JPH0315660Y2 - - Google Patents
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- JPH0315660Y2 JPH0315660Y2 JP1984100151U JP10015184U JPH0315660Y2 JP H0315660 Y2 JPH0315660 Y2 JP H0315660Y2 JP 1984100151 U JP1984100151 U JP 1984100151U JP 10015184 U JP10015184 U JP 10015184U JP H0315660 Y2 JPH0315660 Y2 JP H0315660Y2
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- drain
- drain pipe
- drainage
- trap
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- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 10
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
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Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は排水トラツプに係り、更に詳しくは、
排水口の下部に設けた排水筒に浴槽から排水管が
連通して、浴槽の排水も行なう洗場床用排水トラ
ツプの改良に関する。
排水口の下部に設けた排水筒に浴槽から排水管が
連通して、浴槽の排水も行なう洗場床用排水トラ
ツプの改良に関する。
〈従来の技術及びその課題〉
従来、浴室において、洗場排水用と浴槽排水用
のトラツプを別個に設けることは少なく、例え
ば、浴槽排水を洗場床排水口下部の排水筒に導い
て、兼用の排水トラツプで処理している。
のトラツプを別個に設けることは少なく、例え
ば、浴槽排水を洗場床排水口下部の排水筒に導い
て、兼用の排水トラツプで処理している。
このとき、配管の関係上、浴槽からの排水管の
連通位置は、前記排水口より、あまり距離をとる
ことができない。
連通位置は、前記排水口より、あまり距離をとる
ことができない。
その為、浴槽から排水したとき、排水管の詰ま
り、トラツプの封水状態等の要因によつて、排水
口を通つて、排水が洗場に逆流することがある。
り、トラツプの封水状態等の要因によつて、排水
口を通つて、排水が洗場に逆流することがある。
又、浴室に、その排水口を通して悪臭が漂うこ
とや、排水の流入による騒音が浴室やその隣室に
響くこともある。
とや、排水の流入による騒音が浴室やその隣室に
響くこともある。
そこで、上記問題に対処すべく第1図の断面図
に示す様な排水トラツプ1′が提案されている。
に示す様な排水トラツプ1′が提案されている。
該排水トラツプ1′は、洗場の排水口11′から
排水を流下させるとともに、浴槽に連結した排水
管12′によつて浴槽内の水を排出させる。
排水を流下させるとともに、浴槽に連結した排水
管12′によつて浴槽内の水を排出させる。
この時、排水管12′からの排水が直接トラツ
プ内の下方に流下すると排水音が大きくなるので
トラツプ内に堤部13′を立設し、この堤部1
3′を越えて流下させる方式がとられている。
プ内の下方に流下すると排水音が大きくなるので
トラツプ内に堤部13′を立設し、この堤部1
3′を越えて流下させる方式がとられている。
一方、上記排水口11′や排水管12′を経て水
溜室21′まで流下した排水は、一旦水溜室2
1′にとどまる。
溜室21′まで流下した排水は、一旦水溜室2
1′にとどまる。
そして、水溜室21′には仕切壁22′と堤部2
3′が設けられてトラツプ構造を成しているので、
排水管24′から上昇する臭気は水溜室21′内の
排水25′により遮断される。
3′が設けられてトラツプ構造を成しているので、
排水管24′から上昇する臭気は水溜室21′内の
排水25′により遮断される。
よつて、この排水トラツプ1′は、排水音を低
下させ、かつ室外排水管からの上昇臭気を遮断す
る作用をそれなりに果すものである。
下させ、かつ室外排水管からの上昇臭気を遮断す
る作用をそれなりに果すものである。
しかしながら、排水トラツプ1′の径内では上
部に堤部13′を、又下部に仕切壁22′を設けた
にすぎず、極めて単純な構造なので排水の逆流を
