JPH05172548A - ワーク表面検査装置のデータ出力方法 - Google Patents

ワーク表面検査装置のデータ出力方法

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JPH05172548A
JPH05172548A JP3343526A JP34352691A JPH05172548A JP H05172548 A JPH05172548 A JP H05172548A JP 3343526 A JP3343526 A JP 3343526A JP 34352691 A JP34352691 A JP 34352691A JP H05172548 A JPH05172548 A JP H05172548A
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JP
Japan
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image data
image
memory
work surface
data
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Pending
Application number
JP3343526A
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English (en)
Inventor
Tomohide Shimizu
智秀 清水
Kenji Kato
憲嗣 加藤
Kenichiro Mori
健一郎 森
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】容易に欠陥部分を認識できるとともに、使用す
るメモリ量が少ないワーク表面検査装置のデータ出力方
法を提供することを目的とする。 【構成】先ず、ワーク表面を検査し、ゴミ等の欠陥部分
を検出した場合に、欠陥部分を含む画像データに対し
て、該欠陥部分の周辺にウインドウを形成し、ウインド
ウ内部の画像情報のみを抽出する。さらに、複数の欠陥
部分の画像情報と重複することなく合成するとともに、
位置および面積を表示するため、現場の作業員が素早
く、ワーク表面の欠陥部分を確認でき、補修作業に移れ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの塗装面等の表
面欠陥やその平滑さを検出するためのワーク表面検査装
置のデータ出力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、製品の塗装外観に対しては、厳
しい塗装仕上げが要求されている。そこで、塗装後の製
品に対して、微細なゴミ等による塗装不良を検出する必
要がある。
【0003】このような要求に対する従来の技術として
は、特開昭62−110108号公報に示された方法が
知られている。この方法では、表面欠陥検査装置によっ
て被検査物の表面の欠陥を検出した場合に、ディスプレ
イまたはプリンタにより前記被検査物の形状を示す図形
上に該欠陥部分の位置をマーキングして表示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の技術の場合、ディスプレイ上、あるいは印
刷物に表示された被検査物の欠陥位置をもとに表面の欠
陥部分を補修することになる。したがって、0.2乃至
0.4mm程度の欠陥部分をおおよその位置からのみで
確認するのには時間がかかるため、作業効率が低下して
しまうという問題がある。
【0005】また、欠陥部分の形状を含む全画像情報を
メモリに記憶させ、表示させることにすると、欠陥部分
を含む画面の数だけフレームメモリが必要となり、見た
い欠陥部分を検索するのにも時間がかかるという不都合
がある。
【0006】本発明は、この種の問題を解決するために
なされたものであって、欠陥部分を容易に認識できると
ともに、使用するメモリ量が少ないワーク表面検査装置
のデータ出力方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、撮像手段によって被検査面を撮像し、
画像処理装置によって被検査面の欠陥部分を検出するワ
ーク表面検査装置のデータ出力方法であって、検出され
た欠陥部分を有する画像データから該欠陥部分を含む所
定範囲の欠陥部分濃淡画像データを抽出する過程と、前
記欠陥部分濃淡画像データをその位置データとともに記
憶する過程と、複数の前記欠陥部分濃淡画像データの位
置データおよび欠陥部分の面積データとともに表示する
過程と、からなることを特徴とする。
【0008】
【作用】検出された欠陥部分を有する画像データから該
欠陥部分濃淡画像データを抽出し、これを欠陥部分の形
状、位置および面積とともに表示することにより、現場
で欠陥部分を容易に確認でき、補修時間の短縮につなが
る。また、欠陥部分を抽出し、複数の欠陥部分を画像メ
モリに対して集約するため、少ないメモリ容量で済み、
画面に呼び出す時間も短縮される。
【0009】
【実施例】本発明に係るワーク表面検査方法について、
好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳
細に説明する。
【0010】本実施例においては、自動車の製造ライン
におけるワーク表面検査装置を用いた検査方法に基づい
て説明する。
【0011】ワーク表面検査装置20は、図1に示すよ
うに、ロボット22に装着されており、光源24がこの
ロボット22のアーム26に固定されるとともに、前記
光源24から光ファイバ束28によって接続されるフレ
ネルレンズ等から構成される集光光学系30および検出
手段であるCCDカメラ32が手首部34に固定されて
いる。このCCDカメラ32は、ワーク表面35の画像
処理等を行う画像処理装置36に接続され、この画像処
