JPS61150083A - 画像処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、被検出物体を撮像して得られる画像データか
らその特徴部分を検出し、判別する画像パターン認識の
ための画像処理方法に関する。

背景技術 第４図は先行技術における画像処理装置の構成を示すブ
ロック図である。被検出物体Ａは光源Ｋからの光によっ
て照射され、工業用テレビカメラＴによって撮像される
。工業用テレビカメラＴからの画像信号は、連続して読
み出され、カメラ制御回路Ｃを介してデジタル信号とし
て７レ一ムメモリＭにストアされる。７レ一ムメモリＭ
にストアされた画像データは、画像処理部Ｓにおいて処
理され、その処理結果は、表示装置などの外部機器に出
力される。

そのような従来技術における画像処理装置を用いて行な
われる画像パターン認識では、画像処理に不要な被検出
物体Ａ上のほこりや、照明むらによる誤差要因を取り除
くために、画像前処理が行なわれる。その画像前処理が
行なわ”れた後、被検出物体Ａの姿勢判定やパターン判
別などが行なわれる。

たとえば被検出物体Ａ上のパターンを判別するためには
、第５図に示されるような処理が什なわれる。第５図（
１）は工業用テレビカメラＴによりて撮像され、２値化
された画像を示す。第５図においてハツチングで示され
る部分は黒点とし、画像データ部に含まれるハツチング
以外の部分は白点とする。まず第５図（１）で示される
画像に対して、第５図（２）で示されるように白点と黒
点が隣接する領域全体の白点１点を黒点１点で置き換え
、白点部の縮小が行なわれる。そして第５図（３）に示
されるように、ｉ＠５図（２）に示された処理と逆の処
理で白点部の拡大が行なわれる。このようにして、第５
図（１）に示されている原画像に対して存在していた雑
音成分が除去される０次に第５図（４）に示されるよう
に、画像に適当な判別パターンＰを設定して、被検出物
体Ａにおけるパターンの判別が行なわれる。

上述したような従来の方法では、パターンを判別するた
めの誤差要因が除かれた画像を得るまでに時間を要する
。＊た比較的大きな雑音成分が存在する場合、その完全
除去は難しく、その除去を行うには第５図（２）、（３
）に示されているような処理を何回も繰り返さな（では
ならない。またこのような画像前処理操作は複雑である
。

目　　　的 本発明の目的は、画像パターン認識のための画像前処理
を簡略化して、パターン判別などの操作を高速度でしか
も簡単に行なうことができる画像処理方法を提供するこ
とである。

実施例 第１図は、本発明を実施することができる画像処理装置
１０の構成を示すブロック図である。照明装置１１は光
源１２と電源１３とがら成り、この光源１２からの光は
、被検出物体１４の表面における判別されるべきパター
ンＨに照射される。

撮像手段としてのイメージセンサヘッド１６は、オプテ
ィックランダムアクセスメモリ１６ａと映像光学系１６
ｂとから成る。このオプティックランダムアクセスメモ
リ１６ｍは、マトリクス状に配置された感光、コンデン
サを有する。オプティックランンダムメモリ１６ｍでは
その感光コンデンサの充電電圧によって画像データがス
トアされ、その画像データがランダムアクセス可能であ
る。

被検出物体１４のパターンＨを示す画像は、映像光学系
１６ｂを介してオプティックランダムアクセスメモリ１
６ａに２値化画像データとしてストアされる。

走査回路１７から出力されるアドレスに従つ−てセンサ
ヘッドコントローラ１８は、前記オプティックランダム
アクセスメモリ１６ａにストアされた２値化データを読
み出し、フレームメモリ１９にストアする。７レームメ
モリ１９にストアされた画像データはたとえばＣＲＴ　
ＣＩｌ！極線管）などの表示装置２２に表示される。パ
ターン判別のための画像処理操作は、表示−装置２０に
表示された画像を目視しながらオペレータがキーボード
２１から必要なデータを入力して行なわれる。