完全に防止できない。
部に堤部13′を、又下部に仕切壁22′を設けた
にすぎず、極めて単純な構造なので排水の逆流を
完全に防止できない。
又、排水とともに流下する毛髪等の排物が堤部
13′や仕切壁22′、堤部23′に付着し、排水
機能を妨げることもしばしば生じていた。
13′や仕切壁22′、堤部23′に付着し、排水
機能を妨げることもしばしば生じていた。
しかも、排水口11′の栓を外して排水トラツ
プ1′内を清掃する場合には堤部13′、仕切壁2
2′が径内を拠めている為、清掃具を差し入れる
ことができず十分な清掃もできなかつた。
プ1′内を清掃する場合には堤部13′、仕切壁2
2′が径内を拠めている為、清掃具を差し入れる
ことができず十分な清掃もできなかつた。
〈考案の目的〉
本考案は以上の問題点に鑑み案出されたもので
あり、清掃等の保守作業を容易にし、かつ悪臭の
発生を防止するとともに、防音性能の一層向上さ
せた排水トラツプを提供することを目的とする。
あり、清掃等の保守作業を容易にし、かつ悪臭の
発生を防止するとともに、防音性能の一層向上さ
せた排水トラツプを提供することを目的とする。
〈実施例〉
以下、第2図を参照しつつ本考案の洗場床用排
水トラツプを説明する。
水トラツプを説明する。
第2図は本排水トラツプの縦断面図である。
本排水トラツプ1は、洗場床の排水口11の下
部に排水筒5を設け、その下部を排水受槽16に
連通させたもので、排水筒5の内部上方には逆流
防止体2が収納され、又同内部下方には排水ロー
ト6が配置されている。
部に排水筒5を設け、その下部を排水受槽16に
連通させたもので、排水筒5の内部上方には逆流
防止体2が収納され、又同内部下方には排水ロー
ト6が配置されている。
斯かる部材は、例えば、排水筒5内面に取付凹
部を形成しておき、逆流防止体2、排水ロート6
の上端に設けた凸部を嵌め込む等して着脱可能に
構成される。
部を形成しておき、逆流防止体2、排水ロート6
の上端に設けた凸部を嵌め込む等して着脱可能に
構成される。
逆流防止体2の胴部には複数の排水弁21,2
1…が設けられている。
1…が設けられている。
排水弁21,21…は、後述するように排水口
11(内部)からの排水を通過させるが、内排水
管3(外部)からの排水に対しては弁を閉じる所
謂外開き構造を成している。
11(内部)からの排水を通過させるが、内排水
管3(外部)からの排水に対しては弁を閉じる所
謂外開き構造を成している。
排水ロート6は、その大径開口部61が排水筒
5下端の内径と略同一であり排水筒5に密着され
ている。
5下端の内径と略同一であり排水筒5に密着され
ている。
一方排水受槽16は堤部15により水溜室14
と外排水管4に仕切られている。そしてこの水溜
室14内に前記排水ロート6の下部に設けた小径
開口部62を臨ませた状態に配置している。
と外排水管4に仕切られている。そしてこの水溜
室14内に前記排水ロート6の下部に設けた小径
開口部62を臨ませた状態に配置している。
次に、上記構造の本トラツプ1の排水機構を説
明する。
明する。
浴槽からの排水は、内排水管3を通つて排水筒
5に流入する。しかし排水弁21,21…は排水
により外側から押圧されて閉成される為排水筒5
から洗場に逆流することはない。
5に流入する。しかし排水弁21,21…は排水
により外側から押圧されて閉成される為排水筒5
から洗場に逆流することはない。
更に、詳しい図示はしないが、内排水管3は、
その中心軸が排水筒5の中心軸に対し偏心した状
態で連通しているので、浴槽からの排水は、排水
筒5内を旋回しつつ滑らかに排水ロート6に導か
れる。
その中心軸が排水筒5の中心軸に対し偏心した状
態で連通しているので、浴槽からの排水は、排水
筒5内を旋回しつつ滑らかに排水ロート6に導か
れる。
すなわち、本トラツプ1によれば、排水の逆流
防止及び排水による騒音の低減が図られる。
防止及び排水による騒音の低減が図られる。
一方、洗場からの排水は、排水口11に嵌合し
ている目皿12の孔12a,12a…を通つて、
逆流防止体2内に流入し、排水弁21,21…を
開成して排水ロート6に流入する。
ている目皿12の孔12a,12a…を通つて、
逆流防止体2内に流入し、排水弁21,21…を
開成して排水ロート6に流入する。
この場合、目皿12の孔12aは、洗場からの
排水に必要最小限な数及び大きさとして、防臭、
防音性の向上を図ることが好ましい。
排水に必要最小限な数及び大きさとして、防臭、
防音性の向上を図ることが好ましい。
上述の排水は排水ロート6を通つて、堤部15