理装置36とロボットコントローラ38とが接続されて
いる。
【0012】前記画像処理装置36は、図2に示すよう
に、CCDカメラ32から入力された画像データをA/
D変換器40でデジタル信号に変換し、階調画像データ
として画像濃淡メモリ42に入力する。画像濃淡メモリ
42の階調画像データは画像処理プロセッサ44で二値
化画像データに変換され、二値化画像メモリ46に入力
される。前記画像濃淡メモリ42に収容された階調画像
データおよび前記二値化画像メモリ46に収容された二
値化画像データは、適時、D/A変換器48を介してモ
ニタTV50に表示される。前記画像処理プロセッサ4
4には、バス58を介してマイクロプロセッサ52、メ
モリ54、外部入出力I/F56が接続されている。前
記外部入出力I/F56には、ロボットコントローラ3
8が接続されるとともに、処理結果を管理する外部のコ
ンピュータ59が接続される。
【0013】次に、このように構成されるワーク表面検
査装置20および画像処理装置36の動作を、図3に示
すフローチャートを参照しながら概略説明する。
【0014】先ず、画像処理装置36およびロボットコ
ントローラ38の初期化を行う(ステップS2)。続い
て、ロボットコントローラ38から画像処理装置36に
後述する画像の処理パターンが入力される(ステップS
4)。以上の設定が完了した後、ロボット22が駆動さ
れ、アーム26の動作に伴い、光源24から光ファイバ
束28、集光光学系30を介して、ワーク表面35の所
定の範囲に一区画ずつ検査光が照射され、前記検査光の
反射光がCCDカメラ32に入射され、画像データが画
像処理装置36に入力される(ステップS6)。
【0015】画像処理装置36に入力された画像データ
は、A/D変換器40によりデジタル信号としての階調
画像データ(濃淡画像メモリ)に変換され、画像濃淡メ
モリ42に入力される。画像処理プロセッサ44は、前
記階調画像データのヒストグラムに基づき、画像を明部
と暗部に二値化して識別する基準となる二値化レベルを
設定する(ステップS8)。
【0016】以下、ロボットコントローラ38から入力
された処理パターンにより所定の画像処理が行われる
(ステップS10)。
【0017】第1の処理パターンとして、検査されるワ
ーク表面35が平面であり、前記階調画像データを二値
化する場合は、前記二値化レベルに基づき二値化画像デ
ータに変換し、二値化画像メモリ46に格納する(ステ
ップS12)。そして、前記二値化画像データにおい
て、明部の中に孤立している暗部を孤立点として抽出す
る(ステップS14)。前記孤立点の大きさにより、ゴ
ミであるか否かを判定および選別し(ステップS1
6)、前記処理パターンにおける一区画分のゴミの数お
よび大きさを外部入出力I/F56を介してコンピュー
タ59に転送し、記憶する(ステップS18)。以上の
処理をワーク表面35に設定された全ての区画に対して
行う(ステップS20)。全区画の画像処理が終了した
後、コンピュータ59において検査結果を出力する(ス
テップS22)。
【0018】第2、第3の処理パターンとして、ワーク
表面35が曲面であり、且つ、CCDカメラ32の取り
込み画像に対してウインドウを設定する場合は、予め設
定された処理範囲からなるウインドウを選択し、得られ
る画像の暗部に相当する部分を画像処理対象から削除す
る(ステップS24)。あるいは、画像を二値化した
後、明部の分布に基づきウインドウを演算して求め、ス
テップS24と同様に、暗部を画像処理対象から削除す
る(ステップS26)。
【0019】第4、第5の処理パターンとして、ワーク
表面35が曲面であり、且つ、画像の合成を選択した場
合、二値化され明部と暗部を有する画像から明部のみを
取り出し、一フレーム分の画像データが蓄積されるまで
n回画像合成を行う(ステップS28、ステップS3
0)。あるいは、ステップS26と同様にウインドウを
演算して求め、このウインドウを用いて得られる明部の
みの画像を重複しないように二値化画像メモリ46に一
フレーム分記憶させて画像合成する(ステップS32、
ステップS30)。このようにして得られた画像には、
明部と暗部の境界部分におけるゴミ等の誤検出を防止す
るため、微小な粒子を取り除く等の膨張、縮小処理が施
される(ステップS34)。続いて、第1の処理パター
ンと同様に、ステップS16以降のゴミの検出が行われ
る。以上のようにして合成された画像に対して処理を行
うことにより、一つの画像に複数の画像の明部が取り込
まれた後、画像処理を一括して行えるため、画像処理速
度が向上する。
【0020】次に、ステップS22の結果出力の方法に
ついて、図4および図5を参照して詳細に説明する。
【0021】先ず、ワーク表面検査においてCCDカメ
ラ32から検査画像を画像処理装置36に入力し、二値
化画像データに変換して画像処理を行う。この結果、検
査画像上にゴミ等の欠陥ありと判定された場合、画面上
の欠陥部分の重心座標を求め、これを中心座標とする。
続いて、前記中心座標を中心としてx方向、y方向にそ
れぞれ十数画素分の範囲のウインドウを設定し、画像濃
淡メモリ42から前記ウインドウ内部部分に対応する濃
淡画像データのみを抽出する。
【0022】前記濃淡画像データを画像メモリに記憶さ
せる。この場合、前記濃淡画像データは、例えば、メモ
リ容量を画面上に表示した際、その画面の左上端部とな
るように設定しておくと好適である。さらに、検査区
画、該検査区画内の位置、および面積を前記画像メモリ
に記憶された濃淡画像データに関連付けてメモリに記憶
させる。
【0023】複数個のゴミ等の欠陥部分が同一の検査画
像に見出される場合は、同様にして該欠陥部分の周囲に
ウインドウを設定し、前記ウインドウ内部部分に対応す
る画像情報を重複しないようにして前記画像メモリに記
憶させる。
【0024】このようにして一画像の欠陥部分の処理が
終了すると、さらに新たな画像を入力して上記と同様の
処理を継続する。