第２図および第３図は、本発明の画像処理方法を説明す
るための図である。＄２図において実線で囲まれる黒点
部であるハツチング部分Ｈは、判別すべきパターンを示
し、１点鎖線は設定された判別パターンＰの輪郭線を示
す。判別パターンＰの輪郭線上の黒点の不連続部分であ
る白点の集合部分、つまりランドの数が零であるとき、
パターンＨと判別パターンＰが一致しているという判別
が行なわれる。ｖ５２図（２）で示されるようにパター
ンＨが判別パターンＰと一致しない場合、その一致しな
い部分の判別パターンＰの輪郭線Ｅ１゜Ｅ２における部
分が白点部として検出されることになる。このようなパ
ターンＨの判別を行なう場合、雑音成分が存在すると、
第３図に示されるように判別パターンＰの輪郭線上に白
点の集合部分Ｈ１，Ｈ２が存在する。

本発明では、たとえば判別パターンＰの輪郭ｉ−−上に
おける白点の集合部分をランドと見なす最小ランド幅を
Ｗとしで定める。たとえば＃＆３図で示されるように判
別パターンの輪郭線上に白点の集合部分Ｈ１，Ｈ２が存
在するとして、その幅をＷｌ、Ｗ２とすると次の第１式
および第２式で示されるような判別が行なわれる。

Ｗ≦Ｗ１　　　　　　　　　　・・・（１）Ｗ≦Ｗ２　
　　　　　　　　　・・・（２）第１式および第２式が
満たされるときは集合部分Ｈ１，Ｈ２はランドと判定さ
れる。たとえば最小ランド幅Ｗと白点の集合部分の幅Ｗ
ｌ、Ｗ２が次の＠３式のような関係−となると、白点の
集合部分Ｈ１はランドと判定されず、白点の集合部分Ｈ
２のみがランドと判定されることになる。

Ｗｌ＜Ｗ≦Ｗ２　　　　　　　　・・・（３）次の第４
式および＠Ｓ式に示されるような場合は、白点の集合部
分Ｈ１，Ｈ２は共にランドと判定されない。

ｗ＞ｗｉ　　　　　　　　　　　・・・（４）Ｗ＞Ｗ２
　　　　　　　　　　　・・・（５）したがって、入力
画像データの雑音成分の大きさに対応した適当な最小ラ
ンド幅Ｗを設定することによって、パターン判別の際に
判別誤差となる要因を容易に除去することができる。

効　　果 以上のように本発明によれば、イメーゾセンサにストア
された画像に対しで、予め定めた形状で判別パターンを
設定し、−七の判別パターンの輪郭線上に含まれる２値
化データを読み取って、検出された不連続部分の大きさ
が予め定めた値と比較してその値未満のときに不連続部
分を連続部分としてパターンを判別するので、パターン
認識における画像前処理を簡略化して高速度で行なうこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施することができる画像処理装置１
０の構成を示すブロック図、第２図は本発明の画像処理
方法を説明するための図、＄３図は第２図に関連して本
発明の画像処理方法を説明するための図、第４図は従来
技術における画像処理装置の構成を示すブロック図、第
５図は従来技術における画像処理方法を説明するための
図である。 １０・・・画像処理装置、１４−・・被検出物体、１６
・・・イメ−７センサヘッド、１９・・・７レームメモ
リ、２０・・・表示装置、２１・・−入力装置、２２・
・・画像処理部、Ｈ・・・パターン、Ｐ・・・ａｍパタ
ーン、Ｗｌ。 Ｗ２・・・白点の集合部分の幅 代理人　　弁理士　画数　圭一部 手続補正書 昭和６０年　３月２５日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 撮像した画像を２値化データとしてストアするとともに
   、各画素を個別的にアドレス指定して読み取ることがで
   きるイメージセンサを設け、イメージセンサにストアさ
   れた画像に対して、予め定めた形状で判別パターンを設
   定し、その判別パターンの輪郭線上に含まれる前記２値
   化データを読み取つて、検出された不連続部分の大きさ
   が予め定めた値と比較してその値未満のとき、不連続部
   分を連続部分としてパターンを判別することを特徴とす
   る画像処理方法。