JPS6115104Y2 - - Google Patents

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JPS6115104Y2
JPS6115104Y2 JP13437278U JP13437278U JPS6115104Y2 JP S6115104 Y2 JPS6115104 Y2 JP S6115104Y2 JP 13437278 U JP13437278 U JP 13437278U JP 13437278 U JP13437278 U JP 13437278U JP S6115104 Y2 JPS6115104 Y2 JP S6115104Y2
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box
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port
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JP13437278U
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JPS5550189U (ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、洗い場や浴槽等に使用されるトラツ
プに関するものである。
[背景技術] 第4図は従来のトラツプを示すものであり、有
底筒状の外箱21の上部の一側がわに流入口23
を設け、他側がわに流出口24を設け、この流出
口24に排水管13を接続している。また、この
外箱21の上部より一体に下面が開口した筒状の
内箱22をその下端が流入口23及び流出口口2
4より下方になるように延出形成している。ここ
で、内箱22の上部の開口した部分を洗い場から
排水される流入口25とし、外箱21の流入口2
3からは浴槽からの湯水が流入される。内箱22
の下端が外箱痘21内に溜まつている水に着水す
ることで、トラツプを形成している。尚、この従
来例においては、内箱22と外箱21との間には
流入口23と流出口24とを区割する仕切板28
が外箱21の上部より垂設されており、流出口2
4から流入口23側への臭気の侵入を阻止してい
る。第5図は他の従来例を示し、外箱21の下部
より排水口26を介して該外箱21の外側壁21
aに縦筒27を形成し、この縦筒27の上端部を
流出口24としてトラツプを形成したものであ
る。この場合、流入側を共用している。これら第
4図及び第5図に示すように、浴槽側と洗い場側
のトラツプを兼用するように構成していた。この
ために、例えば、洗い場の排水を急激に流すと、
トラツプ内の水が排水当初に排水の抵抗(反圧
力)になつたり、又、排水管13への流出量に限
りがあるために、それ以上の排水が急激にトラツ
プ内に流入した場合は、洗い場の排水は浴槽側へ
一時的に逆流する。又、同時に浴槽側から排水す
る場合も浴槽の排水圧により、トラツプ内の水が
押し出され、排水管13への流入量以上に一時的
に排水されると、トラツプ内の洗い場側へ押し上
げられて洗い場へ逆流するという現象を起こしや
すいという問題を有していた。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて提供したものであつ
て、2系統の排水を各々専用の水路を通つて排水
管に導き、互いのトラツプに影響を与えないよう
にして逆流を防止すると共に、外箱内の掃除を容
易にすることを目的としたトラツプを提供するも
のである。
[考案の開示] 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図はトラツプの縦断面図を、第2図は横断面
図を夫々示すものであり、上面が開口された有底
円筒状の外箱1の一方の外側面上部には第1の流
入口2が形成してある。また、この第1の流入口
2とは反対側の外箱1の外側面の上部がわには第
1の流出口3が形成されている。外箱1より小さ
い内箱4は上面が開口され有底円筒状に形成され
ている。この内箱4の上面の開口部分を第2の流
入口5とし、この第2の流入口5を除いて該第2
の流入口5の上端部周縁から外箱1の上端部周縁
にかけて閉塞している。第1の流出口3がわの内
箱4の外側壁4aに断面が円弧状で管状の縦筒7
を形成しており、この縦筒7と内箱4内とを連通
すべく、内箱4の外側壁4aの下部に排水口8を
穿設している。更に縦筒7の上端部の開口部を第
1の流出口3の開口方向と同方向に開口させて、
この開口部を第2の流出口6としている。第1の
流出口3と第2の流出口6とは排水管13の開口
部に夫々独立して開口しており、第1の流出口3
と第2の流出口6との内径の合計が、排水管13
の開口部の内径よりも若干小さく設定してある。
ここで、縦筒7を含めた内箱4の外側面と外箱1
の内側面、及び内箱4の底部と外箱1の底部との
間には排水用の流路として夫々隙間が形成されて
いる。
ここで、第2の流出口6は第2の流入口5より
下方に形成されていて、また、第1の流入口2及
び第1の流出口3は内箱4の底部より上方に位置
し、第1の流出口3は第1の流入口2より下方で
あつて、第2の流出口6の直下に形成されてい
る。また、外箱1の内側面と内箱4の外側面との
間には外箱1の上面部より一体に仕切板9が垂設
されており、この仕切板9は第2図に示すよう
に、第1の流入口2と第1の流出口3とを区割す
るように上下に夫々形成されている。また、第1
の流出口3より下方に位置する仕切板9の下端部
は外箱1の内底面には達しておらず、水のみを排
水できるようにしている。内箱4の底部中央には
掃除口10を穿設されており、この掃除口10
に、ゴム又は軟質の成形品で形成した蓋11を専
用工具を用いることなく着脱自在に取着してい
る。この蓋11の形状は第3図に示すように、周
囲側面に溝12を周設し、この溝12に内箱4の
掃除口10の端面を差し込んで取着している。こ
こで、第1の流入口2からは浴槽からの湯水が排
水され、第2の流入口5からは洗い場からの水が
排水されるものとする。
今、浴槽の排水時は、第1の流入口2から湯水
が流入し、外箱1の内側面と内箱4の外側面との
隙間及び第1の流出口3を介して排水管13に排
水され、洗い場の排水時は第2の流入口5から排
水口8、縦筒7及び第2の流出口6を介して排水
管13に排水されるため、互いのトラツプの排
水、封水は相互に影響を与えないものであり、逆
流することはないものである。又、外箱1の内底
面を掃除する時は、蓋11を離脱することで容易
に掃除することができる。尚、上記実施例は、浴
