JPH0744679Y2 - サニタリーユニット - Google Patents

サニタリーユニット

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JPH0744679Y2
JPH0744679Y2 JP8959090U JP8959090U JPH0744679Y2 JP H0744679 Y2 JPH0744679 Y2 JP H0744679Y2 JP 8959090 U JP8959090 U JP 8959090U JP 8959090 U JP8959090 U JP 8959090U JP H0744679 Y2 JPH0744679 Y2 JP H0744679Y2
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JP
Japan
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drainage
space
pipe
washbasin
waterproof pan
Prior art date
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Application number
JP8959090U
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English (en)
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JPH0447054U (ja
Inventor
秀也 梅田
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、シャワー室及び洗面室を備えてなるサニタリ
ーユニットに関する。
〈従来の技術〉 従来から、サニタリーユニットとしては、第4図で示す
ように、互いに隣接配置されたシャワー室1及び洗面台
2を備えるとともに、これら共通の床材となる防水パン
3を具備したものが知られている。そして、この防水パ
ン3はシャワー室側部分4と洗面室側部分5とに区分け
されており、そのシャワー室側部分4にはシャワーを浴
びる人が立つのを支え、かつ、シャワー使用時の排水を
集めるための排水用凹部スペース6が設けられている。
また、この排水用凹部スペース6の底面には排水口7が
配設されており、この排水口7は排水用凹部スペース6
の底面下側に配置された排水本管8に連通接続されてい
る。
一方、防水パン3の洗面室側部分5には人の通路となる
出入用凹部スペース9が設けられており、その一端側に
は洗面台10が設置されている。すなわち、この洗面台10
は、出入用凹部スペース9と同じ深さレベルの平面上に
設置されている。そして、この洗面台10に配設された洗
面ボール11の底面には排水口12が設けられており、この
排水口12は垂直状として配置された排水管13に接続され
ている。さらに、この排水管13は出入用凹部スペース9
の底面下側にまで引き込まれたうえで排水連結管14に接
続されており、この排水連結管14を介して最終的には排
水本管8に通じている。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、前記従来構成のサニタリーユニットにおいて
は、シャワー時及び洗面時の排水を共通の排水本管8に
流し込むのであるが、洗面時の排水を逆流することなく
排水本管8に流し込むためには、この洗面時の排水が流
れ込む排水管13と排水本管8とを連通接続する排水連結
管14が防水パン3のシャワー室側部分4に向かって傾斜
した状態で配置されている必要がある。しかしながら、
このとき、排水管13は排水用凹部スペース6と略同一の
深さレベルとされた出入用凹部スペース9の底面下側に
まで引き込まれているから、排水用凹部スペース6の底
面下側に配置された排水本管8とのレベル差をさほど大
きく設定することはできず、排水連結管14を大きく傾斜
させるのは大変に難しいのが現状であった。
そこで、この排水連結管14を有効に傾斜させるために、
出入用凹部スペース9をなくして防水パン3の洗面室側
部分5の底面を全体的に嵩上げすることが考えられてい
る。ところが、このようにした場合には、この洗面室側
部分5とユニット天井(図示していない)とが近づくこ
とになって両者の離間間隔が狭まる結果、この洗面室側
部分5に立った人が圧迫感を受けるというような別異の
不都合が生じる恐れがある。したがって、この出入用凹
部スペース9をなくすという考えは必ずしも実用的でな
く、採用し難いものであった。
本考案はかかる現状に鑑みて創案されたものであって、
防水パンに設けられた出入用凹部スペースをなくすこと
なく、排水管と排水本管とを連通接続する排水連結管を
有効に傾斜させることが可能な構成のサニタリーユニッ
トを提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、このような目的を達成するために、隣接配置
されたシャワー室及び洗面室を備え、かつ、これら共通
の床材となる防水パンを具備した構成のサニタリーユニ
ットであって、前記防水パンのシャワー室側部分には排
水用凹部スペースを設け、かつ、その洗面室側部分には
人の通路となる出入用凹部スペースとともに、これより
も嵩上げ形成された洗面台スペースを設ける一方、この
洗面台スペース上に設置された洗面台の排水管を前記洗
面台スペースの底面下側まで引き込んで配置し、かつ、
この排水管と前記排水用凹部スペースの底面下側に配置
された排水本管とを排水連結管によって連通接続したこ
とを特徴とするものである。
〈作用〉 上記構成によれば、出入用凹部スペースよりも嵩上げ形
成された洗面台スペースを設け、かつ、洗面台の排水管
を洗面台スペースの底面下側まで引き込んで配置してい
るので、この排水管と出入用凹部スペースの底面下側に
配置された排水本管との間には少なくとも洗面台スペー
スの嵩上げ分に見合う以上の離間間隔が確保されること
になる。そこで、排水管と排水本管とを連結接続するた
めの排水連結管を大きく傾斜した状態で配置することが
可能となる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はサニタリーユニット全体の概略構成を示す分解
斜視図、第2図は防水パンを拡大して示す外観斜視図で
あり、第3図は第2図のIII−III線に沿う断面図であ
る。なお、本実施例におけるサニタリーユニットの全体
構成は前述した従来例と基本的に異ならないので、第1
図ないし第3図において第4図と互いに同一もしくは相
当する部品、部分には同一符号を付し、ここでの詳しい
説明は省略する。