で外排水管4とに仕切られた水溜室14に導かれ
る。
で外排水管4とに仕切られた水溜室14に導かれ
る。
ここで、排水ロート6に、ゴム等の密封性の高
い材質を用いれば、排水筒5との密着性が向上
し、内排水管3からの排水を逆流させず水溜室1
4に導くことができる。
い材質を用いれば、排水筒5との密着性が向上
し、内排水管3からの排水を逆流させず水溜室1
4に導くことができる。
更に、排水ロート6とともに逆流防止体2を耐
腐蝕成膜(ゴム製)とすれば防音性も向上し、好
ましい結果が得られる。
腐蝕成膜(ゴム製)とすれば防音性も向上し、好
ましい結果が得られる。
水溜室14には排水ロート6の小径開口部62
が臨んでいる為、排水は堤部15を越えて所謂オ
ーバーフローして外排水筒管4に流れ落ちる。
が臨んでいる為、排水は堤部15を越えて所謂オ
ーバーフローして外排水筒管4に流れ落ちる。
又、水溜室14には、内排水管3の下方で開口
した水1抜き孔17が設けられているので、本ト
ラツプ1を洗場床排水口に設置した場合、洗場床
や内排水管3の亀裂による漏水を防水層(図示せ
ず)上を通して水溜室14内に導くことができ
る。
した水1抜き孔17が設けられているので、本ト
ラツプ1を洗場床排水口に設置した場合、洗場床
や内排水管3の亀裂による漏水を防水層(図示せ
ず)上を通して水溜室14内に導くことができ
る。
一方、本トラツプ1内の清掃は、目皿12、逆
流防止体2、及び排水ロート6を排水口11から
引き上げ、排水口11からブラシ等の清掃具を差
し込んで行なわれる。
流防止体2、及び排水ロート6を排水口11から
引き上げ、排水口11からブラシ等の清掃具を差
し込んで行なわれる。
排水ロート6を引き上げれば、水溜室14の上
面は全て開口し、清掃具を差し入れて毛髪や水垢
等の付着を除去するのが容易となり、その結果、
悪臭の発生を防止できる。
面は全て開口し、清掃具を差し入れて毛髪や水垢
等の付着を除去するのが容易となり、その結果、
悪臭の発生を防止できる。
更に、水溜室14の底面コーナーを滑らかな曲
面としたり、水溜室14や排水筒5に汚れが付着
しないよう塩化ビニル・コーテイング等の処理を
施せば、毛髪や水垢等の付着も少なくなり、一層
防臭効果が高まる。
面としたり、水溜室14や排水筒5に汚れが付着
しないよう塩化ビニル・コーテイング等の処理を
施せば、毛髪や水垢等の付着も少なくなり、一層
防臭効果が高まる。
又、排水筒5の内径を、下部に向かつて若干小
さくなる様に構成するので、清掃後に排水ロート
6を落とし込む様にして嵌着できるので一層便利
である。
さくなる様に構成するので、清掃後に排水ロート
6を落とし込む様にして嵌着できるので一層便利
である。
〈考案の効果〉
以上の様に、本考案に係る排水トラツプは、排
水性能を高めたことにより防音、防臭性能が向上
するとともに、洗場からの汚物を除去しやすく、
又悪臭の発生も防止できる。しかもトラツプ自体
の形状を簡素化して洗場床下面の漏水処理も可能
にしたのでメンテナンス及び製造コスト面にも優
れている等、本考案に係る排水トラツプは、技術
的、経済的に高い効果を有するものである。
水性能を高めたことにより防音、防臭性能が向上
するとともに、洗場からの汚物を除去しやすく、
又悪臭の発生も防止できる。しかもトラツプ自体
の形状を簡素化して洗場床下面の漏水処理も可能
にしたのでメンテナンス及び製造コスト面にも優
れている等、本考案に係る排水トラツプは、技術
的、経済的に高い効果を有するものである。
第1図は、従来の排水トラツプの一部を破断し
た図、第2図は、本考案に係る洗場床用排水トラ
ツプの縦断面図である。 1……排水トラツプ、11……排水口、12…
…目皿、14……水溜室、15……堤部、16…
…排水受槽、17……水抜き孔、2……逆流防止
体、3……内排水管、4……外排水管、5……排
水筒、6……排水ロート、61……大径開口部、
62……小径開口部。
た図、第2図は、本考案に係る洗場床用排水トラ
ツプの縦断面図である。 1……排水トラツプ、11……排水口、12…
…目皿、14……水溜室、15……堤部、16…
…排水受槽、17……水抜き孔、2……逆流防止
体、3……内排水管、4……外排水管、5……排
水筒、6……排水ロート、61……大径開口部、
62……小径開口部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 洗場床の排水口の下部に排水筒を設け、該排水
筒の下部に排水受槽を連通させた洗場床用排水ト
ラツプにおいて、 前記排水筒の内径は下方に向けて次第に小さく
形成され、その側面に、該排水筒の中心軸から偏
