JPS6114911Y2 - - Google Patents

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JPS6114911Y2
JPS6114911Y2 JP1977165737U JP16573777U JPS6114911Y2 JP S6114911 Y2 JPS6114911 Y2 JP S6114911Y2 JP 1977165737 U JP1977165737 U JP 1977165737U JP 16573777 U JP16573777 U JP 16573777U JP S6114911 Y2 JPS6114911 Y2 JP S6114911Y2
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JP
Japan
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plate
throttle lever
throttle
accelerator pedal
locking
Prior art date
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JP1977165737U
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JPS5490825U (ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はトラクターの如き乗用農機における
フートアクセルの改良に関するものであつて、エ
ンジンの回転速度調整をスロツトルレバーによる
手動操作の外に、ステツプ附近に設けられている
ブレーキペダルと並行して設けたペダルを踏込む
ことによつて、ブレーキペダルに支障することな
く、スロツトルレバーの動作とは独立して自在に
行いうるよう構成したフートアクセルを提供せん
とするものである。
かかる機能を有している装置として、例えば実
公昭47−6894号が知られているが、この装置は、
スロツトルレバーとアクセルペダルの連動動作を
用う制御板がスロツトルレバーと同軸で無く、し
かも、エンジンの調速機構に連結されている制御
杆は、その1端部が上記制御板の枢支軸を中心と
する円弧溝から分岐して設けた切欠溝に落込むこ
とによつてこの制御板と係合する構造であるた
め、制御杆のこの1端部の切欠溝及び円弧溝の
夫々への移動動作が固渋する心配があり、又、こ
のように構成部品数が多く、機構もやや複雑とな
つている。
そこでこの考案は、動作が常に正確であつて部
品数を少く、簡易に構成されたフートアクセルを
提案するものであつて、このため次の技術手段を
講じた。即ち、機体に基部4aを枢支されてこの
基部4aに係止縁4cを設けているスロツトルレ
バー4と、基部4aに対して同心に機体へ枢支さ
れてその回動動作によつて係止縁4cに係合でき
る係止片5bを有しているプレート5と、エンジ
ン20の燃料供給制御を行うスロツトルアーム2
1にプレート5を連結するスロツトルロツド22
と、アクセルペダル17に連動するように設けた
アクセルロツド19と、プレート5に遊挿されて
アクセルペダル17の踏込動作時には、その係止
頭部14aがプレート5に係合してプレート5を
エンジン増速方向に回動せしめると共に、アクセ
ルペダル17の戻し動作時にはプレート5に対し
て遊動するようにアクセルロツド19へ連動形成
したピン14と、スロツトルレバー4による増減
速操作時及びアクセルペダル17による戻し動作
時には、係止片5bを係止縁4cに係合せしめる
と共に、アクセルペダル17の踏込動作時にはス
ロツトルレバー4を回動せしめない程度の弾力に
形成されてプレート5、スロツトルレバー4間に
張設されたトルクスプリング6を有していること
を特徴とする乗用農機におけるフートアクセルで
ある。
次にその具体的構造を図示の一実施例に基づい
て説明すれば、燃料タンク1の外側方に扇形状の
レバーガイド2を立設し、このレバーガイド2へ
水平状に取付けたピン3にはスロツトルレバー4
の円板状の基部4aと扇形状のプレート5の基部
を夫々隣接して遊嵌し、このスロツトルレバー4
の基部4aには板の1部を切起した係止部4b
と、外周縁の1部を円弧状に切欠いて切欠部の両
端に係止縁4c,4dを設け、又、プレート5の
扇形状の1端縁には孔5aを備えた係止片5bを
扇形面の表裏両面に夫々突出するように設け、ピ
ン3に巻装したトルクスプリング6の両端を係止
部4bとプレート5に夫々張設することによりス
ロツトルレバー4の係止縁4cにプレート5の係
止片5bが常に当接するように附勢しておく。
そして、クラツチハウジング7の上方に位置す
る燃料タンク1を支えている支持部材9の水平状