槽と洗い場の排水トラツプについて述べたが、洗
面場と浴槽、洗い場又は洗面場、浴槽と洗い場、
あるいは洗濯場と洗面場等の2系統の排水を兼用
するものに使用できる。また、第2の流出口6か
ら流入しようとする臭気は内箱4の外側壁及び縦
筒7や内箱4内に溜まつている水により阻止され
る。また、第1の流出口3から流入しようとする
臭気は、仕切板9及び外箱1に溜まつている水に
より阻止されることになる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、上面が開口された外箱
の一方の外側面に第1の流入口を設けると共に、
この第1の流入口とは反対側の他方の外側面に第
1の流出口を設け、上記外箱内に上面が開口され
た内箱を内装し、内箱の上面開口部を除いて内箱
の上端部周縁から外箱の上端部周縁にかけて閉塞
すると共に内箱の上面開口部を第2の流入口と
し、第1の流出口がわの内箱の外側壁に縦筒を形
成し、この縦筒の下端部を内箱内に連通した排水
口とし、第2の流入口より下方で且つ排水口より
上方に位置する第2の流出口を上記縦筒の上端部
に形成し、内箱の底部より上方に形成した上記第
1の流入口より下方であつて内箱の底部より上方
に位置し、且つ第2の流出口より下方に上記第1
の流出口を形成し、上記縦筒を含めた内箱の外側
面と外箱の内側面及び内箱の底部と外箱の底部と
の間に夫々隙間を形成し、内箱の外側面と外箱の
内側面との間に形成した仕切板により第1の流入
口と第1の流出口とを区割し、この仕切板の下方
において上記内箱の底部と外箱の底部との間に上
記隙間を介して第1の流入口と第1の流出口とを
連通し、上記第1の流出口と第2の流出口とを排
水管の開口部に独立して開口せしめ、第1の流出
口と第2の流出口との内径の合計が、排水管の開
口部の内径よりも若干小さく設定し、上記内箱の
底部に掃除口を穿設し、この掃除口に蓋を着脱自
在に取着したものであるから、第1の流入口から
流入した水は縦筒を含めた内箱の外側面と外箱の
内側面及び内箱の底部と外箱の底部との間に夫々
形成した隙間を介して第1の流出口より排水さ
れ、第2の流入口より流入した水は排水口及び縦
筒を介して第2の流出口より排水されるものであ
り、このように、2系統の排水経路の封水をそれ
ぞれ独立させるため、相互に影響を与えることな
く、相手側に逆流することがないという利点を有
し、また、内箱の底部に穿設した掃除口に蓋を着
脱自在に取着していることで、外箱内の掃除が容
易にできる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の縦断面図、第2図は
同上の第1図における−線の横断面図、第3
図は同上の蓋の断面図、第4図は従来例の縦断面
図、第5図は他の従来例の縦断面図である。 1は外箱、2は第1の流入口、3は第1の流出
口、4は内箱、4aは外側壁、5は第2の流入
口、6は第2の流出口、7は縦筒、8は排水口、
9は仕切板、10は掃除口、11は蓋を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面が開口された外箱の一方の外側面に第1の
    流入口を設けると共に、この第1の流入口とは反
    対側の他方の外側面に第1の流出口を設け、上記
    外箱内に上面が開口された内箱を内装し、内箱の
    上面開口部を除いて内箱の上端部周縁から外箱の
    上端部周縁にかけて閉塞すると共に内箱の上面開
    口部を第2の流入口とし、第1の流出口がわの内
    箱の外側壁に縦筒を形成し、この縦筒の下端部を
    内箱内に連通した排水口とし、第2の流入口より
    下方で且つ排水口より上方に位置する第2の流出
    口を上記縦筒の上端部に形成し、内箱の底部より
    上方に形成した上記第1の流入口より下方であつ
    て内箱の底部より上方に位置し、且つ第2の流出
    口より下方に上記第1の流出口を形成し、上記縦
    筒を含めた内箱の外側面と外箱の内側面及び内箱
    の底部と外箱の底部との間に夫々隙間を形成し、
    内箱の外側面と外箱の内側面との間に形成した仕
    切板により第1の流入口と第1の流出口とを区割
    し、この仕切板の下方において上記内箱の底部と
    外箱の底部との間に上記隙間を介して第1の流入
    口と第1の流出口とを連通し、上記第1の流出口
    と第2の流出口とを排水管の開口部に独立して開
    口せしめ、第1の流出口と第2の流出口との内径
    の合計が、排水管の開口部の内径よりも若干小さ
    く設定し、上記内箱の底部に掃除口を穿設し、こ
    の掃除口に蓋を着脱自在に取着して成るトラツ
    プ。
JP13437278U 1978-09-30 1978-09-30 Expired JPS6115104Y2 (ja)

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JP13437278U JPS6115104Y2 (ja) 1978-09-30 1978-09-30

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JP13437278U JPS6115104Y2 (ja) 1978-09-30 1978-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS5550189U JPS5550189U (ja) 1980-04-02
JPS6115104Y2 true JPS6115104Y2 (ja) 1986-05-10

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JP13437278U Expired JPS6115104Y2 (ja) 1978-09-30 1978-09-30

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CN1181247C (zh) * 2000-03-24 2004-12-22 乌尼德雷恩有限公司 排水装置和具有排水装置的建筑结构
JP4781218B2 (ja) * 2006-01-16 2011-09-28 株式会社Lixil 排水トラップおよび排水トラップを備えた浴室

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JPS5550189U (ja) 1980-04-02

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