心させた状態の中心軸を有する内排水管を取付け
るとともに、 前記排水受槽は、その内部を堤部により水溜室
と外排水管とに仕切り、該水溜室には内排水管の
下方に開口した水抜き孔を連通させたものであつ
て、 前記排水筒内上方に、上面に目皿を配置しかつ
胴部に複数の外開き排水弁を設けて成る逆流防止
体を収納し、同下方に、下部の小径開口部を前記
水溜室に臨ませた状態で上部の大径開口部を掛着
させて成る排水ロートを配置したことを特徴とす
る洗場床用排水トラツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10015184U JPS6115371U (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 洗場床用排水トラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10015184U JPS6115371U (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 洗場床用排水トラップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6115371U JPS6115371U (ja) | 1986-01-29 |
JPH0315660Y2 true JPH0315660Y2 (ja) | 1991-04-04 |
Family
ID=30659618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10015184U Granted JPS6115371U (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 洗場床用排水トラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115371U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008013948A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Maruichi Kk | 排水トラップ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6639803B2 (ja) * | 2014-05-26 | 2020-02-05 | 株式会社クボタケミックス | 合流ます |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5027932U (ja) * | 1973-07-13 | 1975-03-31 | ||
JPS5758377B2 (ja) * | 1973-02-19 | 1982-12-09 | Mitsui Mining & Smelting Co |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5644866Y2 (ja) * | 1973-10-26 | 1981-10-20 | ||
JPS5411433Y2 (ja) * | 1974-05-31 | 1979-05-23 | ||
JPS612209Y2 (ja) * | 1980-09-20 | 1986-01-24 |
-
1984
- 1984-07-03 JP JP10015184U patent/JPS6115371U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5758377B2 (ja) * | 1973-02-19 | 1982-12-09 | Mitsui Mining & Smelting Co | |
JPS5027932U (ja) * | 1973-07-13 | 1975-03-31 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008013948A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Maruichi Kk | 排水トラップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6115371U (ja) | 1986-01-29 |
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