に折曲げされた下面に円筒体10を、動力農機の
左右方向と平行に固定し、円筒体10へ回動自在
に遊嵌した回動軸11の内外側の両側には夫々、
内方アーム12と外方アーム13とに固定して回
動軸11の廻りに回動できる中間作動体15を形
成し、上記プレート5の係止片5bの孔5aより
も大径の係止頭14aを備えたピン14を、係止
片5bの孔5aに遊挿しこのピン14の下部を、
外方アーム13に係着する。又、この中間作動体
15の下方に位置するステツプ16の裏面にはア
クセルペダル17の回動軸17aを軸支し、この
回動軸17aの外側端に固定した平面コ字状のペ
ダル部17bを、ステツプ16の裏面から右側縁
外方を通つてステツプ16の上面に廻り込むよう
にしてこのペダル部17bの先端部をステツプ1
6の上面に突出し、又、この回動軸17aの内側
端はステツプ16の左側前縁附近にまで達するよ
うにこのステツプ16の裏面を斜めに横断せし
め、回動軸17aの内側端に取付けたアーム18
の前端をステツプ16の前縁から突出せしめつ
つ、このアーム18の前端と中間作動体15の内
方アーム12とを直立させた棒体又はワイヤーか
らなるアクセルロツド19にて連結し、一方、エ
ンジン20に枢着されているスロツトルアーム2
1へ前端を係着したスロツトルロツド22の後端
をプレート5に係着することにより、スロツトル
レバー4が第1図のようにレバーガイド2の前部
のストツパー23に当接することになる戻し位置
においてときは、エンジン20は低速回転となて
ピン14の係止頭14aは係止片5bよりも上方
に位置し、又、このスロツトルレバー4を第1図
の矢線A方向に引けば、係止部4cはこの係止片
5bと共に矢線A方向に回動することになり、孔
5aに遊挿してあるピン14はそのまま位置を保
ちながらプレート5が矢線A方向に回動してスロ
ツトルロツド22が矢線B方向に引かれ、このた
めスロツトルアーム21はエンジン20の回転速
度を上昇せしめることになり、これと反対にスロ
ツトルレバー4をストツパー23に当接した戻し
位置のまま、アクセルペダル17を踏下げれば、
アーム18も矢線C方向に下降回動してアクセル
ロツド19を引下げ、このため中間作動体15の
内方アーム12と外方アーム13は夫々下方に回
動してピン14を引き下げるので、ピン14は孔
5a内を下動し、係止頭14aが係止片5bに当
接してスロツトルレバー4は動かずにトルクスプ
リング6が伸びてプレート5のみをトルクスプリ
ング6に抗して矢線A方向へ回動せしめてスロツ
トルロツド22は矢線B方向に引かれることにな
るようにトルクスプリング6の弾力を形成してお
き、このようにアクセルペダル17の踏下げを行
つたときにはスロツトルレバー4はそのままの位
置を保ちながら、エンジン20の回転速度が次第
に上昇することになるものであつて、アクセルペ
ダル17の足踏みを解除すれば、プレート5はト
ルクスプリング6により第1図の右廻りに戻り回
動してスロツトルロツド22を反矢線B方向に戻
すと共に、係止片5bがスロツトルレバー4の係
止縁4cに当接してそれ以上には戻らないように
構成している。
この考案に係る乗用農機におけるフートアクセ
ルは上述のように、機体へスロツトルレバー4を
枢支している基部4aと同心にプレート5を枢支
して、このプレート5の係止片5bをスロツトル
レバー4の係止縁4cに常に係合し、アクセルロ
ツド19へ連動形成されてプレート5に遊挿した
ピン14を、アクセルペダル17の踏込動作によ
つてその係止頭部14aがプレート5に係合して
エンジン増速方向にプレート5を回動せしめるよ
うに構成しているので、スロツトルレバー4によ
る操作のときは、互に同心に設けられるスロツト
ルレバー4とプレート5の係止縁4cと係止片5
bの同心で正確な係合動作によつてプレート5を
円滑に回動することができることになり、そし
て、プレート5とスロツトルレバー4との間にト
ルクスプリング6を張設して、このトルクスプリ
ング6をスロツトルレバー4による増減速操作時
及びアクセルペダル7による戻し動作時には、係
止片5bを係止縁4cに係合せしめると共に、ア
クセルペダル7の踏込動作時にはスロツトルレバ
ー4を回動せしめない程度の弾力に形成している
ので、スロツトルレバー4及びアクセルペダル7
による戻し操作は、このトルクスプリング6によ
つて確実にプレート5を戻し方向に回動すること
になり、これによつてスロツトルアーム21を、
スロツトルレバー4、アクセルペダル7の戻し量
に応じて燃料減方向に戻し回動できるものとなつ
て、プレート5、スロツトルロツド22、スロツ
トルアーム21等の間の連結ピン部などに遊隙や
多少の固渋があつても、トルクスプリング6によ
つてプレート5を強制的に戻し回動するので、常
に確実に燃料減方向制御が行われることになつた
ものであつて、以上のように、スロツトルレバー