【0025】このようにして記憶された欠陥部分の画像
情報は、図5に示すように、モニタTV50の画面上に
おいて、各欠陥部分の画像の側部に検査区画、位置およ
び面積を付加されて表示され、現場で前記欠陥部分の確
認に用いられる。
【0026】本実施例のワーク表面検査装置のデータ出
力方法においては、先ず、画面上に欠陥部分の形状とと
もに、検査区画および該検査区画内の座標等の位置デー
タ、さらに、面積の値を表示することにより、現場の作
業員が短時間で、欠陥部分を確認し、補修作業を行うこ
とができる。したがって、ライン全体のスピードアップ
につながる。
【0027】また、欠陥部分の濃淡画像情報に対してウ
インドウを設定することによって、欠陥部分周辺のみの
画像データを抽出し、さらに、欠陥部分が複数個ある場
合にはこれを重複しないように記憶させることにより、
使用するメモリ量を少量に抑制した状態で、欠陥部分の
形状を画面表示することができる。また、さらに、欠陥
部分の画像情報を呼び出す際にも、メモリ量が少ないた
め、素早く呼び出せる。
【0028】
【発明の効果】本発明に係るワーク表面検査装置のデー
タ出力方法によれば、以下の効果が得られる。
【0029】すなわち、検出された欠陥部分を有する画
像データから該欠陥部分を抽出し、前記欠陥部分の形状
をその位置および面積とともに表示することにより、現
場で欠陥部分を確認するのが容易になり、補修時間の短
縮につながる。また、欠陥部分を抽出し、複数の欠陥部
分を含む画像データのみを抽出して記憶するため、少な
いメモリ容量で済み、また、画面に呼び出す時間も短縮
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るワーク表面検査装置の
データ出力方法におけるワーク表面検査装置の概略説明
図である。
【図2】本発明の一実施例に係るワーク表面検査装置の
データ出力方法における画像処理装置の概略説明図であ
る。
【図3】本発明の一実施例に係るワーク表面検査装置の
データ出力方法の全体フローチャートである。
【図4】本発明の一実施例に係るワーク表面検査装置の
データ出力方法のデータ出力要部説明図である。
【図5】本発明の一実施例に係るワーク表面検査装置の
データ出力方法のモニタ表示状態説明図である。
【符号の説明】
20…ワーク表面検査装置 22…ロボット 32…CCDカメラ 35…ワーク表面 36…画像処理装置 38…ロボットコントローラ 42…画像濃淡メモリ 44…画像処理プロセッサ 46…二値化画像メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像手段によって被検査面を撮像し、画像
    処理装置によって被検査面の欠陥部分を検出するワーク
    表面検査装置のデータ出力方法であって、 検出された欠陥部分を有する画像データから該欠陥部分
    を含む所定範囲の欠陥部分濃淡画像データを抽出する過
    程と、 前記欠陥部分濃淡画像データをその位置データとともに
    記憶する過程と、 複数の前記欠陥部分濃淡画像データの位置データおよび
    欠陥部分の面積データとともに表示する過程と、 からなることを特徴とするワーク表面検査装置のデータ
    出力方法。
JP3343526A 1991-12-25 1991-12-25 ワーク表面検査装置のデータ出力方法 Pending JPH05172548A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3343526A JPH05172548A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 ワーク表面検査装置のデータ出力方法

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JP3343526A JPH05172548A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 ワーク表面検査装置のデータ出力方法

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JPH05172548A true JPH05172548A (ja) 1993-07-09

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ID=18362201

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JP3343526A Pending JPH05172548A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 ワーク表面検査装置のデータ出力方法

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JP (1) JPH05172548A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005024312A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Olympus Corp 欠陥表示装置
JP2008026072A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Mec:Kk 欠陥検査装置及び欠陥検査方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005024312A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Olympus Corp 欠陥表示装置
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