるが、そのような速硬化性の接着剤は、支持体
の内側と外側の取付は表面に接着剤を塗って、第6図に
示すように延伸部品を組立てるのに1分以上かかるので
、実際的ではない。そのようなシアン アクリル樹脂の
接着剤は表面延伸された記録ディスクを組立てる前に硬
化してしまうであろう。したがって、ここで述べてきた
ような電子ビーム法が出現する前に実際に用いられてい
たシアン アクリル樹脂は、約4時間。
から6時間の硬化時間になるように組成されていた。し
たがって、電子ビーム法を用いた表面延伸された記録デ
ィスク製造に要する時間は、シアンアクリル樹脂に要し
た時間より極めて短くなっている。
さらく、良質な製品の生産率は、工夫に富んだゾロ七ス
を用いて改善されてきている。基本的に上述した延伸、
組立て方法と同じ方法で、電子ビーム硬化性の接着剤の
代わりに下塗りなしでシアン アクリル樹脂を用いたと
いう点が異なるだけの方法で総数452個の表面延伸さ
れた記録ディスクを製造したが、良質な製品の率は75
%しかなかった。そのような表面延伸された記録ディス
クの25%は全て接着剤に関した各種の理由、例えば、
取付は表面に沿って接着されていなかった点があったり
、硬化されていない点があったり、また内側あるいは外
側の盛上った環状リッヂにおいて粗い点があったシとい
う理由から不満足なものであった。一方、本発明の電子
ビーム法によって860個の表面延伸された記録ディス
クを接着したが良’ttm品の率はほぼ100%であっ
た。
シアン アクリル樹脂の接着剤は、適正に硬化されてお
れば、表面延伸された記録ディスクのせん断モーげにお
ける強度は十分である。しかしながら剥離モーげにおい
てはこの接着剤は弱い。シアン アクリル樹脂で接着さ
れた記録媒体フィルムを取付は表面から剥離させるのは
簡単にできる。
表面延伸された記録ディスクの接着剤には晋通はせん断
応力がかかつているが、表面延伸された記録ディスクの
取扱いの場合には接着剤に剥離応力が作用する。シアン
 アクリル樹脂の表面延伸された記録ディスク接着剤の
180度剥離力を測定する試みがなされたが、必要な剥
離力が非常に低いので意味のあるデータが得られなかっ
た。他方、本発明による電子ビーム硬化による接着剤は
、支持体12と環状の記録媒体フィルム14との間の接
着剤の強さは、せん断モーげにおいても剥離モーげにお
いても共に非常に強かった。せん断テスト及び剥離テス
トにおいて、サンプル片の破壊は接着剤においてよりも
むしろぼりエステルの記録媒体(約35ミクロン厚さ)
において生じた。
発明の効果 そのような本発明による2つの4インチ(10q)直径
の表面延伸された記録ディスクについての接着テストを
以下に述べる。サンプルの表面延伸された記録ディスク
を半径方に切断して6個の等しい扇形を作った。各々の
個々の扇形について外側取付は表面における接着強度を
試験するために、支持体の内側部分から約3分の2の部
分を切り離し、外径に最も近い部分をそのままKして残
した。記録媒体フィルムの内の幾つかを切断、除去して
フィルムの半径方向の細片を形成し、一端は支持されて
おらず他端は扇形のほぼ中央において外側取付は表面に
取付けられたままという、幾分で字形(支持体部分がT
字の横棒部分を形成している。)に見えるサンプルを作
った。表面延伸された記録ディスクの内側取付は表面に
おける接着剤のせん断強度を試験するためのサンプルに
ついても、前述した外径片と同様な方法で準備した。
異なっているのは各扇形サンプルで支持体の内径に最も
近い部分がそのママ残り、外径に最も近い部分が除去さ
れている点である。この支持体部分をインストロン張力
強度テスターに1つの爪(接着剤自身を締付けないよう
に、接着剤の接着剤領域に橋がかかったようになった溝
を有した金属片を用いている)で締付け、もう一方の爪
で記録媒体フィルム片を締付けた。インストロンテスタ
ーのクロスヘッド速度は約0.2インチ毎分(0,5a
毎分)に設定した。そのようなサンプルのせん断テスト
の結果は次の第1表に示されている。
第  1  表 畳:罰は支持体に接着された記録媒体フィルム片の巾で
ある。
外径試験の各々の場合には、ポリエステル記録媒体フィ
ルムの方が接着剤より先に破壊し、内径試験の場合には
、破壊モードが混在し、ある時は接着剤破壊により、あ
る時はポリエステルの破壊によるものであった。本発明
による表面延伸された記録ディスクを少なくとも2時間
中の間沸とう水の中へ浸けておいたが、記録媒体フィル
ムが支持体から外れるようなことはなかった。
せん断強度について以下の付加的なアクリル系の電子ビ
ーム硬化樹脂について試験したが同様な良好な結果が得
られた。用いたアクリル系エポキシは以下の通りである
。例えば、セラニーズ社のセルシン)’37011N脂
、クイスコンシン州ポートワシントンにあるラドキュア
 スペシャルティ社のエペックスクリル19−6600
樹脂、2ドキユア スペシャルティ社のアクリル ビス
 フェノール A−クンボール19−6001モノマー
、及びうy=+ニア スペシャルティ社のアクリル ク
レタンーケンI−ル19−4828及びケンボール19
−4833樹脂である。
ある種の有効な電子ビーム硬化性のあるアクリル系接着
剤、ビスフェノールAのジアクリルあるいはジメタアク
リル エステル(例えばケンボール19−6001形の
モノマー)の構造は、であって、ここでIは1から3の
整数であり、R1は−HあるいはCR2である。
またビスフェノールAエポキシ樹脂のジアクリルl、る
いはメタアクリルエステル(例えハ、エヘy/x?I)
ル19−6600形あるいはセルシンy37(3(3シ