4とアクセルペダル7は燃料制御操作を夫々互に
独立して正確に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は第1図における一部縦断側面図、第
3図はスロツトルレバーとプレートの分解斜視図
である。 符号説明、1……燃料タンク、2……レバーガ
イド、3,14……ピン、4……スロツトルレバ
ー、4a……基部、4b……係止部、4c,4d
……係止縁、5……プレート、5a……孔、5b
……係止片、6……トルクスプリング、7……ク
ラツチハウジング、9……支持部材、10……円
筒体、11,17a……回動軸、12……内方ア
ーム、13……外方アーム、14a……係止頭、
15……中間作動体、16……ステツプ、17…
…アクセルペダル、17b……ペダル部、18…
…アーム、19……アクセルロツド、20……エ
ンジン、21……スロツトルアーム、22……ス
ロツトルロツド、23……ストツパー、24……
ブレーキペダル、25……ロツクプレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体に基部4aを枢支されてこの基部4aに係
    止縁4cを設けているスロツトルレバー4と、基
    部4aに対して同心に機体へ枢支されてその回動
    動作によつて係止縁4cに係合できる係止片5b
    を有しているプレート5と、エンジン20の燃料
    供給制御を行うスロツトルアーム21にプレート
    5を連結するスロツトルロツド22と、アクセル
    ペダル17に連動するように設けたアクセルロツ
    ド19と、プレート5に遊挿されてアクセルペダ
    ル17の踏込動作時には、その係止頭部14aが
    プレート5に係合してプレート5をエンジン増速
    方向に回動せしめると共に、アクセルペダル17
    の戻し動作時にはプレート5に対して遊動するよ
    うにアクセルロツド19へ連動形成したピン14
    と、スロツトルレバー4による増減速操作時及び
    アクセルペダル17による戻し動作時にには、係
    止片5bを係止縁4cに係合せしめると共に、ア
    クセルペダル17の踏込動作時にはスロツトルレ
    バー4を回動せしめない程度の弾力に形成されて
    プレート5、スロツトルレバー4間に張設された
    トルクスプリング6とを有していることを特徴と
    する乗用農機におけるフートアクセル。
JP1977165737U 1977-12-12 1977-12-12 Expired JPS6114911Y2 (ja)

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JP1977165737U JPS6114911Y2 (ja) 1977-12-12 1977-12-12

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JP1977165737U JPS6114911Y2 (ja) 1977-12-12 1977-12-12

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Publication Number Publication Date
JPS5490825U JPS5490825U (ja) 1979-06-27
JPS6114911Y2 true JPS6114911Y2 (ja) 1986-05-09

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ID=29164385

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JP1977165737U Expired JPS6114911Y2 (ja) 1977-12-12 1977-12-12

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS476894U (ja) * 1971-02-13 1972-09-25
JPS5039545U (ja) * 1973-08-16 1975-04-23

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS476894U (ja) * 1971-02-13 1972-09-25
JPS5039545U (ja) * 1973-08-16 1975-04-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5490825U (ja) 1979-06-27

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