JPS61150177A - ビデオテ−プレコ−ダのインサ−ト編集記録方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ この発明はビデオテープレコーダにおけるインサート編
集記録方式に関する。

［従来技術とその問題点］ アジマス記録方式のビデオテープレコーダでは、ビデオ
のトラックピッチに対し幅広のヘッドトラックを形成す
るビデオヘッド（以下ヘッド幅が広いという）が搭載さ
れていて、従来のインサートＦＡ集記録（重ね記録）で
は、この幅広いヘッドを用い既に記録されたトラック上
に、新たに重ね記録するため、インサート最終トラック
（Ｌ）ラックと略す）の次のトラック、すなわち旧トラ
ックの最初のトラック（Ｔトラックと略す）は幅の狭い
状態となる。

従って、この幅の狭いトラックを再生した場合、再生信
号特に高周波信号のＳ／Ｎ比が低下するので再生画面の
画質劣化及び垂直同期乱れが生じるといった欠点があっ
た。

［発明の目的１ この発明は上述の問題点をなくするために成されたもの
であり、インサート編集記録後の再生画面の画質劣化及
び画像の垂直同期乱れをなくしたビデオテープレコーダ
におけるインサート編集記録方式を提供することを目的
とする。

［発明の構成］ スロー、静止再生等の機能を有するビデオテープレコー
ダでは通常２つのビデオヘッドのヘッド幅が異なり、上
記ヘッド幅の異なるビデオテープレコーダでインサート
記録を行う場合に、幅の狭い方のヘッドにてＬトラック
を形成する様に制御すれば、その次のＴトラックが狭め
られるのを少なくする二とができることに着目している
。

この発明のビデオテープレコーダのインサート編集記録
方式は、互いに異なる磁気作動空隙、及びヘッドトラッ
ク幅を備える一対の回転磁気ヘッドを有し、該一対の回
転磁気ヘッドにて磁気テープ上の磁気トラック相互の側
縁が互いに重なるようにビデオ信号の記録を行うと共に
、上記磁気テープの既に記録された磁気トラック上に上
記一対の回転磁気ヘッドにて新たな磁気トラックを重ね
記録するビデオテープレコーダのインサート編集記録方
式において、一対の磁気ヘッドを１フィールド毎に切換
える信号であるスイッチングパルスを用いて、インサー
ト指令信号が入力された時点以降、前記スイッチングパ
ルスの最初の立上り時或いは立下り時に同期して編集映
像信号を前記磁気ヘッドに供給する手段と、前記インサ
ート指令信号が消失した後、幅狭のトラックを形成する
磁気ヘッドから幅広のトラックを形成する磁気ヘッドに
切換おる最初のスイッチングパルス信号出力に同期して
前記磁気ヘッドの編集映像信号をしゃ断する手段とを設
け、既に記録された磁気トラックで上記インサート最終
トラックの次のトラックの消失される部分を減少させた
ことを特徴とする。

［実施例１ 以下、第１図を参照して、本発明の一実施例を説明する
。

入力端子ｌよりの混合される被ＦＭ変調された輝度信号
Ｙ及び低域変換されている搬送色信号Ｃを有する映像信
号Ｙ＋Ｃは記録制御スイッチ２を介してヘッド切換スイ
ッチ３の可動接点ｍに供給される。

切換スイッチ３の各固定接点ａ、　ｂは、各々増幅器４
ａ、４ｂを介して一対の回転磁気ヘッドＨａ　ｓＨｂに
それぞれ接続されている。

この一対の回転磁気ヘッドＨａ、Ｈｂは１８０゜の角度
割りを以て、ビデオテープレコーダの記録。

再生用の回転ドラムに搭載されており、第１図では磁気
ヘッドＨｂは磁気へラドＨａに比べそのヘッド幅が広く
なっている。

切換スイッチ３は、入力端子５よりの１フィールド毎に
レベルの高低を交互に変化するスイッチングパルスｓｗ
ｐ（第２図Ａ参照）によって１フィールド毎に切換えら
れる。第１図ではスイッチングパルスＳＷＰが高レベル
の場合は磁気ヘッドＨｂに、低レベルの場合は磁気ヘッ
ドＨａに記録信号が供給される。

スイッチ２はインサー）！集記録のタイミング制御を行
うスイッチで、Ｄ型７リツプ７０ツブ回路８からの記録
制御信号ＲＦＣが高レベルの時にスイッチ２はオン、低
レベルの時にオフとなるようになされている。

次にこのスイッチ２に対する制御回路について説明する
。

入力端子５よりのスイッチングパルスｓｗｐ＜第２図Ａ
参照）をエツジ検出回路７に供給して、その立上りに発
生するクロックパルスＣＬ（第２図Ｃ参照）を得る。こ
のクロックパルスＣＬはＤ型フリップフロップ回路８の
クロック信号として供給され、更に、入力端子６がら供
給されるインサート指令信号ｌＮ５（第２図Ｃ参照）は
Ｄ型フリップ７０ツブ回路８によりクロックパルスＣＬ
と同期化した記録制御信号ＲＦＣ（第２図り参照）が作
成され、スイッチ２ａの制御信号として供給される。