本実施例のサニタリーユニットは、第1図で示すよう
に、互いに隣接配置されたシャワー室1及び洗面室2共
通の床材となる防水パン3を具備しており、この防水パ
ン3は繊維強化プラスチック(FRP)のような樹脂材料
もしくは薄鋼板などを一体成形することによって形成さ
れている。そして、第2図で示すように、この防水パン
3はシャワー室側部分4と洗面室側部分5とに区分けさ
れており、そのシャワー室側部分4には排水用凹部スペ
ース6が設けられている。また、この排水用凹部スペー
ス6の底面には排水口7が配設されており、この排水口
7は排水用凹部スペース6の底面下側に配置された排水
本管8に接続されている。
一方、防水パン3の洗面室側部分5にはシャワーを浴び
たり洗面したりする出入する際の通路となる出入用凹部
スペース9が設けられており、その一端側には出入用凹
部スペース9よりも嵩上げ形成された洗面台スペース15
が設けられている。すなわち、この洗面台スペース15は
防水パン3の上面と合致する高さレベルまで嵩上げ形成
されており、その平面形状は洗面台10の底面形状と対応
するように設定されている。なお、このとき、洗面台ス
ペース15の高さレベルは必ずしも防水パン3の上面と合
致しなければならないものではなく、少なくとも出入用
凹部スペース9より嵩上げ形成されていればよい。
さらに、この洗面台スペース15上に設置された洗面台10
の洗面ボール11は排水口12を通じて垂直状とされた排水
管13に接続されており、この排水管13は洗面台スペース
15に形成された開口部16を通過したうえ、その底面下側
にまで引き込まれている。なお、この開口部16は、排水
管13を配設したのち、例えば、2つ割平板状とされた蓋
体17によって閉塞されている。そして、このとき、洗面
台スペース15は出入用凹部スペース9よりも嵩上げ形成
され、かつ、排水用凹部スペース6は出入用凹部スペー
ス9と略同一の深さレベルとされているから、この排水
管13と排水用凹部スペース6の底面下側に配置された排
水本管8との間には、少なくとも洗面台スペース15の嵩
上げ分に見合う以上、すなわち、出入用凹部スペース9
の深さに見合うだけの離間間隔が確保されることにな
る。この離間間隔を有効に利用しながら、排水管13と排
水本管8とを排水連結管14によって連通接続すると、こ
の排水連結管14は排水用凹部スペース6が設けられた防
水パン3のシャワー室側部分4に向かって大きく傾斜し
た状態で配置されることになる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案にかかるサニタリーユニッ
トにおいては、その防水パンの洗面室側部分に出入用凹
部スペースよりも嵩上げ形成された洗面台スペースを設
け、かつ、洗面台の排水管を洗面台スペースの底面下側
まで引き込んで配置しているので、この排水管と出入用
凹部スペースの底面下側に配置された排水本管との間に
は少なくとも洗面台スペースの嵩上げ分に見合う以上の
離間間隔が確保されることになる。そこで、本考案によ
れば、この離間間隔を有効に利用することにより、防水
パンに設けられた出入用凹部スペースをなくすことな
く、排水管と排水本管とを連通接続するための排水連結
管を大きくシャワー室側部分に向かう傾斜状に配置でき
るという効果が得られる。
また、このとき、排水連結管を出入用凹部スペースの底
面下側に配置する必要がないので、この出入用凹部スペ
ースの深さレベルをより深くすることも可能となり、こ
れとユニット天井との離間間隔を大きく設定することに
よって人に与える圧迫感をなくすことができるという付
随的な効果も与えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例にかかり、第1図
はサニタリーユニット全体の概略構成を示す分解斜視
図、第2図は防水パンを拡大して示す外観斜視図であ
り、第3図は第2図のIII−III線に沿う断面図である。
また、第4図は従来例にかかり、サニタリーユニット全
体の概略構成を示す分解斜視図である。 図における符号1はシャワー室、2は洗面室、3は防水
パン、4はシャワー室側部分、5は洗面室側部分、6は
排水用凹部スペース、8は排水本管、9は出入用凹部ス
ペース、10は洗面台、13は排水管、14は排水連結管、15
は洗面台スペースである。 なお、図中の同一符号は、互いに同一もしくは相当する
部品、部分を示している。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接配置されたシャワー室及び洗面室を備
    え、かつ、これら共通の床板となる防水パンを具備した
    構成のサニタリーユニットであって、 前記防水パンのシャワー室側部分には排水用凹部スペー
    スを設け、かつ、その洗面室側部分には人の通路となる
    出入用凹部スペースとともに、これよりも嵩上げ形成さ
    れた洗面台スペースを設ける一方、 この洗面台スペース上に設置された洗面台の排水管を前
    記洗面台スペースの底面下側まで引き込んで配置し、か
    つ、この排水管と前記排水用凹部スペースの底面下側に
    配置された排水本管とを排水連結管によって連通接続し
    たことを特徴とするサニタリーユニット。
JP8959090U 1990-08-27 1990-08-27 サニタリーユニット Expired - Lifetime JPH0744679Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8959090U JPH0744679Y2 (ja) 1990-08-27 1990-08-27 サニタリーユニット

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JP8959090U JPH0744679Y2 (ja) 1990-08-27 1990-08-27 サニタリーユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0447054U JPH0447054U (ja) 1992-04-21
JPH0744679Y2 true JPH0744679Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=31823676

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8959090U Expired - Lifetime JPH0744679Y2 (ja) 1990-08-27 1990-08-27 サニタリーユニット

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