リーズ形の樹脂)の構造は、−Q である。
旧壜式のシアンアクリル樹脂接着による表面延伸された
記鎌ディスクは、その取付は表面に沿って時々接着のゆ
るんだ点を有していたが、本発明。
による電子ビーム接着による表面延伸された記録ディス
クは滑らかで均一な接着面を有している。
この工夫に富んだプロセスによって形成された接着性が
優れているので、実質的な接着領域はシアンアクリル樹
脂の接着剤に関して使用されてきた領域よりも減少させ
ることができるので、記録のために使用可能な領域がも
つと大きくなる。
当業界にとっては、本明細書の考察あるいはここに記述
した本発明の実行によって、本発明の他の実施例につい
ても明らかになるであろう。当業界にとっては、ここで
記述した原理の各種省略、修正、及び変更についても、
特許請求の範囲によって示した本発明の真の範囲及びそ
の精神から逸脱することなしに可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による表面延伸された記録ヂイスフの一
部をカットした透視図、第2図は第1図の表面延伸され
た記録ディスクの断面図、第6図は記録媒体フィルムを
支持体に接着する前にそれに対して半径方向く張力を与
えるために用いられる延伸装置の分解図、第4図は第3
図の延伸装置の側面図、第5図は表面延伸された記録デ
ィスクの構成部を電子ビームに照射させる前に組立てる
丸めの延伸部品の分解図、および第6図は第5図の延伸
部品の断面図である。 図において、 10・・・表面延伸された記録ディスク12・・・支持
体 14・・・記録媒体フィルム 24・・・基礎部分 28・・・外側リッヂ 36・・・外側取付は表面 42・・・内側リッヂ 48・・・内側取付は表面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)表面延伸された記録ディスクにおいて、A)(1
    )内径と外径との間における少なくとも1つの基礎部分
    と、 (2)前記基礎部分に取付けられかつそこから突起した
    外側の盛上つた環状リッヂと、 (3)前記外側の盛上つた環状リッヂの最も内側部分の
    直径よりも大きな直径を有した、少なくとも1つの円形
    の外側取付け表面と、 を有する円形支持体と; B)前記外側の盛上つた環状リッヂによつて支持され、
    かつ前記支持体の前記外側取付け表面に接着された、前
    記基礎部分にわたつて半径方向に張力がかかり、かつそ
    れとは接触しないようにして保持された、前記円形支持
    体と同心の円形の記録媒体フィルムと; C)前記接着は、イオン化照射によつて硬化可能で、か
    つ前記円形の記録媒体フィルムの半径方向張力を効果的
    に維持するための剪断強度を有した、アクリル樹脂及び
    メタアクリル樹脂の機能的な接着剤からなるグループか
    ら選択された硬化接着剤によつて行われる; ことを特徴とする表面延伸された記録ディスク。 (2)特許請求の範囲第1項に記載の記録ディスクにお
    いて、前記円形支持体と、前記円形の記録媒体フィルム
    とは両方とも環状形状になつている表面延伸された記録
    ディスク。 (3)特許請求の範囲第1項に記載の記録ディスクにお
    いて、前記C)の接着剤は、アクリルエポキシ樹脂と、
    アクリルビス−フェノールA樹脂と、アクリルウレタン
    樹脂と、ポリエステルアクリル樹脂と、アルキドアクリ
    ル樹脂とからなるグループから選択される表面延伸され
    た記録ディスク。 (4)特許請求の範囲第3項に記載の記録ディスクにお
    いて、前記C)の接着剤はヒダントインヘキサアクリル
    樹脂から得られる表面延伸された記録ディスク。 (5)特許請求の範囲第3項に記載の記録ディスクにお
    いて、前記接着剤は、N,N−ジメチルアクリルアミド
    と、2(1−アジリデイニル)エチルメタクリル樹脂と
    、アリルメタクリル樹脂と、グリシデイルアクリル樹脂
    と、1,6−ヘキサネデイオールジアクリル樹脂と、N
    −ビニル−2−ピロリドンとからなるグループから選択
    された他の両立性のある混合物との混和物である表面延
    伸された記録ディスク。 (6)特許請求の範囲第1項に記載の記録ディスクにお
    いて、前記支持体は、ポリエステルと、アクリロニトリ
    ル−ブタジエン−スチレン樹脂と、硫化ポリフェニレン
    と、ポリスチレンと、ポリカーボネートと、ポリエーテ
    ルイミドと、ポリアミドと、ポリイミドと、ポリスルホ
    ンとからなるグループから選択されたポリマー樹脂材料
    からなる表面延伸された記録ディスク。 (7)特許請求の範囲第2項に記載の記録ディスクにお
    いて、 a)前記環状支持体は、さらに、前記基礎部分に取付け
    られ、かつそこから突起した内側の盛上つた環状リッヂ
    と、前記内側の盛上つた環状リッヂの最も外側の部分の
    直径よりも小さな直径を有した、円形の内側の取付け表
    面とからなり、 h)前記環状の記録媒体フィルムもまた前記内側の取付
    表面に接着されている、 表面延伸された記録ディスク。 (8)特許請求の範囲第7項に記載の記録ディスクにお
    いて、前記支持体はその両側において内側、と外側の盛
    上つた環状リッヂを有し、前記ディスクの両側に環状の
    記録媒体フィルムが存在する表面延伸された記録ディス
    ク。
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