インサート指令信号ＩＮＳはインサート期間を指定する
信号であり、ＶＴＲの外部スイッチ（図示しない）によ
り人為的な操作、指示により、作成される。

次にインサート編集記録を行なう時の動作について説明
する。入力端子６にはインサート指令信号ＩＮＳが印加
され、このインサート指令信号ＩＮＳがＤ型７リツプ７
０ツブ回路８に入力された時点Ｓ（第２図に示す）以降
に、このＤ型７リツプ７０ツブ回路８に入力されるエツ
ジ検出回路８からの最初のクロックパルスＣＬに同期し
て記録制御信号ＲＦＣが出力され、スイッチ２に供給さ
れる。これによりスイッチ２の接点がオンとなり、映像
信号Ｙ＋Ｃはスイッチ２を介してスイッチ３に供給され
る。このとき、スイッチングパルスＳＷＰは高レベルの
状態になっているのでスィッチ３可動接点論は接点すに
つながっているので幅広の磁気ヘッドＨｂからインサー
ト編集記録が行なわれる。そしてインサート編集記録を
停止すると［）　型７リツプ７０ツブ回路８へのインサ
ート指令信号ＩＮＳの入力も停止する。すると入力停止
時点Ｅ（第２図に示す）以降に、このＤ型７リツプ７ａ
ツブ回路８に入力されるエツジ検出回路８からの最初の
クロックパルスＣＬに同期して記録制御信号ＲＦＣの出
力が停止されるので、スイッチ２は開放され、映像信号
Ｙ＋Ｃの磁気ヘッドの供給はしゃ断されるが、このしゃ
断されるときのスイッチングパルスＳＷＰは低レベルの
状態になっているのでこの時スイッチ３の可動接点ｍは
接点ａにつながっている。つまり幅狭の磁気ヘッドＨａ
でインサート編集記録が終了することになり、次に再生
される旧トラックの最初のトラックを広く確保すること
がで島る。

次頁に、現在市販されているＶＴＲのトラックピッチと
ヘッド幅の例及び１１９７２幅の計算値を示している。

上表の（）はトラックピッチに対する１１９７２幅の割
合い、すなわち通常再生出力レベルに対するＴトラック
再生出力レベルの割合いをあられす。この表から、ヘッ
ド幅の狭いＡヘッドにてＬトラックを形成すれぽ１１９
７２幅が広がり、再生画面の画質劣化及び垂直同期孔れ
を回避できることがわかる。

尚、第１図、第２図は幅広の磁気へラドＨｂからインサ
ート記録をスタートさせる実施例であるが、幅狭の磁気
ヘッドＨａからスタートさせても本発明は有効である。

又、第１図、第２図は磁気ヘッドＨｂを磁気ヘッドＨａ
より幅広とした場合の実施例であるが、その逆の場合で
も本発明は有効である。

［発明の効果１ 上述したこの発明によれば、小数の回路素子の追加によ
り、既に記録された磁気トラックの内のインサート編集
記録時の最終の磁気トラック形成によって消去される部
分が減少し、その磁気トラックの再生信号のＳ／Ｎ比が
向上するので、再生画面の画質劣化及び垂直同期孔れを
回避することのできるものを得ることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示す記録系のブロック
図、第２図は、第１図における動作を示すタイムチャー
トである。 １；　５．６・・・入力端子、２・・・記録制御スイッ
チ、３・・・切換スイッチ、４ａ、、４ｂ・・・増幅器
、７・・・エツジ検出回路、８・・・Ｄ型７リツプ７０
ツブ回路、Ｈａ　、Ｈｂ・・・磁気ヘッド。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）互いに異なる磁気作動空隙、及びヘッドトラック
   幅を備える一対の回転磁気ヘッドを有し、該一対の回転
   磁気ヘッドにて磁気テープ上の磁気トラック相互の側縁
   が互いに重なるようにビデオ信号の記録を行うと共に、
   上記磁気テープの既に記録された磁気トラック上に上記
   一対の回転磁気ヘッドにて新たな磁気トラックを重ね記
   録するビデオテープレコーダのインサート編集記録方式
   において、一対の磁気ヘッドを１フィールド毎に切換え
   る信号であるスイッチングパルスを用いて、インサート
   指令信号が入力された時点以降、前記スイッチングパル
   スの最初の立上り時或いは立下り時に同期して、編集映
   像信号を前記磁気ヘッドに供給する手段と、前記インサ
   ート指令信号が消失した後、幅狭のトラックを形成する
   磁気ヘッドから幅広のトラックを形成する磁気ヘッドに
   切換わる最初のスイッチングパルス信号出力に同期して
   、前記磁気ヘッドの編集映像信号をしゃ断する手段とを
   設け、既に記録された磁気トラックで上記インサート最
   終トラックの次のトラックの消失される部分を減少させ
   たことを特徴とするビデオテープレコーダのインサート
   編集記録方式。